本日も更新していきます!!!
今回は昨晩行われたPL第3節アーセナル対フラムの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4-3-3
アーセナルはいつも通りの4-3-3の布陣も、ここ2試合とは少々の変更点が!
ディフェンスラインは左からキヴィオル、サリバ、ホワイト、パーティ。
中盤はアンカーにライスが入り、その前にハフェルツとウーデゴール。右にサカ、左にマルティネリが入り、トップにはトロサールが起用された。
今節のアーセナルはティンバーと冨安がそれぞれ怪我とレッドカードによって離脱しているため、キヴィオルがスタート。そして、エンケティアに代わり、プレシーズンで好調のトロサールがトップに起用されている。
トロサールに関しては、次節マンチェスターU戦に向けたテストも兼ねている気も。ちなみに、ベンチにはジェズスが復帰しており、ジンチェンコと共に後半から起用される可能性もありそうです。
フラム:4-3-3
対するフラムも4-3-3の布陣。
ここ数シーズンでアーセナルはフラムに対して苦手意識はないものの、彼らは昨シーズンのメンバーから着実にアップデートしているので侮れない相手。マルコ・シウバ監督の思考するサッカーへの順応も出来ているはず。
要注意選手はアンドレアス・ペレイラ。彼は卓越したテクニックを持っている他、ロングシュートも狙える選手で、カウンターからの一発は避けたいところです。
試合内容
ホームで力強い入りが期待されたアーセナルだったが、いきなりミスから出ばなを挫かれる。
開始50秒過ぎ、右サイドのハーフウェイライン付近でサカがGKラムズデールにバックパスを試みると、これをアンドレス・ペレイラがまんまとインターセプト。ラムズデールの前目のポジションを見極めて早いタイミングで右足を振ると、芯を食ったシュートではなかったものの、これが無人のゴールネットに吸い込まれた。
軽率なミスによっていきなりビハインドを背負ったアーセナルは、早い時間帯の同点ゴールを目指して前がかる。70%を超えるボール支配率で相手を自陣に押し込みながら、サカとマルティネッリのサイドを起点に相手の守備ブロック攻略を図る。
流れの中ではなかなか効果的にフィニッシュまで至らないものの、序盤から得たセットプレーの流れからゴールへ迫るが、元守護神レノを中心に身体を張った相手の守備に苦戦。
迎えた後半、アルテタ監督はトロサールを下げてハーフタイム明けにエンケティアを投入。
さらに、立ち上がりにゴールを奪えなかったことを受け、ハヴァーツとトーマスを下げてジンチェンコとファビオ・ヴィエイラを同時投入。両サイドバックをホワイト、ジンチェンコに入れ替えた。 この交代によってアタッキングサードでの崩しに流動性が生まれ、徐々に良い形でのチャンスメークが増えていく。
だが、ウーデゴールがシュートを大きくふかしてしまうなど、最後の精度はいまひとつ。 それでも、67分には左サイド深くに抜け出したファビオ・ヴィエイラがそのままボックス内にドリブルで切り込むと、DFテテのファウルを誘ってPKを獲得する。
ここでキッカーは前節のウーデゴールではなくサカが務めると、失点に絡んだイングランド代表FWが冷静にゴール右隅へ決め切って70分の同点ゴールとした。
さらに、畳みかけるホームチームは直後の73分、ボックス内での接触プレーで肩を痛めたフルアムDFバッシーがピッチに倒れ込んだことでプレーを切ることを求めて集中を切らした相手に対して、左サイドのスペースに抜け出したファビオ・ヴィエイラが完璧なグラウンダークロスを供給。これをゴール前に走り込んだエンケティアがワンタッチで合わせ、途中出場2選手の連携で一気に試合を引っくり返した。
これで逆転に成功したアーセナルは、83分にバッシーが2枚目のイエローカードをもらったことで数的優位も手にする。これで勝利に大きく近づいた中、ウーデゴールを下げてジョルジーニョを投入し、試合をクローズにかかる。
だが、数的不利でも勝ち点獲得へ高い集中力を見せたアウェイチームがセットプレーで追いつく。87分、右CKの場面でキッカーのリードが正確なボールをゴール前に入れると、中央のパリーニャが冷静に右足のシュートをゴール左隅へ流し込んだ。
この結果、10人フルアム相手にホームで痛恨ドローとなったアーセナルの開幕連勝がストップした。
簡単なスタッツ等↓
Arsenal (3.01) 2-2 (0.46) Fulham
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) August 26, 2023
勝つべき試合。。。連携力を高めるべし!
『連携力を高めるべし!』全てはこれに尽きるのではないでしょうか。今シーズンがスタートしてはや3試合。なんだかヌルっとした雰囲気が拭えないのは連携力がまだまだだからではないかと。
今日の試合でも攻守にお互いの距離感を理解していないような状況が散見されたし、今日に限ってはそれが失点に繋がった。立ち上がりに失点をしてフラムが守りに徹していたこともあるが、攻撃においてはそれぞれの選手が失点を取り返そうと力が入りすぎてしまったような雰囲気もありました。
そうなると攻撃の歯車は狂いだしてしまう悪循環に陥ってしまうという。
無論、シーズンがスタートしたばかりということに加え、パーティを右SBで起用する新たなスタイルはティンバーありきの戦術だったこともあるので、調整に時間が掛かってしまうことはあるはず。ただ、そんな中でも結果を出すことが今シーズンのアーセナルの目標だったりするので、まだまだ成長が必要だなあと。
とにかく何が言いたいかというと、『頑張っていこう!!!』ということ。あまり力を入れすぎず、確実に結果を残していけると嬉しいですね。
エンケティアにヴィエイラ!力強い控え選手
すこぶる振るわなかったフラム戦ですが、ポジティブなポイントも!
開幕戦から好調なプレーを続けていたエンケティアの調子が引き続き良い様子が伺えて、ヴィエイラは一皮むけてより相手にとって脅威になる選手へ近づいたのではないかと!
両選手に言えるポイントは昨シーズンに比べてプレーに迷いがなくなったところで、プレー選択がシンプルになったことで自身の良さや今まで出来なかったことが出来ているように感じます。
特にヴィエイラは2ゴールに絡むプレーに加え、終盤のミドルシュートなど、昨シーズンに比べてかなり飛躍の年になる予感を感じさせましたね!
あとはハフェルツ辺りがノッてきてくれれば更に力強いチームになっていきそうです!
セットプレーを見直そう!
今日の試合だけでなく、今シーズンここまでの試合を見ていて思うのがセットプレーを見直したほうが良いのではないかという問題。
試合後の現地のコメントなどを見ていても、攻守にセットプレーが活きていないことを指摘されており、見直す必要があるのではないかと。
こちらに関しても、選手やシステムが入れ替わっている影響もありそうなので、ここからのシーズンで調整していけば良いかと思うのですが、やはり目の前の1試合を勝利目前でポイントを落としてしまうと何とも言い難い気持ちになってしまいます。。。
具体的にセットプレーをどのように直せばよいのか、具体案はないですが、他のクラブたちはアーセナルの状況を見て色々と対策を練ってくるはずなので、しっかりと対応して欲しいところです。
その他
その他、思ったことを箇条書きで
- こういった試合こそガブリエルのようなセットプレーに強い選手が欲しかった
- ハフェルツは少し焦りもある?めげずに頑張って!
- エンケティアはかなりシャープ。マンチェスターU戦もスタメンでは?
- サカがらしくないミス
- 今日の試合はクリエイターの輝きが少なかった
- パーティはアンカーで見たい。ただ、ライスのアンカーは安定しすぎ
- ティンバー離脱がかなり響いている。キヴィオルでは荷が重い。。。トミー頑張れ!
- ジェズスが試合復帰!思ったよりも動けていた
こんなところ?
まあ、引き分けてしまったものは変わらないので、ここから少しでも試合を落とさずに進めていくことが望ましいです!!!まだまだシーズンはスタートしたばかり。ここからファイトです!
COYG!!!
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