本日も更新していきます!!!
本日は今晩行われたPL第31節アーセナル対ウエストハムの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4−3−3
アーセナルはいつも通りの4−3−3の布陣。
左からティアニー、ガブリエル、ホールディング、ホワイト。
中盤の底にパーティ、その前にジャカとウーデゴール。右にサカ、左にマルティネリ、トップにはジェズスが入った。
試合直前でジャーナリストたちからアナウンスされたように、この試合はジンチェンコが鼠径部の怪我によって離脱。代わりに久しぶりのティアニーがスタメンに。このチャンスで実力を発揮して欲しいところです!
ウエストハム:4−2−3−1
対するウエストハムはスカマッカが怪我で離脱しているものの、それ以外の選手はほぼフルメンを起用。
要注意選手はやはりアントニオで、彼の屈強なプレーをホールディング、ガブリエルの2人がしっかりと対応しなければならない。
また、ウエストハムにはアーセナルが今夏のメインターゲットに定めたと報じられているデクラン・ライスが所属しており、彼のプレーにも注目したいところです。
試合内容
まずは7分、右サイドと中央の細かいボールの出し入れからウーデゴールのショートスルーパスに抜け出したホワイトがボックス右ゴールライン際から正確な折り返しを入れると、ファーでドフリーのガブリエウ・ジェズスがワンタッチで押し込み、早々にリーグ戦3試合連続ゴールを達成した。
さらに、直後の10分には相手を押し込んで左サイド深くのマルティネッリが視野の広さを生かして大外で完全に浮いていたウーデゴールを狙った完璧なクロスを供給。うまく歩幅とタイミングを合わせたガナーズのスキッパーは利き足である左足のダイレクトボレーを叩き込んだ。
前日のマンチェスター・シティに触発されたかのように開始10分で2点のリードを手にしたアルテタのチームは、前半で試合を決めるべく、やや気落ちが見えるホームチームを引き続き押し込んでいく。
ただ、時間の経過と共に攻撃面でリスクを冒さないアウェイチームの攻撃にアジャストし始めたホームチームが押し返していく。
攻撃ではアントニオの単騎突破に依存する場面が多いものの、得意とするセットプレーを軸にフィニッシュの数を増やしていく。
すると、33分にはライスがアグレッシブなプレッシングでトーマスの大きくなったトラップをかっさらってボックス内に侵入。中央のパケタに横パスを繋ぐと、遅れての対応となったDFガブリエウに足をかけられてPKを獲得。これをキッカーのベンラーマが冷静に右隅へ流し込み、反撃の狼煙を上げるゴールとした。
このゴールによって熱狂を取り戻したロンドン・スタジアムの声援を後押しに攻勢に転じたウェストハムは、流れの中では決定機に至らずも、セットプレーからアントニオやソウチェク、ズマといった屈強なエアバトラーがアウェイチームのゴールを脅かす。
結局、前半の内に追いつくことはできなかったものの、絶望的な序盤の空気を払しょくする形で試合を折り返した。 後半はウェストハムが前半終盤の流れを踏襲する形で押し込む入りを見せたが、先にビッグチャンスを迎えたのはアーセナル。
52分、セットプレーの二次攻撃からマルティネッリのシュートがボックス内のアントニオの左手に直撃。だが、このPKをキッカーのサカが枠の左に外してしまう。
すると、ピンチの後にチャンスあり。ウェストハムが直後に同点に追いつく。54分、右サイドでのロングスローの二次攻撃からケーラーがゴール前のスペースへ浮き球を落とすと、完璧に入れ替わったボーウェンが左足のボレーシュートを突き刺した。
ここから勝ち越しゴールを目指して前に出ていくが、球際の勝負で苦戦。なかなか決定機まで持ち込めない。この状況を受けてアルテタ監督は67分にトーマスとジェズスを下げてジョルジーニョとトロサールを同時投入した。
この交代で流れを変えたいアーセナルだったが、集中力と強度を完全に取り戻したウェストハムの堅守に苦戦。
その後、試合は2-2のイーブンのまま最終盤に突入。何とか勝ち切りたいアーセナルは、85分にティアニーとマルティネッリを下げてファビオ・ヴィエイラとネルソンを同時投入。さらに、91分にはウーデゴールを下げて負傷明けのエンケティアを投入。ジャカを久々に左サイドバックに配置するなど、リスクを冒した布陣で土壇場でのゴールを目指した。
しかし、この交代策も実らず、リバプール戦同様に守勢の後半アディショナルタイムで失点を防ぐのが精いっぱい。そして、優勝への重圧か2試合連続2点差を追いつかれてドローのアーセナルは1試合消化試合が多い中でシティとの勝ち点差が4ポイントとなった。
簡単なスタッツ等↓
West Ham (1.82) 2-2 (2.86) Arsenal
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) April 16, 2023
リヴァプール戦に続く停滞。嫌な流れは続く。
間違いなく2ポイント失った試合です。前節のリヴァプール戦以上に精神的にキツイ。
アーセナルは前半7分にジェズスの得点で先制し、その3分後にウーデゴールが追加点を決め、楽勝ムードが漂っていた。しかし、徐々にチャンスが作れなくなると立場が逆転しだして、最終的に同点に。そこから再びスコアを動かすことが出来ず、そのまま引き分けという。。。
なんだかなあああ。
ただ、個人的にはこれはアーセナルが強くなったことによる弊害ではないかと考えています。というのも、前節リヴァプール戦も今回のウエストハム戦も、失点シーンは自分たちのミスや集中力不足から招いていて、両試合とも複数得点した後からそういった失点が起こっている。
これはアーセナルが強くなったことで、試合中に集中を抜ける時間が出来てしまっているのではないかと。だから徐々に相手のペースに合わせてしまい、結果それが悪い結果に繋がるという。つまるところ、今のアーセナルは試合が優位に進んでいる時に自分たちを精神的にコントロールする方法をまだ見つけていないのではないかと。
無論、タイトルを狙うクラブであるならば、少しの油断も許されないし、残り試合が少なくなっている状況なら尚更である。とはいえ、アルテタ監督が語っているように、今のアーセナルは本来の成長スケジュールよりも早く成長している段階にある。成長を待つしかないということなのだろうか。。。
しかし『2対0は危ないスコア』とはよく言ったもので、この2試合はまさにそのような結果になっている。とはいえ、落ち込んでいても仕方ないので、顔を上げて次の試合に備えるしかないです。
試合終了後の最新順位
ウエストハム相手に勝点を落としてしまったアーセナルだが、一応1ポイントは手に入れたので首位の座は変わらず。
最新順位がこちら↓
アーセナルとマンチェスターCの勝ち点差は4ポイントに。マンチェスターCは1試合消化が少ないため、仮に彼らが勝利した場合は、首位が入れ替わることになる。
マンチェスターCは得失点差がアーセナルよりも7点多いので、勝ち点が並んでしまえば彼らが優勝に近づくことになる。アーセナル的にその状況は避けたい。これはやはり直接対決で勝ち点差を広げるしかない!!!
そのために残り試合は絶対に勝点を落とさないようにしなければならないです。
VAR案件?
これはいかがでしょうか。。。?
後からごめんなさいはヤメてね。。。!?
ただ、アーセナル界隈では『パーティが不用意なプレーをした代償』だと言っている人が多いようなので、なんにせよ前半に3点取れなかったことがハイライトかと。(泣)
https://twitter.com/EduardoHagn/status/1647601914945601538
その他
その他、思ったことを箇条書きで
- サリバ復帰早くして欲しい
- ジンチェンコが居ないと停滞時のゲームメイクが滞る
- ティアニーはディフェンス面で光るプレーを見せていた
- トロサールとジェズスが一緒にプレーして欲しかった
- ネルソン起用もうちょっと早くても良かったのでは?後半マルティネリかなり消耗していた
- もう少し大胆な選手交代も見てみたい
- スミス・ロウも見たい
こんなところ?
なんだかシーズン終盤に掛けて不穏な空気が漂いだしましたが、我々が出来ることは応援するしかなく、最後は報われると信じて声援を送りましょう!!!
COYG!!!
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