ギョケレスとシェシュコどちらをアーセナルは獲得するべき?



本日は昨日「FUNSIDED」にて、”ギョケレスとシェシュコどちらをアーセナルは獲得するべき?”なる記事があったのでそちらをご紹介!


はじめに


昨年からアーセナルはRBライプツィヒのストライカーであるベンジャミン・シェシュコはアーセナルの獲得リストのトップに居た。「The Athletic」によれば、アーセナルは今夏の移籍市場に向けてシェシュコと7000万ユーロで移籍できる紳士協定を結んだという話も。

しかし、新SDのアンドレア・ベルタ氏はスポルティング・リスボンのヴィクトル・ギョケレスを高く評価しており、すでにスポルティングと交渉を行っているという話も。

ただ、我々のチームにはどちらか1人しか獲得できないのだが、アーセナルはどちらの選手を獲得するべきなんだろうか?両選手の5つの特徴を比較して判断していきます。


ゴールスコアリング


これはヴィクトル・ギョケレス。

ゴールスコアリングはアーセナルにとって大きな課題であり、ギョケレス以上にうまくこなせる選手は居ない。26歳であるギョケレスはコベントリー時代に好成績を残し(2021/22シーズンは23G、2022/23シーズンは34G)、リスボンに移籍してからはさらなる爆発的な活躍を見せ、100試合で123ゴールに関与(95G28A)した。

これらの驚異的な数字はGKを破るゴールストライキング、相手守備陣を切り裂くボールキャリースキルと驚異的なスピードによるところが大きい。

ベンジャミン・シェシュコはギョケレスほどの成績は残せていない(44試合27得点)ものの、強力なシュートと電光石火のスピードを誇る。ただし、チャンスを逃す傾向もあり、ギョケレスと比べてヨーロッパの得点王になるには課題がある。

ただし、シェシュコはギョケレスよりも厳しいリーグでプレーしており、見逃すことが難しいほどの潜在能力を感じさせる。ただ、今のところこの点に関してはギョケレスに軍配。


エアバトルでの脅威


ゴールを決めることから、ロングボールの受け手としてまで、ミケル・アルテタは空中戦で影響を与えることを非常に重視している。

その点、シェシュコはまさに条件に合致する。スロベニア代表のシェシュコは193cmの身長を活かし、90分あたり2.56回の空中戦勝利を収めている。こういった中心選手としての素質は監督にとって大きな魅力であり、カイ・ハフェルツの負傷離脱以来、前線に身体的な優位性が欠けているこのチームにとってシェシュコのような存在は極めて重要。

一方で長身にも関わらず、ギョケレスは空中戦にめっぽう弱い。「メンズ・ネクスト14」による空中戦勝率はわずか18%(ヨーロッパの5大リーグの同世代選手と比べても低い数字)に過ぎず、ヘディングシュートをほとんど決めていない。2024/25シーズンも52ゴールのうちにヘディングシュートは1つもない。

それは契約を辞めるほどの数字ではないかもしれないが、アルテタ監督はすべての条件を満たせる選手を望むだろう。シェシュコはまだまだ伸ばさなければならない部分があるが、ギョケレスはこの点で分が悪いようだ。


リンクアッププレー


アーセナルの9番の役割はチャンスを掴むこととと同じくらい、チャンスを創り出すことであり、アルテタ監督は他の選手と連携できるフォワードを求めるだろう。

そこはギョケレスが満たしていない部分に見える。彼は身長の割に俊敏で軽快な動きをするとはいえ、ゴールに背を向けてボールを受けたり、他の選手をプレーに繋いだりするのが得意ではない。

シェシュコもトランジション重視のチームでプレーしており、背後のスペースを突いた時が最も脅威になるため、彼と類似点を見出すことが出来る。ただし、シェシュコは低い位置まで下がってくることを好み、優雅なフットワークで狭いエリアでも優れたプレーを見せる。このスキルはプレミアリーグのローブロックを築くディフェンス陣で輝きを見せるだろう。

他のプレー面と同様に、シェシュコはまだまだ改善できる部分があるものの、成長してこの役割に適応できる可能性は残されている。一方でギョケレスは現時点が完成形だと言えるだろう。公平を期すために言えば、ギョケレスも俊敏さからこの役割をこなすことが出来るかもしれないが、シェシュコよりも上手くこなせるようになるだろうか?


ボールを持っていない時


アーセナルはボールがないところでの動きの重要性を理解しているのだが、この2人から選べるということはアルテタ監督は選択肢に恵まれている。

シェシュコは得点数を補うプレーで実力を発揮している。レッドブルの精神となるのはプレッシングであり、シェシュコはそれを存分に発揮している。攻撃的なプレーだけでなく、相手チームのパスコースを遮断しようと賢くプレーしている。

彼の真摯なプレーは並外れたポテンシャルから生まれたものであり、同時に危険を察知する鋭い洞察力も際立たせている。こうした勤勉さこそが彼の強みであり、ピッチの高い位置でターンオーバーを強いるという素晴らしい能力をさらに高めてくれるはず。

そして、ギョケレスにも称賛の念を払うべき。彼はボールを持っていない時も非常にハードワークし、ターンオーバーを誘発することで彼の強力なトランジション攻撃のキッカケになっているから。彼は攻撃のタイミングを掴み、攻撃のチャンスを待つべきタイミングも熟知している。ただし、ブロックとクリアの成功率が低いことは、より効果的なプレーができる可能性を示唆している。

アルテタ監督にとってゴールスコアリング能力が主な役割であり、両選手ともオフザボールでの連携が十分すぎるため、それほど心配する部分ではないかもしれない。


即効性のある影響


これはシェシュコとの取引で最大の脅威になる恐れがある。

5年半でFAカップ優勝1回で、国内/欧州タイトルを逃しているアーセナルは、タイトルを獲得に貢献できるストライカーを望んでいる。

その目標のためにはギョケレス以外の選択肢はないだろう。スポルティング・リスボン所属の彼はまもなく全盛期を迎え、イングランドサッカーの経験があり、成功体験もある。現在の成績を鑑みると彼は我々の攻撃陣にとって完璧な候補だと言えるだろう。

対象的にシェシュコはまだ若く、まだ目立ったシーズンを過ごしているわけではない。1対1のフィニッシュやプレーメイクなど、彼のプレーのいくつかの側面はワールドクラスに至るまでにまだ発展の余地がある。

シェシュコ若さを考えればそれは当然の話で、2022年にアーセナルが獲得を見送ったイサクのように、シェシュコが爆発的な活躍を見せる可能性はありえる。ただし、アーセナルはそれを待つ時間は残されておらず、アルテタ監督が語ったように”タイミング”という小さい問題がエミレーツへの移籍を阻む原因となる可能性がある。


とのこと

いかがだったでしょうか。まあ大方の予想通りのような内容ではないですかね。現実的にはギョケレスで、将来性やビジネスの観点(再売却など)を考えるとシェシュコみたいな。

ただ、筆者も語っている通り、今のアーセナルは選手の成長を待っていられるほどの余裕がなく、すぐにシーズン30ゴール決めれるストライカーが欲しい。そうなるとギョケレス以外の選択肢はないよなあと。もちろんイサクが最高ではあるが。

選手補強は”タイミング”

どうなることやら


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パーティはアーセナル残留を希望?ハフェルツがフルトレーニング復帰!

パーティはアーセナル残留を希望?


現在アーセナルが契約延長オファーを提示しているとされるトーマス・パーティ。

現行契約が今シーズン限りとなっているため、1年+1年の契約延長OPのオファーを提示していると報じられる中、昨日の「Standard」によれば、パーティはアーセナルと契約延長を望んでいるとのこと。

同メディアによれば、前述したようにアーセナルはパーティに対して新たな契約を提示しており、現在交渉が行われているのだが、パーティ自身はアーセナル残留を希望しており、サウジアラビアからの高額オファーも断る予定なんだとか。

パーティにはサウジクラブ以外にもユベントス、バルセロナ、アトレティコ・マドリーらも関心を寄せているのだが、アーセナル残留を基本路線に考えているようです。

また、理想的には来週末のシーズン最終節となるサウサンプトン戦までに契約がまとまることを望んでいるものの、そこまでにまとまらない可能性も示唆されています。今シーズン末で契約が満了するパーティとジョルジーニョの2人が退団した場合にアーセナルは中盤補強も行わなければならない可能性があるため、理想的にはパーティ残留が望まれています。早く解決してくれると嬉しいですね!


ハフェルツがフルトレーニング復帰!


1月に行われたドバイキャンプ中にハムストリングを断裂して長期離脱していたカイ・ハフェルツ。

シーズン終了までに復帰する可能性も示唆されていた中、昨日のレポートによれば、ようやくフルトレーニングに復帰したとのこと!

また、このトレーニングにジョルジーニョ、トロサール、デクラン・ライスの存在も確認されているようで、ニューカッスル戦に向けて思ったよりも怪我で離脱する選手が少なくなりそうな予感です!

ただ、ユリアン・ティンバーはトレーニングに参加できておらず、週末に向けて確認が必要な状態だそう。ニューカッスル戦に勝利すれば、シーズン2位と来シーズンのCL出場権が確実になるので、ニューカッスルの勢いを折りつつ勝利を納めて欲しいところです!


ラヤが来シーズン背番号1を着用へ


今シーズン、アーセナルの正GKとして安定したセービングをみせていたダビド・ラヤ。

先日のPSG戦では2試合ともビッグセーブを見せており、改めて能力の高さとアーセナルに必要不可欠な存在だと知らしめていたのだが、昨日のレポートによれば、来シーズン背番号1を付ける予定とのこと。

https://twitter.com/caughtoffside/status/1922650480770961420

現在ラヤは背番号22を付けているのだが、来シーズンからは背番号1を付ける予定で、名実ともにアーセナルの正GKになる模様。

アーセナルは今夏の移籍市場でエスパニョールのジョアン・ガルシア獲得へ動く可能性が示唆されているものの、あくまでクラブのNo.1はラヤであることに変わりはなく、来シーズンも正GKとしてゴールマウスを守ってくれる存在になる予定です。

ラヤはほんとに安心して見ていられるので、歴代アーセナルでも随一のGKになりそうですね。


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ギョケレスに年間700万ポンドの給与を準備?ハイセン獲得にも動く?

ギョケレスに年間700万ポンドの給与を準備?


今夏のメイン補強としてストライカー獲得を目指しているアーセナル。

何名かの選手名前がレポートされている中、昨日の「Mirror」によれば、アーセナルがメインターゲットの1人とされるスポルティング・リスボンのヴィクトル・ギョケレスに700万ポンドの給与を準備しているとのこと。

同メディアによれば、アーセナルはリストアップしている3人のストライカーの中でぎょケレスが魅力的な選択肢だと感じており、早期に取引を完了させるべく、すでに問い合わせを行っているそう。

そして、アーセナルはギョケレスが約6000万ポンドで獲得できることが知らされた後、年間700万ポンドのオファーを準備しているという。同選手を獲得するには週給20万ポンド以上のオファーが必要ということらしいです。

どうやらギョケレスに関しては新SDのアンドレア・ベルタ氏が契約を成立させるためのコネクションを持っているようで、同氏が高く評価していることもあり、獲得候補の中でも上位の存在になっている様子。

ギョケレス以外にはニューカッスルのアレクサンダー・イサク、RBライプツィヒのベンジャミン・シェシュコが候補になっているそうだが、前者は獲得コストが高すぎること、後者は獲得へ動く決定的な要素が足りていないということでギョケレスが最も可能性の高い選択しとして注目されているようです。

ただし、ギョケレスに対して関心を抱くクラブは多数あるため、6000万ポンドで獲得するには早期の契約完了が必須となっています。実績や獲得コストなどを考えるとギョケレス獲得に動きそうですが果たしてどうなるのか。


ハイセン獲得にも動く?


今夏の移籍市場でCB補強にも動く可能性があるアーセナル。

現在ガブリエルの代わりを務めるヤクブ・キヴィオルがシーズン終了後に退団する可能性があることに加え、ガブリエルが来シーズンの開幕に間に合わない可能性があることで新たなCB獲得へ動く可能性が示唆されているのだが、昨日のレポートによれば、アーセナルはボーンマスに所属するディーン・ハイセン獲得へ動いているとのこと。

https://twitter.com/FabrizioRomano/status/1922285534249971735

同レポートによれば、アーセナル、リヴァプール、チェルシーの3クラブがハイセン獲得に動いており、今月中の契約を目指しているのだとか。3クラブはハイセンのバイアウト条項を発動する用意があり、選手陣営との合意を目指しているという。

ただし、ハイセンはレアル・マドリー移籍を夢見ている他、レアル・マドリーは今夏にシャビ・アロンソ新監督とCB補強へ動くことを決めているため、同クラブがハイセン獲得に動き出す可能性があることも示唆されています。

https://twitter.com/FabrizioRomano/status/1922282245131239625

ちなみにレアル・マドリーは今夏のCBターゲットとして、ディーン・ハイセン、イブラヒマ・コナテ、ウィリアム・サリバの3名をリストアップしており、中でもサリバがNo.1ターゲットであるものの、現時点で獲得コストが高すぎると考えられているようです。

アーセナルは長期的な戦力としてハイセン獲得へ動いていると思いますが、同選手がレアル・マドリー移籍を夢見ているのであれば、獲得しても数年後にレアル・マドリー移籍なんてされたらたまったもんじゃないかなあと。冨安が健全な状態であれば、CB補強は後回しになっていたのだろうか。。。なんて思ったり。どうなるのでしょうか。


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ライスはハムストリングの負傷│サネはバイエルン残留が既定路線

ライスはハムストリングの負傷


昨日行われたリヴァプール戦を負傷のため、欠場していたデクラン・ライス。

シーズン終盤戦で2位の座を守りたいアーセナルにとってライス不在は痛いところなのだが、昨日の「BBC」によれば、ライスはハムストリングの負傷とのこと。

同メディアによれば、前述したようにライスは昨日のリヴァプール戦を負傷欠場したのだが、その怪我はハムストリングの張りだった模様。リヴァプール戦の前はトレーニングにも参加できなかったことをアルテタ監督が伝えていたのだが、現在もニューカッスル戦に向けて回復中なんだとか。

クラブとしては怪我が重症でないことを祈りつつも、無理して復帰させるつもりもないそう。ライスは来月行われる代表戦に選出される予定だったのだが、この怪我によってイングランド代表も注意を払っている様子。

ちなみにアーセナルはリヴァプール戦でトロサールもハムストリングを負傷しており、シーズンの最後に選手たちの疲労具合が心配です。


サネはバイエルン残留が既定路線


現行契約が今シーズン限りということでアーセナルが獲得に関心を示していたのがバイエルン・ミュンヘンに所属するレロイ・サネ。

サネはバイエルン・ミュンヘンからの新契約に合意するかと思われていたものの、提示されたオファーに不満ということで、改めてアーセナルが獲得へ動く可能性が示唆されていたのだが、昨日の「TBRフットボール」によれば、それでもサネのバイエルン残留は既定路線とのこと。

同メディアによれば、アーセナルは1月の時点でサネの代理人と話し合いを行ったそうなのだが、その時点ですでにサネのクラブへの忠誠心が強かったことでバイエルン残留が規定路線だったそう。

そのため、どちらにせよアーセナルが獲得するにはかなりハードルが高かったようです。

直近のレポートでアーセナルはアスレチック・ビルバオのニコ・ウィリアムズをメインターゲットにしているとされているが、果たしてこれからどんな名前が出てくるのだろうか。


クーニャはマンチェスターU移籍を希望?


1月の移籍市場の際にアーセナルが個人合意を済ませていたものの、ウルブズが放出を拒んだことで獲得が頓挫していたマテウス・クーニャ。

一時は同選手への関心が薄れていたように思われていたのだが、先日弊ブログでも紹介したように、改めてクーニャ獲得に関心を抱いていると報じられていたのだが、昨日の「Give Me Sport」によれば、クーニャは獲得合意が噂されるマンチェスターU移籍を希望しているとのこと。

同メディアによれば、すでにマンチェスターUは選手と口頭合意を結んでいる他、クーニャのバイアウト額の支払いをする準備を進めているため、同クラブへの移籍が濃厚な模様。そして、選手自身もマンチェスターUというビッグクラブへの移籍を熱望しているのだとか。

どうやらクーニャには他のクラブからも関心が噂されているものの、選手自身がマンチェスターU移籍を熱望していることで、同クラブへの移籍が濃厚だとされているという。

マンチェスターUはフォワードのオプションが少ない状態なので、選手としても定期的なプレータイムが保証されていると感じているだろうし、母国のブラジルでも人気の高いマンチェスターU移籍は憧れのクラブかもしれないですね。アーセナルが今後どのように動くのか注目です。


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リーグトップ対決はドローで終了│アーセナル試合レポート


今回は昨晩に行われたPL第36節アーセナル対リヴァプールの一戦をレポートしていきます!

※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。


スターティングメンバー


アーセナル:4-3-3

アーセナルはいつも通りの4−3−3の布陣。

ディフェンスラインは左からルイス=スケリー、キヴィオル、サリバ、ホワイト。

中盤はアンカーにパーティ、その前にメリーノ、ウーデゴール。前線は右にサカ、左にマルティネリ、トップにはトロサールが入った。

この試合はライスが怪我で欠場したことで、彼のポジションにメリーノが入り、トロサールがトップでプレーすることに。PSG戦でもトロサールのトップ起用に限界を感じつつあったため、前線がどのような攻防になるのか注目です。


リヴァプール:4−2−3−1

対するリヴァプールは4−2−3−1の布陣。

彼らは怪我人がほぼ居ないため、フルメンバーを起用。ただし、右SBは今シーズン限りで退団を発表したアレクサンダー・アーノルドではなく、彼の後釜となるブラッドリーが起用されています。

要注意選手はやはりモー・サラー。彼はアーセナル戦で活躍することが多いので、彼にボールが渡らないように注意を払いつつ、彼ばかりに注目しないように警戒したいところです。


試合内容


アーセナルは前半2分、左サイドからのFKでリバプールがダイナミックなオフサイドトラップをかけてきたのを逆用し、やや引いた位置にいたブカヨ・サカがフリーでペナルティエリア内に走り込む。だが、左足ボレーシュートはわずかに左に外れた。

その後はリバプールが主導権を握りながらも、次のビッグチャンスもアーセナルだった。

前半15分、トーマス・パーティが高い位置でカーティス・ジョーンズからボールを奪い、敵陣ペナルティエリア内で絶好機。だが、レアンドロ・トロサールとパーティがお見合いする形となってシュートは打てず、ゴールを逃した。

すると前半20分からリバプールが一気にラッシュをかけた。まずは左からのスローインをC・ジョーンズが素早く入れ、左サイドをアンドリュー・ロバートソンが突破。クロスにコーディ・ガクポが頭で合わせ、ネットを揺らした。

さらに同21分、相手最終ラインの背後に抜け出したドミニク・ショボスライがゴール前に折り返すと、ルイス・ディアスが反応。圧巻のスピードでボールに追いつき、瞬く間に2-0とした。

そのまま試合は後半へ。

すると開始2分、アーセナルが1点を返した。自陣深い位置で相手の攻撃を阻み、ゆっくりとしたポゼッションで左サイドを前進すると、トロサールのクロスボールにガブリエル・マルティネッリが反応。フリック気味のヘディングシュートをゴール右隅に決め切り、1-2となった。

1点リードのリバプールは後半22分、3枚替えの一環でコナー・ブラッドリーに代わってすでに退団を公式発表したトレント・アレクサンダー・アーノルドを投入。来季からはフリー移籍でのレアル・マドリー加入が確実視されているなか、アンフィールドの観客からはブーイングと拍手の入り混じった反応が向けられた。

そうして迎えた後半25分、アーセナルが同点に追いついた。右サイドを侵入したサカの横パスをマルティン・ウーデゴールがペナルティエリア外で受けると、ミドルレンジから左足一閃。弾丸シュートはアリソン・ベッカーに弾かれて右ポストを叩いたが、跳ね返りをミケル・メリノが押し込んだ。

なお、メリノはアレクサンダー・アーノルドのおかげでギリギリでオンサイドにとどまっており、リバプールにとっては苦しい結果となった。

ところがアーセナルは後半34分、メリノが自陣の低い位置でボールを奪われると、奪いに来た相手選手にたまらずスライディングで対応し、ファウルの判定。前半34分に続いて2枚目のイエローカードを出され、退場処分となった。

その後は数的優位のリバプールが相手陣内で試合を進めたが、後半アディショナルタイム6分にセットプレーからネットを揺らした場面ではイブラヒマ・コナテのファウルを取られ、そのままタイムアップ。プレミアリーグの天王山は2-2の引き分けに終わった。


簡単なスタッツ等↓

https://twitter.com/OptaAnalyst/status/1921622320277241955


リーグトップ対決はドローで終了


さて、タイトルレースが続いていたら今シーズンの大一番になるはずだったリヴァプールとの直接対決。

すでにリヴァプールはタイトルを獲得しているため、2位でリーグを終えたいアーセナルが結果を残したいところだったのだが、流石にリヴァプールもホームでアーセナルに負けることは許されず。結果は2対2のドロー。

正直な話、リーグウィナーにアウェイで2対2のドローは通常であればそこまでネガティブな結果ではないですし、むしろ2対0から追いついたチームを称賛したいところ。また、今日のドローによってアーセナルは過去746日ビッグ6に負けていないというビッグクラブに強い成績を伸ばすことに!

ただ、やっぱり今日の試合は勝利を収めるアーセナルが見たかったというのが本音でした。。。

明らかにアーセナルのほうが怪我人が多く、コンディションも良くないのですが、チャンピオンズリーグ敗退の鬱屈した気持ちを晴らしてくれるのは”アンフィールドでの勝利しかない!”と思っていたので、期待していた分、少しがっかりした気持ちが残ってしまいます。

アーセナルは来シーズンのチャンピオンズリーグ出場がほぼ確定している状況ではあるものの、せめて2位でシーズンを終えたいというのが多くのアーセナルサポの総意だと思うので、ニューカッスルにサクッと勝利して欲しいところです!!!

https://twitter.com/now_arsenaI/status/1921617796053549373
https://twitter.com/VipArsenal/status/1921618035137261642


ポジティブに思えないアーセナル


試合後、アンフィールドでリヴァプール相手に2点差を追いついたことを称賛する方が多い一方で、なんだかポジティブに思えないという声も少なくないアーセナル。

これはやはり前半の流れが悪い時のアーセナルそのものだったことが多くのアーセナルサポに既視感を与えてしまったからではないかと。

今日のアーセナルも先日のPSG戦と同様にアーセナルが試合を優位にスタートさせて得点の期待感も感じさせていたのだが、結局ゴールすることはできず、むしろ相手の少ないチャンスで失点してしまうという流れ。

今シーズン何度も見てため息をついた光景で、弊ブログ主も非常に既視感を感じてしまいました。やっぱり『またこれか…』と思ってしまうと気持ちが落ち込んでしまいます(泣)

そして、後半はアーセナルが盛り返して2点取ったのですが、その得点もアーセナルの形式な攻撃からではなく、1点目はルイス=スケリーの持ち上がり、2点目はウーデゴールのロングシュートからというもので、意外性からの得点だったように感じます。逆に言えば、形式的な戦いに慣れていたアーセナルが状況を見てクリエイティビティを発揮したという見方もできますが、出来ればスタートからその流れを作って欲しいなあと。

なんだかんだ言ってもアーセナルに所属している選手たちなのですから!もっと自信持ってガツガツ戦ってくれると嬉しいな!って思います!


今日はこんなところで!

ニューカッスルにサクッと勝利!リーグ2位を決めちゃいましょう!


それでは

COYG!!!


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ズビメンディ獲得が合意!?昨日のアーセナル移籍ニュースまとめ

ズビメンディ獲得が合意!?


すでに多くのメディアやジャーナリストが伝えていたように、今夏の移籍市場に向けてアーセナルが獲得へ動いていたレアル・ソシエダのマルティン・ズビメンディ。

いくつかのメディアでアーセナルが獲得に原則合意していることが報じられていた中、スポーツジャーナリストのファブリシオ・ロマーノ氏によれば、ついにズビメンディ獲得が合意したとのこと。

https://twitter.com/FabrizioRomano/status/1921097881823703506

同レポートによれば、ズビメンディはアーセナルに対して口頭で長期契約にサインすることへ合意したようで、アーセナルは今後ズビメンディのバイアウト条項を発動させるための手続きを開始する模様。ズビメンディはアーセナルの今夏の補強第1号になる準備ができているようです!

ズビメンディ獲得が合意に達した背景には、エドゥ元SDとジェイソン・アイト氏が取引を進めて、最終的にベルタ新SDが合意まで早急に取り付けたとされています。ベルタ氏がアーセナルのSDへ就任して以降、初めての契約になるため、気合が入っている可能性が高そうです!

PSG戦で憔悴していたアーセナル界隈ですが、早速明るい話題で嬉しいですね!


昨日のアーセナル移籍ニュースまとめ


ズビメンディ獲得合意が報じられたアーセナルですが、昨日は移籍ニュースがかなり濃かったので、まとめてご紹介!昨日このようなレポートが並んでいました!

トロサールに契約延長交渉を開始?

ブライトンからアーセナルへ加入して以降、プロフェッショナルなプレーぶりで結果を残しているレアンドロ・トロサール。

2700万ポンドの移籍金でアーセナル加入してから、チームの主力選手としてここまで活躍をしてくれているのだが、昨日の「Daily mail」によれば、アーセナルはトロサールと新たな契約に関する交渉をスタートさせたとのこと。

同メディアによれば、トロサールにオファーする契約は2029年までの契約になるようで、合意した場合はトロサールが34歳になるまでの契約になる模様。

これはトロサールの高いフィットネスレベルに合わせた契約になるようです。トロサールには昨夏にアル・イテハドからオファーがあったのだが、今夏に改めて獲得へ動く可能性も示唆されています。


左サイドバックの獲得を検討?

今夏の移籍市場で大型補強へ動く予定のアーセナル。

前述した通り、ズビメンディ獲得は合意に至ったとされるものの、今後さらなる補強に向けて動き出すことが予想されているのだが、昨日の「give me sport」によれば、アーセナルは左SB獲得に動く可能性があるとのこと。

同メディアによれば、ズビメンディを確保した後、アーセナルはストライカーとウインガー補強をすすめる予定なのだが、それらのポジションに加えて左SB補強も検討しているという。

これは潜在的にルイス=スケリーが来シーズン中盤で起用される可能性もあるのではないかと。また、キヴィオルも退団の可能性があがっているため、CB補強へ動く可能性も。まだ何かしらの動きがありそうな予感です。


ギョケレス獲得のオープニングオファーを提示?

今夏の移籍市場でストライカー補強を目指すアーセナルがメインターゲットの1人にしているとされるスポルティング・リスボンのヴィクトル・ギョケレス。

昨日のレポートによれば、アーセナルはギョケレス獲得に向けてオープニングオファーを提示したとのこと。

https://twitter.com/sachatavolieri/status/1921124757195407593

どうやらアーセナルはギョケレス獲得に向けて7500万ユーロのオープニングオファーを提示したようで、すでに選手とは全ての条件で合意に達しているのだとか。

ギョケレスは以前から伝えられる通り、アンドレア・ベルタ氏が推しているため、ズビメンディの次のプライオリティだと指摘されています。


左ウイングの第1候補はニコ・ウィリアムズ

今夏の移籍市場でウインガー補強にも動く予定のアーセナル。

獲得候補としてこれまで何名かの選手の名前がリストアップされている中、昨日のレポートによれば、改めて左ウイング補強の第1候補はアスレチック・ビルバオのニコ・ウィリアムズなんだとか。

https://twitter.com/PolymarketFC/status/1921178685215797282

同レポートによれば、アーセナルは何度も噂されたニコ・ウィリアムズが第1候補だということは変わっておらず、同選手の獲得が難しかった場合にACミランのラファエル・レオンとドルトムントのジェイミー・ギッテンスが第2候補としてリストアップしているのだとか。

どの選手も過去にアーセナルとリンクされていた選手ではあるので、プランBとして継続的に関心を抱いている様子。果たしてどうなるのだろうか。


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マテウス・クーニャへの関心が再燃?サネ獲得の可能性が再び浮上?

マテウス・クーニャへの関心が再燃?


1月の移籍市場の際にアーセナルが個人合意に達していると報じられたウルブズに所属するマテウス・クーニャ。

今シーズン低調なウルブズの中で1人気を吐いている選手であるクーニャはアーセナル以外にも上位クラブが獲得に関心を抱いていることが報じられていたのだが、昨日のレポートによれば、アーセナルがクーニャへの関心を再燃させたとのこと。

https://twitter.com/valentinfurlan_/status/1920592729425224077

同メディアによれば、すでにクーニャは今夏の移籍市場でマンチェスターU移籍が実質的に合意に至っていると報じられているのだが、このタイミングでアーセナルが関心を再燃させているという。

どうやらアーセナルはクラブ内でここ数日クーニャに関しての議論がなされており、ベルタSDとクーニャ陣営との間で新たな会合が予定されている模様。

ただし、クーニャはマンチェスターUと口頭合意に近づいている他、同クラブはクーニャのバイアウト額の支払いをする意向を持っていることで、獲得は難しい可能性も示唆されています。

アーセナル界隈では先日のPSG戦で独力の打開が出来る選手の必要性が問われており、そういった能力に長けているクーニャに改めてスポットライトが当たっているのかもしれないですね。


サネ獲得の可能性が再び浮上?


前述したクーニャと同様に、1月の移籍市場の際にアーセナルがシーズン終了後に向けて関心を抱いていると噂されたのがバイエルン・ミュンヘンに所属するレロイ・サネ。

サネは現行契約が今シーズン限りとなっていることで、アーセナルはフリーでの獲得に関心を抱いていると噂されていたのだが、スポーツジャーナリストのクリスチャン・フォーク氏によれば、改めてアーセナルがサネ獲得に動く可能性が浮上しているとのこと。

同氏によれば、サネはバイエルン・ミュンヘンと契約延長をする意向を持っており、バイエルンも契約延長のオファーを提示したものの、このオファーがサネの納得できるオファーではなかったことで、再びフリーで退団する可能性があるのだとか。

アーセナルは過去にサネ陣営と交渉を行っていたこともあり、このタイミングでサネ獲得に戻ってくる可能性があるという。

また、サネの恋人がロンドンへ戻りたい気持ちがあるようで、このことがサネの気持ちを変える可能性があるとも指摘されています。

ちなみにPLクラブからはアーセナル以外にもニューカッスルが獲得に関心を寄せており、今後の動向が注目されているようです。


シュツットガルトMFに関心?


今夏の移籍市場で中盤補強にも動く予定のアーセナル。

現在アーセナルはトーマス・パーティに契約延長オファーを提示していると報じられているものの、合意できなければジョルジーニョと共にパーティも今夏に退団する可能性があり、その場合に獲得が噂されているマルティン・ズビメンディ以外にも中盤を補強する必要が出てくるのだが、スポーツジャーナリストのクリスチャン・フォーク氏によれば、アーセナルがシュツットガルトに所属するアンジェロ・スティラーに関心を寄せているとのこと。

同氏によれば、前述した理由からアーセナルは今夏にズビメンディ以外の中盤選手を補強する必要が出てくる可能性があり、その場合のオプションとして中盤の選手もリストアップしている模様。

そして、その中で今シーズンのシュツットガルトで注目されているスティラーに関心を寄せているのだとか。

スティラーはアーセナルの他にバルセロナも関心を寄せている選手で、2026年に行使できる3650万ユーロのバイアウト条項があることでさらに注目を集めているそう。

そのため、アーセナルは2026年夏に向けての関心かもしれないですが、虎視眈々とニュースターに注目しているようです。


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レスター・シティの若手MFに問い合わせ?イ・ガンインへの関心が再燃?

レスター・シティの若手MFに問い合わせ?


今夏の移籍市場で大型補強を行う予定のアーセナル。

現在はアンドレア・ベルタ氏が主導のもと、補強戦略を考えていると報じられている中、昨日の「tbrfootball」によれば、レスター・シティの若手MFに問い合わせを行った模様。

同メディアによれば、アーセナルはレスター・シティに所属するビラル・エル・カンヌス獲得に関心を寄せており、問い合わせを行ったのだとか。ただし、現時点で正式にオファーを提示するかは決定していないそうな。

エル・カンヌスはシーズン終盤に掛けてレスターで好プレーを見せていることから、アーセナルはこの選手が大きな可能性を持っていると認識しているという。

ただ、エル・カンヌスに関心を抱いているクラブはアーセナルだけでなく、ニューカッスル、ブライトン、トッテナムが関心を抱いているそうな。

アーセナルはエル・カンヌスが中盤やワイドのポジションでマルチに起用できることを高く評価しているようで、将来投資兼バックアップとしての獲得の可能性はありそうな予感。若い選手にも問い合わせを行っているようですが、どのような補強を行うのだろうか。

ビラル・エル・カンヌスのプレー集↓


イ・ガンインへの関心が再燃?


前述したエル・カンヌスのように、大型補強の他に若手選手獲得の噂も絶えないアーセナル。

長期的な戦力としての補強も行う可能性が示唆される中、昨日の「Fichajes」によれば、アーセナルはPSGに所属する韓国代表MFイ・ガンインへの関心を再燃させているのだとか。

同メディアによれば、アーセナルは前線に厚みを持たせるためにアタッカー補強を予定しているのだが、その中で過去にもリンクされていたイ・ガンインへの関心を再燃させたという。

イ・ガンインは今シーズンのPSGで定期的なプレータイム獲得に苦労しており、過去に高く評価していたアーセナルが改めて関心を抱いている模様。イ・ガンインも前述したエル・カンヌス同様に中盤からワイドでもプレーできる選手で、まだ24歳と将来性もある。

もしかすると攻撃陣の厚みを持たせるためにアーセナルは大型補強の他に彼らのような選手の獲得も検討しているかもしれないですね。

イガンインのプレー集↓


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無念の敗戦…足りないものは何か│アーセナル試合レポート


今回は昨晩に行われたCLセミファイナル12ndレグ、アーセナル対PSGの一戦をレポートしていきます!

※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。


スターティングメンバー


アーセナル:4-3-3

アーセナルはいつも通りの4−3−3の布陣。

ディフェンスラインは左からルイス=スケリー、キヴィオル、サリバ、ティンバー。

中盤はアンカーにパーティ、その前にライス、ウーデゴール。前線は右にサカ、左にマルティネリ、トップにはエリーのが起用された。

大一番でアーセナルは現状のフルメンバーを起用!前回欠場したパーティが復帰したことに加え、怪我で欠場の可能性もあったティンバーが無事復帰。ベンチにも怪我で離脱していたカラフィオーリが復帰しており、前回対戦時よりもスカッドが分厚くなっています。


PSG:4−3−3

対するPSGも4−3−3の布陣。

前回対戦時にゴールを決めたウスマン・デンベレはスタートからプレーすることが見込まれていたものの、この試合はベンチスタートに。代わりに前線にはバルコラが起用されています。

PSGも現状のフルメンバーを起用しており、1stレグ同様に手強い相手であることに変わりはなさそう。要注意選手はヴィティーニャとジョアン・ネヴェスの中盤で、彼らがPSGの心臓部を担う選手なので、パーティが復帰したアーセナルの中盤が制圧する必要があります。


試合内容


立ち上がりから攻め込んだのはアーセナル。

開始3分、ライスがヘディングシュートでゴールを脅かすと、マルティネッリのシュートはドンナルンマがセーブ。8分にもウーデゴールが強烈な左足でのシュートを放つが、ドンナルンマが好セーブで弾いた。

17分にはPSGも反撃。クヴァラツヘリアがカットインからシュートを放つと、右ポストに直撃。23分にはアーセナルの守備陣のミスからドゥエがシュートに至るも、ダビド・ラヤがキャッチした。

すると、先制したのはPSG。28分、エリア外で拾ったファビアン・ルイスが左足を振り抜く。強烈なシュートがゴール右隅に刺さり、大きな先制点を挙げる。

直後にもカウンターから決定機。クヴァラツヘリアからバルコラにわたるも、シュートはラヤが好守でしのいだ。前半はPSGがリードし、後半を迎えた。

後半もアーセナルがチャンスを作る。64分にはサカが枠内のシュートで脅かすも、再びドンナルンマが立ちはだかり、ゴールを許さない。

69分にはハンドでPSGがPKを獲得。ヴィティーニャが狙うも、ラヤが見事な横っ飛びでセーブし、2点目は生まれない。

しかし、直後にPSGが決定的な追加点を獲得。73分、クヴァラツヘリアが左サイドを運ぶと、最後は中央に入っていたハキミが右足でゴール右隅に決め、貴重な追加点を奪った。

だが、すぐにアーセナルが反撃。途中出場のレアンドロ・トロサールが左サイドで競り勝つと、折り返しをサカが押し込み、1点を返す。

だが、試合は2-1のまま終了。合計スコア3-1でPSGが逃げ切り、5シーズンぶりの決勝進出を果たした。


簡単なスタッツ等↓

https://twitter.com/OptaAnalyst/status/1920226183926399165


無念の敗戦…足りないものは何か


PSGとのチャンピオンズリーグセミファイナル。ホーム&アウェイを終えて合計スコア1対3でアーセナルは敗戦。これで今シーズンのタイトルが全て無くなってしまった。

とてつもない虚無感に襲われている状態で何から話を進めていけば良いかわからないのですが、とりあえずは試合のおさらいを。

アーセナルは1stレグを1対0で落としていたこともあり、前半は特に前掛かりで試合を進めていて、前半20分くらいまではほぼ圧倒していたかと。終わってみればですが、あの時点で合計スコアをタイに出来ていれば…というかそこが今日の作戦の大きな一歩だったはず。

あの時間帯のアーセナルは果敢に攻めていたし、PSGも1stレグのアーセナルのように落ち着きがない状態に陥っていたのだが、唯一落ち着いていたのがドンナルンマだったことが試合の流れをアーセナルに持っていけなかった理由だったかもしれないです。

あとはラヤがPKストップした後の失点。気持ちが前に出ていたこともあり、2点目を献上してしまったのはキツかったなあ。

そして、最後はサカのビッグチャンス逃し。ずっと走りっぱなしだったことや、割と難しいバウンドだったかもしれないですが、エースとしては決めてほしかったシーン。スコアがタイになっていたら…なんてタラレバですね。ちなみにサカの外したシーンの☓Gは0.80。これはほぼPK外したくらいの数字です。。。

https://twitter.com/xGPhilosophy/status/1920217384608022740

そして、この試合の☓Gは↓のような数字になっていて、これは本来のチャンス数であればアーセナルは合計スコアをタイに出来ていたという。3対2の試合になっていてもおかしくなかった。こういった数字を見るとさらに悲しくなりますね(泣)

なんというか試合が終わった虚無感が残った今、アーセナルに足りないものが何なのか…深く考えてしまいます。


ストライカー獲得だけで解決できるのか問題


今日の試合中に弊ブログ主がずっと思っていたのがアーセナルにおいて”ストライカーだけで解決できるのか問題”。

アーセナルは今夏の移籍市場でストライカーとワイドアタッカーを獲得するとされているのだが、果たしてそれだけで今日のような試合を勝ち進められるのだろうかという話。

無論、現状のアーセナルは攻撃陣の質が足りていないだろうし、ストライカー不在に陥る&サカ頼みのウインガーというのはチームとして不健全な状態だと思う。ただ、数字だけを見てみるとこの2試合でアーセナルはPSG以上のチャンスを作っていて、それがストライカー獲得だけでその分のゴールが決まるのか!?という疑念です。

↓PSGが勝ち抜いてきたチームとの☓Gを見ると明らかにアーセナルは数字の上で有利になっています

https://twitter.com/xGPhilosophy/status/1920224053366788411

まあ何が言いたいかというと、チャンスの総数をただただ上げていくアルテタ監督による戦術には限界があるのではないかということ。これはアルテタ監督批判ではなく、勝ち進んでいくためには今の戦術のままで大丈夫なのか!?という。

現にPSGとの2試合でゴールを決めた選手であるデンベレ、F・ルイス、ハキミはストライカーが本職ではないですし、PLタイトルを獲得したリヴァプールもサラーがスーパーな活躍をしたシーズンだった。極端な話、本当にヨーロッパのトップになるためにはサカが違いを作らなければならないし、突然ライスがFK2発決めないといけないし、誰かが覚醒しなければならないのではないかと。

もしかしたらこの根源的な問題は経験値というものかもしれないですが、なにかこう現代サッカーが改めて数字だけの世界から離れていっているように感じているのです。同調してくださる方いませんか…?(汗)

そう考えるとシーズン30ゴール決めるストライカーを獲得しても大事な試合では得点できなかったり、みたいな事が起こりえるように思えてしまいます。試合後の熱い熱量で書き連ねているので、何言っているかわからなくてすみません。まあそんな感じです(締めが適当)


ここまで到達したチームを誇ろう!


色々と思うところはありますし、結果的に残念なシーズンになることが濃厚ですが、まずは今シーズンのヨーロッパでベスト4に残ったチームを誇りましょう!

過去の数シーズンもPLタイトルを逃したり、悔しい思いをしてきましたが、それでも毎年この季節まで期待感で胸を躍らせてくれたことは本当に素敵なことだと思いますし、早い段階で主要タイトルから見放されたチームを考えると悪くないと思います。

もちろん、『またこれか』っていうフラストレーションも感じていますし、今夏の補強への期待も高まっています。ただ、怪我に泣かされた今シーズンの選手たちの頑張りが無くなるわけではないので、この思いを胸に来シーズンもアーセナルを見届けましょう!という次第です。

PLタイトルもCLタイトルもすぐそこです!


今日はこんなところで

それでは

COYG!!!


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PSG戦に向けてティンバー&カラフィオーリが復帰!バレンシアCBに関心?

PSG戦に向けてティンバー&カラフィオーリが復帰!


今週PSGとのCLセミファイナル2ndレグを迎えるアーセナル。

絶対に勝利が必要な試合を前にポジティブな話題が!

昨日のレポートによれば、PSG戦に向けたフルトレーニングに週末の試合を欠場していたユリアン・ティンバーとしばらく離脱していたリカルド・カラフィオーリが復帰したとのこと。

https://twitter.com/PolymarketFC/status/1919732066289066251

ティンバーに関しては昨日の早い段階でPSG戦でプレーできる可能性が高いと報じられていたのですが、カラフィオーリの復帰もあるとは良いサプライズ!すぐにプレーできるのかはわかりませんが、怪我から主要選手が戻ってくれて嬉しい限りです!

すでにワクワクドキドキが止まりませんぞ!


バレンシアCBに関心?


今夏の移籍市場でCB補強を行う可能性があるアーセナル。

現在バックアップを務めるヤクブ・キヴィオルがプレータイムを求めて退団する可能性が示唆されているため、新たに彼に代わるバックアッパー獲得へ動く可能性が報じられているのだが、昨日の「cadenaser」によれば、アーセナルがバレンシアに所属するクリスティアン・モスケラに関心を寄せているとのこと。

同メディアによれば、アーセナルはバレンシアに所属するクリスティアン・モスケラ獲得に関心を寄せており、今夏にオファーを提示する準備をしているのだとか。

どうやらモスケラは今夏で契約が残り1年となるため、移籍を希望しているそうで、近日中に同選手の代理人がクラブへ訪れて獲得を希望するクラブが多数あることをバレンシアに伝えた上で選手が希望するクラブと交渉することについて話し合う予定だそう。

モスケラはユースから育ったバレンシアに感謝しているため、2000万ユーロほどの移籍金をクラブに残したいと考えているとも。

ちなみにモスケラへの関心はアンドレア・ベルタ新SDによるものらしく、同氏がアトレティコ・マドリー在籍時にも獲得を目指したことがあるのだとか。

アーセナル的にはサリバとガブリエルが在籍しているため、将来的な投資として獲得へ動く可能性は十分あるのではないかと。今後の流れにも注目ですね。


フィオレンティーナCBに関心?


前述した通り、今夏の移籍市場でCB補強へ動く可能性があるアーセナル。

昨日スペイン方面からバレンシアのモスケラへの関心が噂された中、「tbrfootball」によれば、フィオレンティーナの若手CBにも関心を抱いているとのこと。

同メディアによれば、アーセナルはフィオレンティーナに所属するピエトロ・コムッツォに関心を寄せているのだとか。

すでにクラブは獲得に向けての問い合わせを行っているようですが、アーセナル以外にもマンチェスターU、チェルシー、ニューカッスルが問い合わせを行っている他、ブライトンとボーンマスも状況を注視しているという。

ただし、コムッツォは現時点ではイタリアに残る選択をしているようで、すぐに獲得は難しいのでは?と指摘されています。

どちらにせよアーセナルは若手CB獲得に動きそうな雰囲気ですね!


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