本日も更新していきます!!!
今回は本日行われたPL第11節アーセナル対ワトフォードの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合結果を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4−4−2
アーセナルは4−4−2!
ディフェンスラインは左からタヴァレス、ガブリエル、ホワイト、富安。
中盤はロコンガとナイルズが入り、右にサカ、左にスミス・ロウ。そして、シャドーにラカゼットが入り、トップにはオーバメヤン!
今回はパーティが股関節の痛み?で欠場したため、中盤はナイルズとロコンガが務める。仮に1月に中盤補強ができなかった場合、パーティの抜けるANC期間に組む可能性のある2人。普段パーティやジャカの名前を見慣れていることもあり、若干の不安を感じつつもどのような中盤になるのかが注目!
怪我で離脱していたティアニーはベンチに復帰。
ワトフォード:4−1−4−1
対するワトフォードは4−1−4−1の布陣。
わかりやすい4−4−2封じで、中盤を塞ぎサイドも厚みのあるシステムを使ってくる辺りラニエリらしいような。
注意しないといけないのは右サイドのサールから始まる高速カウンター。中盤で奪ってカウンターを狙ってくるはず。
主にサールと対峙するのが若いタヴァレスということもあり、スミス・ロウやナイルズが上手くカバーに入る必要があるかもしれない。
試合内容
試合開始直後から敵陣深い位置まで押し込むアーセナルは、7分にいきなりネットを揺らす。
ボックス内に飛び出したラカゼットが、飛び出したGKの上を通すシュート。弾かれたボールをオーバメヤンが触り、サカが押し込んだ。しかし、サカの位置がオフサイドだったとして、VARレビューの結果ノーゴールに。
それでもホームの歓声を受け、チャンスを作っていく。
アーセナルは相手にシュートを許さないなど、守備でも安定を見せる。
しかし30分、冨安はサールに突破された際にファウルを犯し、プレミアリーグで初のイエローカードを提示された。スタンドからはやや厳しい判定にブーイングが上がっている。
その後も主導権を握るホームチームは34分、ラカゼットがボックス内で倒されてPKを獲得。しかし、オーバメヤンのキックはフォスターがストップ。絶好機を逃した。
40分には自陣深い位置でロストして危ない場面を迎えたが、ホワイトのシュートブロックで事なきを得た。
アーセナルは44分、サカのCKにガブリエウが頭で合わせたが、ここもフォスターがファインセーブ。チャンスを活かせず、前半はスコアレスで折り返した。
後半もアーセナルは勢いを持って入り、47分にサンビ・ロコンガのミドル、50分にラカゼット、52分にスミス=ロウがチャンスを迎える。
そして56分、ついに均衡を破る。
クロスは一度跳ね返されたが、ホワイトが敵陣でカットしてボックス付近へ侵入。ブロックされたボールがこぼれ、スミス=ロウがダイレクトでシュートを突き刺した。背番号10の3試合連続弾で、ホームチームがリードを得る。
先制後に迎えたピンチを凌いだアーセナルは、68分にサカのクロスに飛び込んだオーバメヤンが合わせきれず。
ワトフォードが前へ出てきた中、アルテタ監督は69分にラカゼットに代えてウーデゴールを投入する。
73分、ボックス内でサカのパスを受けたそのウーデゴールがドリブルで相手をかわしてシュート。ネットは揺れたが、最後に触ったオーバメヤンがオフサイドだった。
78分にもタヴァレスの突破からチャンスを迎えたが、2点目が遠い。
終盤はリスクを負って猛攻を仕掛けるワトフォードに押し込まれる時間が続いたアーセナルだったが、86分にラムズデールが入れ替わられたシーンもキングのシュートが枠外へ。
xその後はエルネニーを入れるなど試合を落ち着かせにかかり、さらに89分にクツカが退場となったことで数的優位を手に。そのまま1-0で勝利を収めた。
簡単なスタッツ等↓
勝てば何でも良い!
と、思った方がほとんどではないでしょうか!?笑
概ね現地メディアやジャーナリストたちも『Big3Point』と伝えている様子で、この勝ち点3が重要だということを伝えている。
前日に行われたチェルシー対バーンリー戦では、終了間際にバーンリーが追いつき引き分けに終わっていたりしているので、そういったことがあった後ということもあり、勝ちきったことを褒めている印象。
ラニエリの4−4−2封じや、パーティの不在による急増中盤だったことも試合を難しくさせた要因ではあるものの、そういった試合を勝ったことに意味があると思う。
開幕戦のブレントフォード戦はまさにそういった試合を落としたわけだし、これまでああいった試合内容で後半に追いつかれてというのを何度も見ている。
このところの好調がチームの自信になってきているように感じる。
何度も今までと比較して申し訳ないが、今回の試合で中盤を塞がれて攻撃が停滞していた時もなんとかしようという工夫が見えたし、なんとか出来るという自信も感じたように思う。褒めすぎ?
ひとまず、『Big3Point』を手にできて5位浮上!
ちゃっかりマンチェスターCに3ポイントで、マンU、トッテナム、レスターが下にいる。眺めが良くなってきましたね!!!
まだ予断は許せないが、この調子で代表ウィーク明けのリヴァプール戦も頑張ろう!
信用してよいのか!?ナイルズについて
今回の試合で今までの評価を一変させたのでは!?ディフェンスに戻るのも速く、小気味よいパスを出し、相手のプレスを冷静にかわす。
たまにビックリするほど姿を消している時間もあったが、現地メディアでも今回の試合はかなり評価されている模様!
反対に今回はロコンガが精細を欠くプレーが何度か垣間見えたこともあり、より評価されている。
ナイルズ関連のツイート↓
https://twitter.com/Squawka/status/1457381077736050692
タイプ的に考えれば、もしかするとロコンガよりナイルズの方がパーティの相方に向いてるかもとも思いました。
むしろリヴァプール戦はそっちの方が見たいなあ。ロコンガのたまにやらかすゴール前のロストはリヴァプール相手にやるとヤバい気がする。ただ、そうやって怖がってロコンガを起用しないとチームの成長には繋がらないのかなとも。
とはいえ、今回の試合でかなり優秀な姿を魅せたナイルズをもう1試合スタートから見たいという人は多いはず!
ベン・ホワイトの5000万ポンドは大正解!
開幕戦でブレントフォードに対してタジタジにされていた姿を見て、5000万ポンドの価値があったのか?と不安に思う人が多かったはずだが、それからのプレーを見るにやはり獲得は正解だった!
このところの試合を見ていて思うのが、ホワイトは簡単に難しいことをやっちゃうタイプで、それが故に1番目立つ選手になれていないような。
今回の試合に限って言えば、常に高いところまでプレスを掛けたり、インターセプトを行ったりと、大怪我をする前に未然に防いでくれたプレーが多かったように感じる。
パスに関しては、今回の試合は見せ場を作れていなかったものの、時折自分で前にボールを運んだりしていて、そういったプレーも相手が嫌がることで、全体のプレーの幅を広げている。
今の所、5000万ポンドは正解でした!
上がるタヴァレスの評価
今回の試合はティアニーがベンチに復帰していて、試合の流れ次第ではタヴァレスを1列上げてティアニーを起用するなんてあるかなと思っていたが、最後までタヴァレスに左SBを任せていた!
ティアニーの不在により台頭してきたタヴァレスだが、今回の試合も左サイドでアップダウンを繰り返し、攻撃のアクセントにもなっていた。
個人的にタヴァレスを見ていて思ったことは、彼は見かけの割にプレーがクリーン!
ディフェンスの際もガツガツ行っているように見えて、ファールを取られないくらいのあたり方だったりと勢い任せじゃなく、中々クレバーなところもあるんだなあと感心してしまった。
そして、終盤まで前線に走り込めるタフさも素晴らしい!これはリヴァプール戦もタヴァレスがスタメンだろうなと思います。
アルテタ監督は試合後に『プレーするに値すると思ったから起用している』と話しているので、恐らく次節リヴァプール戦も起用されるはずです。
その他
その他、思ったことを箇条書きで。
- 富安はチーム内で自身の場所を確立したように感じる
- オーバメヤンはPK失敗とウーデゴールのゴール邪魔したので−2ゴール。次節以降に取り返してください。
- レスター戦もそうだが、中盤を塞がれた時のラカゼットの使い方が難しい。影響力が格段に落ちる
- ラムズデールがやらかしかけた
- 等々ぺぺが途中出場もなくなる。来夏に売却か?
- スミス・ロウは昨シーズンよりも得点を決める。あんた最高だよ
- 試合開始すぐにゴールを決めた(VARで取り消しになる)ことで、ワトフォードのディフェンスが締まった疑惑
- ロコンガとジャカで組んだところもみてみたい。パーティは外せない
こんなところでしょうか??
とりあえず5位浮上できて良かったです!今日の試合は嫌な流れだなあとずっと思っていたので、ちゃんと無失点に抑えて良い意味で期待を裏切ってくれました!
この調子で次節も頑張ってほしい。そろそろリーグ戦で消化試合でも無い時にリヴァプールに勝ちたいです。
その前に代表ウィークで来週末は試合が空きますが、どうか勝てますように!!!
COYG!!!
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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