本日も更新していきます!!!
お久しぶりに試合レポート復活です!(誰も待ってない)
今回は昨日行われたPL第30節アーセナル対リヴァプールの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4−3−3
アーセナルは今シーズン基本フォーメーション4−3−3。
ディフェンスラインは左からジンチェンコ、ガブリエル、ホールディング、ホワイト。
中盤はパーティ、ウーデゴール、ジャカが入り、右にサカ、左にマルティネリ。トップにはジェズスが起用された。
怪我の具合が心配されていたサリバは先日から噂されていたように、やはり今日の試合に間に合わず。代わりに起用されているホールディングはサリバ不在の試合で安定したプレーを見せているものの、昨シーズンの重要なトッテナム戦でレッドカードを貰っている過去があるため、肩に力を入れすぎずに頑張ってもらいたいところです!
また、ブライトン在籍時にアンフィールドでハットトリックを達成したトロサールはベンチからの起用で、恐らく後半から起用されるはず。途中出場から結果を残してほしいですね!
リヴァプール:4−3−3
対するリヴァプールも4−3−3の布陣。
来シーズンのCL出場権獲得のために後がなくなってきているリヴァプールはファンダイクやサラー、ヌニエスら主力選手が起用できない可能性も示唆されていたが、最終的にヌニエスだけベンチスタートでサラーとファンダイクはスタメン出場。
中盤は怪我で離脱していたチアゴ・アルカンタラが復帰したものの、今節はベンチスタート。その他の選手は概ねフルメンバーが起用されている。
要注意選手はサラーとジョタで、彼らは過去のアーセナル戦で何度も得点している選手。今シーズンのアーセナルが一味違うからといって過去と似たような失点は避けたいところ。また、ベンチには同じく過去のアーセナル戦で何度も得点しているフィルミーノも控えており、途中出場で起用される可能性がある彼にも注意したいです。
試合内容
試合は開始早々に動く。
8分、サカがウーデゴールとのワンツーを試みるが、ウーデゴールからのリターンパスはカットされる。しかしこのこぼれ球を上手く拾ったマルティネッリがそのままゴール前まで持ち込んでゴール左へと流し込み、アーセナルがあっさりと先制点を奪った。
早くも先制を許したリヴァプールは20分にファビーニョのスルーパスに抜け出したロバートソンがエリア内左で決定機を得るも、左足でのシュートはゴール右へと外してしまう。
すると今度はアーセナルに決定機。28分、ジャカの縦パスに左サイドを抜けたマルティネッリが右足でクロスを入れると、ゴール前のジェズスが頭で叩きつけ、アーセナルが2-0とリードを広げた。
2点を追う格好となったリヴァプールは33分、ショートカウンターからサラーが抜け出すが、ここはGKラムズデールが上手くコースを消してゴール右左へと外れる。
それでも42分、エリア内左でクロスオーバーしたロバートソンの折り返しをゴール前のヘンダーソンがダイレクトで合わせると、これがファーポストへの絶妙なパスとなり、サラーが押し込んでリヴァプールが1点を返す。
後半、1点を追うリヴァプールが立ち上がりから仕掛けると、52分にはCKのこぼれ球を拾ったジョタをホールディングが倒してしまいリヴァプールにPKが与えられる。蹴るのはもちろん、エースのサラー。しかし、幾度となくチームを救ってきた左足から放たれたシュートはゴール左へと外れ、同点に追いつく絶好機を逸してしまう。サラーはこれで前回に続き2回連続のPK失敗となった。
57分にも左クロスのこぼれ球をエリア内右でサラーが拾うが、左足でのシュートはGKラムズデールの守備範囲。60分にはカーティス・ジョーンズとジョタを下げてチアゴとヌニェスを、78分にはファビーニョを下げてフィルミーノを投入しゴールを狙いに行く。
守勢の続くアーセナルは80分、ジェズスとウーデゴールを下げてトロサールとキヴィオルを投入。しかし直後にはサラーのスルーパスに抜け出したヌニェスが決定機を得るが、ここはGKラムズデールが1対1をセーブする。
逃げ切りたいアーセナルだが、87分にペナルティーエリア右でボールを受けたアレクサンダー=アーノルドが股抜きでDFをかわしクロスを上げると、ファーサイドのフィルミーノが頭で合わせてリヴァプールが同点に追いつく。
まさに“鬼門”アンフィールド。アディショナルタイムの6分間でもよりゴールに近づいたのはホームチームで、サラーが得意の角度から狙ったシュートはGKラムズデールがわずかに触ってゴール左へと外れる。
終盤はリヴァプールの攻勢が目立ったものの、アーセナルは守護神ラムズデールの好守もあり決勝点は与えず。2点差を追いついたリヴァプールがドローに持ち込み、アーセナルは10シーズンぶりの鬼門攻略とはならなかった。
簡単なスタッツ等↓
Liverpool (4.76) 2-2 (1.81) Arsenal
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) April 9, 2023
鬼門アンフィールドまたも崩しきれず。。。
なんとも言い難い非常にタフな試合でした。。。(汗)
序盤アーセナルが試合開始すぐに得点し、28分に追加点。アンフィールドのリヴァプール相手に楽勝ムードが漂っていたのに、前半終了間際に1点差にされ、試合終盤に同点。ただ、リヴァプールの猛攻をなんとか同点で防げたという。見てる側も消耗するような非常に疲れた試合でした。
試合終了後の雑感としては、『またしても』といった印象。中々抜け出せない鬼門アンフィールド。アーセナルの選手たちは気を抜いている印象はなかったですが、失点シーンだけ息抜きしてしまったような雰囲気感を感じました。ただ、前半最初からあれだけ飛ばしていたので、多少の息抜きは仕方ないのもある。その一瞬を逃さなかったリヴァプールの選手を称えるしか。
後は前半で試合を作りきってしまったアーセナルの試合運びもリヴァプールにとって後押しになってしまった気もします。失うものがなくなった瞬間強くなる的な。僕はこの試合でアーセナルの選手たちがナーバスになることを心配していたのですが、試合が始まってみると明らかにリヴァプールの選手の方がナーバスで、それが前半のアーセナルの勢いに繋がっていた。なので、その緊張の糸が切れたことは彼らの後押しになってしまったような。(仕方ないことですが。。。)
なにより、今日の試合内容でポイントを持ち帰ったことは評価しなければならないし、この1ポイント差でタイトルが決まったとすれば、ラムズデールに感謝しなければならないですね。☓Gが4.76なんて見たことないし、そんな試合でポイントを持ち帰ったことは評価に値します!
個人的にはマンチェスターCだったらどのように対処したのか気になるところですが、、、今日の後半からのムードは彼らでも難しい状況に陥っていたのでは?。それくらいタフでキツイ試合でした。
アーセナルのアピールプレイについて
個人的に今日のアーセナルが突然劣勢に陥った背景にアーセナルがアピールプレイをしすぎたのも要因があるような気がしています。
というのも、今シーズンのアーセナルは過去のシーズンに比べて明らかにアピールプレイが増えていて、すでにFAからも注意されている案件。
今シーズンのアーセナルはリーグトップのチームで、対戦相手の戦い方も変わって今までよりもハードなタックルを仕掛けてくるようになった。そのため、クラブとしては怪我人を出したくないし、審判に相手のハードなタックルを罰してもらうために当該プレーをしっかりとアピールしなければならない。また、アピールプレイによって有利な状況になる場合もあるため、チャンスの総数を増やすためにも必要なのは理解している。
ただ、今日の試合(というかここ最近の試合)でアーセナルは少し過剰なアピールプレイをしているように感じました。そして、その過剰さが今までだったらファウルを取ってくれたシーンを潰してしまっているような気がします。
審判は接触プレーで毎回両手を上げてアピールしてくれば、必要以上に見極めて判断するようになる。そして、アピールプレイをすることで、ファウルが取られずカウンターを受けた際に1人少ない状況でディフェンスすることになる。
逆に言えば、アーセナルがそこまで強くなったということなので、誇らしいことなのですが、見ている側としてはなんだか損しているような気も。。。これは僕だけですかね。。?
最新の順位表
この試合が終了した時点での最新の順位表がこちら↓
2位マンチェスターCとはアーセナルが1試合消化多いながらも勝ち点6に!彼らはこれからバイエルン・ミュンヘン戦やFAカップの試合が残されていることを鑑みれば、どこかしらで勝点を落とす可能性があるはず。
アーセナルは勝ち点を落とさないように注意を払いつつ、今月末に行われるエディハド・スタジアムでの直接対決で結果を残すしかないですね!
まだ、リーグタイトルの可能性はアーセナルの手中にあるので、気合を入れ直していきましょう!!!
その他
その他に思ったことを箇条書きで
- ラムズデールに感謝。ありがとう。
- ガブリエルもサラー相手によく頑張った。
- ジンチェンコとティアニーの交代がもう一歩早ければ。。。
- 序盤のホワイトのイエローカードが割と試合に影響した
- ジャカマフィア
- 最後のマルティネリからサカへのパスが届いてほしかった。。。
- フィルミーノまたお前か
こんなところ?
今日は若干短め。切り替えましょう!!!
COYG!!!
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