本日も更新していきます!!!
今回は昨日行われたPL第27節アーセナル対バーンリー戦のレポートをしていきます!
※このレポートは試合結果を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
アーセナル:4−2−3−1
アーセナルは快勝したレスター戦からまたいくつかの変更点が。
基本フォーメーションはいままで通り4−2−3−1。
ディフェンス陣は左からティアニー、パブロ・マリ、D・ルイス、チェンバース。右SBに今シーズン初出場のチェンバースを起用。これは恐らくバーンリーの空中戦対策だろう。
中盤はジャカと先日怪我から復帰したパーティ。2列目は中央にウーデゴールで、右がサカ、左がウィリアン。トップにはオーバメヤンが配置された。
バーンリー:4−4−2
バーンリーは4−4−2の布陣。
要注意選手はクリス・ウッドとヴィドラ。バーンリーの攻撃を牽引しているアシュリー・バーンズが怪我で離脱しているものの、彼らも力強い選手で空中戦で驚異となる。
彼らをどれだけ防げるかが重要となる。
試合内容
試合はアーセナルが最初のチャンスをゴールに結びつける。
6分、ボックス左角でウィリアンからボールを受けたオーバメヤンがカットインしてシュート。これがニアサイドのゴールネットを揺らし、オーバメヤンの今季リーグ戦9ゴール目でアーセナルが先手を取る。
先制したアーセナルはその後も主導権を握り一方的に攻め込むも、追加点を決めきれず。すると思わぬ形で失点。
39分、自陣深くでレノからパスを受けたジャカが右足でサイドに展開しようとしたところ、ボールがゴール前のウッズの腰に当たり、ゴールに向かったボールがそのままネットに。
ジャカの痛恨ミスにより同点に追いつかれた。
1-1で迎えた後半も、前半と同様にボールを保持して能動的に仕掛けるアーセナルに対し、バーンリーは堅守速攻からゴールを狙う。
アルテタ監督は、63分にウーデゴールを下げてラカゼット、69分にウィリアンに代えてペペを送り出す。
しかし、終盤には逆にバーンリーがゴールに迫る。
78分にピーテルスがボックス外からのボレーシュート。80分には左サイドを崩したヴィドラからの折り返しを正面のウッズがダイレクトシュート。しかし、2つともレノの好守に阻まれる。
一方のアーセナルは84分、ボックス左のサカのクロスから正面のペペがボレーシュートを放つ。
これが枠を捉えたが、ゴール前にカバーに入っていたピーテルスのブロックに遭ってバー直撃。ハンドでのPKとなるかVARが入ったものの、ブロックは肩との判定が下された。
そして、試合終了間際にはゴール前の混戦からセバージョスがシュートに持ち込むも、右ポストに弾かれて終了。
この試合の簡単なスタッツ等↓
決めきれなかった代償とまたしても個人エラー
まずはこの試合で勝点を取り切れなかった原因。
前半始まって30分くらいまではアーセナルが一方的に攻める展開で、結果論で言えばあの時間に2点目を取らなければならなかった。
僕はバーンリーが前節トッテナムに大敗した試合を見ていたのですが、バーンリーは効果的な攻め方とハードワークで、トッテナムが前半のうちに試合を決めていなければ危うい試合になっていたように感じた。
今回の試合も似たような雰囲気の試合となり、アーセナルが上手くボールを保持しながらも試合中の修正とハードワークであのような結果になった。
ちなみに今回の試合の×Gはこのような感じで、アーセナルは2〜3点取っていなければいけなかった。
個人エラー
今シーズン、いやここ何シーズンで何度目だろうか。
もはや動画載せるのも嫌になった。。。
あの失点シーンの直接的な原因となったのはジャカのパスミスで、恐らく右サイドに開いていたD・ルイスに展開しようとしたところを甘く蹴ってしまいウッドにボールがいってしまった。
現地ジャーナリストの何人かは『ジャカの後ろにヴィドラが付いていることがわかっていたレノが大きく蹴っていれば』なんていう声を挙げていたが、ボールを要求したのはジャカなのでこれはジャカの責任だろう。
恐らくあそこで1〜2人剥がせばチャンスになると考えてのプレーなので、状況打開のための選択だとは思うが、失点に繋がってしまえばこれはいただけない。。。
ちなみにジャカのプレーがフィーチャーされているからごまかされているが、個人的にD・ルイスも怪しいプレーがあったように感じた。長所と短所がハッキリしすぎている選手たちの扱いは非常に難しい。
VAR
さすがにこれはハンドじゃない?
終盤にぺぺのシュートブロックでVARが入ったときのシーンは肩だと思うが、これはいかんでしょう。。。
ぺぺが次のプレーをしようとした時のハンドだから、十分影響しているでしょうよ。。。
VARによる損失
この試合もVARに左右されたアーセナルですが、個人的に思うところがあって、、、
それはVARが介入すると一旦プレーが止まってしまうところ。
プレーが止まるということは、上手くいっていた流れも止まるということで、もう一度ゼロから流れを作らなければならなくなる。これは攻めている側からすれば大きな損失ではないだろうか。
もちろん、VARによって今まで疑惑のままになっていた判定があったところを改善できている部分もあるかもしれないが、今の所VARを使っても疑惑の判定は出ており、それなら流れを切ってしまうVARは必要なのだろうか?という。
恐らく今シーズン終了後にVARの利用法など審判団の中でも話し合われるはずなので、そこでどういった結論が出るのか待ちたい。
色んな人が指摘してるように、ラグビーみたく審判のジャッジ中の声が聞けるようになれば良いと思うのだが、なぜ頑なに審判団はそれを拒むのか。
狙われたジャカ
明らかにアジリティのないジャカが狙われていた。パーティも狙われていたが、彼は取られても取り返せるし、取られるまでに時間がかかるのでディフェンス陣が体制を整える時間がある。
パスの受け手にジャカを選択するのはやめないか?
ぺぺではなくウィリアンをチョイス
今回の試合、前節大活躍したぺぺがスタートから起用されると予想されていたが、アルテタ監督はウィリアンを選択した。
ウィリアンはぼちぼち良いプレーも見れたし、アシストを記録したので良かったが、前半の押せ押せの場面はぺぺがいたらもっとゴールに近かったのかな?とも。あくまで結果論ですが。
恐らくアルテタ監督の思惑はティアニーとの連携を考えてウィリアンを起用したと思うし、そこは一定の効果があったと思うのでなんともだが、、、
勝っていればこのような議論はなにもなかったはずで、あの失点が全てだというのは間違いないのですがね。。。
とはいえ、アルテタ監督はかなり理論的?な考え方な気がして、2列目に左利きの選手が3人並ぶのを嫌ったような感じもありますよねえ。
そういったことを鑑みれば、サンティ・カソルラのように両足利きみたいな選手は非常に貴重だったのだなあと。そういった選手が欲しい!!!
今回はなんだか疲れたのでこれくらいで。
ひとまず、次はELオリンピアコス戦を木曜に挟んで週末がNLD!
バーンリー戦の鬱憤を晴らしてくれえ〜〜〜!!!
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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