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アーセナルの選手売却がひどい話
昨日弊ブログでもレポートした通り、今夏の移籍の収支で大幅な赤字を叩き出したアーセナル。
選手の入れ替えかつ、昨今の移籍市場の動き、今シーズンのアーセナルに掛かる期待などを鑑みれば、少なくとも今夏の移籍市場に関しては仕方のない部分があるものの、アーセナルはこれまで長らく”売却が苦手なクラブ”の称号を手にしており、改善していかなければならないのだが、昨日の「Daily mail」にて、他クラブのディレクターからアーセナルの選手売却がひどすぎることを指摘されていたようなのでご紹介。
同メディアにてこのように語られていた↓
「ライバルクラブのディレクターは、アーセナルは歴史的に選手に過剰な移籍金を支払ってきたこと、そして、他の選手を長く抱えすぎたことが原因で被害を被っていると述べた。
彼は2019年にニコラス・ぺぺに支払った当時のクラブレコードである7200万ポンドと、オレクサンドル・ジンチェンコに支払った3200万ポンドが、明らかに相場を上回る金額を支払った例として挙げた。
同ディレクターはさらに、リース・ネルソン、アルバート・サンビ・ロコンガ、トーマス・パーティ、エインズリー・メイトランド=ナイルズ、ピエール=エメリック・オーバメヤンらも、はるかに高い価値でずっと早く売却できたはずの選手たちだと付け加えた。」
とのこと。
まあ2019年辺りからのアーセナルは新しいチームを作ろうとしていた段階で、ヴェンゲル監督も退任した後の期間。クラブの歴史的にも難しい期間だったことは伺えるが、贔屓目に考えてもアーセナルの売却下手は笑えないレベルだと思います。
ちなみに「Daily mail」によれば、アーセナルは今夏の移籍市場が始まった当初、ガブリエル・マルティネリの売却に前向きな姿勢を見せていたものの、クラブが求める6000万ポンドよりも低い4000万ポンド程度のオファーしか届かなかったことで、急いで売却することを取りやめたという。
ハッキリ言って、売却のタイミングや条件は運の要素も少なからずあるはずで、そういう視点ではガブリエル・ジェズス、冨安健洋らのような怪我でプレーできない選手は多い印象かと。その分、他の選手のプレー機会が多くなり、疲れてしまい本来の姿を見せられず、自信も失い、市場価値も下がるという悪循環。
といっても、ここからの数年は他クラブが羨む選手を抱えている状況にある+結果を残せば賞金などで相殺できるため、好循環に持っていけるはず。クラブとしての好循環を生み出していってほしいですね!
アルテタ監督が改善の余地がある部分
前述したように、ここ数年は選手売却を苦手にしているものの、今夏は余りある予算から大型補強を行ったアーセナル。
8名もの選手を加え、各ポジションのパワーアップに成功させたアーセナルだが、成功を手繰り寄せるためにはアルテタ監督にも改善の余地があるのかもしれない部分。
そういった部分に関して元プレミアリーガー達がコメントしていたのでご紹介。
ポール・スコールズ
「ミケル・アルテタはアーセナルを立て直した。現在の地位まで導く手腕は見事だが、問題は次の段階へチームを導けるかどうかだ。
「ガレス・サウスゲートとイングランド代表について議論したことがある。決勝進出は素晴らしい成果だったが、我々は彼がイングランドで優勝できるとは思わなかった。アーセナルはまだ準備が整っていない。あの試合(アーセナル対リヴァプール)は新戦力を起用し、存在感を示す絶好の機会だった。
「リヴァプール戦のアーセナルの布陣を見た時、アンフィールドで相手を圧倒するようなチームには見えないと思った。チャンスを創出できていなかった。彼らはエベレチ・エゼを獲得したばかりだ。素晴らしい選手で創造性にあふれている。マーティン・オーデゴールはチームで最も創造性豊かな選手だ。
「センターフォワード(ヴィクトル・ギョケレス)を投入しながらも、オーデゴールを起用しなかった。やや消極的な姿勢だった。昨年マンチェスター・シティ戦で引き分けを喜んだアーセナルを批判したのを覚えているが、今年はアンフィールドで引き分けを勝ち取れば良い結果だったはずだ。
「リヴァプールが先制すると、引き分けを狙う姿勢から一転してチャンスを作り出し追いかけるというメンタル転換は非常に難しい。彼らはそれができなかった」
ジェイミー・キャラガー
「ミケル・アルテタにとって今が正念場だ。リバプールが新体制で守備に不安を抱えている今こそチャンスだと感じていた。リバプールでの出来事は、アルテタのメンタリティを象徴していると言えるだろうか?
私はアルテタの大ファンだ。彼は本当に素晴らしい仕事をしている。しかし今こそ結果を出す時だ。
あのスタメン表を見た瞬間、試合の流れが分かった。ミケル・メリノがセットプレーでリヴァプールを封じ、守備的に苦戦させるだろうと。
実際、リヴァプールは突破できず、パスをつなげられなかった。このアーセナルは、私がラファエル・ベニテスとジェラール・ウリエの下でプレーしたリヴァプールを彷彿とさせる。
両監督は少しブレーキをかけているように感じられる瞬間があったが、アルテタ監督からもその印象が残っている」
テオ・ウォルコット
「クラブは彼を本当に支持しているし、今ではあらゆるポジションに選択肢がある。でも彼は『試合に踏みとどまる必要がある』という本能に戻りたがるんだ。
ある時点までは機能していたが、そこで少し早めに交代選手を投入すべきだった。エゼは最初の2タッチでマーティネリが試合全体を通して成し遂げた以上のことをやってのけた。
数週間前、ジャック・グリーリッシュがエバートンに加入し初戦をベンチスタートした時も言ったが、即戦力として起用すべきだ!
こうした試合では序盤の展開が重要だ。最初の20分で勝敗が決まることもあるが、同時に敗戦も決まる。彼らは絶対に負けたくなかったのだ。
プレミアリーグで(この試合まで)わずか20分しか出場経験のないメリノを先発起用した事実が、その意思を物語っているね。」
とのこと。
そのコメントもアルテタ監督を批判するほどのコメントではなく、あくまで『結果出したいならリスクも取らないと!』というところかと。長いシーズンはポイントの合計で勝敗が決まるわけで、アウェイの直接対決で最悪引き分けてもそれ以外の試合で全部勝てば良いのだから勝てなくても負けなければ良いという感覚はあるのかもしれない。
ただ、見ている側からするとそれがとても消極的に映る瞬間はあるわけで、中々難しいところだなあと。スカッとゴール決めて勝つ試合が見たいし、特にビッグマッチで記憶に残る試合を見たい気持ちは強い。でもタイトルは欲しいよなあ。
ここまで読んでくださってありがとうございます!!
それでは
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