アルテタがハヴァーツを愛する理由
今季のハヴァーツを見ていると、アルテタがなぜ彼をあれだけ重用するのかThe Athleticがその理由を深掘りした記事を出していて、これが面白かったので紹介します。
ハヴァーツは今季、なぜアルテタが彼をこれほど愛しているのか。過去2シーズンはハムストリングと膝の負傷で長期間を欠場しましたが、今季の序盤で示しているのは、彼こそがアーセナルの攻撃を繋ぎ止める「接着剤」だということ。
アルテタ自身も、相手にとってハヴァーツをマークするのがいかに難しいか、そして彼がどれだけ他の選手のためにスペースを作っているかについて、「フローター(漂う者)」としての役割は、ほぼ代替不可能だと繰り返し語っています。
そして今回の記事で特に興味深かったのが、彼の立ち位置に関する話。ハヴァーツは、対戦相手のGKの利き足に応じて、自分のポジションを変えているというもの。
これは、GKがビルドアップで足元からボールを出す現代のサッカーでは、GKの利き足によって、どちら側へ蹴りやすいかが決まる。右利きのGKなら右足側へ、左利きなら左足側へ配球するのが自然です。つまり、GKが「どこへ出したいか」が事前にある程度読める。ならば、その出口を塞ぐ位置に立てば、相手のビルドアップを狙った方向へ誘導できるわけです。かなり理にかなった動き。
これが、キャラガーが先日言っていた「アーセナルを崩せない理由の一つは、前線からのプレスの質にある」という指摘と、きれいに繋がります。ハヴァーツのプレスはただ走り回っているのではなく、相手GKの特性まで計算に入れて設計されている。だからチーム全体のプレスがハマるという。
キャラガーは「世界的なストライカーに、自分の数字にこだわるタイプの選手に、それをやれと言ってもやらないだろう」とも語っており、確かにこの手の細かい仕事を90分やり続けられる9番はそう多くないはず。
こうして並べると、ヨケレスがこの位置を奪うのがいかに困難か改めて分かりますね。守備の設計に組み込まれた9番というのは、単に得点力で比較できるものではないです。
加入当初の彼への評価は散々でしたが、今やアルテタのシステムを成立させる中心人物。数字に出る貢献と、出ない貢献。その両方を一人でやっている選手が、実は一番点にも絡んでいるなんて。ハヴァーツは本当に素晴らしい選手になりましたね。この好調が続くことを楽しみに見守りたいと思います。
(引用:The Athletic)
マレンに非公式接触か、ローマは€65m要求
1月の獲得候補として、アーセナルのアカデミーに所属していたドニエル・マレンに関心を抱いているとのこと。
Transfer News Liveによれば、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティの3クラブが彼を注視しており、アーセナルは非公式に接触して本人の意向と条件を確認済みなんだとか。ただし正式なオファーはまだ出していない、とのこと。ローマは€60〜65m規模を要求する構えで、契約は2030年まで残っています。
本人はヴィラでの不本意な半年について「あれは自分の本当の実力を示せていない」と個人的に感じており、イングランドでの「やり残した仕事」を果たしたいという思いが強いのだとか。だからこそ、ローマと長期契約を結んだ直後にもかかわらず、プレミア復帰に前向きだと報じられています。
マレンは今季のセリエAで、4試合6ゴール(一部報道では5試合6ゴール1アシスト)を挙げて得点ランキング首位。ローマは開幕4連勝で首位に立っており、その原動力が完全にマレンです。ローマ加入後の通算成績は25試合21ゴール。アストン・ヴィラ時代は149.8分に1ゴールだったのが、ローマでは96.7分に1ゴールと、効率が劇的に改善しています。1月18日のローマデビュー以降、欧州5大リーグで彼(全公式戦20ゴール)より多く得点した選手はいないそうです。
個人的には、マレンはちょっと面白い選択肢だと思います。27歳で今がキャリアのピーク、左右どちらもセンターも可能、プレミアの経験もある。ヴィラで結果が出なかった点は不安材料ですが、あの時は環境の問題も大きかったはずです。€65mという金額も、今の相場を考えれば法外ではないかと。
ただし、クラブが求める選手像にマッチするのかは不透明なので、今後のレポートにも注目したいですね。言われてみればフリアン・アルバレスと被る気もしますね。プランBかも?
(引用:Transfer News Live)
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