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左WG補強は選手の退団次第?
今夏の移籍市場でも補強ポジションだと報じられ、今後の移籍市場で補強を行う可能性が示唆されている左WG。
現在はレアンドロ・トロサールが好調をキープしていることや、ガブリエル・マルティネリのフォームも戻りつつあることで、補強の可能性が流動的な雰囲気なのだが、スポーツジャーナリストのベン・ジェイコブス氏によれば、アーセナルの左WG補強は選手の退団次第になるとのこと。
同氏によれば、アーセナルは現在のスカッドの層に満足しており、選手が退団した場合に補強へ動く予定をしているそう。現時点でトロサールとマルティネリの両選手が退団に近づいているという報告はなく、あり得るシナリオとしては来夏にトロサールが退団する場合だと示唆されています。
トロサールは今シーズンここまで重要な役割を担っており、今夏に契約更改も行っているものの、アーセナルで長期的な将来を約束しているわけではないため、依然として退団候補に挙げられている模様。
ちなみに1月〜来夏の移籍市場で目玉選手となるボーンマスのアントワーヌ・セメンヨですが、多くのトップクラブが獲得に関心を抱く中、アーセナルも関心を抱いているものの、ウイングの選手の退団があった場合にのみ獲得へ動く可能性があるそうです。
正直トロサールがここまでの活躍をキープしてくれれば来夏まで人員的にも補強は必要ないと思いますし、アーセナルは今夏に大型補強を行った影響で財政的にリスクを犯せないとも伝えられているので、今後どのような動きをするのか注目です。
1月に追加移籍金獲得の可能性?
ここ最近の移籍市場で多くのクラブが盛り込んでいることが増えているセルオン条項。
セルオン条項とは、選手を売却する際、その選手が次の移籍先へ移籍する際の移籍金の一部を受け取るという契約で、移籍金で折り合いがつかなかった場合の策として近年使われている移籍条項なのだが、どうやらアーセナルがセルオン条項で追加移籍金を手にする可能性があるとのこと。
昨日の「nowarsenal」によれば、アーセナルは過去にラツィオへ売却したヌーノ・タヴァレスが1月に移籍する可能性があるようで、セルオン条項を取り付けていることから、その場合の移籍金の40%を手にする可能性があるとのこと。
同メディアによれば、どうやらタヴァレスに対してサウジアラビアのクラブから関心が集まっているようで、仮に移籍することになれば、40%の移籍金がアーセナルに支払われることになるのだとか。
ラツィオは財政的な側面から、タヴァレスの売却に前向きな様子だそうで、間もなく交渉がスタートすると考えられているようです。ラツィオはタヴァレスの昨シーズンの活躍ぶりから、同選手を4000万ユーロと見積もっていたが、現在はより低いオファーを受け入れる用意もある模様。
とはいえ、ある程度の移籍金を要求するはずなので、交渉がうまく進めばアーセナルは1月に思わぬ追加移籍金が手に入る可能性があるようです。