スタン・クロエンケの資金投入でアーセナルは財政難を乗り越える?


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新型コロナの影響で財政難を抱えているアーセナルのオーナーであるスタン・クロエンケについて沢山記事が出ていたので、それらをレポートしていきます!

 

 

 

スタン・クロエンケがコロナ・ショック中に資産を増やす?

 

 

選手から12.5%、クラブ幹部からは最低30%の給与カットを行うなど、新型コロナウイルスの影響でクラブの財政状況が悪くなっているアーセナル。当ブログでも紹介したように、来シーズンが全試合無観客試合になるなど最悪の場合、1億4400万ポンドの損失を被る可能性を指摘されていた。

そんな中、イギリス紙の「ミラー」「フットボール・ロンドン」「Daily Mail」「Daily Star」各紙が報じたところによると、アーセナルのオーナー、スタン・クロエンケが今回のコロナ・ショックが起きている間に資産が増えたとのこと。

具体的な内容は

 

「政策研究所が発表した調査によると、81億ポンドの資産を持つスタン・クロエンケはコロナウイルスが世界中で金融界を混乱させているにもかかわらず、個人資産を3億2330万ポンド増加させた」

「さらに彼の妻であるアンウォルトン・クロエンケも同じ期間に9700万ポンド資産を増やした。」

 

とのこと。アーセナルの損失2回分の資産を増やしていることになる。

 

 

今夏にもアーセナルへ資金投入

 

 

2018年の夏にロシアの大富豪で、当時アーセナルの第2株主であったウスマノフ氏から全株を買取り、株式保有率97%と事実上アーセナルの全権を握っていたクロエンケ。他チームがオーナー投資による補強をガンガン行う中で、これまで一切クラブに資金投入して来なかった姿勢を度々批判されていた。

しかし、昨夏は使える金額が少ないと言われた移籍市場で、クラブ史上最高額を使ってニコラ・ぺぺを獲得したが、その際の移籍金は実質的にオーナーが負担したことを後に明かしていた。

そして引き続き今夏の資金投入の予定として、アーセナルのオーナー会社のKSE(Kroenke、Sports and Entertainment)は現在、スタジアムローンの契約をカバーするための現金を用意しているそう。

アーセナルは先月、給与カット行った際に「当社の所有者であるKSEは、この困難な時期を通じてアーセナルをサポートすることに全力で取り組んでいます。」とアナウンスしていたが、実際そのように動いてくれている。

給与カットによって節約された費用は2500万ポンドほどだが、CLに出場することが出来たら給与カットの%が減少した状態で返金されるそう。補強へのアプローチではないが、困窮しているアーセナルからすればかなり助けられる。

 

 

アーセナル幹部がオーナーからの資金援助を認める

 

 

そういった報道がなされていた中、昨日行われたファンフォーラムでビジネス部門のトップを務める、ヴィナイ・ヴェンカテシャンがオーナーからの資金援助を認めたそう。

 

「オーナーからの多くのサポートがあり、資金援助もある」

 

とはっきり答えていたそう。

選手やクラブ幹部から給与カットを行った一方で、クラブスタッフたちに対して政府の失業スキームを使わずに給与保証しているが、その辺りも資金援助があるのでは?

 

 

今夏の補強についてラウル・サンレヒが語る

 

 

同じくファンフォーラム内でフットボールヘッドであるラウル・サンレヒに対し、オーバメヤンやブカヨ・サカの契約延長について問われたようだが、質問を避けられたとのこと。

また、今夏の補強について問われると、

 

「今夏の動きはわからない。大きな移籍はないだろう。今回の危機はサッカー界に新たな正常性をもたらすと感じている。」

 

とコメント。

レポートしたイギリス紙の「フットボール・ロンドン」の見解では『サンレヒの期待は、この夏には大きな出入りがほとんどなく、それが最も裕福なクラブを除くすべての人々にとって新しい常識になる可能性があることを示唆している』と報じた。

 

 

僕もそういった部分に関しては賛成な面がある。バブリーすぎたサッカー界の市場価値をもとに戻すタイミングだと。と言いつつも、オーナーからの資金投入に頼っているアーセナルは自力で経営できるようになってほしい。

願望ばかりですみません。。。

最近になって明るいニュースも増えてきましたので、続々とレポートしていきたいと思います!

ここまで読んでくださってありがとうございます!

 

 

 

それでは

 

 

 

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