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コンサル会社によるレビュー、職員から不安の声
優勝からまだ4か月。あまり気持ちの良くないニュースが出てきました。アーセナルがコンサルティング大手BCGを起用し、クラブの業務レビューを進めているとのこと。そしてそれが、人員削減につながるのではないかと職員の間で不安が広がっているようです。
報じたのはSky Newsのシティ編集長マーク・クラインマン記者。22年ぶりの優勝から3か月足らずのタイミングで、アーセナルがBCGとともにコスト構造の見直しを進めているという内容です。
この件を内部で統括しているのは、1年前に就任したリチャード・ガーリックCEO。BCG側ではジャン=ポール・ペトランカ氏というマネージング・ディレクターが主導し、ガーリックCEOに直接報告を上げているとされています。クラブの従業員は約800人規模ですが、現時点でこのレビューがどこまで人員に影響するかは未確定で、対象は主にサッカー部門以外の業務に絞られているのではないかという見方も出て。
デイリー・メールによると、BCGはこの3か月間レビューを続けており、その目的は「ビジネスを成長させること」だと説明されている一方で、多くの職員が人員削減は避けられないと考えているとのこと。特にナーバスになっているのが商業部門で、「あの部門を再編するのは、あまりに近視眼的だ」という声も上がっているそうです。
匿名の職員は、「もちろん、昨季のチームの成功には皆が大喜びした。でも、最近になって拡大したサッカー部門だけが、どんな変更からも免れているように見えることに、誰もが気づいている。あれだけの金額が使われた一方で、請求書や住宅ローンを抱えた普通の人たちが職を脅かされるというのは、正しいことだとは思えない」とコメント。
続けて、「今は素晴らしい場所にいると思われるだろうけど、実際はそうじゃないもし削減が行われるとして、それを決めるのが自分の上司ではなく、外部から来た人間だということにも怒りがある」という声まで出ています。
参考となるのは、Sky Newsはマンチェスター・ユナイテッドのラトクリフ卿のイネオスがコンサル会社を起用してコスト削減を断行した結果、慈善活動への資金や長年勤めた職員が切られ、ファンの怒りを買った一件。アーセナルとしては、同じ轍だけは踏みたくないはず。
先日の財務分析と並べてみると
ここで思い出したいのが、先日紹介したアーセナルの財務分析です。収益は£800m超でプレミアリーグ史上最高額。25/26シーズンのEBITDAはプレミア全クラブで最大になる見込み。純移籍債務は£300m以下で、他のビッグクラブの£375〜450mより大幅に低い。そして「アーセナルの財務は非常に強固で、規則遵守に関する懸念は一切ない」という結論でした。
その状況で、なぜコスト削減のレビューなのか。もちろん、収益が伸びているからこそ組織を最適化したい、という経営判断は理解できます。BCG自身も、一律の削減ではなく事業構造の再設計や低付加価値業務の削減に重点を置くべきだと主張している会社ですから、単純な首切りとは限りません。実際、アーセナル側は正式なコメントを出していませんし、レビューの結果もまだ出ていない段階。
正直、この件は続報を待つしかないと思っています。まだ何も決まっていませんし、結果的に大きな削減が起きない可能性も十分ある。ただ、”サッカー事業だけが聖域なのか”というコメントは胸が苦しいですね。どうなるのでしょうか。
(引用:Sky News)
ボーンマス、主力3人に1億ポンドの値札
TEAMtalkによれば、ボーンマスはアレックス・スコット、イーライ・ジュニア・クルピ、そしてラヤンの3人に、それぞれ£100mという評価額を設定しているとのこと。加えて、マンチェスター・ユナイテッドが狙う左サイドバックのアドリアン・トリュフェールにも最低£60mと設定しているのだとか。
クラブのメッセージは一貫していて、「買い手は提示額を満額支払うこと」。ボーンマスのオーナーとリクルート部門は、この評価額が選手の現在の能力と将来性の両方を反映していると考えており、それ以下で妥協するくらいなら待つ姿勢だそうです。
ボーンマスは昨季6位という歴史的な成績でヨーロッパリーグ出場権を獲得しており、売却の必要性を感じておらず、マルコ・ローゼ監督のもとでスカッドを維持し、いずれ時が来た時に最大限の価値を引き出すという方針だそうです。
先日、クルピをアーセナルの1月の現実的な候補として紹介したばかりなのですが、これはなかなか厳しい数字ですね(笑)。もちろん、この手の「評価額」は交渉の入り口の数字でもあるので、実際には多少下がる可能性もあります。ただ、シーズン途中で売る気がないクラブから、その金額を払ってまで引き抜くというのは、正直かなりの荒業です。
それにしても、ボーンマスの育成と売却のモデルは見事ですよね。ラヤンを£24.7mで獲得して£130mの解除条項をつける。セメンヨ、ハイセン、ケルケズと、次々に安く獲って高く売ってきた実績もある。彼らからすれば、慌てて売る理由が何もないわけですね。
アーセナル目線で言えば、1月にクルピを狙うなら相当な覚悟が必要そうです。ただ、この夏に学んだ通り、相場を超えた買い物をしないというのがベルタとクラブのスタンス。おそらく1月も同じ判断基準で動くでしょう。となると、現実的には来夏以降の話になるのかもしれませんね。
(引用:TEAMtalk)
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