ゴテゴテな試合で後手後手に回る。。。アーセナル試合レポート


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本日も更新していきます!!!

 


 

 

今回は昨晩行われたPL第37節アーセナル対ノッティンガム・フォレストの一戦をレポートしていきます!

※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。

 

スターティングメンバー

 

まずはスターティングメンバーから!

 

アーセナル:4−3−3

アーセナルはいつも通りの4−3−3のシステムを採用するも、いくつか変更点が!

ディフェンスラインが左からキヴィオル、ガブリエル、ホワイト、パーティ。

中盤中央にジョルジーニョ、その前にジャカ、ウーデゴール。右サイドにサカ、左にトロサール。トップにはジェズスが起用された。

前節ブライトンに惨敗した後、アーセナルはバックラインの修正を図り、ティアニーをベンチに置く代わりに右SBとしてパーティを起用。彼はアトレティコ・マドリー時代に右SBの経験がある他、怪我で離脱しているジンチェンコのような組み立てに参加する動きが期待されるはず。そして、その影響で左SBにキヴィオルが起用されています。

 

ノッティンガム・フォレスト:3−4−2−1

対するノッティンガム・フォレストは3−4−2−1で中央を固めつつ、サイドもケアできる布陣。

彼らは降格圏を争っていたが、ここ数試合で勝点を積み上げて降格圏を脱しており、この試合でPL残留を決めたいところ。

要注意選手はここ数試合好調を続けているアウォニイ。体格を駆使したプレーが得意な他、カウンターでの走力も持ち合わせているため、アーセナルは自陣でボールを取られてショートカウンターなどは避けたいところ。

また、GKのケイラー・ナバスは言わずもがなの有名選手で、彼がノリノリにならないよう注意が必要である。

 

 

試合内容

 

ミスから失点→負け

 

簡単なスタッツ等↓

 

 

サリバ&ジンチェンコ不在の新システムが不発

 

ブライトン戦で惨敗したことが理由なのか、今後のことも見据えてなのか、今日の試合に向けていつもと違うディフェンスラインで試合に望んだアーセナル。

恐らくここ数試合で問題となったサリバ不在によるバックからのプレーを修正するためにホワイトを右CBに移し、ジンチェンコの役割をパーティが担う、そして普段は右SBでホワイトが担っている役割を逆サイドでキヴィオルが請け負うという。

アルテタ監督がやりたかったこと、想定していたことは非常にシンプルでわかりやすかったのですが、結果的にこのアイデアは全く機能しなかった。パーティは不慣れな役割で迷いながらプレーし、サカは普段よりもバックアップを受けられず、キヴィオルがピッチにいる際に左サイドが壊滅的に使えてなかった。

その結果アーセナルはいつもよりもパス回しが上手く回せず、しまいには普段とのズレによるパスミスからの失点。後半途中からティアニーを投入するなど変化を加えてみたものの、その時点で流れを変えることは出来ず。。。

何から何まで上手くいかなかった。。。

 

 

中央を固められた時の無力さ

 

アーセナルが試合のリズムを掴めず流れを変えることが出来なかった背景に中央を固められた際の無力さがあるのではないかと。

これはどのチームでも対応するのが難しい問題。弊ブログで何度も指摘しているように、対戦相手が中央をガチガチに固めてくるのは今のアーセナルが脅威的なチームになったからで、今後この問題にも対処していかなければならない。

特にアーセナルは背の高いフィジカルのあるストライカーが居ないチームなので、相手DFがFWに引っ張られることがなく、他のクラブに比べて尚更中央を固めてしまえば戦いやすい相手になりつつある。

こういった際は、『早いパス回しから相手を混乱させる』『フィジカルモンスターを起用して引き付ける』『マジカルなプレーで相手が驚くようなプレーをする』などでこじ開けていくしかない。(こう考えるとマンチェスターCは全て持っている…)

まあ、こういった問題を解決するためにアーセナルは今夏の移籍市場でデクラン・ライスやモイセス・カイセド、マイソン・マウントら中盤の選手獲得に動くのだろう。そういった補強によってさらにチームとしての練度を高めて、マジカルなプレーを見せられる土壌を作っていかなければならない。

ただ、個人的にはやはり大型FWが欲しいなあと。。。あのペップですらこれまでの監督業の中でイブラヒモビッチ、レヴァンドフスキ、ハーランドと結局大型FWを求めてきた系譜がある(バルセロナを率いていた際は背の高いFWが居ない時期もあったが、それはメッシやイニエスタらマジカルプレーヤーが居たから)ので、チームを強化するために必要なのではないかと。

今夏に獲得へ向かう可能性は低いと思われるが、ここまでこういった試合で結果を残せないのであれば、そういったプランも検討しても良いのでは??

 

 

シーズン2位が確定

 

アーセナルは今日の試合を落としたこと1試合を残してシーズン2位が確定。

シーズン前の段階を鑑みれば、今シーズンを2位で終わることが出来たのは非常にポジティブで、当初の目標だったCL出場権も獲得している。カップ戦こそ早々に敗退してしまったが、総合的に見れば満足する結果だったのではないかと。心残りはELが早い段階で敗退してしまったことで、仮にELで上位まで残っていればもっと楽しめたシーズンになった気がする。

そして、もう1つの心残りはPLタイトルを獲得できなかったこと。マンチェスターCの牙城は厚く、アーセナルはまだまだ成長する余地があることが見えたのだが、それにしても他のクラブが続々とタイトルレースから抜けていく今シーズンほどのチャンスをものにしたかった。

多くのメディアやジャーナリストが『ラスト10試合が鬼門』と言っていたが、まさにその通りになったのが非常に悔しいし、こんな思いはもうしたくない!!と思いました。

ただ、ここ数シーズンのことを考えれば、今シーズンはとても楽しめたシーズンだったのは間違いないし、すでに来シーズンのことが楽しみで仕方がないです!

これから夏の移籍市場が始まりだすと更に盛り上がりそうです!まだ1試合を残していますが、ひとまず今シーズンお疲れさまでした!!!最終戦を勝利で終わらせて気持ちよく夏の移籍市場に向かいましょう!

 

 

COYG!!!

 

 

 

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「ゴテゴテな試合で後手後手に回る。。。アーセナル試合レポート」への1件のフィードバック

  1. あまり言わない方がいいのでしょうけど、
    CFのクオリティと監督に問題がありますよね。
    CFは前で戦えて苦しい時に得点できるCFが得点ランク上位を連ね、そうでなくてもブライトンのCFは機能しています。
    戦術的にも横パスばかりのU字サッカーから脱却できずシーズン通して同じ課題を克服できませんでした。チームを押し上げたのは個人の成長によるミドルの決定力上昇です。縦に速い攻撃が出来ず単調な繰り返しばかりではこれ以上の伸び代は無さそうです。
    わざわざキヴィオルをLSB起用したこともガッカリです。アリだけど今じゃないだろと。奇策に走って裏目に出たしティアニーに関して、ライバル強化の可能性が高まりました。

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