今夏に左SB獲得へ動く?
昨日行われたアストン・ヴィラ戦でのプレーが批判を浴びているオレクサンドル・ジンチェンコ。
弊ブログ主も彼のディフェンス能力に関しては思うところがあったため、昨日の試合レポートでも触れていたのだが、そんな中、昨日の「theathletic」によれば、アーセナルは今夏の移籍市場で左SBの補強を検討しているとのこと。
同メディアによれば、アーセナルは今夏に残り契約が2年になるジンチェンコとの新たな契約交渉を行っておらず、今夏の補強ポジションに左SBを加えているのだとか。ここ数年のアーセナルは選手の残り契約が2年になった時点で契約延長か売却を判断しているのだが、ジンチェンコに関しては今のところそういった交渉に入っていないそう。
現在クラブにはジンチェンコ、ティンバー、キヴィオル、冨安、ティアニー、タヴァレスと左SBでプレーできる選手を6名抱えているが、アルテタ監督は依然として理想的な解決策を模索しているようです。
また、今シーズン何度か指摘されているジンチェンコの扱いに関して、昨シーズンのアーセナルはジンチェンコを偽SBとすることでファイナルサードへのパスや、マルティネリに1対1の状況を作らせていたりと戦術の柔軟性を与えていたのだが、今シーズンはそういったプレーを対策されるようになった他、ウーデゴールとジョルジーニョがファイナルサードへのパスを出すようになったことで、良い面よりも悪い面が目立つようになったと指摘。
ただし、スタッツ的に見るとジンチェンコはデュエル勝率が61%とパーティに次ぐチーム2位の成績を残しており、ディフェンス面のすべてが悪いわけではなく、むしろフィジカルが強くなく、プレーメーカーとしてキャリアをスタートさせた選手としては優秀な部類だとも。
とはいえ、前述したようにクラブは左SBの補強を検討しており、現在怪我で離脱しているユリアン・ティンバーが復帰すれば彼が左SBとしてプレーする可能性もあるので、アルテタ監督のジンチェンコへの信頼は少し下がっているのは間違いないはず。また、もしかすると新たに左SBを加えてジンチェンコのポジションを変更する可能性もありそうですね。
今後のレポートにも注目です。
バイエルン・ミュンヘン戦に向けて
ミッドウィークにバイエルン・ミュンヘン戦が控えているアーセナル。
アストン・ヴィラに敗れた後、チャンピオンズリーグでは勝利することが求められている中、この一戦に向けてのレポートによれば、バイエルン・ミュンヘンは数名の選手が欠場する可能性があるとのこと。
昨日の「londonworld」によれば、この試合に向けてバイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督が『ニャブリはアウト、コマンとサネは出場できるかわからない』と語ったという。
どうやらコマンは週末に行われたケルン戦で負傷したようで、スキャンの結果待ちではあるものの、欠場することが見込まれている模様。ケルン戦を欠場していたサネとノイアーに関しては、アーセナル戦に向けての休養と思われていたのだが、サネはフィットネスが戻りきっていない可能性もありそうですね。ちなみにノイアーは出場することが見込まれているようです。
また、この試合に向けてバイエルンはアルフォンソ・デイビスが累積で出場停止になっているため、サカの負担が多少減るかもしれないですね。
ただし、アーセナルはアストン・ヴィラ戦でウーデゴールに怪我の疑惑が出ているため、アーセナルの怪我人情報も気になるところです。。。