新型コロナウイルスの影響で欧州の各国リーグはこれ以上の被害を広げないためにリーグ戦を中断している
そして先日、今夏に行われる予定だったユーロ選手権が来年以降に延期することが決まり、各国リーグ戦を6月末までに完遂することで合意になっていた
プレミアリーグでは4月30日までの延期が発表されているが、その後再開にメドが立たないことから様々な意見が出ており、6月に再開して1ヶ月半で残りの試合を消化する可能性なども伝えられていた。
そんな中で、今朝入った報道でUEFAの会長が今シーズン無効の可能性を口に出していた
今シーズン無効の可能性
これまで当ブログでも今シーズン無効の可能性があることについては伝えていたが、実際のことになるかもしれない。
イタリア「La Repubblica」の報道で、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は
「リスタートできなければ、シーズンはなくなってしまうだろう。プランA、B、Cがある。5月中旬、6月中、そして6月末に再開するという3つのオプションだ。そして、他の可能性としては、次シーズン開幕時に新たなシーズンを開始する」
「リーグとクラブにとって最善の策を取ることになる」
「スタンドを閉鎖して全試合を開催することは想像できない。しかし、観客がいる状態で再開できるかはわからない。仮に代案がなければ、リーグ完結を優先することになるかもしれない」
というコメントを残している。
未だ収束する気配の見えない新型コロナウイルスに対し、今後を憂慮するコメント。
おそらく、今シーズン無効にすることのリスクと来シーズンがスタートできないことのリスクを天秤にかけているのかと
現時点で赤字になり破綻が近くなっているクラブが多々あるため、FFP云々の話ではなくなっているため最良な形を見つけることに苦労している
ユベントスですら選手の給与カットを行わなければいけない程である。
プレミアリーグへの影響
今シーズンが無効になった場合、プレミアリーグも多くの影響を受けることになる
・リヴァプールの優勝がなくなること
・CL権、EL権がどこに渡るのか
・降格クラブはどうするのか
これらの問題がある
まさに影響を受けることばかりで、FAからしてもかなり悩ましい問題になるはず
仮に降格クラブをなしにして、2部の昇格ラインにいる2チームを昇格させることになったとしても、その分のスケジュールが増えるため、来年以降に延期されたユーロやオリンピックとのスケジューリングが難しくなり、選手への負担が増す可能性も
プレミアリーグだけでなく、各国リーグでも今シーズンを完遂させることが1番の解決策だろうが、先が見えない戦いになっているため苦しい事情である。
とにかくこの暗い時期を乗り越えて楽しくサッカーが見れるようになってほしい。
それでは
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