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今回は昨晩行われたPL第7節アーセナル対サウサンプトンの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
アーセナル:4-3-3
アーセナルはインターナショナルマッチウィーク前最後の試合でいくつかの変更が!
ディフェンスラインは左からカラフィオーリ、ガブリエル、サリバ、パーティ。
中盤はアンカーにジョルジーニョが入り、その前にライスとハヴァーツ。前線は右にサカ、左にスターリング、トップにはジェズスが入った。
今シーズンここまで1勝も出来ていないサウサンプトン相手にアーセナルはローテーションを行い、ジェズス、スターリング、ジョルジーニョを起用。
PSG戦で途中交代したティンバー、ホワイト、ウーデゴール、ジンチェンコがベンチ外な一方で、今節から冨安健洋がベンチに復帰!PSG戦で途中出場したメリーノもベンチ入りしている他、マルティネリとトロサールはベンチからのスタートで試合内容によって起用されるのではないかと。
サウサンプトン:4−2−3−1
対するサウサンプトンは4−2−3−1の布陣。
彼らはプレミアリーグに復帰してここまでリーグ戦で最下位のウルブズに次ぐ2ポイントしか獲得できておらず、リーグのトップテーブルで戦っているアーセナルからポイントを手にすることで勢いをつけたいはず。
要注意選手ですが、弊ブログ主はサウサンプトンの戦力事情があまりわかっていないため、わかりかねるのですが、トピックとなる選手としては今夏にアーセナルから移籍したラムズデールが在籍しているということかと。
2シーズン前までほぼ毎週プレーしていたエミレーツの相手ゴールでラムズデールを見るのは不思議な感覚になると思われます。
試合内容
開始直後からボールを支配するアーセナルは、4分に得意のCKからボックス内で決定機を作ると、こぼれ球を拾ってさらに攻勢を強めたが、スターリングがボックス内で倒れたシーンはファールなし。
5分にも速攻から最後はジェズスがチャンスを迎えると、7分にもハイプレスから決定機を作り、スターリングがボックス内で倒れる。しかし、ここもファールはなかった。
序盤から決定的なチャンスを量産していく。
その後も相手陣内で試合を進めるアーセナルだが、11人全員が下がるサウサンプトンの守備ブロックを最後まで崩すには至らない。
31分のハヴァーツ、40分のジョルジーニョのミドル、45分のスターリング、アディショナルタイムのトーマスも決めきれず、前半はスコアレスで折り返す。
アーセナルは後半開始直後、ジェズスが際どいシュートを放つ。一方のサウサンプトンも49分、ディブリングの突破からマテウス・フェルナンデスがボレーで合わせてビッグチャンスを作った。
すると55分、試合が動く。サウサンプトンはピッチ中央付近でボールを奪ってカウンターを発動すると、スペースに飛び出したアーチャーがカットインからシュートを突き刺した。アウェイチームが大きなリードを奪う。
失点したアーセナルだったが、すぐさま反撃。58分、サカがボール奪取から前方へパスを送ると、受けたハヴァーツが鋭いシュートを沈めた。絶好調ドイツ代表MFの4ゴール目で、ホームチームが同点に追いついた。
アーセナルはその直後、マルティネッリ、メリーノ、トロサールを同時投入。攻撃陣を入れ替えて勝負に出る。
そして68分、右サイドからサカがファーサイドにクロスを送ると、フリーで飛び込んだマルティネッリが流し込んだ。ホームチームが一気に逆転に成功する。
追い込まれたサウサンプトンは、菅原由勢のセットプレーやクロスでビッグチャンスを作るものの、ゴールには繋がらない。
アーセナルは88分、菅原由勢がクリアしきれなかったところをサカが押し込んでダメ押しの3点目。背番号7はこれでこの試合1ゴール2アシストとなった。このまま試合を終了し、3-1で勝利。
簡単なスタッツ等↓
油断は禁物!スタメン組による勝利
今回の対戦相手は今シーズンここまで勝利がなく、勝ち点2でリーグ順位が下から2番目のサウサンプトン。
現在のアーセナルのクオリティや調子を考えれば、概ね圧勝することが予想されていたのだが、一時はビハインドを負う展開に。
レスター戦と同様に前半が圧倒的だったこともあり、後半に入ってすぐに失点して追いつかれたレスター戦のようなことは避けたいと思っていたところにサウサンプトンが先制点を手にするという。あの瞬間は過去にアーセナルがやらかしてきた試合の残像が目に浮かびかけました。。
すぐにハヴァーツが同点にして、交代選手たちが勢いをつけてくれたことで逆転出来た感じですね。
マルティネリとトロサールが入ってからのテンポや流動性は素晴らしかったですし、前半よりも得点の匂いを感じました。”多分逆転するだろうなあ”と感じさせるプレーぶりでしたね!
ただ、やはりプレミアリーグだけあって油断は禁物です。シーズンは長いので、必要に応じてローテーションを行っていかなければならないですが、今日のように下から2番目のチームでもカウンター一発でどうにかしちゃうかもしれなかったという。
今後もローテーションが必要な機会が訪れると思いますが、アルテタ監督にはうまくマネージメントしていってもらいたいですね。
フィットする新戦力
今日の試合で非常にポジティブだったのが新戦力のフィット。
ここ数試合をスタメンでプレーしているリカルド・カラフィオーリはもちろんのこと、ミケル・メリーノも堅実なプレーでフィットぶりを感じることができました。
それにしてもカラフィオーリは非常に素晴らしいですね。
今夏の移籍市場でストライカーやアタッカー補強が必要だと指摘されていた中で左SBの選手を優先して獲得した理由がよく分かるというか。総合力が激高かつ伸びしろしか感じないようなプレーぶりでスケールの大きさを感じさせます。
また、メリーノも加入してから2回目の起用機会だというのに、すでに数シーズンプレーしていたのかと思わせるほどアーセナルに馴染んでいて、今後の起用も楽しみですね!
こんなに早い段階で今夏のメインの新戦力2名がフィットしてくれると監督的には嬉しいだろうし、怪我人が続出した序盤に助かりますね。
ガブリエル・ジェズスとスターリング
さて、今日の本題。
試合後に多くの方が指摘しているように、今日の試合で心配になったポイントがジェズスとスターリング。
彼らは交代されるまで数多くのチャンスに関与したし、そこまで責められるようなパフォーマンスではなかったものの、彼らと交代したマルティネリとトロサールが入った後、確実に流れが変わったと思います。
今日の結果は彼らにとって少し酷というか、出来すぎなくらいにスタメン組との差を感じさせてしまった感じというか。
アルテタ監督は今後のシーズンに向けてローテーションを行い、彼らにも結果を残してもらいたかったはずだと思うのに、最終的に結果を残したのが好調なハヴァーツと交代出場したマルティネリなんて出来すぎですよね?
ジェズスとスターリングにとって直接的な競争相手が結果を残すのはさぞキツイだろうに。スターリングはまだしも、ジェズスに関してはここ最近アルテタ監督の中の序列が下がりつつあるようにも感じるので、そういった面でも酷に感じました。
ただ、そうはいってもシーズンは長いですし、確実に彼らの力が必要になるタイミングは発生するはず!あくまで今日が彼らの日ではなかっただけだと!チームに必要なベテラン選手として乗り越えてほしいです。
さて、今日はこんなところで!
一旦、インターナショナルマッチウィークを挟んで次節はアウェイボーンマス戦。2週間が長いですね。。。
そういえばサカがアシストキングまっしぐらな様子ですよ!
それでは!
COYG
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