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今回は昨日行われたPL第2節アーセナル対クリスタル・パレスの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4-3-3
アーセナルは開幕戦と同じ4-3-3の布陣。
ディフェンスラインは左から冨安、サリバ、ホワイト、パーティ。
中盤はアンカーにライス、右にウーデゴール、左にハフェルツ。右サイドにサカ、左サイドにマルティネリが入り、トップにはエンケティアが起用された。
引き続きジェズス不在の代役はエンケティアが務めた他、気になるティンバーの代役にはジンチェンコが復帰する可能性も示唆されていたが、今節は冨安が起用された。
クリスタル・パレス:4-2-3-1
対するクリスタル・パレスはほとんど昨シーズンとメンバーに変わりない布陣。変わっているのは中盤のレルマくらいで、ほぼ見たことのある選手たちが並んだ。
要注意選手はトップのエドゥアールと2列目中央のエゼ。エドゥアールの存在から、パレスはサイドからクロスを放り込んでくることが増えるはず。彼に気を取られすぎて、細かいエリアで動けるエゼに好き放題されないよう用心しなければならない。
試合内容
ノッティンガム・フォレストとの開幕節(2-1)でティンバーの負傷退場に伴い、50分から途中出場した冨安健洋は左SBで今シーズン初先発。19分には積極的な仕掛けでCKを獲得する。
押し込むアーセナルは、29分にビッグチャンスが到来。ショートカウンターからエンケティアがペナルティエリア内に侵入し、左足でシュートを放つが、左ポストに嫌われる。
エンケティアはさらに36分、ライスの絶妙なパスから、ゴール至近距離でGKジョンストーンの頭上を抜くループショット。しかし、今度はクロスバーの上を越えてしまう。42分にウーデゴールが放った鋭いミドルシュートもジョンストーンに阻まれる。
スコアレスで折り返すと、54分にマルティネリのリスタートから、エンケティアがジョンストーンに倒され、PKを獲得。ウーデゴールがきっちり決め、先制に成功する。昨シーズンはリーグ戦15ゴールを奪ったキャプテンは、今シーズン初ゴールとなった。
60分には、スローインを投げるのに時間をかけた冨安にイエローカードが提示される。すると、日本代表DFは67分にもマッチアップするアユーを倒してイエローを受け、退場となってしまう。ただ、さほど悪質なファウルには見えず、かなり厳しい判定だった。
その後、10人となったアーセナルはパレスの猛攻に耐える時間が続くが、同点弾は許さず。このまま1-0でタイムアップを迎え、リーグ開幕2連勝を収めた。
簡単なスタッツ等↓
Crystal Palace (0.74) 0-1 (2.02) Arsenal
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) August 21, 2023
今シーズンもPLは難しい!ただ、勝ちは勝ち!
いやはや、開幕戦に続いて今シーズンもプレミアリーグは難しいですね。
どれだけボールを保持して試合を優位に進めていても流れ次第で危険な時間を作られるし、どれだけ良い選手を抱えていても1人少ない状態になればかなりの劣勢になる。
クリスタル・パレスは昨シーズンからほとんどメンバーが変わっていないため、大きなインパクトはなかったものの、なかなかに手強い。というかイヤらしい。試合開始直後こそアーセナルがかなり押していたのだが、パレスのヌルっとした時間の使い方やプレーにアーセナルが引き込まれていった感じがしますね。
とはいえ、勝ちは勝ちです!むしろ、あの時間帯に1人少なくなってから、ゴールに直結するほどの危険なプレーをさせず、集中力を保てたことはチームとして自信になるかと!
また、選手層が厚くなったことで、状況に応じたオプションを使えるようになったのも昨シーズンから進化したポイント。
1人少なくなり、体力的にしんどい時間帯からガブリエル、ジョルジーニョ、ジンチェンコ、キヴィオルを起用することが出来ただけでなく、ハフェルツやパーティ、サカらのポジションを流動的に動かせることでベンチワークに幅を持たせるようになったのではないかと。
ベテラン選手の安心感
チーム全体の平均年齢が若いアーセナルだが、こういった試合の終盤は経験豊富なベテラン選手の安心感が半端なかったですね!
ジョルジーニョやパーティ、ジンチェンコ(アーセナル内ではベテラン)らは1人少ない試合終盤でも冷静に必要なプレーを選択していて、ある程度ボールを保持できるようになっていた。
特にジョルジーニョはああいった状況と時間だからこそ、ボールを散らしてスペースを作るなど、巧みなパスで安定感を作っていましたね。
また、ベテランではないですが、ライスの存在も非常に大きかったです!終盤でもサボらず、必要な場所に適切に顔を出したりと、気の利いたプレーが見受けられました。個人的に今夏の移籍市場で大金はたいて彼を獲得したことは、非常に有益だったとすでに感じています。
今シーズンはチャンピオンズリーグもあるので、彼らのようなベテラン選手たちが若いチームを支えて欲しいですね!
非常に厳しいレフェリーと時間稼ぎについて
今日1番のハイライト↓
Disgusting, @FA_PGMOL. pic.twitter.com/kqvvSqpSFJ
— Eduardo Hagn (@EduardoHagn) August 21, 2023
ちょっと厳しすぎやしませんか?というか、あれをイエロー取るならパレスもいくつかあったでしょ!という。なんだかここまでレフェリーの判断基準がブレていたのが久しぶりに感じました(笑)こんなもんだったっけか?
ただまあ、解説の粕谷氏も語っていたように、今日のアーセナルはかなり時間を使っていた印象で、その辺りがジャッジに響いたことは間違いないのはないかと。特に今シーズンからはジャッジのレギュレーションが変わっているので、その辺りは厳しく見られるようになるかもですね。
とはいえ、あのジャッジは厳しすぎるし、ああいった場面でVARは介入しないの?という。恐らく試合後にアーセナルから意見書を提出して、場合によっては冨安のレッドカードが取り消しになる可能性もあるのではないかと。(もちろん、取り消しにならない可能性もあります。というかその可能性が高いです。)
今シーズンもレフェリーのジャッジに揺さぶられそうな予感がむんむんです。
その他
その他、思ったことを箇条書きで
- エンケティアの成長具合が素晴らしい!
- ウーデゴールが少し静かだった
- ライスの存在のありがたみ
- ハフェルツは最後まで攻守に走り回っていて、ゴールで報われて欲しい!
- ベンチにガブリエルが居る安心感。ホワイト、サリバと良い競争
- ラムズデール◎
- 冨安は中々ツイてない
こんなところ?
シーズンがスタートしてもう2試合。やはり試合は楽しい!
ここまで快勝した試合が続かなかったですが、恐らくここからチームとしてどんどん機能していくはずなので、次節は快勝してスカッとする試合を見せてくれるのではないかと!
とりあえず寝ます!COYG!!!
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