今回は本日明朝に行われたPL第34節アーセナル対ウルブズの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけ下さいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4-3-3
アーセナルはいつも通りの4-3-3。
ディフェンスラインは左からキヴィオル、ガブリエル、サリバ、ホワイト。
中盤はアンカーにライス、その前にハフェルツ、ウーデゴール。前線は右にサカ、左にトロサール、トップにはジェズスが起用された。
チャンピオンズリーグから中2日で開催されたウルブズ戦。疲れもある中、起用されている選手はバイエルン戦とほとんど同じで、左SBは冨安が打撲で欠場したためキヴィオルが起用されています。
疲れがあると思いますが、しっかりと守りきって欲しいところ。
ウルブズ:4-4-2
対するウルブズは4-4-2の布陣。
彼らはマテウス・クーニャやペドロ・ネトらが欠場しているため、ベンチメンバーも含めて満足なスカッドではない模様。ただし、ジョアン・ゴメスやウーゴ・ブエノなど、過去の対戦で苦労した選手はいるので、油断は出来ないです。
要注意選手はジョアン・ゴメスで、彼は上位クラブとの対戦時に好プレーを見せており、対戦相手にとって嫌なプレーを見せてくる選手。簡単にスペースを与えないよう注意したいです。
試合内容
序盤はアーセナルが主導権を握る。開始わずか40秒でカイ・ハフェルツが最初のシュートを放つと、その後も小気味良くボールを繋ぎながらチャンスをうかがう。
20分、マルティン・ウーデゴーアがボックス内へスルーパスを送ると、抜け出したハフェルツからレアンドロ・トロサールへと繋ぎ、マイナスへ折り返す。走り込んだデクラン・ライスが右足を振ったが、シュートは惜しくも枠の左へ外れた。
30分はウルブスに決定機。敵陣右サイドでヤクブ・キヴィオルとの競り合いを制したジョアン・ゴメスがボックス内右へ侵入。そのまま至近距離から右足を振り抜いたが、GKダビド・ラヤの好セーブとポストに阻まれ、先制点とはならなかった。
ピンチを凌いだアーセナルは45分、ハフェルツが右から上げたクロスをガブリエウ・ジェズスが粘ってキープし、こぼれ球に反応したトロサールが右足をシュートを放つ。ボールは右ポストを叩いてネットに吸い込まれ、先制に成功した。
後半の立ち上がりもアーセナルが攻勢を強める。ボール保持率を高めてウルブスを押し込みつつ、ウーデゴーアやハフェルツ、ベン・ホワイトらが積極的にゴールを狙う。
対して1点ビハインドのウルブスはビルドアップが上手くいかないシーンが続き、なかなか良い形でフィニッシュに持ち込むことができない。両チームともに選手を入れ替えつつ、0-1というスコアのまま試合は終盤に突入する。
その後はウルブスがセットプレーを中心に相手ゴール前に迫るシーンを何度か作るも、アーセナルはGKラヤを中心に安定した対応を見せ、決定的なシュートを打たせない。
90+2分にはブカヨ・サカが右から仕掛けてフィニッシュまで持ち込むも、シュートは精度を欠いて枠の上へ。そのt直後にはショートコーナーの流れからライスが強烈なミドルシュートを放ったが、GKジョゼ・サのセーブに阻まれた。
90+5分には自陣からパスを繋いで敵陣バイタルエリアへ侵入。ライスからハフェルツと繋ぎ、最後はゴール前のこぼれ球をウーデゴールが押し込み決定的な2点目を奪った。
試合はこのまま0-2で終了し、アーセナルが公式戦4試合ぶりの白星を飾った。なお、アーセナルはリーグ戦のアウェイゲームにおいて、6試合連続クリーンシートを記録している。
簡単なスタッツ等↓
プレミアリーグはまだ終わらない!
バイエルン・ミュンヘン戦の失望から中2日。
首位マンチェスターシティとは2ポイント差なので、まだまだシーズン終了まで何が起こるかわからない中、アーセナルはウルブズにしっかりと勝ちきって暫定首位に!まだプレミアリーグのタイトルレースが終わっていないことを再確認できた試合になりましたね。
マンチェスターシティはシーズン後半で強くなるというジンクスがあるため、アストン・ヴィラ戦に敗れた後、プレミアリーグのタイトルが難しいのでは、、、?と意気消沈していましたが、まだまだここからです!
もちろん、アーセナルが今シーズンのPLタイトルを手にするためにはマンチェスターシティが勝ち点を落とすことも必須。ただ、勝ち点を落とすことを期待してアーセナルは残り試合を全勝しなければならないのも事実。チャンピオンズリーグから敗退した後、残りシーズンは全勝を目指すしかないです。
そういった意気込みの中、今日のウルブズ戦はCLの疲れもあったのに選手たちはよく頑張ったのではないかと。一部ファンからはアルテタ監督に対して”もっとベンチメンバーを起用しろ”なんて指摘する声もあったようですが、今日の試合の流れでは選手交代の決断をしきれなかったようにも思います。
それよりも今日は満身創痍で戦った選手やコーチングスタッフを褒めましょう!そして、ここからの流れでシーズン全勝です!!
クリーンシート復活
PL、CLを含めてここ3試合でクリーンシートがなかったアーセナル。
特にホームで行われたバイエルン・ミュンヘンとアストン・ヴィラの2試合はお粗末な失点をしていたので、シーズン終盤で嫌な流れも感じていたのですが、今日は最後まで守りきって再びクリーンシートを達成!
ちなみに今回のクリーンシート達成で、アーセナルはクラブ史上初めて6試合連続アウェイゲームでクリーンシート達成という記録も作ったようです。
現時点の記録として、現在アーセナルはリーグ内で最多得点と最少失点を記録しており、いかに今シーズンのアーセナルが違うかという数字も出ているようです。
ここからミッドウィークにチェルシー、週末にトッテナムと難しい試合を控えていますが、クリーンシートを達成した流れをノセて欲しいですね。
今日はこんなところで!
個人的に今日の試合は内容以上に良い試合だったのではないかと!嫌な流れを断ち切るのに丁度良い試合だったように感じます。
さて、次はホームのチェルシー戦!FAカップのマンチェスターシティ戦を見ていたのですが、今のチェルシーはあまり侮れない相手になっています。しっかりとホームで勝ちきりたいところです!!
COYG!!!