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アーセナルファンが夏の間に待ち望んでいたMF補強だったが、数ヶ月の憶測の後、ついにアトレティコ・マドリーからガーナ代表のトーマス・パーティを獲得した!
ここまで期待できるMF獲得はパトリック・ヴィエラやジウベルト・シウバ以来とも言われており、アーセナル界隈での期待値は高い。
そこで気になるのはアルテタ監督が今後どのフォーメーションを使用していくのかというところ。
今回、「Goal.com」のチャールズ・ワッツ氏がそんな気になる部分のレポートを出していたので、今回はそちらを翻訳してまとめたものをレポートしていきます!
トーマス・パーティは長らく追っていた選手
先程も紹介したように、待望の補強となったトーマス・パーティ。
獲得に動いていた際、多くのメディアで1年前から獲得に動いていたと報じられていた。また、一部メディアではアワール獲得に失敗したためのパニックバイでは?とも。
しかし、パーティへの興味は長期戦だったようで、何年もの年月をかけてリストを作成していた模様。
アーセナルの元スカウト責任者であったフランシス・カジガオは、パーティがアトレティコからマジョルカ、アルメリアにレンタルされていた時に初めて見つけ、その才能を称賛したそう。
そして、カジガオとアーセナルはそれ以来パーティをモニタリングしており、昨年夏にもアーセナルのターゲットとなっていたが、その際はクラブがウインガー獲得を優先したため、獲得に乗り出さなかったとのこと。
結果的に昨年はぺぺ、今年はパーティが加入したので、満足する補強となったのでは。
3−4−3
ここからが本題のパーティ獲得によるフォーメーション。
チャールズ・ワッツ氏は、3つのフォーメーションのどれかになるのではないかと予想している。
まず1つ目が3−4−3。
現在のアーセナルが使用しているフォーメーションで、攻撃時と守備時で陣形が変わる少し変則的な3−4−3である。
このフェーメーションはそれまで某弱だった守備陣を立て直した上、オーバメヤンの決定力をフルに生かしたカウンターアタックが重視のもので、昨シーズン終盤から現在にかけて上手く機能している。
また、今シーズンはウィリアンの加入の効果もあってかオーバメヤン以外の選手にも得点を決めており、昨シーズンよりも洗練されている印象。
そのためパーティ加入後も、そのままこのフォーメーションで戦うのではないか?
その他ワッツ氏はアワール獲得に失敗したことで、アルテタ監督が8番タイプのスペシャリストに欠けていると判断する可能性も指摘している。
代表ウィーク終了後、アーセナルの日程はマンチェスターC、レスター、マンチェスターUとなっているので、急な変更を行わず、とりあえず現状維持するのでは?との声も。
パーティはアトレティコ・マドリー時代のフォーメーション的に中盤2枚という状況に慣れているため、個人的にもとりあえずマンチェスターC戦はこのままで行くのではないだろうかと予想。
4−3−3
その次に予想しているのが4−3−3。
ジャカ、パーティ、セバーヨスを中盤に並ばせるフォーメーション。
アルテタ監督がマンチェスターCとリヴァプールが過去数シーズンで成功を収めてきた4−3−3を好んでいることは周知の事実で、就任当初から長期的に4−3−3にしたいのでは?と伝えられていた。そのためにアワール、パーティの獲得を希望していたとも。
結果的にアワール獲得はならなかったものの、ワッツ氏はパーティの獲得とセバーヨスに彼の代わり的な要素を期待して4−3−3にする可能性があるのでは?と予想。
また、同氏は中盤に3人並べることで、パーティの潜在能力をフルに活用できると指摘。
昨シーズン、パーティは44回のインターセプトを記録しており、ジャカが27回、セバーヨスが26回、エルネニーが17回と、全ての選手を大きく上回っている。また、241回のデュエル勝利、240回のリカバリーを記録しており、これは似た役割をしていたジャカの(デュエル勝利169回、リカバリー208回)を大きく上回っている。
また、パーティは昨シーズンに3得点と、64回のドリブル成功を記録しており、これはセバーヨスを上回っている。
※注意:この記録は出場時間等が関係ない記録なので、平等なデータではないです。
パーティの獲得はセバーヨスの隣にディフェンシブな選手を置きたいためと思われているが、攻撃面の貢献もできる多才なパーティを活かすべく、中盤3枚並べようというプラン。
個人的にぺぺにもっと活躍してほしいので、マンチェスターCやリヴァプールのようにサイドアタッカーが相手の裏を狙えるこのフォーメーションを将来的に使用してほしい。。。ぺぺ好きなんです。。。
4−2−3−1
最後に予想しているのが4−2−3−1。
このフォーメーションは前節シェフィールド戦の後半にぺぺが投入された後に使用しており、オーバメヤンをトップでウィリアンをトップ下に配置するシステム。
前節このフォーメーションを使用した際は、中々均衡を崩せなかった状況からこのフォーメーションに変更したことで得点が生まれ、試合後アーセナルファンのコメントでも好意的な意見が多かった。(オーバメヤンをトップで使ってほしい人が多いという理由もあるが)
また、このフォーメーションであれば、オーバメヤンの斜めランと、サカ、ウィリアンの創造性によって、3−4−3のシステムを使用していた際に何度も指摘された創造性不足が解消できる。
その他ワッツ氏は、パーティがよりBtoBとしての怖さを発揮できると指摘。
Thomas Partey casually going past 5 Arsenal players to set up a chance for Antoine Griezmann
He's finally ourspic.twitter.com/zrLU3mHLnB
— Harry (@RunReissRun) October 7, 2020
こういった走り込み的な。奇しくもアーセナル戦。
同氏はとにかくジャカやエルネニーにディフェンス陣のサポートをさせて、パーティを攻守に自由なプレーさせたい様子。
そして、試合によってジャカとセバーヨスを使い分けられるため、戦術の幅が広がると指摘している。とにかくパーティへの期待値が高い!
実際、前節このフォーメーションは機能しており、セバーヨスorジャカとの中盤は魅力的。
以上がチャールズ・ワッツ氏が提案している3つのフォーメーション。
あなたはどれがお好みだろうか!?あー、今週末が楽しみ!!!
こちらが元記事です。元記事に実際の予想フォーメーションも画像つきで記載してあります。良かったら。↓
Partey, Xhaka and Ceballos? How Arsenal could line up with new £45m signing
その他、気になった記事を見つけたら随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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