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本日も更新していきます!
今回は本日明朝に行われたヨーロッパリーグラウンド32の2ndレグ、アーセナル対ベンフィカ戦のレポートをしていきます!!!
スターティングメンバー
アーセナル:4−2−3−1
今回の試合は、1stレグを1対1で終えたことでラウンド突破に向けてフルメンバーで挑む。
GKはレノ、ディフェンス陣は左からティアニー、ガブリエル、D・ルイス、ベジェリン。
中盤はセバーヨスとジャカ。2列目は中央にウーデゴール、左がスミス・ロウ、右がサカを起用。そして、トップにはオーバメヤン。
前節のマンチェスターC戦で完全に戦列に復帰したティアニーがスタメンに選ばれた一方で、復帰初戦となったパーティは控えからのスタートとなった。
ベンフィカ:3−5−2
ベンフィカもアーセナル同様、基本的なメンバーは前回と変わらず前線の選手にセフィロビッチとラファ・シウバが起用されたことくらい。フォーメーションもアーセナル仕様で挑んできた1stレグと同じで挑んできた。
前回同様のハイラインでオフサイドを誘発させる狙いがあるのだろうか。
試合内容
すでに試合結果を見た方が多いと思うので簡潔に。
21分、ボックス手前右でボールを持ったサカのスルーパスにオフサイドギリギリで飛び出したオーバメヤンが距離を詰めたGKの脇を抜く絶妙なループシュートを流し込んだ。
先にゴールを許したベンフィカは前半半ばを過ぎて攻勢を強めていく。34分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でピッツィのクロスをゴール前で競り勝ったヴェルトンゲンが頭で合わすが、これは惜しくも枠を外れる。
それでも、前半終了間際の43分にボックス手前左の好位置で得たFKをキッカーのゴンサルベスが壁の上をギリギリ越える絶妙な右足のシュートをゴール左上隅に突き刺し、前回対戦同様にセットプレーからアーセナルゴールをこじ開けた。
61分、相手コーナーキックの場面でボールをキャッチしたGKレイテが前線めがけて長いパントキックを蹴ると、最後尾にいたセバージョスが不用意にGKへの頭でのバックパスを選択すると、これをかっさらったラファ・スアレスが飛び出したGKレノを冷静にかわして無人のゴールへ流し込んだ。
セバージョスの痛恨のミスで逆転を許したアーセナルは、そのセバージョスとスミス・ロウを下げてトーマスとウィリアンを同時投入。すると、この交代が早い時間帯のゴールに繋がる。
67分、左サイド深くに侵攻したウィリアンにボールを預けてボックス左に走り込んだティアニーにマイナスのリターンパスが渡ると、ティアニーが鋭い左足のシュートをファーポストに突き刺した。
87分、ボックス右でウーデゴールからパスを受けたサカが細かいフェイントから左足インスウィングの絶妙なクロスを入れると、これをファーに飛び込んだオーバメヤンが頭で流し込んだ。
試合終了間際の94分には相手のパワープレーからガブリエウに左ポスト直撃のヘディングシュートを許すが、これはオフサイドの判定に。
そして、エースの値千金のゴールを守り抜いたアーセナルがベンフィカとの大接戦を制してベスト16進出を決めた。
この試合の簡単なスタッツ↓
ベンフィカの得点はアーセナルのミスから誘発された得点が全て。マンチェスターC戦に続き不用意な失点だった。
オーバメヤン・サカが作った2得点で大逆転勝利
この試合の得点の大部分を担った両選手。2点目を記録したティアニーの貢献度も勿論のことだが、彼らは実質2人で2得点してくれた。
もうあっぱれとしか言いようがない。。。(笑)
現在のアーセナルを牽引してくれているのは紛れもなく両選手で、特に2アシストを記録したサカに関しては、アーセナルの将来的にもいなくてはならない存在になっている。
そんなサカはボクシング・デー以降、日に日に成長している。ボクシング・デー以降12試合の成績↓
Bukayo Saka since Boxing Day:
•12 starts
•5 goals
•5 assists
•1 penalty won
•4 MOTM awards
•Arsenal POTM for December
•Arsenal POTM for January
•PL Player of the Month Nominee for January
•PL Goal of the Month Nominee for January pic.twitter.com/jEkslUA8tz— Patrick Timmons (@PatrickTimmons1) February 26, 2021
1/3の試合でMOTMという。彼19歳ですよー!!!
ゴールへの関与はチーム3番目の12点となっている。驚異的。
ちなみにゴール関与のトップは今シーズンもオーバメヤンで現在14点に関与している。流石。
サカの話が多くなってしまったが、オーバメヤンはこのところコンディションがかなり上がっている。彼もジャカ同様にチーム状態によってコンディションが大きく変わる選手で、このままアーセナルの調子が維持していけばまだまだ得点してくれそうな予感。
先日、ジェイミー・レドナップが『オーバメヤンの旬は過ぎた』的な発言をしていたが、過去に弊ブログでも触れたことがあるのですが、オーバメヤンの凄いところは得点嗅覚やポジショニングであり、アスリート能力で得点を重ねてきたタイプではない。まだまだ活躍できる!!!
自滅しかけた試合
セバーヨスのあのプレーで逆転された瞬間、昨年のオリンピアコス戦が脳裏をよぎった。
僕はこの試合の前半でウーデゴール、サカ、セバーヨスが短いパスを繋いでパスコースを探していた感じがヴェンゲル・アーセナルを彷彿とさせてなんだか嬉しかったのですが、その代償があれなのかなと。
ヴェンゲルさん時代、ああいったミス多かったような気がして、テクニックのある選手ほど他の選手がしない選択をしてしまうのだろうか。結果的に勝利したので良かったが、肝を冷やしたです。。。
セバーヨスは2つのミス。しかし、それをビビっていては彼の良さが消えてしまうので、チームとして改善して欲しい。(アルテタ監督任せ)
疲労の影響
今回の試合でところどころ感じたのが選手たちの疲労度。
サカなんて今までの試合と比べて、序盤から動きにフレッシュさがないように感じた。
これはどうしようもない。。。
実はこのブログを書いている途中にラウンド16の相手がオリンピアコスに決まり、
派手にヤバい。頑張ろう!!!
ウーデゴールorスミス・ロウ
個人的に少し気になったところ。
これまでの試合ではスミス・ロウとウーデゴールが上手く交わってプレーできていたのだが、今回のベンフィカのようにハイラインを敷かれた時に、互いの良さが消えてしまった気がする。
ことこの試合に関して言えば、左サイドはぺぺを起用して裏に走らせるパスをウーデゴールが出してたら、、なんて考えてしまったのですが、これはFIFAのやりすぎ?
おそらくティアニーを上手く使おうと思った時にぺぺよりもスミス・ロウの方が適任だと考えたのかな?と推測。
とはいえ、今後のスケジュールを考えれば同時期用ではなく、どちらかの起用という選択肢も考えなければと思いますが、いかがでしょうか?
ウィリアン復調なるか!?
ティアニーの得点をアシストし、久々にチームに貢献したウィリアン。
アルテタ監督が起用した時はなぜ?とも思ったが、出てみればかなりコンディションが良さそうに見えたし、スミス・ロウよりも上手くプレーしていた。
やはりベテラン選手だけあって、何かきっかけがあれば復調してくれそうな感じだとおもうので、この調子で貢献して欲しい!手のひら返し!
仮にウィリアンがトップコンディションでプレーできるのであれば、トップ下をウーデゴールとスミス・ロウで回すことも出来るし、ティアニーとも相性良くプレーできるはず!
実はウィリアンの復調がアーセナルの今後を占う可能性も?!
いやー、勝ててよかったです本当に。
しかし、油断していられないのが現在のアーセナル。
次の試合は明日のレスター戦!
前半戦で対峙した時はロジャース戦術にしっかりとハマってしまった影響で惜しくも敗れたが、今のアーセナルであればなんとか出来るのではないかと期待!
くれぐれもミスはしないように!!!!!!!
COYG!!!
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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