表裏一体。全てが裏目。アーセナル試合レポート


Warning: Undefined variable $cs1 in /home/olivier12sk/arsenal-premier.com/public_html/wp-content/plugins/only-tweet-like-share-and-google-1/tweet-like-plusone.php on line 813

Warning: Undefined variable $cs2 in /home/olivier12sk/arsenal-premier.com/public_html/wp-content/plugins/only-tweet-like-share-and-google-1/tweet-like-plusone.php on line 813

本日も更新していきます!!!

 


 

 

今回は本日明朝に行われたPL第33節アーセナル対マンチェスターCの一戦をレポートしていきます!

※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。

 

スターティングメンバー

 

まずはスターティングメンバーから!

 

アーセナル:4−3−3

アーセナルはジャカが復帰していつも通りの4−3−3。

ディフェンスラインは左からジンチェンコ、ガブリエル、ホールディング、ホワイト。中盤はパーティ、ジャカ、ウーデゴールが入り、右にサカ、左にマルティネリ。トップにはジェズスを起用。

試合前のレポート通り、サリバは引き続きアウトでそれ以外は変わらずという状況。また、起用が注目されていたトロサールはこの試合もベンチからスタートになった。

 

マンチェスターC:4−3−3

対するマンチェスターCも4−3−3の布陣。

ほぼフルメンバーだが、事前の情報通りアケが怪我で離脱しており、同選手の代わりに普段右で起用されることの多いアカンジが左SBとして起用された。

要注意選手はデ・ブライネとハーランドで、デ・ブライネは言わずもがなアーセナル戦で毎回のようにゴールを決めており、ハーランドはアーセナルのCBがあのパワーを振り切れるか注意したい。また、彼らに気を取られてグリーリッシュやベルナルド・シウバにエリア内でファールしてしまうのは避けたいところです。

 

 

試合内容

 

負け

 

簡単なスタッツ等↓

 

 

表裏一体。全てが裏目

 

今日の試合は負けるべくして負けた試合だった。とりあえず感じたことをつらつら書いていきます。

第一にアーセナルが負けた大きな要因は”経験値”というのは間違いないです。マンチェスターCはここ数年常にトップレベルでプレーし続けているだけでなく、CLノックアウトラウンドのような大舞台で個人エラーによって負けた経験もある。それらを踏まえて今の強さがあると考えると、38試合のうちの1試合となる今日の試合を必要以上に気負うことはないのかもしれない。

そして、マンチェスターCの選手達はそういった経験を積んでいることで、今回の試合を迎えるにあたって抑えるべきポイントを全て抑えてきたなあと。

  • MFをとCBの間のポケット
  • サカとマルティネリの1対1を潰す
  • 中盤の選手に前を向かせない
  • その他諸々。

これらの対策に対してアルテタ監督はバック3に変更など、戦術的なケアをしても良かったのでは?と思いますが、逆に考えれば ”今のチームを信じた” ”今シーズンやってきた形で勝てると考えた” わけでもあり、選手がそれに応えられなかったという側面もあるかもしれない。

ただ、試合結果を見る限りこの決断は裏目に出たし、こういった話はここ数年トップクラブとの対戦時に毎回同じことを言っている気もするので、試合を迎えるにあたって変更できる箇所はあったかもしれない。ペップ・グアルディオラだって重要な試合で大胆な変更を加えることもあるくらいだし。

 

 

堅実=後ろ向きな姿勢

 

非常に難しいところだが、結果的に見れば今日の試合はもっと前がかりにいくべきだったなあと。

状況は全く違うが、2月にマンチェスターCと対戦した際のアーセナルは前がかりな試合運びをして互角な試合を繰り広げた。また、アーセナルよりも個の力が強いバイエルン・ミュンヘンですらCLラウンド8第1戦でマンチェスターCと対戦した際に堅実に試合を進めようとして支配されていたりしたので、このチャレンジはかなりハードルが高かったように感じる。(結果論ですが…)

そして、もう1つ言えるのが”堅実なプレーはミスした際のリカバリーが難しい”ということ。堅実というのは、ミスをしないことを前提としたプレーであって、ミスがあるかもしれないと想定して動くリスキーなプレーと比べて、ミスをした際の対処が遅れる。そして、その相手がハーランドやデ・ブライネだったとしたら尚更である。

皆様もご存知の通り、ここ数年のアーセナルは個人エラーで大事な試合を壊した過去があって、それらの多くは堅実なプレーをしようとして起こしたミスだった。

そう考えると、ミス0であることを前提とした堅実なプレーというのは、今日の相手であるマンチェスターCのようなチームが実践する試合運びであり、今日の彼らはアルテタ監督がアーセナルの選手に求めていた以上に堅実なプレーを遂行していた。無論、だからといってリスキーなことばっかりするのは違うが←

つまるところ、それが”経験の差”なんだろう…と振り出しに戻ってしまいます。ただ、今日のアーセナルは堅実なプレーをするあまり、相手を食ってやろうという部分が出なかったなあと。完全にマンチェスターCに抑え込まれた感じ。それが余計に悔しいです。。。

 

 

マンチェスターCの熟練の選手たち

 

ここまでアーセナルに対する愚痴をこぼしてしまいましたが、認めなければならないのは今日のマンチェスターCが良すぎたこと。恐らくアーセナルでなくとも、ほとんどのクラブが苦戦を強いられたはずで、仮になんとか出来るとしてもレアル・マドリーのような経験値が豊富かつ、1人で状況を変えるような選手が居るクラブだけかと。

そう考えれば、アーセナルが敗北したのは尚更妥当だったのかもしれない。

  • ハーランドの個人技
  • デ・ブライネのここぞのシュート精度
  • アーセナルの核を潰すディフェンス
  • ビルドアップを阻むハイプレス

などなど、彼らのどこが良かったなんて1つに絞りきれないですが、個人的に大きな違いになったと思うのは中盤のロドリとギュンドアン。今日の試合で彼らは大々的に目立った選手ではないかもしれないが、彼ら2人がチームのバランスを取り、アーセナルの圧力を無効化していたと感じました。

彼ら2人の凄さ(特にギュンドアン)は、チームのために完全に黒子に徹することが出来ることで、今日の試合で言えばハーランドとデ・ブライネが良い形でボールを受けられるように2人が動き回ってパスコースを導き出していた。その結果、ハーランドとデ・ブライネがハーフスペースで良い形でボールを受けて、さらにアーセナルが圧力を受けるという図式。

また、嫌なところにポジショニングすることで、アーセナルの中盤とアタッカーたちがトライアングルを作れないように蓋をしていたところも。ただでさえ対人守備が強いマンチェスターCのディフェンダー陣に対して、連携をしなければ突破できないのだが、連携を作る隙間を作らせてもらえないし、隙間に入ってもすぐに潰されてしまう。

アーセナルは本来はパーティとジャカがその役割を請け負っているのだが、サリバの不在によってパーティが後ろのケアをしなければならないことや、ジャカでは強度が保てなかった(病気明けやシーズンの疲れも関係あるはず)ことでギュンドアンとロドリのような関係をチームとして作れなかった。

こういった点は素直に認めて、アーセナルもチームとしてその枠組を作る必要があるなあと。今後の課題です。

 

 

最新のリーグ順位

 

さて、この試合が終わった後の最新順位がこちら↓

 

アーセナルは2位マンチェスターCと2ポイント差の1位。ただ、マンチェスターCは2試合未消化なので順位に変動がある可能性も。

ただ、マンチェスターCの未消化試合は彼ら以上にパスを繋ぐブライトン(A)と、意外性のあるウエストハム(H)で、その他の大会も残っていることを鑑みれば、まだ何か起こる可能性は否定できない。

すなわちアーセナルが出来ることは残り試合全勝することで、まだタイトルレースは終わってないことは明確にするべき!

ちなみにシティはエヴァートン(A)、チェルシー(H)、ブレントフォード(A)なども残っているので、アーセナルが残り試合を全勝すれば、可能性は残されているのではないだろうか!!いや、残っている!!!

そのためにも、アーセナルの選手たちは頭を上げて次のチェルシー戦、その次のニューカッスル戦に備えて欲しいです!!!

 

 

まだまだ言いたいことも色々ありますが、とりあえず現実を受け止めて次の勝利に向けて頑張るしかないです。こればっかりは。

絶対に下は向かないように!COYG!!!

 

 

最新情報は弊ブログ主の下記Twitterからご覧ください!

弊ブログ主Twitterアカウント

 

最新記事↓

エディハド・スタジアムでマンチェスターCを倒すために必要な3つ

クリスタル・パレスがザハに新契約をオファーで残留の可能性も?

サリバがシーズン終了の恐れ?メイトランド・ナイルズが今夏の退団を明言

 




最新情報は下記にある弊ブログ主ツイッターにて更新しているので、レポートが待てない方は是非フォローお願いします!

今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!

 

ここまで読んでくださってありがとうございます!!!

 

それでは

 

最新情報はTwitterで更新しています!是非フォローお願いします!

 

 

 

 

「表裏一体。全てが裏目。アーセナル試合レポート」への5件のフィードバック

  1. 完敗でしたね。格上の相手なので負けは恥ではないですが。
    最近思うのですが、アルテタは師匠がグオルディオラなので戦術家だと思われがちですが、どちらかと言うとモチベーターよりの監督なのかなと。
    型にはまった時は圧倒的な強さを見せるけど、臨機応変に戦術を変えることはしない・・・ヴェンゲルを思い出すなあ。
    次は久々の勝ち点3を望みます。

    1. 完敗すぎて何も言えなかったですね。。。
      アルテタ監督は1つの戦術を極めることに意義を感じている節があるので、そういう意味ではモチベーターよりなのかもしれないですね。
      次の勝利を祈りましょう。。。

  2. ジャンケンで言うとパーしか出さないんで、
    相手がチョキ出してきたら苦戦か惨敗必至という印象です。
    同じポゼッションでも今のシティは、守備は堅くて大きいグーで攻撃は鋭いチョキで、ブライトンも中央突破が基本戦術です。
    開ききったパーのポゼッションはもう古いんですよね。今のガナはロベリー期のバイヤンに近いというか。
    ウトウトしながら見てましたけど、シティの守備ブロックの中でプレーできてたのがパーティとトロサールだったような。堅固な守備ブロックの中で受けられる選手が増えないと厳しいですね。

    1. 確かにロベリー時代のバイエルンに似てますね!
      サイドから1対1を仕掛けて優位に立つシステムはドリブラーが居るチームなら有効的で、ディフェンスのリスクも少ない利点がありますが、対策を練られてしまうと無効化されやすいのかなあと。なので、リスキーでも1発で形成が変えられる中央突破がトレンドになりつつありますね。
      本来ならウーデゴールやジェズスが中央で受ける役割をしなければならないですが、シティ戦では完全に閉じられてましたし、より中央で受けられる選手がほしいところです。。。

  3. ちなみにCB一枚が釣り出されてってのはシティに毎年やられてますよね。シティ時代のジェズスにガブリエルが食いついてレッドとか。実はスパーズにもやられてて、それは自滅半分ですがホールディング退場のアレとか。
    結局のところ選手は進歩してるけど戦術的にはあまり進歩がないという。
    CBーDMF間のケアと、RSBーLCB間の距離と、
    グリーリッシュのケア、この三点はCB3枚にするだけでも一定の改善になる筈なんですよね。
    それをサリバや冨安の個人能力頼みでやってきてるから戦術の幅や上積みがなく、1.5軍のカップ戦も弱いという印象です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です