本日も更新していきます!!!
今回はPL第23節アーセナル対アストン・ヴィラの試合をレポートしていきます!
※このレポートは試合結果を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
スターティングメンバー紹介から。
アーセナル:4−2−3−1
アーセナルは4−2−3−1。
前節のウルブス戦とほぼ同じメンバー。
代わっているところはD・ルイスとレノがBAN食らっているので、彼らのポジションにガブリエルとアーセナルデビューとなったマット・ライアンが起用された。
その他はウルブス戦と同じメンバーが起用され、注目された左サイドは最近の好調ぺぺが入り、復帰済みのオーバメヤンは控えからスタートした。
アストン・ヴィラ:4−2−3−1
アストン・ヴィラのスタメンはこのような感じ。
注目選手はグリーリッシュだが、前線に起用されているオリー・ワトキンスやバークリーはシーズン前半戦で酷くやられた選手たち。気をつけなければならない。
試合内容
試合が動いたのは前半2分、後方でアストン・ヴィラのベルトランド・トラオレにボールを奪われると、そこから突破されてゴール前にパスを通された。そのパスに反応したアストン・ヴィラのオリー・ワトキンスに先制点を決められてしまう。
追いかける展開となったアーセナルは27分、ニコラ・ペペがシュートを放つが相手に防がれる。
直後の29分には、ゴール真正面のフリーキックからグラニト・ジャカが直接ゴールを狙う。しかし、アストン・ヴィラのGKエミリアノ・マルティネスに弾かれて同点ならず。
その後もチャンスを作ったが、1点も返せなかったアーセナルは0-1の敗戦を喫した。
この試合のスタッツ等↓
届かないクロス
負けた試合のことを書くのはとても憂鬱。特に今回のようなあと一歩感が強い試合であれば尚の事。
サカ、ぺぺは何度か良い位置からクロスを送ったものの、ストライカーにそのボールが届くことがなかった。
恐らくアルテタ監督はこういった試合であれば、オーバメヤンのようなクロスに合わせて得点できる選手が必要と感じて後半の割と早い段階でラカゼットと交代させたのだろうが、終盤の攻撃を見ていた限りラカゼットをそのまま起用してリンクアッププレイを手伝ってくれたほうがチャンスが増えるような気がしてならなかった。(もちろんオーバメヤンの起用意図はわかるので、あくまで結果論ですが)
バリエーションの少なさ
なので改めて感じたのが攻撃のバリエーションの少なさ。
現在のプレミアリーグは過去に比べてかなりクラブ間の差が埋まっているため、攻撃のバリエーションが多くなければ勝ち切ることが出来ない。
マンチェスターCのように勝ち続けているチームはサイドバックが攻撃に絡んでくるし、CBはセットプレーで脅威になる。(リヴァプールがここのところ勝ちきれないのもバリエーションの少なさが原因かと。セットプレーで得点できなくなったし。トッテナムもケインがいないとバリエーションが少ない。等々)
悔しいけどマンチェスターUは攻撃パターンがいくつか作れる攻撃陣を有している。
アーセナルは今シーズンここまでの得点パターンが割と固まっているため、そこを潰されてしまうとたちまち得点できないという沼にハマってしまう。余談ですが、たしか今シーズンのアーセナルはエリア外からのシュートが少なかったはず。
なのでアーセナルは今後、終盤に前線で粘れるフォワードなどバリエーションを増やす必要があるのでは?
試合後に現地ジャーナリストも『ジルーのようなプランBが必要!』と説いていた。
VAR案件
アーセナルはことごとく審判に嫌われているらしい。
前半のサカに対するこの場面。
まあ個人的にはイエローカードが妥当だと思いましたが、これがイエローならD・ルイスのはどうなんの?っていう。
イエローカードを提示されたコンサの方が選手に接触してるし。
VAR担当はこの角度の映像見ていればサカが抜け出せていた場合にビッグチャンスとなるのは容易に想像できるはず。得点機会の阻止ちゃうん?
そして、アルテタ監督が現役の頃、似たようなプレーで退場になったことがあるらしくネタにされている。(笑)
同じプレーですよー!
Mikel Arteta getting sent off for an almost identical tackle in the same area of the pitch. Never for us though, only against. pic.twitter.com/VXvRVh1IEm
— AFCAMDEN (@AFCAMDEN) February 6, 2021
そして、もう1つ疑惑の判定がラカゼットが交代する直前のプレー。
これは静止画になっているが、動画では完全にエミマルがラカゼットのシャツを引っ張っていた。
ラカゼットは交代後、副審に『ちゃんと見てんの?』的な文句を言っていた。
シャツをグイーんいってますよね。某マンチェスターUだったらPK貰えてるでしょ!!!
ウーデゴール良くないですか?
ウーデゴール良くなかったですか!?
前回出場した時はプレータイムが短かったのだが、今回は約30分プレーした。
ウーデゴールが入ってからはスミス・ロウが2人になった感じ。しかもスミス・ロウよりもパスするタイミングだったりをよく見てたし、球離れも良く見ていてストレスがなかった。
ボールを貰いに行ったり、スペースを作ったりと効果的な動きをしていただけでなく、試合終盤のぺぺへのパス含め何本かシュートやクロスに繋がるきっかけとなるパスを繰り出していた。
欲を言えばシュートを枠内に飛ばしてほしかったが。。。
スミス・ロウは試合に出突っ張りで疲れているだろうから、次節はスタートから起用しても良いと思う!
あの調子でプレーしてくれるのであれば、今夏に買取とかないですかね?2000万ユーロとかですよね?気が早すぎ?
ウィリアン…
申し訳ないが、ウィリアンはしばらく見たくない。。。
パーティと交代で入ったから中盤の一角で起用されるのかと思ったら、普通に試合終盤はサイドで起用されていた。『それならマルティネリ出してくれ!』という声が多数だった。
実際、マルティネリを出したほうが得点の期待が出来たのでは?というくらい何も出来ていなかったし、かなりプレーに迷いがある感じがした。
そして、試合終盤に左SBとして起用されていたサカと近い距離感でプレーしていたものの、ウィリアンよりも少し離れていたスミス・ロウの方がサカを上手く使いこなせていた。
また、少なくとも今回の試合で必要だったのは、何も考えず強引に得点が出来る選手で、現状アーセナルの中でそれが可能なのはマルティネリだったので、サイドでウィリアンを起用するくらいならマルティネリが良かったなあ。
どうやら現地ファンの間では『ウィリアンとネルソンをチェンジして欲しい』という声が挙がっているそう。
NEWエジルになりそうな予感。
アストン・ヴィラ普通に強い
アストン・ヴィラは自分たちのやれることがハッキリしていて普通に強かった。
グリーリッシュは相変わらずいやらしい選手だし、オリー・ワトキンスは体強いし足も早いし。そして、守備陣の関係性も出来上がっているから陣形が崩れない(ジョン・テリー効果?)
自分たちのやれることと、やりたいことがハッキリしていてとてもいやらしいチームになっていた。
今回の試合の枠内シュートが多かったのも、シュートまでの形が決まっているから枠内に飛ぶのであって効率の良い試合をされた。下手すれば第2のレスター的な存在になり得ると感じた。
頑張ろうアーセナル。
その他
- ぺぺは枠内にシュートを飛ばして欲しい
- ライアン良かった
- パーティの怪我再発?
- マルティネリ出してほしかった
- 早く帰ってきてティアニー
- 失点シーンはD・ルイス不在の影響だろう(連携ミスからの失点)
こんなところかと。
ライアンはアーセナルデビュー戦で、開始直後にディフレクションからの失点をしたものの、その後は安定したセーブで追加得点を防いでくれた。スタッツ↓
https://twitter.com/thearsreview/status/1358063001039962114
次節も頼んだ!
そして、どうやら現在のアーセナルにおいてティアニー不在がかなり響いているようで、こんなデータが
Arsenal Premier league form since Christmas day:
With Kieran Tierney:
Played 4
Won 4Without Kieran Tierney:
Played 5
Won 1
Draw 2
Lost 2— Sash ~ (@ltarsenal) February 6, 2021
ティアニー不在後の5試合が1勝2敗2分。それまで全勝だったのに。
とりあえず、もうしばらくすればティアニーが帰ってくるはず。早く戻ってきて欲しい。
せっかくトップ4も見えたところでまたボトムハーフへ。
とはいえ、こちらからは応援する他に出来ることはないので、今後も応援を続けていくしかない。。。
次節こそは。。。
COYG!!!
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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