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今回は、今晩行われるPL第29節ウエストハム戦に差し当たって「Goal.com」のチャールズ・ワッツ氏が『アーセナルのCBはD・ルイス&ガブリエルとホールディング&パブロ・マリどっちが良い?』というレポートをしており、興味深かったのでそちらをご紹介。
はじめに
アルテタ監督は自身が初めてシーズンのスタートから指揮を取る時に多すぎるCBを減らす必要があり、いくつかの決断を下す必要があった。
昨夏の時点で8名も起用できるCBが在籍しており、これはアルテタ監督を悩ませた。
ムスタフィとソクラテスはどちらも移籍先があると言われていたが、結局どちらも夏の時点で買い手は見つからず、その影響もあってサリバのレンタルにも失敗した。
マヴロパノスはレンタル先を見つけることが出来たため、シュツットガルトへ去っていったが、それでもCBが7人という奇妙な状況に陥った。
その当時のことをアルテタ監督は『31人の選手を抱えているクラブは聞いたことがない』とコメントしている。
結果、アルテタ監督はソクラテスをチームから除外し、サリバはU-23のチームでプレーすることとなった。一方でムスタフィは何試合か出場したものの、それ以上の成績を収めることが出来なかった。
とはいえ、最終的に1月の移籍市場でソクラテスとムスタフィを放出し、サリバもニースに貸し出したことで起用可能なCBがスリム化した。
その結果、アルテタ監督は以前と比べて遥かに扱いやすいディフェンス陣を形成し、監督就任以降で最もバランスの取れたグループを手にした。
D・ルイス&ガブリエル
昨夏の移籍市場でアーセナルに加わってから優秀だったガブリエル・マガリャンイスは、怪我と新型コロナの影響で困難を迎えた時期から2ヶ月立って最高の状態に戻りつつある。
そのため、ここ数週間アルテタ監督はD・ルイスとガブリエル・マガリャンイスのペアを好んでいる。
彼らは直近の3試合で共にスタートから起用され、オリンピアコスとのファーストレグ、トッテナム戦で勝利を手にしている。
オリンピアコスとのセカンドレグは負けてしまったものの、その試合でガブリエルは傑出しており、シーズン当初に最優秀選手に選ばれた頃のようなコンディションに戻っている。
D・ルイスもこのところ一貫したパフォーマンスを披露しているが、彼はアルテタ監督によれば『ベンチ裏での存在感』もスタメン起用されていることの所以だという。
D・ルイス&ガブリエルペアの成績↓
ホールディング&パブロ・マリ
しかし、ウエストハム戦でプレーするに値するのはホールディング&パブロ・マリのペアである。
このペアが今シーズン共にスタートからプレーしたのは4試合しかないが、その4試合で2回のクリーンシートと3回の勝利を得ている。
ホールディング&パブロ・マリペアの成績↓
このペアでスタートした時に唯一負けた試合は、現在リーグのトップに位置しているマンチェスターCとの一戦である。
このペアが記録した勝率、1試合あたりの失点はD・ルイス&ガブリエルのペアが記録した勝率54.5%、1試合辺り1.3失点と比べて、それぞれ勝率75%、1試合辺り0.5失点と秀でている。
特に今シーズンのホールディングの成績は優秀で、最も一貫したパフォーマンスを発揮している。
ホールディングはシーズンスタート前にニューカッスルへのレンタル移籍が近づいていたものの、アルテタ監督による鶴の一声で残留し、残留後は大怪我をする前のようなパフォーマンスを発揮していた。
そんなホールディングは今シーズン27試合に出場している。
彼よりも多くの試合に出場したのはD・ルイス(28試合)だが、プレータイムは2243時間でホールディングが上回っている。
また、彼が今シーズン与えた失点は平均0.8点で、これはD・ルイス(1.0点)、ガブリエル(1.3点)よりも優れており、パブロ・マリと同じ数字。
その他の数字を見ても、エアリアルデュエル(2.6)、タックル(1.6)、クリア(4.3)となっており、ファウル数も最も少ない(0.7)である。
アルテタ監督も『彼のこの1年間の成長は考えられないほど』とコメントしているように、これからの伸びしろも十分。
各プレイヤーのスタッツ表↓
データを見ればホールディング&パブロ・マリのペアが出場するに値すると考えられるが、ウエストハム戦ではどちらのペアが出場するのだろうか。
元記事はこちら→Luiz and Gabriel or Mari and Holding? Arteta’s Arsenal centre-back dilemma
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
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それでは
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