消極的な引き分けと戦術戦│アーセナル試合レポート


今回は昨晩に行われたPL第5節アーセナル対マンチェスターCの一戦をレポートしていきます!

※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。


スターティングメンバー


アーセナル:4-3-3

アーセナルはいつも通りの4−3−3の布陣。

ディフェンスラインは左からカラフィオーリ、ガブリエル、サリバ、ティンバー。

中盤はアンカーにズビメンディ、その前にライス、メリーノ。前線は右にマドゥエケ、左にトロサール、トップにはギョケレスが入った。

重要な一戦を迎えたアーセナルはサカ&ホワイトがメンバーに復帰。ベンチスタートではあるものの、途中からインパクトを残してくれることが期待されます。

また、ここ数試合好プレーを見せていたモスケラは今節はベンチスタートで、サリバがスタメンに復帰しています。


マンチェスターC:4−1−4−1

対するマンチェスターCは4−1−4−1の布陣。

彼らも何名か怪我人やコンディション不良の選手が居るため、フルメンバーではないものの、ハーランド、ベルナルド・シウバ、ドクら今シーズンの主要選手を起用。

要注意選手はいわずもがなハーランドで、アーセナルは彼に得点を決められることが多いため、決定的なシーンを作られないようにディフェンス陣には検討してもらいたいところ。


試合内容


第5節最大の注目カードと言ってもいいこの試合、低い位置からビルドアップを試みるアーセナルに対して、プレスをかけるシティという構図。アーセナルは組み立てるだけでなく縦のボールで積極的に裏も狙いにいく。

しかし先制したのはシティ。

9分、カウンターで抜け出したラインデルスが持ち上がると、引き付けてハーランドにパス。ハーランドは右のインサイドキックで流し込み、ラヤを破った。

ボールは保持しつつもなかなかシュートまで持ち込めないアーセナル。右のマドゥエケが深い位置まで持ち込み折り返すシーンもみられるが、中の動きが合わずドンナルンマを脅かすには至らない。

アーセナルはたびたびコーナーキックのチャンスも得るが、シティがしっかりと中を締めており、決定機を作らせない。スコアはそのまま前半を終える。

アルテタ監督は後半開始からエゼ、そして負傷から帰ってきたサカを投入。流れを変えようと試みる。一方ペップ監督もクサノフに代えてマテウス・ヌネスを投入した。

エゼは左サイドではなく中央でプレイすることに。

48分にはサイドチェンジからサカにボールが渡りチャンスになるが、こぼれを狙ったスビメンディのシュートは枠を外れていく。50分にはエゼもこぼれ球を拾って強いシュート。ドンナルンマの正面に飛んでしまいセーブにあうが、アーセナルがシティのゴールを脅かしはじめる。

57分にはシティがドクからハーランドとカウンターを繋ぎ、チャンスとなるがラヤのセーブでこれをストップ。この際エゼのクリアがライスに当たってゴール方向に飛ぶが、枠を外れ事なきを得た。

圧力をかけるアーセナルに対し、選手の疲れも見えるなかシティはフォーデンを下げてアケを投入し、5バックの形をとる。狭いスペースを打開しようと試みるアーセナルだが、守備を固めるシティをなかなか攻略できず時間が過ぎていく。

シティはさらにハーランドも下げ、ニコ・コンサレスを投入してより守備的な布陣を敷く。 アーセナルはDFのティンバーを下げ、マルティネッリを投入するというファイアーフォーメーションでこれに対抗。

ティンバーがいなくなったサイドを82分にドクに突かれ突破を許すものの、流し込もうとしたボールは枠を外れていく。 さらにトロサールに代えヌワネリも投入したアーセナル。

そしてアディショナルタイムにスコアが動いた。エゼからの長いボールで背後をとったマルティネッリがループでドンナルンマを破り、ネットを揺らす。 土壇場の同点弾を手にしたアーセナル。

そのままタイムアップとなり、激闘は1-1で終了した。


簡単なスタッツ等↓


消極的な引き分けと戦術戦


さて、エミレーツ・スタジアムにマンチェスターCを迎えた一戦。

アーセナルはシーズンの勢いを作るためにもホームでシティ撃破は最低限必要な条件だったのだが、マルティネリの劇的ゴールにより引き分けで終了。

アーセナルは試合の序盤にカウンターからハーランドにゴールを決められ、そこからシティのディフェンス陣を崩せない時間が続き、マルティネリのゴールでこじ開けることに成功したものの、やはりサポーターから納得のいかなかった部分はウーデゴール不在をメリーノで埋めた部分かと。

無論メリーノは良い選手で、アーセナルにリズムが出ている時間帯には起点となるパスを出したりチャンスの近くに居たのだが、エゼが出てきてからのクリエイト部分を考えるとメリーノ&ライス&ズビメンディの中盤は消極的選択だったかなあ。

個人的にトロサールのスタメン起用はここ数試合のプレーぶりを見ると妥当ではあったし、マルティネリを途中から出したいイメージを考えると左ウイングはそこまで消極的な選択ではないと思いました。

というか、恐らくアルテタ監督はアンフィールドでのリヴァプール戦のようにお互いにらみ合いをする展開から後半試合が動く想定でエゼ&サカ&マルティネリで試合を動かして勝ち切るサッカーをしたかったのかなと思います。ただ、実際はシティが序盤から守備重視の戦術かつ序盤で失点してしまう展開は予想外だったような気が。

まあアルテタ監督陣営はシーズン全体を通しての展開を考えているだろうし、そういう意味でもリヴァプールやマンチェスターCのような相手との試合はしっかり勝ちきりたいイメージがあるのでしょうが、やはりサポーターたるものスペクタクルな試合がみたいですし、大型補強というのはそういうことじゃないかなって。結果論ですが、最初からエゼが入っていたらもっと違った内容になった可能性もあるのでは?やっぱどのチームも積極的なチームって嫌がるだろうし。

試合を通して考えれば引き分けが妥当ですし、むしろペップ率いるチームに対してリーグ戦で5戦無敗なのは快挙らしいので誇るべき結果なのかもしれません。

ただ、なんかもっと見たかったなあ!(語彙力)

アルテタ分かる分かるよ、ただ、なんかこう、なんかなあ!

https://twitter.com/afcstuff/status/1969819498229452814


シティがカウンター重視を狙う戦術を取る意味


逆説的な話ですが、アルテタ監督が今日のような堅実なスタメンをチョイスするのは元々そういった性質があるので通常運転だったけど、まさかペップ氏があんなサッカーしてくるなんて思いもしなかったですな!

ペップ・グアルディオラといえばどのクラブでも攻撃的なサッカーを志向している監督で、これまでPLクラブとの対戦でも序盤からカウンターをバリバリ狙う姿勢は見たことなかったように感じます。

正直弊ブログ主はウナイ・エメリ率いるアストン・ヴィラと対戦しているような気分になっていましたよ。消極的と言うかチームとしてアーセナルの弱点であるカウンターを突いていこうという姿勢が出ていました。

アーセナルの失点シーンに関しては、アーセナルの選手たちも序盤で勢いのままゴールに近づきたい意思があった時間帯にごちゃごちゃっとなってそのままチャンスを作られてしまったので、ああいった失点に関しては割とどうしようもないのかなあと。ただ、そこから普段のシティであればもっと前掛かりに2点目を取りに来るような気がしていたのですが、どちらかというとアーセナルの好きにさせないようにすることが先行していたように思えます。

これで何が言いたいかというと、要するにペップ氏が今のアーセナルとエミレーツ・スタジアムで対戦するには純粋なパスゲームでは分が悪いと考えているのではないかということ。

これ自体は非常にポジティブで、現状のアーセナルがPL内で特異な存在となっていることが考えられます。

ただ、逆に考えると今シーズンここまでのシティはブライトンとトッテナムにカウンターを決められて負けているので、自分たちがやられたことをやってやろう的な戦術もあったかもしれないですね。

そうであれば、今までのペップ氏を鑑みればだいぶアルテタ・アーセナルをリスペクトしているのではないかと。クロップ・リヴァプールとの対戦と違い、ただただ戦術戦を仕掛けてくる感じ。ヴェンゲル信者だった弊ブログ主からすると、戦術戦を仕掛けられるアーセナルっていうのがなんか不思議な感じもします(笑)

まあ、アーセナルがそこまでのチームになっているということで、今日はポジティブに終わりです!


今週はミッドウィークにカラバオカップがあって、週末は苦手なニューカッスル。まだまだシーズンはこれから!今週も楽しみです!


それでは

COYG!!!


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

https://twitter.com/gunnerken1

サリバとの契約延長に楽観的?マンチェスターCに勝てば実は快挙

サリバとの契約延長に楽観的?


現在アーセナルが契約延長交渉を行っているとされるウィリアム・サリバ。

すでに交渉は進んでおり、移籍市場を終えた後、現時点の最優先はサリバ&サカとの契約延長だとされているのだが、昨日の「caughtoffside」によれば、サリバとの契約延長に楽観的なんだとか。

同メディアによれば、情報筋からの話としてサリバ&サカが100%アーセナルに残留すると聞いているそうな。また、「Football Insider」でも同様に前向きな噂を聞いているとも。

これまでいくつかレポートされている通り、サリバに関してはアーセナルへ残留することに前向きな姿勢を崩しておらず、「Goal.com」でも、サリバが契約延長を望んでいる旨が報告されています。

ただし、サリバにはレアル・マドリーやPSGからの関心が続いており、レアル・マドリーに関しては来夏に優先的に獲得へ動きたい意向を代理人に明確にしているようです。

前述した通り、サリバはアーセナル残留に前向きな姿勢を見せているものの、代理人が契約延長をする前に給与条件やパフォーマンスに関連するボーナスの改善を求めているとも。

この辺りはアンドレア・ベルタ氏がうまく取りまとめてくれると思うので、早く契約延長がまとまると良いですね!


マンチェスターCに勝てば実は快挙


日本時間の今晩、マンチェスターCとの一戦に臨むアーセナル。

今シーズンは悲願のタイトル獲得に向けてこのタイミングでのエミレーツ・スタジアムで行われるマンチェスターC戦は非常に重要な試合になるのだが、実はこの試合の結果によっては快挙となる指標があるのだとか。

アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がマンチェスターCのペップ・グアルディオラ氏の下でアシスタントをしていたこともあり、これまで何度も師弟関係がフィーチャーされてきていたのだが、どうやらこの試合でアーセナルがマンチェスターCに引き分け以上の結果を残した場合、ペップ氏が率いるチームにリーグ戦で5試合負けなかった初のチームになるそうな。

これまでペップ氏はユルゲン・クロップ、トーマス・トゥヘルなど、何名もリーグ内でライバル関係とされてきた監督が居たものの、彼らは5試合無敗の結果は得られていないようで、このタイミングでアルテタ監督がそういった快挙を打ち立てるチャンスがある模様。

ちなみにチームを率いた当初こそマンチェスターCに刃が立たなかったアルテタ・アーセナルですが、途中からは明確に好成績を収めているので、今日の試合でも同様の結果を得られることが期待されています。

https://twitter.com/ArsenalBuzzCom/status/1969573171482292343

さてさて、今夜の試合が楽しみですよ!!!


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

https://twitter.com/gunnerken1

ティム・ルイスがクラブフロントから退陣│シティは5選手が欠場

ティム・ルイスがクラブフロントから退陣


夏の移籍市場での大型補強を終えて、シーズンに突入したアーセナルに驚きの人事異動があったのでご紹介。

昨日「Arsenal Official」で報告された通り、アーセナルは夏の移籍市場を終えてフロント陣を一新。これまで副会長を努めてきたティム・ルイス氏が退任し、新たにリチャード・ガーリック氏がアーセナルのCEOに就任。

また、この人事異動に伴い新たにKSEからケリー・ブラハ、オットー・マリーの両氏が取締役会に入閣。その他、映画ディレクター/監督のベン・ウィンストン氏も新たに社外取締役に就任。

この人事に関して、KSEからやってきたケリー・ブラハ、オットー・マリーの両氏はKSEで不動産等の専門知識(オットー氏)とトップファイナンシャルエグゼクティブ(ケリー氏)の部分を担っている人物だそうで、これからアーセナルがKSEによってより取締役会の機能が充実していくことが予想されています。

そして、ベン・ウィンストン氏は30年以上に渡るアーセナルのチケットホルダーでアーセナル狂として有名な人物。前述したオットー氏、ケリー氏とウィンストン氏は非執行取締役としてアーセナルでの仕事に従事するようなので、経営全般の監督や助言をしていくことになります。

一部では”ベン・ウィンストン氏の入閣はなぜ?”という声もあるようですが、ポジティブに捉えると長年のファンをクラブの一部として入閣させるという、サポーターを大事にしていくというクラブの考えが受け取れますね。実際のところはアーセナルのマーケティングにおけるクリエイト部分の助言を行う可能性がありますが、一般的な役員人事と違うアプローチは非常に好感が持てる気がします。

ちなみに今回退任したティム・ルイス氏はコロナで厳しくなったアーセナルをここまで躍進させるのに一役買った人物で、今夏はエゼ獲得に貢献した人物。

ただ、一部メディアではティム・ルイス氏のパーソナリティ面での問題も指摘する声もあり、もしかすると?彼の厳しさが退任の一端を担っている可能性が示唆されています。

とりあえずこの人事はジョシュ・クロエンケとKSEが今後のアーセナルにとってさらに関与していくことが示唆されており、クラブ運営がどう変わっていくのか注目ですね。


シティは5選手が欠場


今週末にマンチェスターシティとの一戦を迎えるアーセナル。

アーセナルはサカ、ウーデゴールが復帰できるのか注目されている中、どうやらマンチェスターCも何名かの選手が欠場する可能性がある模様。

シティはすでに怪我を負っているオマル・マーモウシュ、マテオ・コバチッチ、カルヴァン・フィリップス、ジョン・ストーンズが欠場予定で、さらにロドリもコンディション不良の可能性から出場しない可能性もあるのだとか。

ただ、アーセナルもサカ、ウーデゴール、ホワイトが未定、ハフェルツ、ジェズスらも離脱しているため、同様に主要選手が起用できない可能性が。

できればサカ&ウーデゴール&ホワイトの3選手は戻ってきてほしいですが、果たして。。。


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

https://twitter.com/gunnerken1

クラブ関係者がモスケラを称賛│マンチェスターC戦に向けて

クラブ関係者がモスケラを称賛


今夏の移籍市場でバレンシアから1300万ポンドの移籍金でアーセナルへ加わったクリスティアン・モスケラ。

リヴァプール戦でサリバが負傷したことで急遽出番が回ってきたのだが、ここまでサリバ不在を感じさせないパフォーマンスを見せており、今後の飛躍が期待されているのだが、昨日の「Daily Mail」によれば、加入以降、関係者内でモスケラの評価が非常に上がっているとのこと。

同メディアによれば、モスケラがアーセナルへ加入してからのプレーから、関係者内でモスケラが世界最高峰のCBになる可能性を秘めていると感じられているのだとか。

ちなみにこれまで何度か報じられている通り、モスケラ獲得を主導したのはアンドレア・ベルタSDで、彼はアトレティコ・マドリー在籍時からモスケラをチェックしており、獲得を強く推薦したそうな。

また、モスケラは非常に陽気な性格だそうで、トレーニンググラウンドでもチームメイトから好評だそう。クラブ加入時にチームメイトの前で歌を歌う(新加入恒例のやつ)では、歌う代わりにダンスを披露し、クレイジーな動きを見せた模様。

その他、「standard」によれば、モスケラが今夏にアーセナルへ加わった理由としてサリバ&ガブリエルという世界最高峰のCBコンビから多くの学びがあると考えたことも一因だったそう。モスケラは非常に向上心の高いメンタリティを持っているようで、今夏にアーセナル以外のクラブからもオファーが届いていたが、自信の成長を促せるアーセナル移籍のみを望んでいたようです。

ちなみにここまでモスケラはここまでユリアン・ティンバーに次ぐクラブで2番目にタックルをしているのだが、未だファウルを犯していないようで、こういったスタッツからもモスケラの能力の高さが見て取れますね。

ただ、ここまでモスケラがすぐにフィットした背景には、モスケラ自信が陽気な性格をしているだけでなく、家族や代理人が定期的にモスケラの様子を見に来ていたり、クラブ内のスペイン語圏の選手たちがサポートしていることが今の結果に繋がっている模様。

やはり活躍にはチームメイトの協力は必要で、今のアーセナルの雰囲気が良い理由が伺えますね!


マンチェスターC戦に向けて


ミッドウィークのCLを終え、今週末はエミレーツ・スタジアムでマンチェスターCを迎え撃つアーセナル。

ここまでアーセナルは3勝1敗の9ポイントを手にしているものの、ここからさらにブーストしていくためにマンチェスターC撃破が必要なのだが、そんなマンチェスターC戦に向けてのコラムを「Football London」が寄稿。

この一戦に向けて、同メディアはアルテタ監督がどのような選手を起用するのか予想。

Football London」の予想では、この試合でマルティネリがスタートから起用され、エゼが中盤で起用される可能性があるのではないか?とのこと。

その理由としてマルティネリは過去のマンチェスターC戦で定期的に結果を残している他、ディフェンス面でも貢献度が高いため、マルティネリの起用でサイドのディフェンスを固めつつ、攻撃面でエゼのクリエイティビティを発揮する可能性を予想しています。

また、この試合はモスケラではなく、サリバが再びスタメンで起用されると予想。この理由としては、サリバは過去の対戦でハーランドを何度も抑えているため、対戦成績からサリバが優先されると予想。

ちなみに肩を負傷しているマーティン・ウーデゴールはシティ戦から復帰予想なのですが、スタートから起用されるのかは不明となっており、同じく怪我で離脱しているブカヨ・サカに関しても間に合うのか不透明となっています。

この重要な一戦を勝利してシーズンに弾みをつけたいところ!!!


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

https://twitter.com/gunnerken1

ノアシュラン若手アタッカーに注目?マドゥエケに求められること

ノアシュラン若手アタッカーに注目?


今夏の移籍市場で大型補強を敢行し、チームを次のレベルに引き上げたアーセナル。

各ポジションに有力選手を揃えていることもあり、ここからの移籍市場は静かな動きになる可能性も示唆される中、昨日の「TBRフットボール」によれば、アーセナルがノアシュランの若手アタッカーに注目しているとのこと。

同メディアによれば、アーセナルは今夏にガーナのライト・トゥ・ドリーム・アカデミーからノアシュランに加わったばかりのプリンス・アモアコに注目しているのだとか。

前述した通り、アモアコは今夏の移籍市場でノアシュランに加わったばかりなのだが、すでにここまで8試合で4ゴール1アシストの活躍を収めており、すでに1月の移籍市場でステップアップする可能性も示唆されているのだとか。

どうやらヨーロッパの多くのクラブが関心を寄せており、その中にアーセナルの名前も含まれている模様。アーセナル以外には、チェルシー、マンチェスターC、ニューカッスル、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘン、ドルトムント、RBライプツィヒ、マルセイユら、錚々たるクラブが関心を寄せているようです。

アモアコはまだ18歳とこれからの成長が期待されている選手ですが、アーセナルでもダウマン、ヌワネリ、ルイス=スケリーと20歳未満の選手もガンガン活躍する世界線なので、すぐにステップアップしていく選手になっていくのでしょうか。注目の存在です!


マドゥエケに求められること


今夏の移籍市場でアーセナルへ加入したノニ・マドゥエケ。

加入直後こそ、移籍金の高さから批判的なコメントも多かったものの、サカ不在時のパフォーマンスから今では称賛される存在となっているのだが、そんなマドゥエケに対してスポーツジャーナリストのチャールズ・ワッツ氏が次に求められることを提言。

同氏はマドゥエケが今後注文されることとについてこのように語っていた↓

「ノニ・マドゥエケは火曜夜の試合でも活気あるプレーを見せ、ノッティンガム・フォレスト戦での印象的なパフォーマンスを裏付けた。

彼がクラブに加入した際の厳しい視線を考えれば、このクラブでの活躍ぶりには大いに称賛すべき点がある。

彼の出来の良さに正直驚いている。ボールを扱う技術と相手を抜き去る能力は、ここ数年アーセナルに欠けていたものだ。

彼には才能があると常々思っていたが、ディフェンダーを軽々と抜き去るその容易さは、正直言って少し驚かされた。

彼にとって今重要なのは、確かな決定力を加えることだ。それがミケル・アルテタ監督とコーチングスタッフが彼に求めるものだろう。

何度も相手を抜き去るのは素晴らしいが、その後の決定力が伴わなければ、彼の多くの良い働きが無駄になってしまう。

それがブカヨ・サカを他と一線を画す点だ。サカには決定力がある。派手さはないかもしれないが、彼は恐ろしい選手だ。

得点であれアシストであれ、サカは繰り返し結果を出す。マドゥエケが目指すべきはまさにそこだ。」

とのこと。まさしく。

マドゥエケは今までのアーセナルになかった単独でのドリブルの強さを持っているのですが、彼がサカと並ぶレベルになるにはゴールへの関与を増やすことかと。確かにサカはその点で抜けている。

ただ、マドゥエケに求められている突破力はそもそもアーセナルになかったものなので、今のアーセナルにとってそれだけでも大きな戦力かと。アルテタ監督によって魔改造されたマドゥエケももっともっと見たいです!


ルイス・スケリーの今後は?


昨シーズン、水星の如く現れアーセナルの新たな顔の1人になったマイルズ・ルイス=スケリー。

今シーズンはさらに飛躍する年になるかと思われているのですが、現在は昨シーズン加入したリカルド・カラフィオーリが素晴らしいパフォーマンスを見せていることもあり、プレータイムが限られている。

また、新たにピエロ・インカピエが加入したことで、ポジション争いは熾烈なものになっているのだが、マドゥエケについて語っていたチャールズ・ワッツ氏が同じコラムでルイス=スケリーの今後について語っていたのでこちらもご紹介。

同氏はこのように語っていた↓

「火曜夜のアスレティック戦では、マイルズ・ルイス=スケリーが先発すると確信していた。

リッカルド・カラフィオーリは今季これまで絶好調で、今週末のマンチェスター・シティ戦では間違いなく先発するだろう。だからビルバオ戦では、アルテタ監督がカラフィオーリを少し休ませ、ルイス=スケリーに今季初先発の機会を与えると思っていた。

しかし彼はどちらも実行しなかった。カリアフォリを先発起用し、後半終了間際に交代させたのは新加入のピエロ・ヒンカピエで、左サイドでのデビューとなった。

だから現時点でルイス=スケリーが望む出場時間を確保するのは少し難しいかもしれないが、長いシーズンだ。彼は十分な出場機会を得るだろう。ただ少し辛抱強く待つ必要がある。

昨シーズンは彼にとって激動の年だった。年齢やシーズン開幕時の評価を考えれば、トップレベルへの急成長は驚異的だった。

突然のようにアーセナルでもイングランド代表でもスタメンを勝ち取り、長期契約も獲得した。この若き選手にとって信じられない半年間だったが、今はより厳しい時期を経験しなければならない。

しかしそれは彼とキャリアにとって良いことかもしれない。アーセナルのようなクラブでは、何もかもが容易には手に入らない。常に自分のポジションを争わなければならないのだ。

そうなると、より自然なミッドフィルダーのポジションで彼を見る機会が増えるかもしれない。可能性はあるが、やはり彼の前にはトップクラスの選手たちが控えており、彼らもまたそのポジションでの出場時間を争っている。

現在のチームは層が厚いため、選手たちはピッチに立つための1分1秒を争わねばならない。ルイス=スケリーもまさに今、その現実を痛感しているところだ。」

とのこと。

ルイス=スケリーは中盤の選手だということもあり、ここまでカラフィオーリが活躍するのであれば中盤でプレータイムが与えられる可能性もあるのではという。

アルテタ監督的にビルバオ戦の終盤はインカピエをデビューさせるのに最適な状況だったというだけの可能性もありますが、少なくともスケリーからすればライバルが増えたということ。

ここからポジション争いに勝利してさらなる活躍を見せて欲しいところです!


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

https://twitter.com/gunnerken1

CLグループフェーズ初戦はマルティネリ&トロサール弾で手堅く勝利!

CLグループフェーズ初戦はマルティネリ&トロサール弾で手堅く勝利!


さて、シーズンが開幕してから早々に訪れた今シーズンのチャンピオンズリーグ。

アーセナルはグループフェーズで比較的マシな対戦相手が組まれている中、CLグループフェーズ初戦はサン・マメスでのアスレチック・ビルバオ戦。

アスレチックは今シーズンのラ・リーガで3勝1敗の勝ち点9と現時点で5位に位置しているチームで、プレシーズンマッチで対戦した際よりも難しい試合になることが予想されていたのですが、アーセナルはしっかりと相手のプレッシャーを回避して守りきり、マルティネリ&トロサールのゴールで勝利を収めました。

この勝利は今のアーセナルの良さが非常に良く出た試合だったのではないかと。開幕から再三お伝えしている通り、現在のアーセナルはチーム層が厚くなったことで、後半途中からマルティネリ&トロサールという昨シーズンまでスターターだった選手が出てくる状態。しかも新加入のエゼやギョケレスと違い、マルティネリ&トロサールはCLベスト4までたどり着いた経験値を持っている選手ということもあり、ここぞというタイミングも理解しているはず。

試合後にアーセナル界隈で語られていたのはやはりマルティネリがゴールを決めたという部分で、彼がゴールを決めてくれたことが今後の自信に繋がってほしいですし、彼がスターターとして再び結果を残してくれれば今日の試合のように中盤のせめぎ合いがある試合でエゼを中盤で起用するなどクリエイティビティの補完も出来るはず。

そういった意味では今日の試合は必要以上に意味のあった試合になったように感じます。

あとはアーセナルのディフェンスめちゃ固いっすね!

アーセナルのディフェンスの固さは試合後にアスレチックのバルベルデ監督も

「もしアーセナルがリーガ・エスパニョーラでプレーしていたら、10連覇を達成していただろう。スペインでは勝利は守備から生まれる。そしてアーセナルは現在、欧州最高の守備陣を擁している。」

と、コメントしており、バルセロナやレアル・マドリーと頻繁に試合をしている監督からここまでの賛辞を送られるディフェンス陣に改めて天晴です!

あとはモスケラが非常に良いということがCLの舞台でも確認できたことが非常にポジティブだったかと。今日の試合は彼を中心に組み立てがスタートしていて、ディフェンス能力だけでなく、パス能力の高さも改めて披露してくれていました。

先日ファブリシオ・ロマーノ氏がレアル・マドリーがサリバの状況を注視しているというレポートをしていたのですが、モスケラがここまでのパフォーマンスを披露してしまうと万が一サリバが去っても大丈夫では!?という自信すら。

ただ、もちろんサリバが復帰すれば彼がスターターであることに変わりはないと思うので、両者が切磋琢磨してより良い状態で共存できるチームであってほしいです!

ひとまず選手たちはお疲れ様です!週末のシティ戦もしっかりと勝利を収めてほしいですね!


ギョケレスがチームに馴染むまで


マルティネリが結果を残して勝利した試合の中で少し気がかりなのはヴィクトル・ギョケレスがチームに馴染むまでの期間。

ギョケレスは今日の試合を含めてここまで5試合で3得点と結果を残しているし、積極的に体を張って献身的な姿勢を見せているものの、現状のアーセナルが彼に完全にマッチしている戦術を落とし込めていないため、彼が結果を継続的に残していくまでにどれくらい掛かるのかなという問題。

今シーズンここまでの試合は今日のアスレチック・ビルバオのようにぎっちりブロックを敷いてくる試合展開がそんなになかったのですが、今後は今日のような試合が増えてくるはずで、それに対してギョケレスがどれくらいのスピードで適応してくるのかなという。

もちろんどれだけ良い選手でも適応まで時間は掛かるでしょうし、確かアンリやファン・ペルシも加入後10試合で2ゴールしか挙げていない?とかで、それに比べればギョケレスは結果を残している。ただ、欲を言えば今日のような試合でギョケレスが結果を残してくれたらよりポジティブだなあと。欲張り?笑

ちなみにアンリ大先輩は前半ギョケレスにチャンスが訪れた際のボールタッチに納得がいかなかったようです。

まあ、より自信がついてコンディションが整えば今日のチャンスシーンでよりよいアイデアやボールタッチができただろうと。その辺りはここから期待したい部分ですね!

シティ戦で結果を残して欲しいところです!!!


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

https://twitter.com/gunnerken1

ギャリー・ネビルがマドゥエケをめっちゃ褒める

ギャリー・ネビルがマドゥエケをめっちゃ褒める


アーセナルに対して比較的辛口な意見を語ることが多い元PL選手たち。中でも元マンチェスターUのギャリー・ネビル氏はそういった辛口意見の中心にいることが多いのだが、先日自身のポッドキャストで今夏にアーセナルへ加入したノニ・マドゥエケをめっちゃ褒めていたのでご紹介。

ネビル氏はこのように語っていた模様↓

「マドゥエケは想像以上に、そして私が思っていた以上にずっと良い選手だ。アーセナルのファンが思っていた以上に、間違いなくずっと上だ。

火曜の夜にイングランド代表での彼の数本のドリブル突破は別次元だった。思わず『おおっ』と声が出るような突破だ。アリエン・ロッベンがかつて私に対して見せたような突破だ。

これは『うわっ、手強いな。これは別次元の選手だ』と思わせるレベルの選手たちのことを言っている。

時にはウィングと対戦し、ドリブルで迫られて『こいつには何か仕掛けがある』と悟り、普段とは違う試合になることを覚悟する。でも彼らがさらに一段階、レベルが上なんだ。

マドゥエケが既にその域に達しているとは言わないが、彼の動きやプレー内容は非常に優れている。これはフルバックとして彼と対戦した立場からの評価だ。」

とのこと。めっちゃ褒めてる。

自身がサイドバックの選手だったこともあり、マドゥエケの突破方法が非常に良い動きをしていることがよくわかるのでしょうか。

ただ、アーセナル加入後のマドゥエケが前評判よりもずっと良いというのは間違いなく、フォレスト戦の様子を見れば、昨シーズンのようにサカ不在時にパニックになる必要がないことがわかります。また、マドゥエケの突破はサカとは違うタイプのテクニックだったりするので、今後同時起用の可能性もあるのではないかと。サカはアーセナルにとって不変的な選手であるものの、彼が押し出されるほどの活躍を期待したいですね!

ちなみに一部意見として、マドゥエケがあそこまでフィットするなら場合によってはサカが左WGに移るのもアリじゃね?という意見もあるようで、アルテタ監督が実行するかは別として1つのアイデアとしては悪くないように思います。皆様はどう思いますでしょうか。。?


ギョケレスが現在の心境を語る


今夏の移籍市場でアーセナルへ加入し、すでに4試合で3ゴールを挙げているヴィクトル・ギョケレス。

カイ・ハフェルツとガブリエル・ジェズスが怪我で離脱していることで、シーズン前半は彼のプレータイムが伸びることが期待されている中、昨日の「Football London」がフォレスト戦後にギョケレスの現在の心境についてインタビュー。

ギョケレスは同メディアにこのように語っていた↓

・マドゥエケ&エゼとのプレーについて

「いやー、素晴らしいね。彼らは常に前線に出て脅威を与えようとしている。今日の試合でも彼らは非常に危険な存在だった。彼らとプレーする時、正しいポジションに居ればチャンスが生まれる。素晴らしいことだよね。

・アーセナルでのプレッシャーについて

「アーセナルへやってきてからすぐにプレーしたかったんだ。もちろん、ビッグクラブだからプレッシャーはあるだろうね。それはわかっている。ただ、ピッチに立ったらベストを尽くすことだけに集中して、あまり考えないようにしているよ。」

・ハフェルツの怪我でプレータイムが伸びていることについて

「もちろん、プレータイムは欲しい。もっとプレーすれば色々と楽になるしね。でも他の選手の怪我によってプレーしたいわけではないんだ。あくまで自分がピッチに立つに値するプレーをしたい。それが僕が心がけていることだよ。」

とのこと。なんというかギョケレスは人間性が成熟しているように思えますね。

アーセナル待望のストライカーとして加入したものの、あくまでハフェルツとのポジション争いはあるし、チームの勝利が最優先。やはり今夏に獲得して正解だったように思えます!今シーズンはハーランド以上の得点期待してますよ!!!


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

https://twitter.com/gunnerken1

アラン・シアラーがギョケレスの起用法を提言

アラン・シアラーがギョケレスの起用法を提言


昨日行われたノッティンガム・フォレスト戦で1ゴールを決め、今シーズンここまで4試合で3ゴールを記録しているヴィクトル・ギョケレス。

エベレチ・エゼからのクロスをワンタッチで仕留めてゴールゲッターとしての能力を発揮しつつあるのだが、そんなギョケレスの起用法をアラン・シアラー氏が提言していたのでご紹介。

同氏はこのように語っていた↓

「彼(ギョケレス)から最高のパフォーマンスを引き出すには、早いタイミングでペナルティエリア内にボールを入れる必要があると思う。

ハーフタイム中にボールに触れすぎていることを指摘したのだが、エゼのアシストが良い例だね。ファーストタッチのボール、早いパス。

まさにギョケレスが求めているのはそれだよ。このまま続ければ彼は大量のゴールを決めるだろう。」

とのこと。

何が言いたいかというと、良いストライカーはゴール前で点を取れる準備が出来ていれば良いということかと。

ポストを保存し忘れてしまったのですが、昨日「『がスポルティング時代よりもタッチが少なくなっていることを心配する必要がない』といったポストをしている人を見かけて、その理由として『アーセナルではボールキャリーやボール保持は他の選手がやってくれるタスクで、ギョケレスはゴールだけが求められているから』とされていたのですが、これはまさしくだなあと。

ギョケレスに求められているのはゴールへの関与であって、最短ルートでゴールに近づいてくれる存在出会ってほしいと。マンチェスターCでハーランドが任されている部分ですね。もちろん、時にはハフェルツのような器用さが求められて批判の対象になる可能性もありますが、それ以上にゴールで貢献すれば良い!という選手をようやくアーセナルが獲得した次第ですね。

ちなみにリーズ戦でPK獲得したダウマン君がゴールを決めればPL最年少記録?だったのだが、その際に構わずPKを蹴ったギョケレス。そんなに議論の対象にもなっていないですが、それこそギョケレスに求められているゴールへの執着かと。

昨日マンチェスターC対マンチェスターUの試合を見ていたのですが、チームの差はあれどシェシュコとハーランドの違いみたいなのは感じました。ギョケレスは後者としてアーセナルのレジェンドストライカーに名を連ねて欲しいところです!


それにしても夏の移籍市場で大型補強を終えた後はニュースが非常に少ないですね!笑

それほどに今のアーセナルの戦力が盤石になっている証拠かと!このままリーグ、CL、カップ戦で結果を残して欲しいところ!!!


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

https://twitter.com/gunnerken1

新戦力が大活躍でフォレストを圧倒!アーセナル試合レポート


今回は昨晩に行われたPL第4節アーセナル対ノッティンガム・フォレストの一戦をレポートしていきます!

※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。


スターティングメンバー


アーセナル:4-3-3

アーセナルはいつも通りの4−3−3の布陣。

ディフェンスラインは左からカラフィオーリ、ガブリエル、モスケラ、ティンバー。

中盤はアンカーにズビメンディ、その前にメリーノとウーデゴール。前線は右にマドゥエケ、左にエゼ、トップにはギョケレスが入った。

アーセナルは今夏に加入したエベレチ・エゼがスタートからの起用!多くのサポがエゼの先発起用を望んでいた中で左WGからスタート。また、今節は代表戦の影響からかデクラン・ライスがベンチスタートで、代表戦でハットトリックを決めたメリーノがスタートから起用されています。

負傷で離脱していたサカ&サリバはこの試合には間に合わず、サリバの代わりにモスケラが起用されており、リヴァプール戦のような活躍ぶりに期待です!その他、今夏最後の補強選手であるピエロ・インカピエがベンチ入りしています。


ノッティンガム・フォレスト:4−2−3−1

対するノッティンガム・フォレストは4−2−3−1の布陣。

ノッティンガム・フォレストは今夏の移籍市場で実は大型補強を行っていたチームで、エドゥ氏の元、チームの改変が進んでいるようです。ただ、この試合は昨シーズン結果を残したメンバーが中心であるものの、途中から新戦力が出てくるのではないかと。

また、フォレストはこのインターナショナルブレイクで昨シーズンの躍進を指揮したヌーノ・エスピリ・サント氏からアンジェ・ポステコグルー氏に監督が変わっており、どのような戦い方をしてくるのか注目です。


試合内容


7分、ファーストシュートはアーセナル。

セットプレイのこぼれ球に反応したミケル・メリーノがボックス内からシュートを放つ。しかし、体を大きく広げたフォレストの守護神マッツ・セルスのセーブに遭ってしまい、先制点は挙げられない。

17分、ウーデゴールが負傷交代。チャンスとなったセットプレイの場面で肩を痛めており、一度はプレイを再開したが、最終的にはピッチを退くことに。 イーサン・ヌワネリがピッチに投入された。

ブカヨ・サカの代役として先発に選ばれたノニ・マドゥエケにボールが集まっており、右サイドから積極的な仕掛けが見られている。

32分、アーセナルが先制。右CKを一度は相手にクリアされるも、こぼれ球に反応したマルティン・スビメンディがペナルティエリア手前の中央から右足を振りぬく。シュートはジャストミートし、セルスは反応するも、弾くことができなかった。

37分、フォレストにもアクシデント発生。CBのムリーロが負傷交代となり、今夏ユヴェントスからやってきたニコロ・サヴォーナが投入された。

後半開始早々、アーセナルに追加点。左サイドでエゼがロングパスを受けると、ダイレクトで中央にクロス。ヴィクトル・ギェケレシュが合わせてゴールネットを揺らした。

65分、ゴールを決めたギェケレシュが交代でベンチに。アーセナルはカイ・ハフェルツを負傷で欠いており、本職はMFのミケル・メリーノが最前線を務める。

79分、アーセナルがダメ押しの3点目を獲得。右サイドでセットプレイを得ると、ゴール前ではなくマイナスのデクラン・ライスへ。そこから途中交代のレアンドロ・トロサールに渡り、最後はクロスをスビメンディが押し込んだ。

最終的なスコアは3-0となり、アーセナルがホームでフォレストを下した。


簡単なスタッツ等↓

https://twitter.com/OptaAnalyst/status/1966865254794568008


新戦力が大活躍でフォレストを圧倒!


インターナショナルブレイク明けのプレミアリーグ。アーセナルは他クラブに先駆けて久しぶりの20時半(日本時間)のキックオフだったのだが、ポステコグルーを新監督に迎えたノッティンガム・フォレストを圧倒!

とにかく今日の試合は新戦力が目覚ましい活躍を見せてくれて、

  • ズビメンディが2ゴール
  • ギョケレス1ゴール
  • マドゥエケの躍動
  • モスケラのサリバに引けを取らないプレー
  • 技ありエゼも1アシスト

などなど、簡単に書ける範囲でも今夏にアーセナルへ加わった選手たちが躍動してフォレストに解消できましたね。ただ、もちろん新戦力以外の選手たちものびのびとプレーしていて、いかに今のアーセナルの選手たちが良い状態なのかが見て取れました。

やはりシーズンの序盤から新戦力がフィットしてくれてチームに貢献してくれるのはクラブとして非常に良い傾向で、序盤からフィットしてくれたおかげでアルテタ監督もローテーションを組みやすくなります。

フォレストは新監督の初陣だったとはいえ、それなりにアーセナルに対応していたものの、今日の試合に関してはアーセナルが実力と戦力の差を見せつけられたのではないかと。

今日の勝利はミッドウィークに行われるアスレチック・ビルバオ戦や来週末のマンチェスターC戦に向けて大きな励みになったと感じました!

ちなみに今日の試合で分かりやすく活躍したズビメンディやマドゥエケが特に注目されましたが、チームが求めている時間に得点を取るギョケレス&エゼのコンビは流石だったなあと。必要な場所に必要なボールを提供できて、そこに当たり前に走り込んでいるというのは見た目以上に当たり前に出来るプレーじゃないんですよね。解説の林陵平さんも語っていたように、ギョケレスがワンタッチゴーラーだと言われる所以は、ああいった走り込みをサボらないからだと。

そういった部分からも、今夏の大型補強はただ良い選手を集めただけではない!というふうに思えます!


手に入れたチーム層


フォレストを圧倒して勝利したアーセナルだが、今日の試合で大きく感じたのは今までアーセナルの課題となっていたチーム層を手にしたこと。

代表戦で消耗したライスをベンチスタートにして、好調なメリーノをスタートから起用。試合途中から出てくるのがルイス=スケリー、ライス、トロサール、マルティネリなんて豪華すぎやしないかい?

今までアルテタ監督がベンチメンバーを信用しきれずスタメン選手を最後まで引っ張る姿を何度も見てきたが、今日は適切なメンバーをスタートから起用し、適切なタイミングで選手交代を行っていた。そりゃマンチェスターCは今まで強かったわって思いましたよ。

しかも今日の試合にサカ、サリバ、ハフェルツの主力選手は関与しておらず、ホワイトやインカピエのような選手も控えているという。やはり長いシーズンを戦うにはここまでの戦力が必要なんだろうなと実感しましたし、今まであの戦力+怪我人の多さでよく戦えたなという部分も。今シーズンはしっかりとプレータイムを管理して大きな怪我なく、タイトルを獲得したいですね!

ちなみに弊ブログ主はギョケレスに代わってメリーノが当たり前のように前線にポジションを移した姿を見て笑っちゃいましたよ。それはチーム層と少し違う!笑


またしてもウーデゴールが不運な怪我


ポジティブな要素ばかりだった今日の試合の中で唯一ネガティブだったのがウーデゴールの再負傷。

またしても肩から落ちてしまい、再びプレー不可能な状態に。これがマンチェスターC戦なども見据えた予防措置的な離脱であれば良いのですが、あまりそうは思えない雰囲気の交代だっただけに不安が残りますね。

ただ、彼の代わりに出てきたヌワネリはまだ荒削りながらもウーデゴールとは違う魅力を見せてくれて、ウーデゴールにないボールキャリーや展開が多く、マドゥエケの躍動ともマッチして非常にスピード感がある攻撃になっていました。これはこれで新たなアーセナルの形として脅威になると思います。

ウーデゴールの離脱がどれくらいになるのかはわかりませんが、彼の不在時に新たなアーセナルの形の1つが出来上がるのも良いのではないかと!早く帰ってきてほしいですが!!!


良すぎるモスケラ


ちょっとモスケラ良すぎじゃないですか?

今夏の移籍市場でアーセナルへ加入したクリスティアン・モスケラ。およそ1500万ユーロでバレンシアから移籍してきたとされるのだが、リヴァプール戦と今日のフォレスト戦を見ただけでその金額がバーゲン価格だったことがわかります。

正直サリバの不在を感じないどころか、サリバよりもクレバーなディフェンスかつ前向きなパス能力を持っていて、個人的にはサリバよりも大きな可能性を秘めているのでは!?と感じるほど。

もちろん、今日の試合で要所をしっかり絞めているガブリエルのような経験値はこれからついてくるものだと思いますが、それにしても今の時点で完成されている具合が半端ない(語彙力)

あれでまだ21歳なんですよ?移籍に掛かった費用などを考えると今夏で1番の補強になる可能性をビンビンに感じます。


今日は試合後にアーセナルの新たな戦術的な要素に関する解説が多く、主にカラフィオーリが今までよりも幅広くポジションを取っていたことに触れられており、彼のアスリート能力が高いことで、良い意味で無理の利く選手なんだなあと。あそこまで攻撃に関与していながらディフェンス時に当たり前にポジションに戻っているという。

余談ですが今シーズンのカラフィオーリはアーセナルの監督陣にとって良いサプライズで、昨シーズン終盤にポジションを掴んだルイス=スケリーのコンディションが悪いのではなく、カラフィオーリが良すぎるからここまでスタメン起用が続いているようです。

各ポジションに選手が揃ったことで、お互い切磋琢磨しながらより良いアーセナルになっていきそうです!


と、いうところで今日はこのへんで。

COYG!!!


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

https://twitter.com/gunnerken1

ヴィエイラはバイエルンにオファーされていた?ベネデッティへの関心を継続?

ヴィエイラはバイエルンにオファーされていた?


今夏の移籍市場でアーセナルからハンブルガーSVへ買い取りOP付きのレンタルで移籍していたファビオ・ヴィエイラ。

今夏に新たなクラブを見つける予定だとされてから紆余曲折あり、最終的にドイツへレンタルとなったのだが、昨日の「Build」によれば、ヴィエイラはバイエルン・ミュンヘンにオファーされていたとのこと。

同メディアによれば、前述したようにヴィエイラは最終的にハンブルガーSVへ移籍したのだが、移籍に至るまでの間にムシアラが長期離脱となったバイエルン・ミュンヘンに対してヴィエイラの代理人の1人が獲得のオファーを出していたという。

しかし、バイエルンはヴィエイラとの契約に興味を示さなかったようで、この話は進展がなかったのだとか。

ちなみに気になるのがヴィエイラの買い取りOPだが、同じく「Build」によれば、ヴィエイラのレンタル料金は40万ユーロでこの金額はさらに低くなる可能性がある契約だそう。そして、買い取り金額は2000万ユーロ設定されているものの、将来的な移籍金の一部を譲渡するセルオン条項も付いている模様。セルオン条項は10〜20%辺りだとされています。

なんにせよアーセナル的にはヴィエイラがハンブルガーSVで活躍して選手としての価値が上がることを期待したいですね!能力は申し分ないのでわかりやすい結果を出してほしいところ!


ベネデッティへの関心を継続?


今夏の移籍市場でアーセナルが獲得候補に加えていたとされるのがパルメイラスに所属するルイス・ベネデッティ。

パルメイラスのアカデミー出身で早い段階から注目を浴びている存在だったようなのだが、昨日の「egool」によれば、アーセナルがベネデッティへの関心を継続しているとのこと。

同メディアによれば、現在ベネデッティに対してアーセナルとバルセロナが関心を継続しているのだとか。

どうやらすでにバルセロナが1200万ユーロのオファーを提示しているものの、1500万ユーロ以下のオファーには交渉に応じないとされています。ちなみにベネデッティには2029年まで契約が残されているため、フロント陣はそこまで売却を急いでないとも。

ただし、クラブが定める希望額を満たすオファーがあれば、耳を傾ける気持ちもあるそうな。

アーセナルは今夏にピエロ・インカピエを獲得してディフェンスラインをさらに強固にしたのだが、将来的な戦力を整えるためにベネデッティに関心を抱いているのだろうか。


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

https://twitter.com/gunnerken1