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本日も更新していきます!!!
今回は本日明朝に行われたEL準決勝アーセナル対ビジャレアルの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合結果を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
アーセナル:4−2−3−1
アーセナルはラカゼットやオーバメヤン、ティアニーの復帰が期待されていたものの、結局この試合でのスタメン復帰はならず。オーバメヤンのみベンチ入りとなった。
バックラインは左からジャカ、パブロ・マリ、ホールディング、チェンバース。中盤にはセバーヨスとパーティ。
2列目中央にウーデゴールが入り、左にぺぺ、右にサカ。そして、トップにはスミス・ロウが配置された。
トップにスミス・ロウが配置されたものの、試合開始してから数分は時たまウーデゴールやぺぺと位置が入れ替わったりなど、従来のトップの起用ではなくゼロトップ的な配置をされている。
ビジャレアル:4−4−2
対するビジャレアルは4−4−2。
聞いたことのある選手がちらほらいるが、注目されている選手はジェラール・モレノ。今シーズンここまでリーグ戦で20得点を決めているストライカーで、この試合でも得点が期待されている選手。
また、モレノと同じサイドに配置されているチュクウェゼはスピードを活かした突破力のある選手であるため、同じサイドを守るであろうジャカの対応が懸念されていた。
試合内容
試合は立ち上がりにホームのビジャレアルが幸先よくリードを奪った。
5分、ペナルティエリア右に進入したサムエル・チュクウェゼが相手2人を前に仕掛けると、こぼれたボールをマヌエル・トリゲロスが右足ダイレクトでゴール左隅に突き刺して先制点を決めた。
さらにビジャレアルは29分、ダニエル・パレホの左CKでジェラール・モレノが頭で合わせる。
これは枠を外れたが、ファーポストに走り込んでいたラウール・アルビオルが右足で押し込んで追加点を挙げた。
2点を追うアーセナルは34分、味方のロングボールでニコラ・ペペが左サイドを抜けると、ペナルティエリア左ギリギリで倒される。一時はPKの判定だったが、VARにより、直前にペペのハンドが認められたためPKは取り消された。
2点リードで折り返したビジャレアルはハーフタイムにパコ・アルカセルを下げてフランシス・コクランを投入。コクランもエメリ監督同様に古巣対決となった。
後半に入って反撃に出たいアーセナルだったが、57分にダニ・セバージョスが相手MFパレホの足を踏みつけてしまい、2枚目のイエローカードを受けて退場。
10人になったアーセナルは73分、ブカヨ・サカがエリア内で倒されてPKを得ると、キッカーのニコラ・ペペがゴール中央に蹴り込んで1点を返す。
1点差とされたビジャレアルは80分、エティエンヌ・カプーがサカへのタックルで2枚目のイエローカードを受けて退場。これで試合は10人対10人となった。
試合はこのままタイムアップを迎え、アーセナルの反撃は1点にとどまり、ホームのビジャレアルが先勝。
この試合の簡単なスタッツ等↓
セバーヨス…
なぜ今シーズンのアーセナルは落とせない試合で必ずと言っていいほど退場者を出してしまうのだろう。。。
少なくともセバーヨスが退場になったシーンはアーセナルが攻めている時間で、たしかにあのチャレンジが成功していればチャンスになったかもしれないが、相手の足を踏んでしまう可能性があるプレーを選択するべきではなかった。。流石にアルテタ監督も唖然としていた。
試合中もセバーヨスは気合が空回りしていたのか、かなり中途半端なプレーに終止していた。
先日セバーヨスは『僕はプレミアリーグよりもリーガの方が合っている』なんて発言をしていて(現地メディアによる抜粋の仕方が悪かったのかもしれないが)、 それが盛大なフリとなってしまった。
ストライカー不在のチーム
結果論だが、スタートからマルティネリなりエンケティアなり、ストライカーを入れる選択をするべきだったかと。
恐らく1stレグがアウェイでそこまで無理する必要がない?ため、マルティネリやエンケティアのトップ起用に踏み切るのではなく、サイドのサカとぺぺがスミス・ロウとのコンビネーションで打開して得点するといった形を狙ったのではないか。
あくまで後半勝負で、後半にオーバメヤンを投入して得点を狙う!みたいなイメージだと僕は思った。
マルティネリもエンケティアも良い選手だが、スミス・ロウとウーデゴールを入れたほうが前線からのディフェンスが機能すると考えた可能性。
もちろん結果論なので、それが成功する可能性も十分にあったし、今回の試合はセバーヨスがキッカケになった失点だったりピンチが多かったからなんとも言えないが、やはり相手のディフェンス陣にプレッシャーを掛けるならストライカーがいたほうが良かったのかなぁなんて。
アルテタ監督は戦術家タイプなので卓上の理論を優先するタイプに見受けられる。悪くないことだと思うが、たまにはヴェンゲルさんみたく大胆なこともやるべきかなと思ってしまう時がある。
少なくともここ最近のマルティネリは出るたびに何かやってくれそうな雰囲気を持っていて、今回の試合も彼が登場してから雰囲気が変わったように感じた。
久しぶりに見るウナイサッカー
相変わらずのウナイサッカー。中央を経由してサイドから攻めるというエメリスタイル。バックラインのパスもすごく見覚えがあった。
そして後半からコクランを入れて試合を締めにかかろうとするある意味攻撃的な采配も。やはりエメリのサッカーは強いチームに立ち向かう時の感じに見える。
そして、セバーヨス退場後は逆に10人のアーセナルが攻めれるよになるという、アーセナル時代にも見られた『あれ?俺たち数的有利だよな?』といった現象も起きていた。ボールポゼッションはアーセナルが上回っていたし。
あれがEL百戦錬磨のやり方なのか、それともエメリ氏のクセなのかわからないが、やはりサッカーはバランスが整っていないければ得点できないし、失点する。以上。
その他
その他気になった点を箇条書きで
- CBコンビがかなり怪しかった。カウンター時に中央空けすぎですよね?
- 相変わらず期待できないセットプレー
- サカのPKもらい方は匠
- ぺぺかなり頑張っていた
- ジャカの左SB起用は最近怪しい
- マルティネリが入ると活気が出る。見ていて気持ち良い
- オーバメヤンの最後のシュート…スリップしていなければ…
- コクラン!
こんなところかと。
そして、マンチェスターUは6対2で圧勝しており、ほぼ勝ち抜けが決定した模様。
アーセナルは来週ホームで2ndレグが行われるが、今回の試合の結果、1対0以上の勝利が必須となる。
相変わらずのウナイサッカーだったので、来週ビジャレアルはガチガチに引きこもってくると予想。点取られたらオープンになる感じの戦い方をしてきそう。
とはいえ、恐らく来週にはティアニー、オーバメヤン、ラカゼットが起用可能になるはずで、今日よりもアーセナルの選択肢は増えるはず!!
あとは勝つしかないですぞ!!!
COYG!!!
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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