本日も更新していきます!
今回は昨晩行われたPL第28節アーセナル対ブレントフォードの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4−3−3
アーセナルは基本的に好調が続いている布陣をキープ。
ディフェンスラインは左からキヴィオル、ガブリエル、サリバ、ホワイト。
中盤はアンカーにジョルジーニョ、その前にライス、ウーデゴール。前線は右にサカ、左にトロサール、トップにはハフェルツが入った。
前節サカとマルティネリが負傷により途中交代しており、今節の出場が気になるところだったのだが、マルティネリが欠場し、サカはスタートからの起用となった。
また、今節は正GKを務めるダビド・ラヤの所属元であるブレントフォードとの対戦のため、レンタル移籍の規約からラムズデールが久々の出場となっています。
ブレントフォード:3−5−2
対するブレントフォードは3−5−2の布陣。
彼らについての詳しい情報がわからないのですが、アーセナルは対戦成績以上にブレントフォードを苦手にしている印象で、うっかり足元をすくわれないように注意したい。
要注意選手は彼らのエースストライカーであるイヴァン・トニーで、彼に関しては一部メディアで『アーセナル移籍を望んでいる彼にとってアピールするラストチャンス』とも評されており、いつも以上のパワーを発揮する可能性も。
ブレントフォードはここ数試合であまり結果を残せていないため、上位相手に気合が入っているはず。侮れない相手です。
試合内容
立ち上がりからボールを保持して主導権を握ったアーセナルは19分、右サイドでボールを受けたサカが戻したボールをペナルティーエリア手前のホワイトが右足でクロスを入れると、ゴール前のライスが頭で合わせ、アーセナルが先制する。
その後も追加点を狙って攻勢を続けるアーセナルに対し、ブレントフォードはノルガールドがイエンセンとの負傷交代を強いられるアクシデントが発生。
直後にはジョルジーニョのパスに抜け出したハヴァーツがフレッケンと1対1の決定機を迎えるが、シュートはゴール右へとわずかに外れた。
さらに41分、トロサールが強引にミドルシュートを狙うも、フレッケンがしっかりとキャッチ。追加点の欲しいアーセナルだが、ブレントフォードも持ち直し、なかなか決定機が作れなくなっていく。
アーセナルが1点をリードして試合を折り返すかと思われた前半終了間際、バックパスを受けたラムズデールがロングキックを蹴ろうとすると、プレスをかけていたヴィッセがスライディングでブロック。跳ね返ったボールがそのままゴールに吸い込まれ、思わぬ形でブレントフォードが同点に追いついた。
後半、勝ち越したいアーセナルが攻勢に出るものの、ブレントフォードも堅い守備からのカウンターを狙う。
55分、ロングパスを前線で受けたトニーが、ロングレンジからダイレクトでボレーシュート。前目にポジションをとっていたラムズデールは慌てて戻り、かろうじて触ってCKへと逃れた。
なかなかゴールが奪えないアーセナルは70分、ジョルジーニョに代えてジェズスを投入。74分には右CKのこぼれ球をウーデゴールが拾い、落としたボールをライスがダイレクトで狙うも、これはゴールマウスに嫌われる。
79分にキヴィオルとトロサールに代えてジンチェンコとネルソンを投入したアーセナルが、待望の勝ち越しゴールを奪ったのは86分。右サイドでウーデゴールとワンツーしたホワイトのクロスを、ニアサイドのハヴァーツが頭で合わせ、アーセナルが2-1と勝ち越した。
アディショナルタイムは7分と長めに取られ、ブレントフォードも必死の反撃を試みたが、ウーデゴールに代えてトーマスを投入したアーセナルがきっちりと試合を終わらせ、翌日に試合を控えるリヴァプールとシティを抜いて暫定首位に浮上した。
簡単なスタッツ等↓
強者の圧力!力強いチーム!
さて、まずはブレントフォード戦の勝利と暫定リーグ首位を祝いましょう!
アーセナルはブレントフォード相手に直近3年のリーグ戦で4勝1敗1分と対戦成績は良い数字を残しているものの、なんだか毎回不安を感じさせる対戦相手だったのですが、なんとか勝利を手にしましたね!
リーグ前半戦は試合終盤にハフェルツのゴールで勝利し、今回もハフェルツのゴールで勝利するという。
ブレントフォードは基本的にディフェンス重視で前線のウィッサとトニーへアバウトなボールを出し続ける戦術。徹底してアーセナルの苦手なプレーを続けるいやらしい戦い方。前半終了間際にはラムズデールのミスで失点するなど嫌な流れもありましたが、最後まで圧力を掛け続けたアーセナルの力押しだったのではないかと。
個人的に今日の試合で特に感じたのがアーセナルに強者の圧力がどんどん備わってきていること。
弊ブログ主の拙い表現で説明するのが非常に難しいのですが、ここ最近の好調という勢いだけの圧力じゃないというか、血に足がついている圧力というか(拙い…)。言いたいことわかってくれますか。。。?(泣)
マンチェスターCやリヴァプールと対戦する際に相手がボールを持っているだけで少しビクついてしまうあの感じ。あれがアーセナルに備わってきている感じです。
これは昨シーズンからの経験値から来るものだと思いますし、リーグ8連勝で自信がついていることも大きな理由にあると思います。ただ、こういった素養が少しずつ着実に力強くなる姿に弊ブログ主は感動さえ覚えてしまいましたね。まだタイトルは取れてないですが、暗黒期を思うと涙が止まりません。
とまあ、今日の試合はそういった成長も感じられました!
試合終了時点のリーグ順位↓
控え選手の意識
ハフェルツの終盤の得点でブレントフォードに競り勝ったアーセナル。
あくまで個人的な考えなのですが、今日の試合で最後に勝ち切れた理由として控え選手の意識が高かったことが理由に挙げられるのではないかと。
というのも、今日の試合の控え選手は両チームともせめぎ合っていた中での途中出場だったため、試合に入っていくのが難しい試合だったはず。その中でアーセナルが控えから起用したジェズス、ネルソン、ジンチェンコはこの強度の試合にすんなり入っていて、スタートから起用されている選手と同じ意識を持っているように感じました。
そして、ハフェルツのゴールが決まる直前のプレーで、ネルソンが相手陣内深くまでプレスしてスライディングしたシーンがあったのですが、個人的にはそのプレーが印象的でスタジアム内の雰囲気も一段と盛り上がったように感じました。
そして、およそ1分後に勝ち越しゴールが決まっているので、あながち間違いではなかったようにも。
やはり途中から出てきた選手が直接得点に関与しなくても、あのレベルや強度でプレーしてくれると相手にとってそれ以上に嫌なことはないだろうし、そういった意識の差も現れていたように感じました。
カバー能力の広い選手への感謝
ハフェルツとライスです。
彼らが居ることでここまで助けられることになるとは。ここ数試合はハフェルツもライスも得点にも関与するようになり、いよいよ手がつけられなくなってきましたね!
ハフェルツは攻撃面でマルチに起用出来るだけでなく、中盤で起用されればディフェンス面でも貢献でき、ライスは中盤からディフェンス面を幅広くカバーしつつ、攻撃面でも重要なゴールやパスを創出してくれる。頭が上がりません。
もちろん、今のアーセナルのほとんどの選手が1つのポジション以外でプレーできるのですが、彼らの貢献度を考えると感謝してもしきれないです。アルテタ監督が彼らを欲しがった理由がよく分かるようになってきた気がします。チームに1人は居てくれると助かる選手が2人居るという。
今後の活躍もお願いします。
劇場型ラムズデール
非常に評価が難しい。。。
今日のラムズデールはあの失点がなければMOTMになってもおかしくないようなビッグセーブも2つあったし。良い選手なのは間違いないのだが、、、
キャラクターといい、ああいったビッグセーブを見せてくれるのはラムズデールのポジティブな面で、ペナルティエリア外のボールの処理や前線へのスローイングなどもいくつか良いプレーもありました。
ただ、やはり安定感を考えるとラヤのNo.1は外せないのかなあと。リーグタイトルの可能性がある中でああいった失点はいただけないですし、ラムズデールにもう一度チャンスを与えるには時間が足りないですね。。。
とはいえ、このレベルのGKが2人居ることで競争して両選手がより良くなっているはずなので、普段2ndGKでも文句を言わないラムズデールにも感謝です。
今日はこんなところで!
マンチェスターC対リヴァプールの試合はどうなるのだろうか。。。引き分けが嬉しいなあ。
それでは
COYG!!!
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