リース・ネルソンにアーセナルとの将来はあるのか?


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本日も更新していきます!!!


今回は先日「FUNSIDED」にて寄稿された、『リースネルソンとアーセナルの将来はあるのか?』なるレポートを紹介します!


はじめに

今夏に新たな契約を結んだにも関わらず、今シーズンわずか323分しかプレーしていないリース・ネルソンのアーセナルでの将来がどうなるか疑問に思っているに違いない。

このウインガーが2017年にデビューした時、多くのファンが当時17歳の彼が示した潜在能力に興奮した。

すでに足元を固めているように見えたネルソンだが、2017−18シーズンの公式戦出場はわずか13試合にとどまり、デビューシーズンでゴールを決めることは出来なかった。

翌シーズン、彼はさらに安定し、さらなる成長を促すために必要だとされたプレータイムを得るために、当時ユリアン・ナーゲルスマンが監督を務めていたホッフェンハイムへレンタル移籍した。そこでの1年間で彼は23試合に出場し、7ゴールを記録した。

印象的な数字を残しただけあって、アカデミー出身の彼へのさらなる期待が増えたが、次のシーズンではさらなるチャレンジとなってしまった。彼は足首と膝の負傷によって約100日間戦列を離れてしまい、多くの人が期待していたような躍進を見せられなかった。

そのシーズンで彼はプレミアリーグ初ゴールを記録したが、そのゴールが唯一リーグ戦でのゴールとなってしまい、開幕前からの期待を鑑みると残念な結果となった。

その後のシーズンで彼が複雑な状況を送っていることを考えると、23歳になったネルソンにとって怪我は根深い問題であり、そのせいでプレータイムが減って成長を阻害している。


リース・ネルソンの現在地はどうなっているのか?


契約満了を控えていたネルソンは、ブライトンを含む多くのクラブがフリートランスファーでの獲得に関心を示していたため、多くの人が今夏にアーセナルを離れることを予想していた。

しかし、クラブやアルテタ監督との話し合いの後、ネルソンはクラブと新たな契約を結び、在籍期間をさらに伸ばした。

自身の将来をアーセナルに託し、ブカヨ・サカの唯一のバックアップオプションになったにも関わらず、今シーズンのネルソンのプレータイムは323分に終わっており、唯一のゴールもカラバオカップのブレントフォード戦のみとなっている。

プレータイムが大幅に限られているだけでなく、成績も振るわないため、一部のファンは元U-21イングランド代表のスター選手がクラブでの成功の見通しがあるのか疑問を抱いている。


リース・ネルソンにアーセナルでの将来はあるのか?


シンプルな話、現状のネルソンの状態はそう長く続かないということ。有望な選手はプレーする必要があり、彼がプレーできていない状況は一時的であれ永久的であれ、すべての当事者がクラブを離れることを考えなくてはならない。

彼のプレータイムが少ないことは、彼の成長とキャリアに深刻な影響を与えるだけでなく、その過程の間で彼の市場価値が必然的に低下するため、クラブにも悪影響を及ぼす。

彼の個人的な野望とクラブの財政的な側面は、どちらも彼の将来を考えた時に憂慮される問題だが、すでに彼に関しては差し迫った問題になっていると考える。

それは信頼。選手が監督を信頼することは絶対的に必要だが、監督も選手を信頼することがさらに重要。

今シーズン、サカが何度も負傷している中で、ネルソンにさらなるチャンスが与えられていないことは、単純にアルテタ監督がネルソンをチームの重要な一員になるのに必要なレベルに達していないと考えらえる。

監督が選手を信頼していないことが明らかになったら、唯一の選択肢は退団になる。つまり、ネルソンは1月の移籍市場でレンタル移籍するか、退団する必要がある。


アーセナルはリース・ネルソンを売却するべきか?


筆者の考えでは、ネルソンは売却されるのではなく、レンタル移籍することを望んでいる。

なぜなら、ネルソンには真の才能が秘められていると心から信じているから。そして、それを解き放つために彼が必要なのは、安定したプレータイムと自信だけ。

ただ、それではチームが人員不足に陥るだろうし、将来的にサカが怪我する可能性を減らすためのローテーションオプションを必要としている。そのため、ネルソンのレンタル移籍を実現させるためには他の選手を連れてくる必要がある。

以上のことから、彼のレンタル移籍が無駄だと考えられるならば、最低限の選択肢は彼を相応の移籍金で売却することだろう。それがすべての関係者にとって最良な考えになるはず。


元記事はこちら↓

「Does Reiss Nelson have a future with Arsenal?」



いかがだったでしょうか?

ネルソン問題はスミス・ロウの問題と違って、単純にプレーできる時でもプレーさせていないアルテタ監督の決断があるので、なんとも言い難い。

ただ、今夏に契約延長した背景には両者のポジティブな話し合いがあっただろうし、この状況下でネルソン側から愚痴のような話が出ていないのもまだまだやる気があるという現れではないかと。

とはいえ、憂慮する問題だということは変わらないし、トロサールやジェズスのように複数ポジションをハイレベルでこなせる選手が居ることも問題の障害になっているのかなあなんて。非常に難しい問題ですが、個人的にはネルソンの細かなタッチやアイデアが好きなので、なんとかスタメン奪取へ食らいついていて欲しいです。。。!!



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