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本日も更新していきます!!!
今回は今朝明朝にエミレーツ・スタジアムで行われたPL第13節アーセナル対サウサンプトン戦のレポートをしていきます!
※このレポートは試合結果を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まず初めに両チームのスターティングメンバーを紹介。
アーセナル:3−4−3
アーセナルはここまで2試合で使用してきたラカゼットをトップ下に配置する4−2−3−1をやめ、昨シーズン上手く機能した3−4−3の布陣。
前節とCB2人の起用は変わらずティアニーが左CBに配置。そして、サカが左WB、ベジェリンが累積警告によりナイルズを右WBでに。
中盤はエルネニーとセバーヨスを起用。前線は左にオーバメヤンが流れ、右に警告明けのぺぺ、トップにエンケティアが起用された。
あた、例のごとくベースは3−4−3であるものの、時間によっては4−4−2や4−3−3のような布陣になっていた。
サウサンプトン:4−4−2
対するサウサンプトンは4−4−2の布陣。
今シーズンここまで絶好調な同クラブはここ数試合と同じメンバーでスタートした。
イングスが怪我で離脱していた期間は元アーセナルのウォルコットがトップの一角に配置されていたが、イングスが復帰したため左サイドハーフで起用されていた。
試合内容
負けられないアーセナルと連勝したいサウサンプトンの一戦は序盤から調子の良いサウサンプトンが試合を優位に進める。
アーセナルはサウサンプトンが仕掛ける激しいプレスをかわすことが出来ず、ボールを持っても中盤でのボール回しが上手く行かず奪われて何度もカウンターを食らうことに。
前半17分。アーセナルに圧力をかけ続けていたサウサンプトンが先制する。
ヴァステルゴーアからのパスをハーフライン辺りで受けたチェ・アダムスがガブリエルとエルネニーからのチェックをかわし、フリーになっていたウォルコットへ。近くにいたティアニーはすぐに反応することが出来ず、ウォルコットの独創を許しレノの頭を抜けるループシュートで先制。
先制されたことでギアが上がったアーセナルはセバーヨスが中盤の主導権を握れるようになり反撃にかかる。
サカ、オーバメヤン、ぺぺを中心にサイドから攻撃を仕掛け、何本かシュートを放ったもののゴールには繋がらず。
37分にはエリア内に上手く入ったセバーヨスがベドナレクに足をかけられ倒れたものの、近くで確認していた主審にセーフティとみなされPK獲得はならず。
その直後にサカのクロスをベドナレクがブロックしたボールがポストに嫌われ、セバーヨスのパスをダイレクトで合わせたぺぺのシュートはマッカーシーがいる正面に。
良い形がいくつかあったものの、前半はサウサンプトンがリードしてハーフタイムへ。
後半に入ってしばらくは拮抗した試合が続いていたが、52分にアーセナルが追いつく。
ガブリエルが後方から入れたパスが左サイドにいたサカへ。パスを受けたサカがウォルコットのチェックを剥がし2人かわし、中央にいたエンケティアへパス。それをダイレクトで折り返した先にいたのがオーバメヤン。絶妙なトラップからシュートを放ち、アーセナルは久しぶりにリーグ戦でゴールを挙げた。
勢いのまま勝ち越したいアーセナルだったが、62分に事件が。
すでに1枚イエローカードを受けていたガブリエルが突破したウォルコットを倒してしまい、2枚目のイエローカードを提示され、この2枚目のイエローとなり退場。少々厳しい判定であったが判定がひっくり返ることはなく、アーセナルは残り時間を10人で戦うことに。
CBを1人失ったアーセナルは直後にエンケティアに代えD・ルイスをピッチに送り出し、オーバメヤンをトップに配置した4−4−1の布陣へチェンジ。カウンター狙いの陣形に。
その後、すでに1枚イエローカードを受けていたセバーヨスに代えウィロックをピッチへ送り出した。
サウサンプトンも選手を入れ替えて勝ち越しに向かう。
交代で入ったジェネポとレドモンドがアーセナルに何度も襲いかかり、それを受けるアーセナルはひたすら耐えてカウンターという展開に。
しかし、最後までどちらもネットを揺らすことが出来ず、1対1の引き分けに終わった。
この試合の簡単なスタッツ↓
ようやく決まった得点
何よりまず喜びたいのが久しぶりに得点が決まったこと。
しかも、ウルブス戦のようなセットプレーからの得点ではなく、純粋に相手の懐に入っての得点だった。
リーグ戦でこのような得点が出来たのはいつぶりだろうか。そして、オーバメヤンはああいった場面でのトラップが絶妙過ぎる。まさにストライカーだった。
結果を見れば、ホームで引き分けたし、また退場者を出したが、この得点はなんだかわからないが今後に活きそうな気がした。(そうなってほしいという願望かもしれないが)
裁かれたいアーセナル
問題はここから。なんだか空回りしてしまう状況なのだろうか。
また一人退場者を出してしまった。ガブリエルはここのところ孤軍奮闘しており、チームを助けたいがために少しキツめにプレーしてしまったのだろう。
今朝の試合では基本的に前掛かりで(バック3だったこともあるが)プレーしており、ウォルコットが挙げた先制点の際もガブリエルのところをかわされて得点に繋がっていた。
ガブリエルの場合は勢い余ってといった感じに見えたので、ぺぺやジャカのようにカッとなって愚行を働いたわけではないはず。
しかし、今回のようなキツめなプレーをする原因にはアーセナルのチーム状況が関連しているはず。早くこの悪い流れを断ち切らねばならない。。。
右SBナイルズで良い問題
これは皆さん賛同してくれるのではないだろうか?
明らかに今回の試合で輝いていた選手の一人で、ベジェリンと比べて中盤の選手とパスの交換が出来る。
試合序盤こそ、相手のムードに押されて良さが出ていなかったものの、セバーヨスが中盤で自身のペースを掴んでからは、ナイルズも同じように自身のペースでプレーしていた。
唯一懸念だったことは、疲れがあってか途中出場で入ってきたジェネポに対してのブロックが少し軽かったこと。その結果終盤にアーセナルはセドリックを投入し、ナイルズは一列前に配置されることとなった。
この辺りのディフェンス面が改善されれば、ベジェリンを押しのけてスタメン出場し続けることが出来るのではないだろうか?
やはり補強が必要なミッドフィールド
改めて補強の必要性が浮き彫りになったのがミッドフィールド。
エルネニーやセバーヨスは気の利くプレーが出来るプレーヤーたちだが、やはり欲を言えばマンチェスターUのブルーノ・フェルナンデスのような、アワールのような、イスコのような選手が欲しいと感じた。
試合序盤はほとんどサウサンプトンに中盤を支配されており、あそこで前を向ける選手の不在を痛感した。先制点を取られ、セバーヨスが前を向くようになってからアーセナルの攻撃が活性化したように感じる。
アルテタが監督に就任した際、選手に対して『もっとリスクを取らなければならない』と伝えていたが、まさにその通りで『攻撃が最大の防御』だと。
そして、今のアーセナルは中盤を制圧されてもはねのけられるパーティがいるので、制圧をかいくぐれる選手を1月に獲得することを願うばかり。。。
3−4−3はプランB
最後に。
アルテタ監督が以前インタビューで述べていたように、3−4−3は現状のアーセナルにとって非常に合理的な布陣である。
各選手の適性を見極めた上で、練られていると思う。
しかし、トップレベルのクラブと渡り合えるようになるには、この布陣をベースにしてはいけない気がする。
基本的にトップクラブたちはバック4を採用しており、MFが3人以上いる事が多い。そのため、現状のアーセナルの3−4−3では中盤を制圧されやすい。
仮にウイングバックがマンチェスターCのカンセロや、バイエルン・ミュンヘンのキミッヒのような、足元も上手く中盤でも活躍出来る選手がいれば、3−4−3でも中盤を支配されることがないはずなのだが、アーセナルにはそういった選手はいない。(僕はナイルズに期待しているが)
ですので、3−4−3はあくまでカップ戦の点を取られたくない試合などで使うようにしてはどうだろうか?
皆様の意見も聞きたいです!!!
とりあえず今節は退場者が出たのに負けなかっただけまし!と考えることにします。。。
次こそは、、、COYG!!!
余談ですが、試合終了後にアルテタ監督とウォルコットがピッチで喋っていたそうな。
Walcott and Arteta sharing a few words and a warm embrace here. pic.twitter.com/tEclsGvIWk
— James Olley (@JamesOlley) December 16, 2020
相手から見てのアドバイスを貰っていたのだろうか?気になる。
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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