新型コロナウイルスの影響でリーグ戦の中断を余儀なくされていたプレミアリーグ。
ウイルス収束はまだ先になりそうだが、ヨーロッパではイタリアやドイツなどの国々で感染者がピークアウトしつつあるため少しづつ経済活動の復帰を目指している状況。
そんな中で、今回プレミアリーグ再開に向けてプレミアリーグとイギリス政府が協議したとの報道があったので、レポートしました。
プレミアリーグ再開へ向けて政府と協議
報道によると、イギリスのメディアスポーツ相であるオリバー・タウデン氏が27日、プレミアリーグと再開に向けて協議したと国会の答弁で発言した。
タウデン氏は
「速やかな再開が出来ることを望んでおり、サッカー界全体をサポートするためプレミアリーグと協議している。」
と、コメント。タウデン氏はその他に
「しかしながら、そのためには公衆衛生のガイドラインに従わなければならない」
とも述べている。
イギリスは27日時点で感染者数は15万2844人、死亡者数は2万732人となっており、1日あたりの感染者数と死亡者数に減少が見られてはいないものの、リーグ再開に向けてバックアップを得た形となった。
再開時期は?
シーズン再開は早ければ6月8日になる予定で、そこから5週間で残りの92試合を消化する予定だそう。
週に3試合の日程で終わらせていく模様。
そして、「BBC」が報じたところによると、中立地での一括開催も検討されているとのこと。
選手たちへの負担が軽減させつつ、シーズンを完遂するための案。
とにかく、現時点では6月8日からの再開が濃厚と言える。
再開へのガイドライン
シーズン再開後は原則、無観客試合になる模様。
さらに、イギリス紙「Daily Star」の報道によると、徹底したウイルス拡散防止措置が取られる見込みとのこと。
その一環として、選手や主要スタッフ全員にグループトレーニング再開からシーズン終了まで週2回ずつのウイルス検査をすることが決定したとのこと。
5月9日にリーグ再開をすると言われているドイツ・ブンデスリーガでも同じ施策が施される予定で、おそらくブンデスリーガに習ってガイドラインを形成していくのではないかと。
5月7日までロックダウン中なので、国内で協議しつつ各国の対応を参考にしていくはず。
また、ウイルス検査の費用は期間中で総額400万ポンド(約5億3000万)ほどになることが見込まれているが、この費用はリーグが負担する模様。
各クラブが練習場を開放
リーグ再開に向けて見通しがついてきたことからなのか、少しづつ練習場でのトレーニングを開放するクラブが出てきた。
アーセナルやブライトン、ウエストハムは27日から選手の個人トレーニングの場として練習場を開放したとのこと。トッテナムも28日から練習場を開放させると発表している。
ソーシャルディスタンスを遵守した形での開放なので、練習を望む選手が時間を分けて出入りする形。そして選手感でのコミュニケーションは禁止となっており、通常練習はできない。
各クラブは6月8日にシーズン再開するのであれば、5月18日までには全体トレーニングを開始しなければいけないと考えており、こういった形で徐々に再開時に備えてトレーニングしていく方向となった。
ロックダウン期間が終了に近づくにつれて再開に向けての情報が入りそう。
新着があり次第レポートしていきます!
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