サカの状態にトゥヘルが言及│無理はさせず慎重に管理
ワールドカップ開幕を木曜に控え、ブカヨ・サカのコンディションについてイングランド代表のトゥヘル監督が言及しました。
トゥヘル監督は、コスタリカとの最終強化試合を前に、イングランドがサカの出場時間を引き続き管理していることを明かしました。サカは週末のニュージーランド戦(1-0)を欠場していますが、これはCL決勝(5月30日、PSG戦)の影響で代表合流が遅れたためだそうな。
少し補足を。サカは3月の代表ウィークに負傷し、それをクラブのシーズンまで引きずっていました。アーセナルでは6試合連続で欠場し、CL準決勝1stレグのアトレティコ戦に間に合わせて復帰、残り5試合のうち4試合に先発しています。トゥヘル監督は、「ブカヨは3月キャンプでのケガを抱えていたので、慎重に扱う必要がある。それでも本人は出られる状態にして、素晴らしいプレーを見せてくれた。試合の合間に管理しながら、少しずつ積み上げている」といった趣旨を語っています。ちなみにエゼ、ライス、マドゥエケの3人は「100%フィット」とのこと。イングランドはコスタリカ戦で60〜70分の出場を見込んでいるそうです。
この件に関して一旦は新たにケガをしたわけではなく、シーズン終盤からの流れで負荷を丁寧にコントロールしているだけ、という理解で良さそう。むしろ、あれだけ負傷者に泣かされたシーズンを経て、代表もクラブも「サカだけは絶対に壊さない」という意識を共有しているように映ります。とはいえ我々ファンとしては、ワールドカップでの酷使だけが本当に心配の種ではないでしょうか。無事にプレシーズンへ戻ってきてくれることを願いつつ、果たしてどうなるのか注目です。サカがCL決勝で早々に交代した理由もそういったことのようですね。
(引用:now.arsenal)
新クラブドクターにアブランテス氏│元五輪スプリンターの異色の経歴
先日お伝えしたメディカル責任者イクバル氏の電撃解任、その後任が早くも固まりつつあるようです。
デビッド・オーンスタイン氏(The Athletic)によると、アーセナルはイクバル氏の退任を受け、新たなクラブドクターとしてアルナルド・アブランテス氏を招聘する見込みとのこと。ポルトガル出身の同氏は今季限りでアストン・ヴィラを離れ、7月からプレミア王者アーセナルで始動する予定だそうな。この動きの少し前にも2名のフィジオがヴィラからアーセナルへ移っており、ヴィラ側の後任もすでに確保済みだと報じられています。
アブランテス氏は39歳で、なんと元オリンピックのスプリンター。ポルトガルの100m・200mの元チャンピオンで、2008年北京・2012年ロンドン五輪の200mに出場した経歴の持ち主です。ヴィラではメディカル責任者を2シーズン務め、その前はノッティンガム・フォレストで3シーズン、医療・パフォーマンス部門のトップを担当していました。2000年代には、リスボンでの医学の勉強と陸上選手としてのキャリアを両立させていたというから驚きです。
トップレベルのアスリートとして自分の身体を極限まで追い込んだ経験を持つ人が、選手の負荷管理やリカバリーを統括する――これ以上に説得力のあるバックグラウンドはなかなかないのではないでしょうか。負傷続きだったシーズンの反省を踏まえ、クラブが「パフォーマンスの専門性」を重視して動いたのが伝わってきます。もちろん、肩書きだけで結果が出るほど甘い世界ではありませんが、来季こそ離脱者の少ないシーズンを期待したいところですね。
(引用:The Athletic)
ユベントスがジェズスに関心?ただし優先順位は低め
ユヴェントス専門で信頼度の高いロメオ・アグレスティ氏によると、ユーベは攻撃陣の補強に動いており、ガブリエウ・ジェズスとニコラス・ジャクソンについて情報を照会したとのこと。ただし気になるのが、同氏が「最も熱い名前」として挙げているのはアレクサンデル・セルロートとコロ・ムアニの2人で、ジェズスはあくまで「情報照会」の段階にとどまっている点です。つまり、第一候補というよりは選択肢の一つ、という温度感のようですね。
補足しておくと、ジェズスを巡る話自体は以前からくすぶっていました。複数報道では、ジェズスは今夏アーセナルを去る可能性が高まっているとされ、ユヴェントスとACミランが関心を寄せているものの、週給26.5万ポンドとされる高額サラリーが交渉の壁になっているとのこと。イタリア側の報道では、ユーベがまず期限付き移籍での獲得を狙う用意があるとも伝えられています。一方でジェズス本人は2027年6月までの契約を全うしたい意向で、退団を望んでいないとも報じられており、ここは事実と推測を分けて見ておく必要があります。
個人的には、これは「ジェズスの市場価値がまだ十分にある」ことの裏返しでもあり、悪い話ばかりではないと思っています。クラブとしては大型補強の原資づくりのために整理したい、本人は残りたい、イタリア勢は様子見――三者の思惑が微妙にすれ違っている状況ではないでしょうか。セルロートやコロ・ムアニが優先されている以上、ユーベがジェズスに本腰を入れるかは不透明ですね。
(引用:Romeo Agresti)
ケパ退団ならツォラキス獲得へ?GK補強の噂が浮上
ギリシャの記者ディミトリス・マナコス氏によると、もしケパがこの夏アーセナルを去り、500万ポンドとされる解除金が発動した場合、オリンピアコスのコンスタンティノス・ツォラキスがクラブの候補リストに入っているとのこと。これは4月から続いている話で、現在も有効だそうな。ただし最大の障壁はオリンピアコスが要求する移籍金で、1750万ポンド規模とみられています。
補足すると、ツォラキスはオリンピアコスの不動の正GKで、メンディリバル監督の下で2年半にわたり絶対的な存在。昨季はCLの全試合に出場し、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ制覇にも貢献しました。23歳でギリシャ代表、契約は2027年6月までという選手です。気になるのが、アルテタ監督自身がこのプロファイルを個人的に承認しているという点で、特にビルドアップ時の足元の技術の向上を高く評価しているそう。とはいえ加入してもラヤの控えからのスタートとなり、主に国内カップ戦での出場が見込まれる立場になります。
これは「ケパが出ていけば」という条件付きの話なので、現状はあくまで青写真の段階。ただ、控えGKに1750万ポンドというのは、いくら王者でも安くはない出費かと。ツォラキスにはリバプールやバイエルン、イタリア勢(ユーベ、ローマ、ナポリ)も関心を寄せていると言われ、本人がセリエA志向との報道もあるだけに、わざわざ控えのポジションを提示するアーセナルが競り勝てるかは微妙ではないでしょうか。個人的には、ラヤの後継を見据えた長期投資として面白い一方、優先度はやはり攻撃陣の補強の後かな、という印象です。果たしてどうなるのか注目です。
(引用:Dimitris Manakos)
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