少し前に報道されたNEWSを今更ながらレポートしました。
今夏に資金があるのは3クラブだけ?
先日当ブログでも紹介したアーセナルのように、新型コロナウイルスの影響を受けているプレミアリーグ。
そんな中、リヴァプールやトッテナムでTD(テクニカル・ディレクター)を務めたこともあるダミアン・コモリ氏が、イギリス紙「Sky Sport」で今夏の移籍市場で資金を投入できるクラブが3クラブ程度になることを語った。
以下、ダミアン・コモリ氏のコメント↓
「ある代理人が私に話してくれた。今夏の移籍市場で資金を投入することができるプレミアリーグのクラブは実際に3クラブだけ。それが正しいかわからないが、代理人がこのようなことを言うということは、彼らは何かしら情報を得ているはずだ。移籍市場の動きは非常に縮小されたものになるだろう。スワップやローンはあるだろうが、移籍金も移籍の数も大幅に減少するはず」
とのこと。
新型コロナでリーグ中断したことによる経済的圧迫は防ぎきれるものではなく、今までリッチなクラブと思われていたクラブでさえ補強資金を捻出できない可能性があるとのこと。
実際、他リーグのレアル・マドリーやバルセロナでさえ今夏はローンとスワップが主流になるなんて言わているため、コモリ氏の発言にある代理人からの話はおそらく本当の話。
一体、今夏はどんな風になるのか。。。
補強資金が捻出できるクラブは?
では、補強にお金をかけることのできる3クラブは一体どこだろう。
個人的な観測で考えてみました。
まず見ていただきたいのが、このグラフ↓
リヴァプールのマッチデー収入が£8400万でプレミア3位。ここだけが、コロナの影響で無観客試合などの場合は次回減る見込み。
£8400万 ÷ 昨季ホーム26試合 = 1試合で約323万
約323万 × 今季ホーム残り4試合 = 約£1292万
確かに痛いロスだが、Van Dijkの移籍金の1/6に過ぎない。
画像:@SwissRamble pic.twitter.com/22WWZ4FK6F
— Ben Mabley(ベン・メイブリー) (@BenMabley) April 5, 2020
元ネタは、プレミアリーグ解説で有名なベン・メイブリー氏のツイート
このグラフと今までの各クラブ首脳陣のインタビューで算出した3クラブがこちら↓
- マンチェスター・シティ
- チェルシー
- エヴァートン
1クラブずつ所以を書いていきます。
・マンチェスター・シティ
まずは、マンチェスター・シティ。粉砕決算をしたと疑われているために来シーズン以降のCL出場がどうなるか未定な状態だが、国内外の大会で結果を残し続けていることと、ビック6内でマッチデー収入に1番依存していないことから選出。
来シーズンCLに出場できないことになれば話は変わってくるが、現状でもっとも経営体制に余念のないチーム。いざとなればオーナー投資がある。
・チェルシー
マンチェスター・シティに次いでマッチデー収入に依存していないビック6クラブ。チェルシーは一時選手に対してペイカットを行う構えを見せていたりしていたものの、1年分補強資金が余っている状態なので資金があるのではないか?
また、仮に現在の順位でリーグが終了した場合はCL出場もあるので収入の見込みもある。
・エヴァートン
世界で16番目に放映権料を手にしており、マッチデー収入にもあまり依存していないエヴァートン。近年、補強に積極的で今夏の移籍情報でも至るところにエヴァートンの名前が出てくる。
そもそもヨーロッパのコンペティションに頻繁に出ているわけではない状態でこの状況なので、資金調達が難しくないのではと予想。
以上の3クラブが資金を捻出できるクラブではないかと。
ただ、グラフから読み取っただけであり現在状況は変わってきているので、あくまで参考程度に。。。
その他のクラブは経営的観点から政府の休業補償を受けるクラブやアーセナルのようにペイカットを行ったクラブがある。それだけで資金がないと言うのはナンセンスかもしれないが、プライドの高いプレミアリーグクラブがそういったことをせざるを得ないのは深刻な状態にあるからでは。
オーナーからの資金投入など、資金を生み出す可能性はあるので今後新たに情報が入ってきたらレポートしていきたいと思います!
ここまで読んでくださってありがとうございます!
それでは
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