本日も更新していきます!!!
今回は今晩行われたPL第25節アーセナル対レスター・シティの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4−3−3
アーセナルはいつも通りの4−3−3ながら、前回の試合からいくつかの変更点が。
ディフェンスラインは左からジンチェンコ、ガブリエル、サリバ、ホワイト。
中盤アンカーにジョルジーニョ、その前にウーデゴール、ジャカ。右にサカ、左にマルティネリ、トップにはトロサールが起用された。
まず注目したいのがトロサールのCF起用。どうやらエンケティアはマンチェスターC戦で受けた打撲?の痛みを抱えながらプレーしていたことと、ワールドカップ後のリーグ戦全試合でフル出場していたため休養。ベンチスタートになった。ただ、パーティがベンチに復帰し、スミス・ロウも前節同様にサブに含まれています。
また、この試合は昨年から始まったウクライナでの戦争が1年経った日ということでジンチェンコがキャプテンになっています。
レスター・シティ:4−3−3
対するレスター・シティも4−3−3の布陣。
メンバーに怪我人は比較的少ないようだが、この試合は彼らのエースであるジェームズ・マディソンが怪我で離脱している。アーセナルからたくさん得点を奪っているジェイミー・バーディはベンチからのスタートとなり、ここ数試合好調を続けているイヘアナチョがスタメンから起用されています。
要注意選手はイヘアナチョとハーヴィー・バーンズで、彼らはワンタッチのパス交換で一気にゴール前まで到達する馬力がある選手たちなので、裏を取られて失点するのを避けたいところです。
試合内容
アーセナルは前節からスターティングメンバーを1名変更。トロサール最前線へとポジションを移し、ガブリエル・マルティネリが先発に復帰した。冨安健洋はベンチからのスタートとなっている。
一方、レスターは前節のマンチェスター・U戦から2名を入れ替え。デニス・プラートとウィルフレッド・ディディがスタメンに返り咲いた。
ロシアのウクライナ侵攻からおよそ1年間が経過したことに伴い、ウクライナへのリスペクトを示す意味を込めて、この試合では同国出身のオレクサンドル・ジンチェンコがアーセナルのキャプテンマークを巻いて試合に臨んだ。
キックオフ直後からアーセナルがボールを握って敵陣に押し込むものの、なかなかレスター守備陣を攻略することができない。
それでも26分、ペナルティエリア手前でボールを持ったトロサールが右足で強烈な一撃を叩き込む。アーセナルが先制したかと思われたが、直前のコーナーキックでアーセナル側のファウルがあったことが確認され、得点は認められない。
対するレスターは31分、ピッチ中央付近で相手のクリアボールを拾ったテテがスルーパスを通すと、抜け出したケレチ・イヘアナチョがゴールネットを揺らす。しかし、ここはイヘアナチョがオフサイドポジションにいたため先制点とはならず。
前半はこのままスコアレスで終了した。
後半に入ると立ち上がりに均衡が破れる。46分、自陣でルーズボールを拾ったガブリエウ・マガリャンイスが左サイドに浮き球のボールを送ると、開いた位置でボールを受けたトロサールが時間を作って股抜きのパスを通す。背後からスピードを上げて走り込んだマルティネッリがペナルティエリア内に入ると、そのまま右足で流し込み、アーセナルが先手を取った。
55分には敵陣へと押し込み続けるアーセナルが再び攻撃へ。ペナルティエリア手前で前を向いたマルティン・ウーデゴーアのスルーパスにマルティネッリが反応。折り返しをブカヨ・サカが押し込んだが、マルティネッリのポジションがオフサイドだったため大きな2点目とはならなかった。
その後もアーセナルが主導権を握ったものの追加点を奪えない。
対するレスターは62分に“切り札”ジェイミー・ヴァーディを投入したものの、なかなか決定的なシーンを作ることができず。
逃げ切りを狙うアーセナルは後半アディショナルタイムから冨安をピッチへ送り出す。1点のリードを保って試合はタイムアップを迎えた。アーセナルはプレミアリーグ2連勝を飾り、プレミアリーグの首位をキープ。一方のレスターは2連敗となった。
簡単なスタッツ等↓
Leicester (0.01) 0-1 (0.65) Arsenal
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) February 25, 2023
堅実に勝ちを積み重ねる!連勝街道再開!
今日の対戦相手であるレスター・シティは今シーズン調子が悪く、ここまで低調な戦いを続けていたのですが、やはり手強い相手でしたね。
恐らくブレンダン・ロジャース監督の戦術で、60分くらいまでアーセナルを消耗させ、消耗してきたアーセナル相手にティーレマンスとヴァーディを入れて前からプレッシャーを掛けてくるという。確かアルテタが監督に就任して間もない頃のレスターに戦術通りの負け方をしたことがあって、その時の再現のような戦術だったような。
ただ、その戦術を前にしても今シーズンのアーセナルは一味違い、相手に付き合わずにしっかりと守りきって勝利。
結果的にレスターは今日の試合で1本しかシュートを打てておらず、それだけアーセナルが全体を通してレスターの思い通りにプレーさせなかったというのがわかる。
アーセナルはアストン・ヴィラ戦の勝利で自信を取り戻したのか、今日の試合ではここ数試合と打って変わって魅力的なパス交換もいくつか見られたし、相手にチャンス自体作らせなかった。こういった堅実な勝利は久しぶりで、ここ数試合の流れで浮ついていた気持ちがしっかりと地に足ついた状態に戻ったことが伺える。ここから連勝街道を更新していきたいですね!!!
集中力高く守ったディフェンス陣と成長したガブリエル
今日の試合で特に我慢強く粘ったのがCBを中心にしたディフェンス陣で、何回か裏を取られたシーンがありましたが、その都度安定したディフェンスで跳ね返していた。
中でも特に成長を感じたのがガブリエル。彼はアストン・ヴィラ戦でもベイリーのドリブルを綺麗に阻止するという非常に痺れるプレーを見せており、今日の試合はその際のような派手なプレーはなかったものの、最も選手としての成長を感じました。
ガブリエルはアーセナル加入当初、積極的にインターセプトを狙って裏を取られたり、無理やり相手を止めてカードの対象になっていたが、今日の試合では常に安定したディフェンスを見せており、チームの柱として安心できる存在になったなあと思いました!もちろん、サリバも集中力高く最後まで戦い抜いていた。今日は2人の勝利と言っても過言ではないはず!
マルティネリの復調とトロサールの補強を実感
ワールドカップ以降、疲れなのか、ジェズス不在による影響なのか完全に鳴りを潜めていたガブリエル・マルティネリ。彼の状態を心配する声も多く、気になるところだったのだが、本日の試合の決勝点を記録。アストン・ヴィラ戦に続いて2試合連続ゴールとなった。ゴール以外でも前半戦以降あまり見せていなかったキレのあるプレーも見せていたので、とても安心しました。
また、ゴールに繋がるアシストをしたのがトロサール。彼は今日の試合でエンケティアの代わりにCFで起用されていたのだが、そつなくこなし、改めて前線でマルチに起用できることを証明。
ホワイトのファールで幻のゴールになってしまったが、得点の臭いもあったのでなにより。彼のおかげで攻撃陣の選択肢が増えたので非常に素晴らしいサインでしたね!
マンチェスターCと5ポイント差をキープ
レスター戦を終えた後の最新順位がこちら↓
アーセナルは本日の勝利で改めてマンチェスターCに5ポイント差を付けることに成功!彼らはこの後ボーンマスとの試合が行われ、1試合消化が多くなるものの、試合結果によっては再び2ポイント差になる可能性も。
ただ、勝利したことで5ポイント差がキープできたことは事実。この調子でタイトルを獲りましょう!!!
その他
その他、思ったことを箇条書きで
- ジャカのポジションにヴィエイラを見たい声が多数
- ただし、今日の試合の場合はヴィエイラだと強度が落ちそうという懸念もあった
- ジョルジーニョの展開力は凄え
- レスターはサカ対策が万全だった
- ウーデゴールの調子を上げたい(今日の試合はいくつか凄えパス出してた)
- レスターは良い選手揃っているのになぜ勝てないのだろう?
こんなところ?
とにかく勝利が1番!内容以上に勝利が身にしみます。以上!!!
COYG!!!
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