2試合連続でクリスタル・パレスを撃破!アーセナル試合レポート


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今回は昨晩行われたPL第17節アーセナル対クリスタル・パレスの一戦をレポートしていきます!

※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。


スターティングメンバー


アーセナル:4-3-3

アーセナルはいつも通りの4−3−3の布陣。

ディフェンスラインは左からルイス=スケリー、ガブリエル、サリバ、ティンバー。

中盤はアンカーにパーティ、その前にウーデゴール、ハフェルツ。前線は右にサカ、左にマルティネリ、トップにはジェズスが起用された。

昨日のレポートでもお伝えしたようにアーセナルはライスとカラフィオーリが復帰したものの、今日の試合はベンチスタート。左SBスタートには引き続きルイス=スケリーが起用されており、ハフェルツが中盤に降りた代わりにカップ戦でハットトリックを達成したジェズスが起用されています。


クリスタル・パレス:4−2−3−1

対するパレスは3−4−2−1の布陣。

クリスタルパレスは今シーズンここまで低調な時間を過ごしているものの、過去リーグ戦5試合は無敗であり、シティ、ニューカッスル、アストン・ヴィラに引き分けているなど、比較的好調を維持。

アーセナルとはミッドウィークのカップ戦で対戦しており、その際はアーセナルが3対2で勝利しているものの、今日は彼らのホームなので侮れないところ。

要注意選手はカップ戦でも得点を決めたマテタ。彼はオリバー・グラスナー氏が監督に就任して以降、得点を量産しているだけでなく、体格を活かしたポストプレーも優秀なので翻弄されないように注意が必要です。


試合内容


試合は打ち合いとなった前回対戦同様にオープンな入りとなった。

開始6分、セットプレー流れから右サイドのサカが低弾道の正確なクロスを入れると、ゴール前でガブリエルが競ったこぼれに反応したジェズスが右足シュートを蹴り込み、待望の今季リーグ戦初ゴールとした。

開始早々の失点となったパレスだが、直後にヒューズのアグレッシブなハイプレスから際どいシーンを作り出すと、11分に同点に追いつく。相手陣内左サイドのミッチェルから中央で横パスを受けたサールがそのまま縦に運ぶと、ボックス左から対峙したDFサリバを抜き切らずに絶妙なカットインシュートをゴール右下隅へ突き刺した。

一瞬の隙を突かれて追いつかれるも、完全復調のガナーズ背番号9が再び決定的な仕事。14分、左CKの二次攻撃からボックス右のトーマスが丁寧にマイナスに落とすと、前向きでフリーのジェズスが狙いすました右足シュートをゴール右上隅へ突き刺した。

ジェズスの連続ゴールで勝ち越したアーセナルだが、直後にアクシデント発生。ハムストリングを痛めたサカがプレー続行不可能となり、24分にトロサールがスクランブル投入される。これでマルティネッリが右サイドにポジションを移した。

以降はアーセナル優勢ながらパレスも鎌田やヒューズを起点にマテタ、サールのフィジカルやスピードを活かしたカウンターで応戦。見応えのあるトランジションゲームが展開される。

それでも、セットプレーからガブリエルのクロスバー直撃のヘディングシュートなどよりゴールに迫るプレーを見せたアーセナルは38分、右サイドを突破したティンバーがゴールライン際をえぐって上げたクロスをジェズスがヘディングシュート。これは左ポストを叩いたが、こぼれに詰めたハヴァーツがきっちり押し込んで貴重な追加点を挙げた。

アーセナルの2点リードで折り返した後半は互いに選手交代なしでスタート。

早い時間帯に1点を返すべく、アグレッシブに入ったイーグルスが攻勢を仕掛けていく。 キックオフ直後に鎌田を起点にクラインの右クロスをボックス内でマテタ、サールが連続ヘッドで合わせてGKラヤに好守を強いる。

さらに、53分には中央を持ち上がったマテタの強烈なミドルシュートをラヤがはじいたところに詰めたサールが再びヘディングシュート。だが、ここもスペイン代表GKが素早いリカバリーで立ちはだかった。

守護神の再三の好守で立ち上がりの劣勢を凌いだアーセナルは57分、ハヴァーツとルイス=スケリーを下げてライス、カラフィオーリを同時投入。

すると、この交代直後に決定的な4点目が生まれた。 60分、クラインと駆け引きしたトロサールがガブリエルのロングフィードに抜け出してボックス左から丁寧な折り返しを供給。ジェズスのダイレクトシュートはGKヘンダーソンの好守に阻まれるが、こぼれを回収したライスのグラウンダーシュートをゴール前のマルティネッリがワンタッチでコースを変えて流し込んだ。

これで厳しくなったパレスは失点直後に疲労困憊の鎌田を下げてエンケティアを投入。さらに、ヒューズとレルマの2セントラルMFを下げてデベニー、ドゥクレを投入した。

後半半ばから終盤にかけても危なげなくゲームをコントロールするアーセナル。84分には左サイド深くでのジェズスのキープからカラフィオーリを経由したボールをボックス左で受けたライスが今度は右足シュートをゴール右隅へ突き刺し、今季リーグ戦初ゴールとした。

そして、パレスとのダービーに連勝のアーセナルがリーグ3試合ぶりの勝利を挙げた。一方、敗れたパレスはリーグ6戦ぶりの黒星となった。


簡単なスタッツ等↓

https://twitter.com/OptaAnalyst/status/1870554340341231865


2試合連続でクリスタル・パレスを撃破!


ミッドウィークにカラバオカップで対戦していたクリスタル・パレスと3日ぶりに今度はアウェイで対戦。

先日はガブリエル・ジェズスのハットトリックで快勝したこともあり、良い感覚を持ったままの対戦となったのですが、その感覚が上手く生きて2試合連続でパレスを撃破!

このところはオープンプレーからの得点不足が指摘されることもありましたが、今日はそんな指摘も払拭する大量得点で気持ちの良い試合になりました!

アーセナルが4点目を決めるまではクリスタル・パレスのプレッシングに苦労しましたが、マルティネリの得点が決まってからは完全にアーセナルのペースになり、あとは時間が経つのを待つだけといった感じでしたね。

恐らく多くのアーセナルサポはジェズスの2試合連続ハットトリックを期待していたと思いますが、彼は今日の試合で得点以外も貢献していて十分な出来だったかと!今後の試合でも定期的に得点を重ねて欲しいところです。マルティネリに得点を譲ったシーンはジェズスが決めてほしかったですが←

パレスは執拗なプレッシングと中盤の引き締めで、かなりやりづらい戦い方をしてきましたが、ディフェンスラインがバラついてくれたおかげで大量得点に繋がりましたね。マテタを起点とした彼らの攻撃力は目の当たりにしたので、次回対戦時に注意したいです。

ちなみに今日はラヤも素晴らしかったですね!序盤こそパレスのプレッシングに苦しめられましたが(サリバ含めディフェンスラインの選手も)、最初のゴール以降は相手のシュートを止めまくって、飛び出しで未然にピンチを防ぐ場面も。信頼のおけるGKです!

そして、ライスの存在も忘れてはいけないですね。彼が試合に入ってからのアーセナルの雰囲気はかなり変わりましたし、彼が入るだけでパーティの動きも良くなったりと、チームメイトに安心感を与えられる存在なのだろうか。途中出場から1ゴール1アシストも記録。頼もしすぎる漢ですよ。


ゴールが決まりだしたジェズス


これがケチャドバの力ですか!笑

なんだか笑っちゃうような感じですが、ミッドウィークにハットトリックを決めた週末も同じ相手に得点を重ねるという。今まで外しまくっていたことが不思議なくらいシュートが枠内に吸い込まれていきますね。

ジェズス本人も一気に自信を取り戻したような顔つきをしていて、シュート以外のプレーからも好調な雰囲気を滲ませます。

1点目も2点目も今まで何度も外してしまっていたシュートコースだったりするので、ああいったシュートがすんなり決まるのは何かケチャドバの力が働いているようにしか感じられません。

まあこのタイミングでジェズスに好調が訪れたのは非常にポジティブで、今シーズンここまでのアーセナルはオープンプレーからの得点が課題になっていたのだが、好調な選手が現れるとそういった課題が良い意味で無視されるというか、好調な選手のゴールがまとまって決まると流れで周囲の選手にもゴールが生まれるというはよくある話。ジェズスの好調によって、そういった良い流れが出来てくると良いですね!


サカはハムストリング?


いま全世界のアーセナルサポが心配しているのが我らがブカヨ・サカの怪我の具合。

足の抑えている場所から鑑みるとサカの負傷箇所はハムストリングではないかという感じで、しばらく離脱することになりそうな予感。

仮にハムストリングの負傷だとすると、離脱期間は損傷具合によって様々なので、できるだけ軽い離脱になってくれると助かりますね。。。

幸いアーセナルは次節がホームのイプスウィッチ、その次はアウェイのブレントフォード、ブライトンと、リーグで中位以下に位置しているクラブとの対戦となります。しっかりと怪我を直した状態でリフレッシュしてチームに戻って来て欲しいところ。

そう考えると、今日の試合でジェズスやマルティネリに得点が生まれたことは非常にポジティブですね!


今日はこんなところで。

やはり快勝した日は気持ちが良いですなあ!

特にここまでのシーズンでタフな思いをしていたジェズスが結果を残してくれると非常に嬉しいです!トロサールが調子を落としているのは少し気になる点ですが、彼はベテラン選手なので、気付いたら元通りになっているように思います。

チームとしてはこの調子を維持して欲しいところです!

それでは


COYG!!!


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