ベンジャミン・シェシュコはRBライプツィヒ残留へ
今夏の移籍市場でストライカー補強を目指していたアーセナルが獲得に動いているとされていたRBライプツィヒに所属するベンジャミン・シェシュコ。
同選手にはバイアウト条項があったため、この条項を行使して獲得することが期待されていたものの、残留を望むライプツィヒが新たな契約を提示していたことから、移籍は選手次第だという状況だったのだが、スポーツジャーナリストのファブリシオ・ロマーノ氏によれば、シェシュコはライプツィヒ残留を選んだとのこと。
同氏によれば、シェシュコはプレミアリーグからのビッグオファーを断ってライプツィヒに残留することを選んだ模様。その代わりライプツィヒとは将来の退団に備えた紳士協定を結んだようで、2025年と2026年に退団できる協定を結んだそうな。
これはかつてアーリング・ハーランドがドルトムント在籍時に選んだ手段と同じで、キャリアの中で現段階はライプツィヒに残り成長する道を選んだということが示唆されています。
ちなみに一部メディアのレポートによれば、シェシュコは移籍するとしたらアーセナル移籍が有力視されていたようで、あくまでマンチェスターUやチェルシーに獲得レースで負けたわけではないようです。そのため、来夏以降に再び獲得へ動く可能性もあると示唆されています。
ザークツィーへの関心が増す?
前述したように、今夏の移籍市場で獲得する可能性があると噂されていたベンジャミン・シェシュコが残留を決めたことで補強プランがどう変化するか注目されているアーセナル。
ここ数年の移籍市場では第1候補の獲得に失敗した後、すぐに第2候補獲得へシフトしていたこともあり、今後の動きが注目されているのだが、そんな中、昨日の「Guardian」によれば、シェシュコ獲得が難しくなった後、同じくリストアップしていると噂されていたボローニャに所属するジョシュア・ザークツィーへの関心が再燃させる可能性があるとのこと。
同メディアによれば、ザークツィーには3400万ポンドのバイアウト条項があるため、その条項を行使して獲得へ動く可能性が再び浮上している模様。また、すでにザークツィーはミランと個人条件に合意しているといったレポートも出ているが、一部メディアのレポートでは、ザークツィーの代理人を務めるキア・ユーラブシアンが代理人手数料として1500万ユーロを求めているようで、ミランはその支払いをするか決める必要があるとも指摘されています。
その他、アーセナルはストライカー補強ではなく、ウインガー補強へシフトする可能性も予想されているのだとか。
シェシュコの移籍の可能性がなくなった後、アーセナルは内部で新たな補強候補について決めていくはずなので、これからさらに多くのレポートが出てくる予感がしております。