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本日も更新していきます!!!
今回は、昨晩行われたPL第15節アーセナル対チェルシーの試合のレポートをしていきます!
※このレポートは試合結果を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずは両チームのスターティングメンバーから。
アーセナル:4−2−3−1
アーセナルはこの試合で改めて4−2−3−1の布陣を採用。
情報が錯綜していたのですが、どうやらガブリエルが新型コロナ関連?だかでアウト。ウィリアンとD・ルイスは情報がないまま欠場。マンチェスターCのジェズスらが陽性になったそうで、その際に濃厚接触で隔離とかかな?あくまで憶測です。
以上のことから最終ラインは左からティアニー、パブロ・マリ、ホールディング、ベジェリン。
その前にジャカとエルネニーが並び、2列目は左からマルティネリ、スミス・ロウ、サカとミレニアム世代の3名。
そして、オーバメヤンが怪我明けであるため、トップにラカゼットが入る形となった。
スミス・ロウは前から起用して欲しいという声が多数聞こえていたが、このタイミングでスタートからの起用となった。
前回のレポートで物申す的なことを書いてしまっていたので、少し恥ずい。
その際のレポートはこちら→もう少し批判するのを止めないか?現状のアーセナルにおけるジレンマを考察
チェルシー:4−3−3
対するチェルシーは4−3−3の布陣を採用。
基本的にいつも起用されているメンバーと大きな変化はなく、中盤を運動量でコントロールしたかったのかジョルジーニョではなくコヴァチッチが起用されていたくらいかと。
また、現在9試合得点のないヴェルナーはこの試合でも起用され、同じく調子の上がりきらないハヴェルツはベンチからのスタートとなった。
その他、以前アーセナルにも在籍していたオリヴィエ・ジルーもこの試合はベンチからのスタートとなった。
試合内容
試合はスタートから両チームの激しいプレッシングの応酬。
しかし、ここ数試合いいところがないアーセナルはこの試合に掛ける気迫のようなものが見られ、チェルシーよりもエネルギッシュなプレッシングでかなり前掛かりなスタート。
徐々にボールを持てるようになったチェルシーは13分、ペナルティエリア手前でFKを手に入れると、メイソン・マウントが直接ゴールを狙うが惜しくもポストに嫌われゴールならず。
その後、拮抗した展開が続くが、試合が動いたのは33分。ペナルティエリアに侵入したティアニーに対し、焦って対応したリース・ジェームスが後ろから足を掛けてしまいPKに。そのPKをラカゼットが冷静に決め先制。
さらにアーセナルは44分。サカの突破からペナルティエリア近くのFKを手にすると、そのFKをジャカが直接狙いボールが右隅に決まり2点目。これでアーセナルはシェフィールド戦以来の複数得点となった。
アーセナルは久しぶりにリードしながらハーフタイムを迎えた。
ハーフタイム終了後、チェルシーは逆転を目指してヴェルナーとコヴァチッチに変えてジョルジーニョとハドソン・オドイを起用。
しかし、無情にもアーセナルが更に追加点を加える。56分に右サイドからのパスを受けたサカがペナルティエリアに侵入すると、クロス性のシュートを放ち、それが見事ゴールの左隅に。これで3対0となった。
アーセナルが3点リードしたため、チェルシーはかなり前掛かりに逆転を目指してくる。
そのため、後半の大半はチェルシーがボールを持って攻める展開に。
すると85分。ハドソン・オドイのパスに合わせたエイブラハムが一時はオフサイドを取られたがVARで覆り得点、2点差に。
さらに点差を縮めたいチェルシーは90分。メイソン・マウントがエリア内でパブロ・マリに倒されPK獲得。しかし、このPKをレノがビックセーブを披露し得点ならず。
その後、5分のアディショナルタイムでは覆す事ができず、そのまま3対1で試合が終了。アーセナルは8試合ぶりの勝利となった。
この試合の簡単なスタッツ等↓
後半の終盤でかなり支配されたため、支配率やパスの回数はチェルシーが上回ったが、アーセナルはチェルシーよりも枠内シュートが多くかなり効率の良い攻撃が出来ていた。
得点シーンまとめ↓
https://twitter.com/Arsenal/status/1342953335150678016
攻めの姿勢
リーグ戦で久しぶりの勝利というだけでなく、暫定5位のチェルシー相手に3対1と大勝したアーセナルだが、この試合で大きく変わったことは攻めの姿勢。
序盤から前掛かりにプレッシングを仕掛けるだけでなく、これまで何度も指摘されていたようなバックパスが減り、以前と比べても比較的リスクを伴ったパスを選択していたように感じる。
これまでのアーセナルは負けが続いていたためにどの選手もナーバスな状態となっており、ほとんどの時間でCBがボールを持つ展開が多かった。そのため、アーセナルのパス回しは『Uシェイプ』なんて言われており、中央の選手がボールを持つことが出来ない状態にあった。
しかし、『攻撃は最大の防御』とはよく言ったもので、今回の試合中にアーセナルが上手く攻めている場面はピンチになることが少なく、むしろ後半の守りに徹した際のほうがピンチを多く作られていた。
時間によって攻め方を変えることも重要かしれないが、改めて攻撃の重要性を認識できた試合となった。
フレッシュな2列目
この試合で最も注目されたのが若干20歳で形成された2列目のメンバー。
£6.04m. pic.twitter.com/ovKWvJZVAH
— Patrick Timmons (@PatrickTimmons1) December 26, 2020
左からマルティネリ、スミス・ロウ、サカが起用され、中でもこれまでリーグ戦の起用がほとんどなかったスミス・ロウに関しては大舞台でのサプライズだった。
試合前の評判では若すぎる2列目に対して懐疑的な目で見るジャーナリストもいたが、この3選手は良い意味で期待を裏切ってくれた。
まずはサカ。1Gを記録し、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
https://twitter.com/Arsenal/status/1343104328257708032
もはや現在のアーセナルでベストプレイヤー級に活躍していいるサカ。
昨シーズン頭角を表し、今シーズンはそのプレーぶりに安定感が出てきた。このまま右サイドのポジションを手にするだろう。
次はマルティネリ。
彼は怪我明けということを忘れさせるくらいエネルギッシュで、何度も相手DFにプレスを仕掛け脅威となっていたし、相変わらずゴールへの嗅覚が鋭く惜しい枠内シュートを2本も放っていた。
また、左SBを務めるティアニーはマルティネリとの左サイドがやりやすいのか、この試合で何度も前線まで攻め上がっていた。
最後はサプライズ起用のスミス・ロウ。
彼はこの試合で持ち前のポジショニングを駆使し、これまでアーセナルが困っていたピッチ中央を使い何度もチャンスの起点となっていた。
ツイッター上で拡散されていたスミス・ロウのポジショニングがこちら↓
Emile Smith-Rowe wasn't flashy on-the-ball but it was simply his appreciation of which spaces to exploit as a natural number 10 which made a huge difference to the functioning of Arsenal's attack – whether that be in wide pockets or in between Chelsea's midfield & defensive lines pic.twitter.com/Mpo7YyWxZR
— Premier League Panel (@PremLeaguePanel) December 27, 2020
彼はサイドでの起用経験が活きているのか、中央だけでなくサイドのフォローもこなし、サカやマルティネリと何度かポジションを入れ替わってプレーしており、その流動性で大きくチームを助けていた。
また、攻撃面だけでなく、序盤はカンテを執拗にマークしてチェルシーの攻撃の起点を潰していた。
運動量的な問題で後半途中にウィロックと交代したが、確実に次に繋がるプレーを披露した。ヴェンゲル氏が監督していたら、この試合のプレーぶりだけで今後の10試合はスタートから起用しそう。
この試合のプレー集↓
https://twitter.com/AwarEsque/status/1342983703740489735
光るホールディング
今回のチェルシー戦。先程紹介した2列目の選手ばかりに注目されがちだが、ホールディングも抜群に良かった。
失点シーンはウィロックの軽いプレーがあったために致し方ない部分もあるが、それ以外はほぼ完璧なプレーぶりで、前半終了時にで交代したヴェルナーへの対応は特に完璧だった。
ホールディングは、アストン・ヴィラのスピードある前線の選手たちに翻弄されていたので、ヴェルナーのようなスピードタイプの選手に苦手意識があるかと思っていたが、そんな事なかった。
この試合のスタッツがこちら↓
https://twitter.com/SofaScoreINT/status/1342916508796788738
完璧でしょう。
ガブリエルが濃厚接触者?になったとかで急遽パブロ・マリとのコンビだったが、そんなことも意識させないくらいのプレーを披露してくれた。
この調子を続けてくれれば新たな右CB獲得の必要性はかなり薄れるのでは?
待ち遠しいパーティ
チェルシー相手に大勝し、満足感のある試合となったのだが、チェルシーと比べて物足りなさを感じたのがCMF。
ゴールを決めたジャカは活躍した一方で、この試合で彼とコンビを組んだエルネニーはどこか危なっかしさを抱えており、あそこにパーティのようなパワーを技術を併せ持った選手がいたらなあと試合中何度も感じた。
中盤のクリエイターにスミス・ロウという解決策が見えた今、彼のようなワールドクラスのCMFには早くピッチに戻ってきてほしいところ。
すでにボールを使ったトレーニングに復帰しているようで、1月の復帰を視野にトレーニングしているとか↓
https://twitter.com/Arsenal/status/1341806779018010626
パーティが戻って、オーバメヤンも戦列復帰したアーセナルがこれからどんなサッカーを見せてくれるのだろうか。
とにかく、今はチェルシー戦の余韻に浸るばかりです。。。
次はアウェイのブライトン戦!!!
この試合も快勝したいところ!!!
COYG!!!
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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