アルテタに同情。考えられないジャカの行動。アーセナル試合レポート

本日も更新していきます!!!

 

 

 

今回は今朝明朝に行われたPL第12節アーセナル対バーンリー戦のレポートをしていきます。

※このレポートは試合結果を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。

 

 

スターティングメンバー

 

この試合のスターティングメンバーから紹介していきます。

アーセナル:4−2−3−1

ホームにバーンリーを迎えたアーセナルは前節トッテナム戦と同じ4−2−3−1の布陣を採用。

前節と違う点はジャカの相方にセバーヨスではなくエルネニーを選択したところ。

ELダンダーク戦でスーパーゴールを決めたエルネニーがスタートから起用された。

その他の顔ぶれはいつも通りで、個の試合でもラカゼットのトップ下起用を続けた。

 

バーンリー:4−4−1−1

対するバーンリーは4−4−1−1の布陣。

今シーズンここまでの試合とは大きな変更点はなく、トップに配置されたウッドの高さを活かす戦術ありきのシステムで試合をスタートした。

 

 

試合内容

 

試合はスタートからハイペースな展開に。

リーグ戦での得点が欲しいアーセナルはかなりのハイプレスを仕掛け、相手陣営でボールを奪おうとする。対するバーンリーも球際に激しくブロックし、アーセナルが仕掛けるハイプレスの裏を狙うカウンタースタイル。

前半はそういったせめぎあいが続き、アーセナルが主導権を握りながらもなかなか得点が決まらずハーフタイムへ。

後半に入ってもアーセナルが優勢な状況は変わらず、50分にティアニーが惜しいシュートを放つなど得点に期待がかかる状況。

しかし、試合が一変したのは56分。

マクニールをファールで止めたジャカが、そのプレーを巡ってマクニールと口論に。一旦はジャカにイエローカードが提示されて試合に戻るかと思われたものの、VARで確認したところジャカが口論の仲裁に入ったウエストウッドにのど輪してしまったことが発覚。

主審がチェックした上、それまで提示されていたイエローカードが取り消され一発レッドカードで退場に。

数的不利な状況に陥りながらも、バーンリー陣営に攻め上がり得点の期待感があったアーセナルだったが悪い流れは止まらず。。。

72分にバーンリーが獲得したCKがオーバメヤンのオウンゴールを誘い、この時間にバーンリーが先制点。

その後、アーセナルは数的不利ながらバーンリーのゴールを何度か脅かしたものの、得点が決まることなくホイッスル。

0対1で敗戦。これでホーム4連敗という不名誉な記録を付けられてしまった。

 

この試合の簡単なスタッツ等↓

 

この内容で負けたとか。。。

 

 

ジャカ・アウト

 

ジャカに対してこんな感情になったのは何度目だろうか。。。

昨シーズン、ファンと対立したことで一時は退団に近づいていたジャカ。その際は若干スケープゴート的な存在になっていたので弁解の余地があったのだが、今回ばかりはもう許されない。

ジャカはアーセナルに加入してからすでに何度か『やってはならないミス』を犯しており、度々彼を放出しろという声が上がっていた。

しかし、その際はなんだかんだでジャカがいないとパス回しが成立しないという理由からうやむやにされてきた。(実際パスの能力は高いし、歴代の監督が皆ジャカを評価している)

が、今シーズンに限って言えば、評価されてきたパスの貢献がこれまでのシーズンよりも出来ておらず、エルネニーが優先的に起用されることがあった。

その上で今回のレッドカード。許されることではない。

リーズ戦でぺぺも安易なレッドカードを貰ったのだが、あの試合は押し込まれていた状況に苛立ったのだと推測出来、若さゆえの過ちだと推測できる。

だが、今回ジャカが貰ったレッドカードにはいささか疑問点がある。あの時点でアーセナルは試合を優位に進めていた状況で、得点が中々決まらない苛立ちはあっただろうし、何か侮辱的なことを言われたのかもしれないが、仮にもキャプテンを務めたこともある人物がやってはいけないことをした。

また、ジャカは熱くなった際にラフプレーを起こすところがあり、そういった点も多くのメディアなどで問題視されていた。

今回のレッドカードはそういった過去の事例が詰まったものであり、少なくともこれを簡単に許すアーセナルファンは1人もいないはず。

個人的にジャカは好きだったが、こればっかりはかばうことが出来ない。エリクセンとスワップするか。

https://twitter.com/GurjitAFC/status/1338220258868465664

ジャカは退場時に苛立っていたけど単純にアウトだよな〜

 

 

ウィリアン、ベジェリンで滞る右サイド

 

この試合でまた得点できなかったことや、ジャカの問題シーンがクローズアップされることになるだろうが、派手にやばいと感じたのは右サイド。

見ていて何も可能性を感じられず。ウィリアンは良質なクロスを何本か上げていたものの、中にジルーがいるわけでもないので得点につながらなかった。

そしてヤバさが一番伝わるのがこちら↓

https://twitter.com/DomC0801/status/1338281715824021504

この試合でウィリアンからオーバメヤンへ繋がったパスがわずか1本だった模様。

この試合でオーバメヤンはゴールこそ決まらなかったものの、何度かチャンスクリエイトをしていた。

あくまで結果論だが、右サイドともっと上手く連携することが出来たとしたらあと何個かチャンスを作ることができたのではないか?

試合終盤にサカが右サイドハーフに配置転換、ベジェリンと交代してナイルズが右SBに配置されてからはほとんどのチャンスを右サイドから作っていた。

また、セバーヨスもナイルズが右SBに位置しているときのほうが動きやすそうに見えたのは僕だけだろうか。

そして、個人的に現在のシステムで戦う場合はベジェリンの良さが現れていないように感じる。

ベジェリンの良さというのはスピードを生かした縦への推進力かつ、多少スタートが遅れても追いつけるというところだったと思う。

それが現状のシステムではどちらかというとリンクマン的な扱いで、思い切りの良い突破が見られない出来ない状況にある。これに関して言えば、PLのレベルが上がりむやみに前がかりに行けないという理由も考えられるが、それなら中盤もこなせるナイルズを起用したほうが理に適っているのでは?

ひとまず次節はベジェリンが累積警告で出場できないため、ナイルズかセドリックを起用することになるはず。セドリック選びそうで怖いが、少なくともベジェリン以外の選択肢を見ることが出来る。

 

 

スミス・ロウが見たい

 

この試合でもラカゼットをトップ下に起用したアルテタ監督。

もしジャカが退場していなければ後半のどこかでスミス・ロウを起用した可能性があるが(これに関してもジャカを恨む)、今節では出場機会がなかった。

僕がここまでスミス・ロウを推す理由としては、現在のアーセナルは『単純な確率論』でクロス大作戦を敢行しているが、この試合のアーセナルが作った大きな決定機はクロス以外から発生している。

特にこの試合で1番のビッグチャンスだったラカゼットのシュートの起点は、ラカゼットの斜めランから生まれており、これまでの何試合かでもゴールに繋がりかけたシーンはクロスではなかった。ただ、ここ最近で唯一のゴールがウルブス戦のガブリエルのヘディングという皮肉。。。

とまあ、こういったところを鑑みたときに、ラカゼットとスミス・ロウのどちらがそういった特性を持っているかという話。

僕はラカゼットのトップ下起用は、現状のチームに合理的で続ける価値があると思っているが、すでに悲惨なシーズンなので将来を視野に入れた起用をしても良いのではないかと思う。そしてそれが当たれば万々歳。

昨年ブレークしたガブリエル・マルティネリもそんな感じじゃん!!!

アルテタ監督、是非ご検討を。

 

 

アルテタ解任はあるのか?

 

ついに持ち上がってしまったこの議論。

前節の時点からちらほら話は出ていたのだが、アルテタが監督の座を解かれる可能性。

昨年のエメリの時同様に、現状のアーセナルには何も未来を感じることが出来ていない状況で、クラブ首脳陣はどういった判断をするのか。

これまでの報道によれば、クラブ首脳陣はアルテタに全幅の信頼を置いていると報じられているが、今回のバーンリー戦に敗れたことは役員たちにも大きなショックが広がったはず。

まあ、今回の試合はジャカのせいで試合が潰されたところがあるため、若干可愛そうな気がするし、ここ3試合と比べてみても内容はましだった。(順位表で下の相手なのだから当たり前だが)

とはいえ、これからもファンが疑問に思うような起用を続けることがあれば、役員たちも考えざるを得ない状況にあるかと。

1月の移籍市場で誰かしら獲得して何か変化が起こることを期待するのか、すぐに結果を出せる監督を招聘するのか。

僕は今でもアルテタ監督を信じたいし、彼ならアーセナルを上位に返り咲かせることが可能だと信じている。

だが、セリエAでACミランが停滞していた時期に招聘したガットゥーゾは、ファンが期待した結果を出すことが出来ず解任された(辞任だっけか?)。そろそろ信じすぎることを諦めないといけないのか。。。

とはいえ、結果を出そうと有名監督を何回も入れ替えたマンチェスターUが結局スールシャールを招聘したように、必ずしも結果が出るとは限らないし、長期間監督を務めた人物がいたクラブがその後苦労することは明らかで、クラブ役員たちはどこまで信じてどこで限界を感じなければいけないのか考えないといけない。。。

ここまでの期間にパーティが怪我で離脱していなければ違った未来が見えたのかなあ。あとぺぺも。

悪い流れというものはなんでこんなにも連鎖するのだろうか。。。

 

とはいえ、監督の座を解かれない限り僕はアルテタアーセナルを信じています!!!

就任してすぐにFAカップタイトル獲得するなんて純粋にすごいでしょ!!!

これからも頼んます!

皆様もできるだけ開き直るように!!!!!!!!!!

 

COYG!!!

 

 

 

今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!

 

ここまで読んでくださってありがとうございます!!!

 

それでは

 

こちらの記事も合わせてどうぞ↓

バーンリー戦前。アーセナルのクロス大作戦は継続するのか!?

「Hit or Miss」アーセン・ヴェンゲル退任後に獲得した選手の評価

今夏の獲得選手を巡ってキャラガーとユーラブシアンがバトル。その他ニュースも

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です