最高な形でシーズン後半戦スタート!アーセナル試合レポート

本日も更新していきます!


今回は昨晩行われたPL第21節アーセナル対クリスタル・パレスの一戦をレポートしていきます!

※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。気をつけくださいませ。

スターティングメンバー

まずはスターティングメンバーから!

アーセナル:4−3−3

アーセナルはいつも通りの4−3−3。

ディフェンスラインは左からジンチェンコ、ガブリエル、サリバ、ホワイト。

中盤はアンカーにライス、その前にハフェルツ、ウーデゴール。前線は右にサカ、左にトロサールでトップにはジェズスが起用された。

シーズン後半戦を良い形でスタートしたいアーセナルは基本的にはいつも通りの人選だが、左サイドをマルティネリではなくトロサールを起用。ゴール前で違ったアイデアを出せるトロサールには得点が期待されます。


クリスタル・パレス:3−4−3

対するクリスタル・パレスは3−4−3の布陣。

アーセナルに試合を支配されることを予想した上で、中盤と両サイドをケアできる布陣を採用しているのではないかと。

要注意選手はマテタとエゼで、前者はサイズや体格からセットプレー時に気をつけたい選手で、後者は高いテクニックとドリブルに翻弄されないようにしなければならないです。

パレスは今シーズンなかなか調子が上がりきらない状態が続いているようで、波に乗せないためにもしっかりと守って勝ちきりたい相手です。


試合内容


立ち上がりからボールを握って押し込むアーセナル、堅守速攻で応戦するパレスという構図の下で試合が進んでいく。

アウェイチームが[3-4-2-1]と並びに変化を付けてきたなか、ボールを動かしながら攻め手を窺うホームチームはセットプレーから早い時間帯にゴールをこじ開ける。

11分、ライスの左CKを中央でリチャーズのマークを外したガブリエウが相手を押さえつけながら先に飛んで強烈なヘディングシュートを右隅に叩き込んだ。

幸先よく先制に成功したアーセナルは相手の出方を窺いつつ、引き続きボールを動かしながら主導権を掌握。要所で良い形でポケットを取るなど崩しを試みる。

その流れで得た右CKからガブリエウに2度目のチャンスが訪れるが、ここは枠の右に外れる。

前半半ばを過ぎると、守勢を凌いだパレスがマテタの身体を張ったボールキープ、エゼの個人技を軸に押し返していく。

33分にはGKラヤのパスをボックス手前でカットしたレルマのミドルシュートが枠の左に向かうが、ここはラヤが好守で自ら尻ぬぐいした。

やや攻撃が停滞するアーセナルだが、再びセットプレーで違いを生む。37分、右CKの場面でキッカーのサカが左足インスウィングのボールを入れると、ファーに飛び込んだガブリエウが再び頭で合わせたシュートがGKヘンダーソンの身体にディフレクトしてゴールネットを揺らした。

その後、パレスの反撃を危なげなく凌いだアーセナルは流れの中での攻撃に課題を残したものの、ガブリエウが演出したセットプレーの2ゴールによって上々の形で試合を折り返した。

後半も引き続きボールを握って押し込むアーセナルは序盤から幾つかフィニッシュのシーンを作り出すと、後半も序盤にゴールを奪う。

59分、相手セットプレーの流れからクロスをキャッチしたGKラヤが前線で動き出すジェズスへすかさずロングスローを通す。ここから2対2の数的同数のカウンターに持ち込むと、ジェズスから左を並走するトロサールへラストパスが通る。そのままボックスに持ち込んだベルギー代表FWは内側への短い切り返しでDFクラインを外してゴール右隅に右足のシュートを突き刺した。

さらに、殊勲のトロサールやライス、接触プレーで少し左ヒザを気にしていたガブリエウを下げてスミス・ロウやキヴィオルといった控え選手にプレー機会を与える。

その後、後半アディショナルタイムにはいずれも途中出場のエンケティア、ジョルジーニョのお膳立てから左サイドのスペースに抜け出したマルティネッリがトドメの連続ゴールを叩き込む。

さらに、1カ月ぶりのクリーンシートで試合を締めくくったアルテタのチームは、公式戦連敗を「3」でストップすると共に2024年初白星を手にした。


簡単なスタッツ等↓


大量得点で勝利!最高な形でシーズン後半戦スタート!


約2週間ぶりの試合だったアーセナル。中断前の数試合で決定力不足が嘆かれていた中、結果的に5得点と大量得点で快勝!シーズン後半戦に向けて非常に良いスタートを切ることが出来ました!

アーセナルはこの試合を迎えるまでにドバイでトレーニングキャンプを行い、コンディション調整を行っていたのだが、今回の試合はそのトレーニングキャンプが良いものだったことを実感出来たなと。

解説の川勝さんが『しばらく試合が空く際に意外と体が重たい場合がある』と語っていたのですが、そんなことはあまり感じさせず、むしろしばらく試合がなかったのでナーバスな雰囲気が消えていたように感じました。

得点力不足が嘆かれていた中、今シーズンのアーセナルの武器になっているセットプレーで得点したことも、そういった雰囲気の良さの後押しになった気がします。前半にオープンプレーからあまりチャンスを作ることが出来なかったものの、セットプレーから得点できていたことで、心理的に楽になっていたはず。

また、今回の試合はしっかりとクリーンシートを達成できたことも評価して良いのではないかと思います!

ここまで結果を残せなかった試合では、早い時間の失点や得点した後にすぐ追いつかれるなど、自分たちを不利にしてしまう状況も多かったのだが、今回の試合では気を抜くこともなく、最後まで集中していたなあと。ドバイでディフェンス面からみっちりトレーニングしたのかな?

とにかく!ホームで5得点+クリーンシートは最高の結果だと思うので、この流れを断ち切らないように引き締めていきたいところです!!!


控え選手も活躍!


5得点+クリーンシートを記録した中、その他で注目したいのが控え選手の活躍ぶり!

今日の試合でスターティングメンバーに選ばれて得点を記録したトロサールはもちろんのこと、2得点したマルティネリ、アシストを記録したエンケティア&ジョルジーニョ、随所で良いプレーを見せたスミス・ロウなど(キヴィオルも良さげだった)、シーズン後半戦に向けて控え選手が結果を残したことは非常にポジティブだなあと。

前半戦同様に、シーズン後半戦も怪我や予期せぬ理由から急遽チャンスが訪れる場合も出てくると思いますが、今日のように控えから結果を残してくれる選手が居るのは監督としてかなり助かるはず。

アルテタ監督は基本的に選手交代を筆頭に控え選手を信頼していないように感じる場面もよくあるのだが、今日の試合のような結果を残してくれると監督としてベンチメンバーも頼もしく映るでしょうね!


その他


その他、思ったことを箇条書きで

  • ガブリエル&ライスは怪我?大丈夫かな
  • ジェズスの万能感
  • スミス・ロウがかなり良さげ
  • ハフェルツはうかうかしてられない
  • ラヤの評価が徐々に上がっている。3点目の起点になったスローは痺れた
  • ジンチェンコも気合入っていた

こんなところ?

割りと完璧な試合すぎて特に話すことがないような試合でした!笑

嬉しいような悲しいような笑

とにかく!!!この調子でシーズン後半戦も駆け抜けていきましょう!!


COYG!!!


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Comments

  1. 格下相手にホームで先取点を取ってという理想的な流れがあったとはいえ
    ダイレクトプレーなどシンプルなプレーが増えて攻撃のスピード感が増しましたね。
    ボールがこれほどテンポ良く動くようになったのは初めてかも?
    まだ捏ねたがる選手もいますが、少しずつ無駄を削ぎ落して
    さらに鋭い攻撃を続けられるようになれば攻撃の停滞も減ると思います。
    WGへのパスが足下ばかりでなくなり、
    裏に走らせるスルーパスが増えたのも良い傾向と思います。

    1. Post
      Author
      gunner-ken

      仰るとおり、パレス戦はプレーのアイデア的に振り幅がありましたよね!
      得点力不足をどうにかして補おうということを意識していたように感じます。
      そして、ディフェンス面での改善も多かったのが非常に印象的でした!
      この調子で良い流れを再び作って欲しいですね。

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