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元アーセナルのユース部門スタッフがサンチョら有望選手を逃したと語る
リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、イブラヒモビッチなど、後に有名となった選手を何度も取り逃がした経験があるアーセナル。
ここ数年も有力選手たちとの契約が出来なかったことが何度かあるそうで、2019年までアーセナルのユース部門を担当していたスティーブ・モロー氏が「Goal.com」にてここ最近に取り逃がした選手について語っていた。
「全てのクラブでニアミスがあったと言うだろう。
ジェイドン・サンチョは確かにそのうちの1つだった。彼がワトフォードからマンチェスターに移り、マンチェスターCで将来を選択したときに、私達は彼を取り逃がした。
ジェイドンは将来がマンチェスターにはないと感じたため、私達は彼との契約にとても近づいたが、彼の家族は彼にとって最高な場所がドルトムントであると感じた。」
ジュード・ベリンガムも…
「彼がバーミンガムとの契約を終え、留まるのか、それとも別のクラブに移籍するか議論していた時に私達はその契約にも非常に近づいた。」
クリスチャン・プリシッチ
「アメリカでのコネクションを通じて、クリスチャンは14歳の時にロンドンコロニーで過ごしていた。
彼は上手くいっていたが、私の期待とは裏腹に体が小さく、身体的に遅れをとっていた。最終的にフィジカル的な要件を満たしていないと契約を見送った。
私は彼を連れ戻したかったが、上手く行かず彼はドイツに行ってしまった。」
とのこと。
現在のサッカー界はスカウト網が世界中に張り巡らされており、優秀な選手を見つけるネットワークが出来上がっている。
そのため、アーセナルが得意としていた若手選手の発掘が難しくなっている。彼らもそういった選手の中の1人なのだろう。
また、モロー氏は現在アーセナルのファーストチームで活躍しているブカヨ・サカやスミス・ロウらについてこのようにも語っている。
「私達が行った全てのワークを非常に誇りに思っている。現在、スミス・ロウやブカヨ・サカがファーストチームの躍進を支えている。」
サカについて
「ブカヨはよく発達していたので、常に肉体的に際立っていた。彼はそのように力強かっただけでなく、優れた技術も持っており、非常に知的なプレーヤーだった。
ブカヨは幼い頃から成熟度と、精神的な落ち着きが非常に印象的だった。何も彼を驚かさなかった。彼の前に何が来ても対処することが出来た。」
スミス・ロウについて
「エミールも同様。彼の不幸だった部分は、彼の体が成長している時に、その発達を妨げる怪我をいくつかしてしまったこと。そうでなければ彼はもっと早く成長したはず。
エミールを起用すると、彼のテクニックが狭いスペースでとても素晴らしいことがわかった。
幼い頃から彼について印象的だったのは彼の意思決定の部分。スペースがない時も彼はいつどこにボールを置けば良いかわかっていた。
彼は幼い頃から常に優れた知性を示していたが、今はそれを実際に見ることが出来る。」
とのこと。
彼らはアカデミーでも優秀だったと。今彼らが活躍している姿は偶然じゃないそうな。
最近のアーセナルアカデミーは優秀な選手を数多くファーストチームに送り込んでいるが、そこには裏方が支えているという事実も。ありがたい!!!
スミス・ロウとサカの今シーズンプレー集↓
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
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