「私は一人ぼっち」ウナイ・エメリがアーセナル監督時代を語る。後編

前半に続いて後半をレポートしていきます!!!

 

 

前半にもお伝えしましたが、翻訳が完璧ではないので、ところどころ誤字があるかもですがご了承くださいませ。。

 

 

ラムジーの退団とジャカのキャプテン就任について

 

 

ここまでのインタビューでラムジーの存在について語ったエメリだが、記者がラムジー残留の手助けが出来なかったのか尋ねるとこう答えた。

 

「彼は当初、クラブに残りたかった。」

「しかし、契約更新の交渉をする必要があり、クラブと合意できなかった。クラブは契約更新で高額な給与を支払うことに疑問を抱いていた。財政の問題に私は参加できなかった。」

「私がアーセナルの監督に就任した時、私は彼のことをよく知らなかった。重要な選手だと理解していたが、彼の価値を私が発言することは出来なかった。」

 

要するに、ラムジーは良い選手だけど『頼むから契約延長して!』と直談判するには期間が短かったと。

ジャカについてはこう語っている。

 

「私はジャカがキャプテンになれると信じていました。実際、他の選手たちはジャカに投票したし、ドレッシングルームで尊敬されていた。」

「私の考えでは、50%が私、50%が選手たちです。選手たちの意見や考えを聞くのが好き。中にはキャプテンになれる性格の選手もいたが、時間とバックアップが必要。特定の人々やファンからのサポートがなければ難しい。ジャカの周りにコシエルニーやモンレアル、ラムジーがいれば上手く言っていたかも知れない。しかし、チーム内部にあった特定の態度や結果は、以前のコミットメントと一体感を生むことが出来なかった。」

 

2年目のシーズンを迎える際には、すでにチーム内部での分裂があったと語っている。

 

 

エジルとの確執について

 

 

「私はエジルと沢山会話した。」

「彼も自己批判的になる必要があり、自身の態度や貢献を分析する必要があった。私は常にポジティブで、彼にプレーして欲しかったし、関わって欲しかった。」

「プレシーズンの際に、彼に最高のエジルを取り戻す手助けをしたいと言った。そのため、彼にはドレッシングルームでの高いレベルでの参加と貢献を望んでいた。私は彼をリスペクトし、助けることが出来ると考えていた。彼はキャプテンになれるはずだったが、チームメイトはそれを望まなかった。私が決めたことではなく、選手たちの考え。キャプテンはクラブ、コーチ、チームメイトを守り続ける必要がある存在。」

「彼は他の選手と同様に、良いときもあれば悪いときもある。病気や怪我で出場できなかった事もある。周りには何かと言われるが、強盗事件の後のワトフォード戦ではすぐに彼を起用した。私はいつもオープンだったし、彼は私の計画に入っていた。だが、彼はもっと全力を尽くすべきだった。私にはコントロールできないこともあった。」

 

反りが合わなかったのだろう。以上。

 

 

クラブについて

 

 

「コーチは責任を負う力が必要である。私は選手を守り、クラブはマネージャーを守る。私はクラブの一部で、そうサインした。しかし、アーセン・ヴェンゲルの際は違い、彼は全てを動かしていた。だが、今はラウルやエドゥがいて、私は彼らの仕事を信じる必要がある。私の仕事はサッカーです。クラブには他のことを扱う人々がいますが、時にそれはピッチに影響を与える。そのうちのいくつかは私達に影響を傷つけた。」

「結果が悪くなるにつれて、物事が急激に変わった。これまでの関係と変わっていくのを感じた。特にウルブスとクリスタルパレス戦でリードを追いつかれた時は、私達の感情的な状態を反映した。私達は正しくなく、上手く行かなかった。私は選手たちに『求めているチームではない』と言った。もはやチームとしての団結やコミットメントはなく、私1人だった。クラブは私1人にして解決策はなかった。」

「いままでのクラブは私を守ってくれた。セビージャではモンチ。PSGではナセル・アル・ケライフィはドレッシングルームで私を擁護したこともあった。アーセナルは今までヴェンゲルが秩序だったのでそうすることはなかった。『私達はあなたと一緒だ』と彼らは言うが、ファンや選手の前では守ってもらえなかった。そして出ていくことになった。」

 

かなり鬱憤が溜まっていた様子のエメリ。

ちなみに選手たちからバカにされていたと言われている英語については、『私の英語はまともなレベルだったが、改善する必要があった』と答えている。

 

 

アーセナル時代の思い出とアルテタへの期待

 

 

「私はアーセナルで幸せだったし、良いことも覚えている。初年度は良いシーズンだったので、若い選手達に機会を与えた。サカは8分プレーし、17歳の選手として偉大な1歩を踏み出した。レノも成長した。ウィロック、ネルソン、エンケティア、マルティネリ、グエンドウジにトレイラ。彼らの成長するのを見るのがやりがいがある。オーバメヤンは31ゴールしたし、ラカゼットは19ゴール13アシストをした。」

「欠けていたのは、オーバメヤンがトッテナム戦でPKを決めれなかったこと。あれが決まっていれば、2ポイント増えていた。または、パレスとブライトン戦の勝利。私達は仕事を完遂できず、それから間違いが起きた。私は自己批判的だ。結果を手にすることは出来なかったが、エミレーツでの時間を楽しんだ。」

「アルテタは正しい選択。私はクリスマスの頃に彼と話した。私は彼とアーセナルには最高の結果を出して欲しいと思っている。」

 

 

まとめ

 

 

結果を出せなかった理由やその他諸々を語ってくれたエメリだが、おそらくエメリは良い人なんだろう。だが、良い人で有りすぎるがゆえにヴェンゲルという偉大な監督の後任を務めるには荷が重かったのだろうか?

そして、少し明かされたのがアーセナル内部の人間関係。アーセナルの内部はヴェンゲル政権の移行を上手く出来ていなかったようにコメントしている。そういったことも今シーズンの失速につながったのだろうか。

個人的に凄いなと思ったところは、アルテタがエメリに連絡を取っていたこと。

在籍選手のことについて相談したのかも知れないが、すでに選手たちの心を掴んでいる所以はその辺りにあるのではと感じる。

ともあれ、エメリはアルテタとアーセナルの今後を応援しているよう。

アーセナルとエメリが次のクラブでうまくいくことを祈る。

 

 

 

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございます!!!

 

 

それでは

 

 

 

こちらの記事も合わせてどうぞ↓

アーセナルがトップ4入るためのキーマンはセバーヨス?元監督エメリが語る

チェルシーの若手推進は今夏も?マンU若手選手の獲得を狙うと報道

メスト・エジルという漢。アーセナルの威厳を維持させた存在。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です