やってくれたワンダーキッド達と7200万ポンドの漢。アーセナル試合速報

本日も更新していきます!!!

 

 

 

 

今回は本日明朝に行われたELラウンド8、アーセナル対スラヴィア・プラハの一戦をレポートしていきます!

 

スターティングメンバー

 

まずはスターティングメンバーからご紹介。

 

アーセナル:4−2−3−1

前回ホームの対戦を1対1の引き分けで終えたアーセナルは先週末のシェフィールド戦をベースにした選手を起用する。

ディフェンスラインは左からジャカ、パブロ・マリ、ホールディング、チェンバース。

中盤はセバーヨスとパーティが並び、2列目中央にスミス・ロウ、左にぺぺ、右にサカを起用。トップにはラカゼットが入った。

シェフィールド戦で2列目中央にポジションしたサカはスミス・ロウが復帰したことで今回の試合は本職の右サイドに配置され、好評だったジャカの左SB起用は継続する形を取った。

また、怪我と病気が理由でチームから抜けていたウーデゴールとオーバメヤンは、トレーニングの時点で両者ともいないことが確認されていたが、そのままこの試合のベンチからも外れている。

 

スラヴィア・プラハ:4−1−2−1−2

1stレグ対戦時は4−3−3のフォーメーションで、ある程度攻撃にも舵を振っていたスラヴィア・プラハだが、この試合は中盤に厚みを持たせるフォーメーションを採用。

恐らく、前回対戦時に出場していたシマが不在といった理由もあるかと思うが、前掛かりで仕掛けることが予想されるアーセナルを塞ぎ込む用途もあるかと。

嫌な持ち方をされないようにするのが気をつけるポイントかと。

 

 

試合内容

 

ゴールが必要なアーセナルは立ち上がりからスラヴィア・プラハを押し込んでいく。

すると迎えた15分、右サイドからカットインしたサカの左足シュートはGKが触って左のポストを叩き、こぼれ球をスミス・ロウが押し込んでアーセナルが先制したかに思われたが、VARの結果、オフサイドによりゴールは取り消された。

しかしすぐの18分、バイタルエリアでDFに囲まれながらもキープしたスミス・ロウの股抜きスルーパスをエリア内左で受けたペペがGKの動きを冷静に見極め先制!

さらに19分、スミス・ロウの右からの折り返しをニアサイドで受けたサカがフロマダに倒されてアーセナルがPKを獲得。このPKをラカゼットが冷静に決め追加点を奪った。

攻勢を続けるアーセナルは24分、右サイドからカットインしたサカが左足でニアサイドを打ち抜き、3-0と容赦なくリードを広げる。

怒涛のようなゴールラッシュで一気に試合を決めてしまったアーセナル。厳しくなったスラヴィア・プラハは、ハーフタイムに4人を交代させ流れを変えようと試みる。

しかし、後半に入ってもアーセナルのペースは変わらず、67分には怪我から復帰したばかりのスミス・ロウを下げてエルネニーを投入。ボールを保持しながらさらなる追加点を窺う。

すると迎えた77分、左サイドを抜けたペペの折り返しをゴール前で収めたラカゼットが、フェイントでDF2人を剥がして左足でシュート。これが決まってアーセナルが4-0となる。

無失点で試合を終わらすだけとなったアーセナルは、ゴール直後にラカゼット、パーティ、サカを下げてセドリック、エンケティア、マルティネリを投入する。

終了間際にアウェーゴールを献上するという最悪の形でファーストレグを折り返していたアーセナルだったが、セカンドレグでは鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュで終わってみれば4-0の大勝。

2試合合計5-1で準決勝進出を決めた。

 

この試合の簡単なスタッツ等↓

 

 

会心の勝利

 

序盤は両チームのせめぎ合いが続き、非常に緊張感のある試合になりそうな予感が漂っていたが、VARで取り消しになったスミス・ロウのゴールからたて続きのゴール!!!

それまで繋げないなら後ろまで下げて、スキがあればロングボールという戦術を取っていたスラヴィア・プラハは、スミス・ロウのゴールから非常に焦りを感じていた気がする。

とにかくあのゴールがなければその後のゴールラッシュは訪れなかった可能性すら感じた。

また、1stレグで『交代が遅い』と非難されたアルテタ監督の采配も良かった。

シェフィールド戦でジャカの左SBを試せたことや、スミス・ロウが復帰したことなどもあるが、サカを右サイド、ぺぺを左サイドで起用したことが効いていたように感じた。

ジャカの裏を狙われる可能性あったことから、僕は左SBの経験もあるサカを左サイドに配置すると思っていたが、今シーズン左サイドで何度か好プレーを見せていたぺぺを左に配置し、サカを本職でプレーさせていた。

勝ち抜くために得点が必要だったための攻撃的なアイデアだろうが、この判断は間違っておらず、ぺぺの先制点は必然だったようにも思える。

とにかく、『会心の勝利』でした!

 

 

その他

 

その他、もろもろ感じたことを箇条書きで

 

  • パーティの存在感。アーセナルが攻撃的にアプローチ出来たのは彼のおかげ
  • ぺぺはDFの前に出た時(ゴールシーン)の間合いが素晴らしい
  • チェンバースは右SBのスタメン獲得しそう
  • ジャカの左SBは当面継続かと
  • セバーヨスは今日やシェフィールド戦みたく少し前目のポジショニングが良い。深い位置でボール持っているとたまに怖い
  • パブロ・マリとガブリエルの競争
  • 悩ませるラカゼットの活躍
  • アルテタ監督の交代はやはり遅め

 

こんなところかと。

試合前にこんな動画を投稿していたぺぺが先制点含む1ゴール1アシストと活躍してくれた。

ぶっ壊してくれてありがとう!

しかし、パーティは良いですなあ。アーセナルの得点が決まるまで、何度も危険になりそうなところを潰してくれていた。

サイズがあって動けるボランチが1人いるだけであそこまでチームが助かるなんて。もはやトレイラをコンバートして無理矢理にでもジャカを今のパーティと同じ役割をさせていたエメリの判断すら納得できる。

本日行われた他会場の結果、奇しくもセミファイナルでエメリ率いるビジャレアルと対戦することが決定。

 

絶対に負けられない戦いですな。エメリ氏もアーセナルとの対戦にメラメラしてそう。

獲るぞEL!!!

 

COYG!!!

 

追記

ちなみに病気が理由でチームを離れていたオーバメヤンはマラリアに感染していたそうな。

早い復帰を待っております!!!

 

 

 

今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!

 

ここまで読んでくださってありがとうございます!!!

 

それでは

 

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