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セカンドレグもベストメンバーで挑むことが確定。アーセナル試合レポート

本日も更新していきます!!!

 

 

今回は本日明朝に行われたELラウンド32ファーストレグ、アーセナル対ベンフィカ戦のレポートをしていきます。

 

スターティングメンバー

 

アーセナル:4−2−3−1

ローマの地でベンフィカを迎えるアーセナルは快勝したリーズ戦と同じ布陣。

4-2-3-1でディフェンスが左からセドリック、ガブリエル、D・ルイス、ベジェリン。

その前にセバーヨスとジャカが並び、2列目中央がウーデゴールで、その左右にスミス・ロウとサカ。トップはオーバメヤン。

しばらく戦列を離れていたティアニーが復帰したものの、この試合は控えからスタートした。

 

ベンフィカ:3−5−1−1

対するベンフィカは3−5−1−1と比較的重心が後ろ目な布陣。

普段はバック4でプレーしているようなので、恐らく対アーセナル用の布陣だと思われる。

ベンフィカには過去PLでプレーしていたフェルトンゲンやオタメンディ、ターラブトに加え、エヴェルトンやヴァイグルなどの過去にアーセナルとリンクされた選手が在籍している。

要注意となる選手はいないが、ポルトガルのクラブは推進力のある選手が多いイメージ。カウンターに気をつけなければといったところ。

 

 

試合内容

 

アーセナルは19分、エクトル・ベジェリンからボールを受けたピエール・エメリク・オーバメヤンが左足でシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れる。

ベンフィカは前半アディショナルタイム1分、左サイドの高い位置でボールを奪ったアレハンドロ・グリマルドがエリア内左に侵入し、そのままシュートへ持ち込むが、相手ディフェンダーにブロックされる。

スコアレスで後半へ折り返すと、ベンフィカが先制に成功する。54分、右サイドのCKの流れからディオゴ・ゴンサルべスがクロスを上げると、これがエミール・スミス・ロウのハンドを誘発。これをピッツィがゴール右下に決め、リードを奪った。

しかし、アーセナルは直後の57分、同点に追いつく。エリア内左でボールを受けたセドリックが折り返すと、中央でフリーとなっていたサカが左足で合わせ、ネットを揺らした。オフサイドの疑惑があったが、VAR判定により得点が認められた。

アーセナルは72分、ベジェリンがエリア手前から左足でミドルシュートを狙ったが、相手GKにセーブされた。終盤に決勝ゴールは生まれず、試合はこのまま終了。

 

この試合の簡単なスタッツ等↓

 

 

突破に近づきたかった試合

 

今回の試合は、ここからの数日間がハードスケジュールになるアーセナルにとって、セカンドレグを迎える前に突破へ近づきたかった試合。

もちろんベンフィカはポルトガルリーグの上位常連でヨーロッパの大会も毎年出てくる強豪であるため、簡単な試合にはならないことが予想されたが、試合の内容を見るにもう少し結果を出したかった。

特に前半はアーセナルが試合を支配していたし、何度かベンフィカのディフェンス陣に脅威を与えるプレーをして得点への期待感があっただけになんだかフラストレーションの溜まる展開だった。

 

決めきれなかったオーバメヤン

いやー、3度目の正直があるかと思いきや、3度のビッグチャンスを逃してしまったオーバメヤン。

3つ目はすぐ後ろに相手DFがついて来ていたので難しかったかもしれないが、前半19分と後半にゴール左隅に逸れてしまったシュートは決めてほしかった。いあ、オーバメヤンなら決めるはずだった!

たらればになってしまうが、決まっていれば3対1とかで勝っていてもおかしくなかったし、早い段階でゴールが決まっていればまた違う試合展開になっていたはず。

とはいえ、試合後にジャーナリスト達がしきりに呟いていたのはオーバメヤンにチャンスが訪れるようになったこと。

今シーズン前半はオーバメヤンにボールが届くことがない試合もいくつか見られたため、その時を考えれば進歩していることが伺える。

 

ストレスの溜まる終盤

問題は試合終盤。

せっかくぺぺとマルティネリが途中交代で出てきたのに、彼らを上手く活かすことが出来なかった。

特に80分以降はバックラインでパスを回すばかりで攻撃にスイッチするつもりもあまりないように感じた。

今回の試合はファーストレグであるため、セカンドレグに向けて終盤に失点しないようにしていたのかもしれないが、ベンフィカもスキが全く無いようには見えなかっただけにストレスが溜まる終盤だった。

 

 

セバーヨスが疲労してからどうするか

 

個人的な印象ではあるが、アーセナルが後半終盤に失速した原因はセバーヨスが疲労して動けなかったからのように感じる。

もしかすればアルテタ監督がセバーヨスが後半は持ちすぎないように支持していたのかもしれないが(失点しないため)、前半のセバーヨスは際立っており、19分にオーバメヤンが外してしまったチャンス時のベジェリンへのスルーパスなど、プレアシストになりえるパスをバシバシ通していた。

しかし、後半の中盤くらいに差し掛かってからは前半よりも足が止まり、明らかに試合への影響力が減っていた。

この時間帯辺りからは、ウーデゴールに良い間合いでパスが入らなくなってきていた。この当たりの停滞時間をどうするのかを考えなければ。

https://twitter.com/LSComps/status/1362525737388027915

 

ジャカはリスク管理

本来セバーヨスの影響力が下がった時に奮闘してほしいのは中盤でコンビを組んでいるジャカ。

しかし、彼はティアニーが入ったこともあり、攻撃時は3CB?のような形で左CB的な位置取りをしていた。

僕が思うに、アルテタ監督は状況が打開できない時にサイドアタックで崩しにかかる傾向にあり、それ自体は問題ないかと思うがその結果ジャカのパスが使えない状況に陥っている気がする。

もちろんスペースが少ない時にジャカが持ちすぎて個人エラーをするみたいな展開は何回かあったし、サイドアタックは効率が良いのかもしれないが、クロスに合わせる選手があまりいないアーセナルではなんだかもったいない気がした。

再三な話だが、ピッチ中央で良い形でウーデゴールにボールを渡せた方が可能性を感じた。こればっかりは結果論だからしょうがないし、僕の話は卓上の空論でしかない。

 

ティアニー復帰もコンディション不良?

これは致し方ない。しばらく戦列を離れていた選手がすぐに結果を出すことは難しい。

特にぺぺが投入されてからは、お互いが左利きということもあり、スミス・ロウと組んでいたときよりもぎこちなかった。

ぺぺがコンディションを上げだしたのはティアニー不在時で、それならこの試合はティアニーより先にぺぺを投入してほしかったが、これも結果論。次節以降、ティアニーが復調してくれることを願うしか。

 

 

マルティネリのトップ起用

 

少し話題になったのがマルティネリのトップ起用。

以前よりアルテタ監督はマルティネリのことを『ストライカー』だと表現することがあったものの、これまで左サイドで起用することが多かった。そんな中でのトップ起用。

正直チャンスは作れなかったし、プレッシングの効果が出るほどベンフィカはラインを上げなかった。

とはいえ、今回のトップ起用はマルティネリの長期プランの一部を見ているようで少し嬉しかった!ヴェンゲルさんならすぐにでも起用していたかもしれないが!!!(笑)

 

ラカゼット、エンケティア放出に拍車?

マルティネリのトップ起用で囁かれたのがラカゼット、エンケティアの放出に拍車がかかるのでは?というもの。

エンケティアはまだしも、今回のような試合展開であればオーバメヤンの代わりにラカゼットが起用されてもおかしくなかったはず。

試合終盤はボールが繋げなくなってきていたし、トップでボールを捌けるラカゼットを起用した方がウーデゴール、サカが活きてくると思えた。

そんな状態でマルティネリのトップ起用は、最近の報道も相まって彼らの放出後のプランを検討しているようにも感じた。

無論、アルテタ監督はあまり試合で試すタイプではないので、個人的な憶測でしかないが、なんだか報道と繋がってしまった感じがある。今後のコメントは注目したい。

 

 

その他

 

 

こんなところだろうか。

 

とりあえずアウェイゴールを持った状態でセカンドレグ!

次は来週にギリシャで試合なので、ホームのアドバンテージがない状態でセカンドレグを迎えることとなる!

昨シーズンのオリンピアコス戦が思い出されるが、気を張っていきましょう!!!

 

次はマンチェスターC戦!!!

リーグ戦も必勝です!!!

 

COYG!!!

 

 

 

今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!

 

ここ待っで読んでくださってありがとうございます!!!

 

それでは

 

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