自分たちに勝つ!!!今年のベテランは違う!アーセナル試合レポート


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本日も更新していきます!!!

 


 

 

本日は今晩行われたPL第24節アーセナル対アストン・ヴィラの一戦をレポートしていきます!

※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。

 

スターティングメンバー

 

まずはスターティングメンバーから!

 

アーセナル:4−3−3

アーセナルはいつも通りの4−3−3だが、マンチェスターC戦からいくつか変更点が。

ディフェンスラインは左からジンチェンコ、ガブリエル、サリバ、ホワイト。

中盤はジョルジーニョ、ジャカ、ウーデゴールが入り、右にサカ、左にトロサール。トップにはエンケティアが入った。

前節との変更点は右SBの冨安に代わりホワイト。左サイドのマルティネリに代わりトロサールが起用されている。また、怪我で離脱していたパーティの位置には引き続きジョルジーニョが起用されている。

 

アストン・ヴィラ:4−2−2

対するアストン・ヴィラは4−4−2の布陣。4−4−2ではあるものの、恐らくコウチーニョorブレンディアがワトキンスの背後に動くと思われる。そして、コウチーニョが久しぶりに先発出場したそうな。

要注意選手はもちろんワトキンスで、彼はアーセナル戦の得点数が多い選手で、今のアーセナルが苦手な独力での打開ができる選手。気をつけたい。その他はコウチーニョは久しぶりの先発出場で気合が入っているはず。ミドルレンジからのシュートを喰らわないようなディフェンスが必要になる。

 

 

試合内容

 

開始6分、ヴィラにいきなり先制を許す。カウンターからワトキンスにスピード、コントロールともに絶妙なシュートを叩き込まれた。

ここから怒涛の反撃に出たアーセナルは16分、すぐさま同点に追いつく。ミングスのクリアにペナルティエリア内で反応したサカが左足を一閃。強烈なシュートを突き刺す。21歳のイングランド代表MFは2戦連発で、2年連続リーグ戦二桁得点に王手をかけた。

ただ、勝ち越し点は奪えずにいると、32分にプレミアリーグではエメリ体制初先発となったコウチーニョに被弾。

1−2で前半を終える。

後半に入って56分にはホワイトのクロスから、ヌケティアが打点の高いヘッドで合わせるが、惜しくもクロスバーを叩く。

それでも61分、ショートコーナーからエリア手前でパスを受けたジンチェンコが、得意の左足でシュート。鮮やかにネットを揺らし、再びタイスコアとする。

一気に逆転へ攻勢をかけるなか、77分にはショートカウンターからウーデゴーが決定機を迎えるが、シュートはわずかに枠の右に外れる。

79分には2枚替えを敢行。ジャカとホワイトを下げ、ヴィエイラと冨安を送り込む。その後、冨安も積極的に攻撃に絡み、チャンスを作るがモノにできない。

このままタイムアップかと思われたが、90+3分だった。ジョルジーニョが右足で放った強烈なシュートが、クロスバーを叩いた後に、エミリアーノ・マルティネスに当たってゴールイン。土壇場で勝ち越しに成功する。記録上はオウンゴールとなった。

その後、最終盤の90+8分にマルチネッリがダメ押し点を挙げたアーセナルは、結局4-2でビラを撃破。リーグ戦4試合ぶりに勝点3を積み上げ、暫定ながら首位を奪還した。

 

簡単なスタッツ等↓

 

 

ナーバスな前半。少しのズレが直らず。。。

 

アーセナルはマンチェスターC戦の敗戦や、ここ4試合勝ちがないことでかなりナーバスな状況。勝たなければならないという気持ちが冷静な判断を阻害しているような前半でした。。。

開始数分でジンチェンコのミスをワトキンスが独力で打開して失点。10分ほどで追いつくものの、一瞬気が緩んだタイミングで勝ち越し点を決められるという。。。

前節のマンチェスターC戦と同様に、アーセナルは相手よりも優れた戦いができているにも関わらず攻撃で停滞してしまうことで徐々にナーバスに。画面越しでもそれがひしひしと伝わってきました。。。

そういったほころびからちょっとしたパスのズレに繋がってしまうという。

お世辞にも今のアストン・ヴィラがPLのトップチームから2得点できる状態のチームではない(アストン・ヴィラサポの方ごめんなさい)にも関わらず、簡単に2失点もしてしまうという。明らかに何かがおかしい前半。。。

 

 

今年のベテランは違う!自分たちに勝つ!

 

不安だけが残った前半から何か違いを作りたかったアーセナルは後半も大きな波を作りきれない状況が続いたが、ジンチェンコの同点ゴールを皮切りに徐々に攻勢に。ただ、パスが最後まで続かずあと1歩のところでゴールが入らない展開が続いていた。

と、思いきやのジョルジーニョ!マルティネスのオウンゴールではあるものの、あのゴールは今のアーセナルの魂が乗ったシュートになったのではないかと!!!僕はスマホで見ていたのですが。思わず投げちゃったです。(笑)

ジョルジーニョはこの試合でも効果的な役割を担っていて、特に終盤でアストン・ヴィラが中央を固めてきてからはかなり彼のパスや展開力が効いていた。そんな中でのゴールは今シーズンのベテランは一味違うということを思い知らせてくれました!

そして、ラストプレーではマルティネリの独走で4点目。終わってみれば4対2とスコア的には快勝できたという。

☓Gでも出ている通り、今日の試合は明らかにアーセナルが優勢でアストン・ヴィラの2ゴールは偶発的なもので、こういった失点の原因は自分たちのミスから。要はここまでの数試合は自分たちに負けていたのだが、ようやく負の連鎖を止めて自分たちに勝つことができた。

それだけ今日の勝利は意味があって、内容以上の価値があった。逆転した際や試合後の選手たちの喜びようを見るといかに選手たちがナーバスだったかわかる。とにかく、良かったです。。。(泣)

 

 

左サイドの停滞はシステムが原因?

 

喜びもつかの間、今日の試合でも明らかに悪いポイントがあって、それは左サイドの停滞。

試合の途中からはほとんど右サイドからの攻撃に切り替えていて、左サイドはボールを持つだけのエリアになっていた。そして、この現象は今日の試合だけでなく、ここ数試合ずっと見られていたのだが、これはやはりシステムが原因ではないかと。

というのも、シーズン前半は左サイドが活性化していてマルティネリも活き活きしていたのだが、それはジェズスがマルティネリと頻繁にポジションを入れ替えて動き回っていたという動きがあった。しかし、エンケティアはサイドに流れる動きをあまりしないため(というよりもジェズスが特別なのだが)、左サイドが停滞するという状況だった。

そのため、今日の試合はマルティネリではなくトロサールが左サイドで起用されていたのだが、その状況は特に変わることなく。。。これで左サイドの停滞はシステムが原因だという裏付けになった。ちなみに右サイドが停滞しないのはサカのサポートにウーデゴールが居るため+サカがパス関係なく独力でなんとか出来るスペシャルな選手だという理由だと思われます。

そして、ここからが本題なのですが、このジェズス仕様のシステムを続けると相手に対策されやすくなると思うし、現に左サイドが停滞することでジャカは前半戦の活躍ができていない。彼は前半戦の勢いのキーマンにもなっていた存在なので、彼が活きないのは非常にもったいない。今のアーセナルで由々しき問題なのです。

個人的にはエンケティアに対してもっとライン裏にアバウトなボールを入れても良いのではないのかなあと思ったり。エンケティアはスプリント力があり、今日の試合でも裏に狙ったボールを上手く拾っていたシーンがいくつか見られたし、フィジカルが強くなったのでキープも出来る。そうすれば、相手のディフェンスと中盤の間にポケットができてマルティネリやジャカが活きるポジションが作れるのではないかなあなんて。

もちろん、簡単な話ではないし、選手たちは僕らのように上からピッチ全体を見渡しているわけではないので難しいはず。ただ、今日のエンケティアを鑑みるとそういったプレーを増やして相手に驚異を与えるやり方もあるんじゃないかと。次の試合で左サイドの停滞が解消されることを期待したい。

 

 

首位奪還!

 

まずは試合後のリーグテーブルがこちら↓

 

アーセナルは先日マンチェスターCに首位の座を一時的に奪われていたのだが、取り返すことに成功!彼らはこの後に試合があるので、再び首位を奪い返される可能性もあるが、ひとまずは3ポイントゲットで1位に返り咲いた。

ちなみにアーセナルが足踏みしている間にマンチェスターUも8ポイント差まで迫ってきていて、当たり前だがここからの試合で油断は許されない。すでに54ポイント獲得していることや、4位以下のチームと10ポイント差以上付いていることを鑑みると、来シーズンのCL出場権獲得は固いだろう。ただ、今シーズンはタイトルを目指す。油断しないように!!!

 

 

その他

 

その他、この試合で思ったことを箇条書きで

 

  • サカがいつ怪我で離脱しちゃうか心配すぎる
  • ウーデゴールは後半にリズムが蘇っていた
  • ジャカは流石に疲れすぎている気が。。。一旦休ませたい
  • トロサールはなんとかしようと頑張っていた。ただまだチームにフィットしきれていない
  • ガブリエルがベイリー止めたシーン痺れた
  • エンケティアは枠に飛ばしたい。ただ、プレス含め献身的な動きが非常に良い
  • アストン・ヴィラのカマラ良い選手。欲しい

 

こんなところ?

ジャカは明らかに疲労困憊で判断力も鈍っているようなので、ヴィエイラを起用したいなあと。それかティアニーを左SBで起用して中盤にジンチェンコ。それくらい見ていて疲労を感じる。65分以降はほぼ気合だけでプレーしているように見える。

まだシーズンは多くの試合を残しているので、ジャカがリフレッシュしてくれるとチームにも弾みが出るはず。なんとかして欲しいです。スミス・ロウがフィットすれば選手起用で変化がつけられるかな??といったところでしょうか。

とりあえず、今日は勝ったことが1番の良いポイント!この試合を機に再び勝利を積み重ねて欲しいところです!!!

 

COYG!!!

 

 

 

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「自分たちに勝つ!!!今年のベテランは違う!アーセナル試合レポート」への5件のフィードバック

  1. いやー、今日は最高でした!
    最近の試合は内容は悪くないに、結果が伴わなかったので、ちょっと心配はしてましたが、ジョルジーニョが決めて勝ったのはデカいと思います。

    1. 最高な試合でした!!!
      いやー、本当に最近の試合はモヤモヤする展開が続いていたので本当に嬉しい勝利です!ジョルジーニョはすでにチーム内で一目置かれているようなので、良い雰囲気が戻ってくると嬉しいです!!!

  2. さすが早いですね!
    この試合、アーセナルの影のMVPはマルチネスのようで、
    ジョルジーニョのシュート性のクロスに頭で合わせて同点弾、さらに終了間際にはゴールを空けてサービスタイム提供。
    なぜヴィラが勝点1で足りないのか…まさかエメリまでも…?とよく分からない流れで強力アシストもあって結果オーライ、これぞまさにonce a gooner always a gooner

    シンプルで速い攻撃やミドルと、攻撃の幅は広がったように思います。ジンチェンコのセットプレーで余裕のある時に打つミドルは流石の精度で、マルティネッリも無理に抜きに行かずにジョルジーニョに落としてミドルも良かったです。攻撃面は改善していましたね。前半のサリバはまだ寝ていたようですが中二日のランチタイムでしたからね。
    ここで勝ち切れたのは大きいですので優勝目指して頑張って欲しいですね。

    1. 確かにマルティネスが時間稼ぎをしたことでアディショナルタイムが6分になったようなので、影のMVPかもしれません(笑)
      後半に掛けて戦い方を若干マイナーチェンジしていて、その効果が効いていたので戦い方の幅が広がりそうですね!マルティネリはベンチスタートだったことでフィールドよりも状況が見えていたかもしれませんね!忘れていたのですが、たしかに中2日のランチタイムですね。しっかり勝ちきれたのは大きいですね!

      1. ちょっと自分勘違いしてまして、ガナが勝ち越して
        2-3で負けてたからマルチネスが上がったんでしたね?
        片方だけでなく両方のゴールにヘディングぶち込んでやろうと…。
        そしてあれはエメリの指示ではなく彼の独断だったようで。
        何やら大変そうですけどあっちも仲良くやって頂きたいですね。

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