本日も更新していきます!!!
今回は本日明朝に行われたPL第25節の延期分、アーセナル対チェルシーの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合結果を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4−2−3−1
アーセナルは今回の試合も4−2−3−1の布陣を採用。
ディフェンスラインは左からタヴァレス、ガブリエル、ホールディング、ホワイト。
中盤はジャカとエルネニーが入り、2列目中央にウーデゴール、左にスミス・ロウ、右にサカ。トップにはエンケティアが起用された。
アーセナルは前節からいくつか変更点があり、右SBにホワイトが入っていることでCBにホールディング、中央がロコンガではなくエルネニー、左サイドにスミス・ロウを起用している。
これらの変更点が上手くいくことを祈るばかり。。。
チェルシー:3−4−1−2
対するチェルシーは3−4−1−2の布陣。
実際はロスタフ・チークが1列前目にポジションしていたので、3−3−2−2?的な布陣かと!
要注意選手はヴェルナーとマウントで、前者はここ最近のパフォーマンスが前向きであること、後者は中央から危険なボールを供給してくるあたりが危険である。
また、現在のチェルシーは個の力というより、集団で相手の嫌がるプレーを重ねてくるため、早い段階で主導権を渡しすぎないことも大事になる。
試合内容
立ち上がりからチェルシーにボールを持たれて主導権を握られていたアーセナルだったが、13分にカウンターからエンケティアにロングパスが渡る。
ここはクリステンセンが先に体を入れてメンディに戻すが、このバックパスが弱くなったところをエンケティアが見逃さず、ボールを奪ってそのままゴール左へと流し込みアーセナルが先制する。
ホームで先制を許したチェルシーは18分、ロスタフ=チークのインターセプトから、左サイドでボールを受けたヴェルナーがカットインして右足を振り抜く。このシュートがDFに当たってコースが変わり、ゴール左へと吸い込まれてチェルシーがあっさりと同点に追いつく。
追いつかれたアーセナルだが、この日はカウンターに鋭さがあり、23分にサカを起点にチャンスを作ると、27分にも同じようにカウンター気味から右サイドのサカがボールを受け、中央のウーデゴールへ預ける。
ペナルティーエリア手前で受けたウーデゴールがさらに左にボールを出すと、走り込んだスミス・ロウがダイレクトでゴール右へと流し込み、アーセナルが勝ち越しに成功する。
再び1点を追う展開となったチェルシーだが慌てる様子はない。
すると32分、左サイドのスローインから、一度はボールを失うもののヴェルナーが奪い返し、スイッチしたマウントが右足でクロス。これをニアサイドに飛び込んだアスピリクエタが点で合わせ、チェルシーが再び同点に追いついた。
後半、クリステンセンに代えてチアゴ・シウヴァを投入したもチェルシーが前半同様にボールを保持し、アーセナルがカウンターを狙う展開に。
迎えた57分、高い位置でヌノ・タヴァレスがボールを奪い、ゴール前のエンケティアへ。DF2人に囲まれ、一度はボールを失いながらもチェルシー守備陣もクリアしきれず、ごちゃごちゃっとした中でこぼれたボールをエンケティアが押し込み、アーセナルがこの試合3度目のリードを奪った。
またも1点を追う展開となったチェルシーは60分、ルカクを下げてハヴァーツを投入。
リードしているアーセナルもエンケティアに代えてマルティネッリを投入。さらに75分にはスミス・ロウに代えてセドリックを投入し、逃げ切りも視野に入れる。
チェルシーは81分にマルコス・アロンソを下げてシイェシュを投入。押し込みたいところだが、逆に前掛かりになった裏のスペースを突かれ、カウンターからあわや4失点目というピンチも。
すると迎えた終了間際、右サイドからのクロスに対し、サカとアスピリクエタがもつれるように倒れる。ボールの軌道からは離れていたが、主審はアスピリクエタのファールを取ってアーセナルにPKが与えられた。このPKをサカ自ら沈め、アーセナルが試合を決定付ける4点目を挙げる。
アディショナルタイムは4分取られていたが、残り時間でチェルシーがゴールを奪うことは叶わず。3連敗中だったアーセナルが、チェルシー相手のビッグロンドン・ダービーで連敗脱出を果たした。
簡単なスタッツ等↓
ビッグビッグビッグWin
大きい!大きすぎる!!!
まさかの3連敗を喫した後、今シーズン最もしんどい3連戦を迎えるということで、アーセナル界隈でもかなり心配な声も聞こえていたが、不安も何のその!我らはここ一番でやってくれましたよ!!!
何が嬉しいかって、やはりアウェイの中、選手と現地で観戦しているサポーターたちが一体になって戦っていたところ!
試合後の様子↓
これを現地で感じられないのが悔しいほど!とにかく今日の試合は選手たちの熱がジリジリと伝わったし、そういうのって結果に繋がるんですよね!
こりゃアーセナルを辞められないわ(笑)
ケチャップの中身はちゃんと入っていた
このところ毎試合で課題として挙げられていた得点力不足。
チェルシーは今シーズン3番目に失点が少ないクラブで、得点できるか不安だった部分も少なくなかったのだが、ちゃんと我らのケチャップには中身が入っていました!
エンケティアのゴールに始まり、前半で2得点。後半も2得点でトータル4得点!
特に今日の試合の☓Gは2点弱だったようなので、約2点分今までの☓Gを回収出来た!
なぜチェルシー戦でここまでの得点を残せたのかはわからないが、少なくとも今回の試合に掛ける思いが得点に乗り移ったのだと!そう思っています!
エースストライカーエンケティア!!!
まずは散々こき下ろしてごめん。。
弊ブログでは散々『エンケティアのパッションがもっと見たい!』と指摘してきたのですが、ようやく彼のパッションを試合で見ることが出来ました!
試合開始してからずっと前線でプレスに励み、その甲斐あって1得点目は相手のパスミスを逃さず得点。そして、2点目もゴールに近い距離で相手DF陣とのボールのせめぎ合いを制して得点。
決して綺麗なゴールではないのだが、今の彼にとって出来る最大限の結果で格好良かった!
恐らくマンチェスターU戦も彼がスタメンで出場するだろうし、彼のプレーを見てラカゼットも気合が入っていたように感じるので、両選手にとって良い作用になれば!
控え選手の奮闘
もっと早く気付くべきだったかもしれない!
個人的に今回の試合のMOTMはエルネニーを選出しても良いと思っていて、それはこれまで出場機会をまともに貰っていなかったのに今日の試合で求められている自身の仕事をちゃんとこなしてくれたという点を評価してのこと!
攻守に居て欲しいところにポジショニングしていて、それでいて試合終了間際まで相手選手をしつこくマーク。
まるでカンテのような立ち回りでいくつかのピンチを防ぎ、いくつかのチャンスを作り出していた。
また、エルネニーだけでなく、今日の試合はエンケティアはもちろんのこと、ホールディングやタヴァレスも良かったし、途中から出てきたセドリックも良い仕事をこなしてくれた!
アルテタ監督は比較的スタメン固定派で、今のベンチ陣は頼りないとファンも思っていたのだが、そんな彼らがこんなにも好プレーを見せてくれるのだからやはり起用してみないとわからないものだなと。
とはいえ、彼らがこの局面でここまでのプレーを見せられたのは、連敗中でもチームの雰囲気が良いということもあるだろうし、団結を感じた!
この調子でシーズン終了まで頼みます!!!
バック3の有効性
個人的に感じたのがバック3の有効性。こちらももっと早く気付くべきだったかもしれないと!
エンケティア、スミス・ロウ、サカ(あるいはマルティネリ)の前線が生み出すカウンターの威力は相手にとって脅威だったし、ジャカが今日のような落ち着いたプレーを見せてくれればカウンター時のパスの供給源として役立つ。
また、エルネニーがハードワークしてくれることでディフェンス面はある程度カバーできるため、失点のリスクも減らせる。
今回の試合の終盤はバック3でWBにセドリック、タヴァレスを起用していたのだが、押し込んでくる相手に対してはかなり有効性があると感じた。
セドリックやタヴァレスは元々攻撃が得意なSBなので、ディフェンスの負担が減れば彼らの良い一面がもっと見られる気がする。
マンチェスターU戦に向けて
ここから特にどうこうできるようなことはないのだが、この勝利によってマンチェスターU戦に向けて良い流れが作れた!
かたやマンチェスターUは昨日リヴァプールにボコボコにされており、恐らくそういった試合の後の彼らは試合開始直後からかなりプッシュしてくるはずで、そこを上手くかわして優位な展開を作っていきたいところ。
今日のような集中力とパッションがあれば、この難しい3連戦を3連勝できるパワーがあるはずで、そうなってほしい!
ちなみに最新の順位がこちら↓
アーセナルは1試合未消化でマンチェスターUよりも3ポイント多い。
すなわち次の試合はシックスポインターで、勝てば実質9ポイント差。負ければ3ポイント差になる。
アーセナルは勝ってトッテナムにプレッシャーを掛けたいので、負けはもちろんのこと、引き分けも許されない!!!
とにかく、勝ちましょう!!!
では、朝も早いのでこの辺りで!!!
COYG!!!
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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