トナーリ獲得交渉の現在地、ニューカッスルは依然「売却なし」の姿勢
以前から弊ブログでも幾度となく紹介してきたサンドロ・トナーリの移籍問題。
今夏の移籍市場でアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドの関心が報じられている中、今日の「ChronicleLive」が、現在の交渉の現在地を整理してくれています。
同メディアによれば、ニューカッスルは依然としてトナーリを「売却しない」という強硬な姿勢を崩していないとのこと。トナーリは2029年までの契約に加え、さらに12カ月の延長オプションも付いているとされ、ニューカッスルは売却を急ぐ必要が一切ない状況なのだとか。同メディアによれば、もし移籍が動くとすれば、ニューカッスルが断れないほどの巨額オファーが必要になりそうです。
そもそもトナーリへの関心が表面化したのは、今年1月の冬の移籍市場最終日。ミケル・メリーノが足の骨折で長期離脱したことを受け、アーセナルが代役として獲得に動いたと報じられました。しかし同メディアによれば、ニューカッスル側は「エミレーツから一切の連絡は受けていない」と即座に否定。テレグラフ紙も、ニューカッスルがこの噂を「馬鹿げている」「完全なでたらめ」と一蹴したと伝えています。
トナーリ本人については、エディ・ハウ監督が「サンドロはここでとても幸せだ。私やチームメイトとの関係も良好で、彼自身も本当に満足しているように見える」とコメント。ハウ氏はトナーリがアレクサンデル・イサクのように移籍を強行することはないと信じているそうですが、「私の知らないところで多くのことが起こる」とも語っており、若干の含みを残している様子。
ちなみに先日の代理人ジュゼッペ・リソ氏のコメントも興味深く、トゥットスポルトとのインタビューで「サンドロには”2つの心”がある」と表現していたそう。1つはニューカッスルのプロジェクトと支えてくれたファンへの深い愛着、もう1つは最高峰の舞台でプレーしたいというプロとしての欲求。リソ氏は「ニューカッスルはサンドロを手放すのに苦労しており、彼はクラブをチャンピオンズリーグに導きたいと思っている。移籍の議論はもっと後になる」と語っていたとのこと。
以前から指摘されてきたように、トナーリはデクラン・ライスの負担軽減という観点で理想的な選手。ただ、ニューカッスルの硬い姿勢と本人のセリエA復帰願望(ユベントスとのリンクも報じられています)を考えると、アーセナルにとって交渉のハードルはかなり高そうですね。マテウス・フェルナンデスら他の中盤候補との優先順位も含めて、果たしてどうなるのか注目です。
今シーズンの賞金が3億ポンド超え!ベルタの夏の補強資金が潤沢に
22年ぶりのプレミアリーグ制覇を果たし、CL決勝も控えるアーセナル。
ピッチ上の成功はもちろんですが、クラブの財布にも嬉しいニュースが届いています。今日の「football.london」によれば、アーセナルが今シーズンに獲得する賞金は、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを合わせて3億ポンドを優に超える見込みとのこと。
同メディアによれば、アーセナルはセルハースト・パークでのクリスタル・パレス戦に2-1で勝利し、最終節でトロフィーを掲げたそう。プレミアリーグ優勝による分配金は具体的に1億9870万ポンドにのぼるとされ、これは2位のマンチェスター・シティを600万ポンド以上上回る金額なのだとか。
ちなみに同メディアによれば、最下位で降格となったウルブズですら1億1700万ポンドを受け取るそうで、プレミアリーグの財力の凄まじさが改めて浮き彫りになっています。また、17位で降格を辛うじて免れたトッテナムは、アーセナルより6000万ポンド以上少ない分配金になるとも。
一方のチャンピオンズリーグについても、先日の「Goal.com」によれば、アーセナルは決勝進出までの道のりですでに1億2500万ポンド(約1億4200万ユーロ)を超える賞金を積み上げているそう。同メディアによれば、もし5月30日の決勝でPSGを破ってクラブ史上初の欧州制覇を達成すれば、優勝ボーナスとUEFAスーパーカップ出場分を合わせて、さらに約1600万ポンドが加算されるとのこと。
このレポートから何が汲み取れるかというと、アンドレア・ベルタが指揮する今夏の補強において、軍資金は極めて潤沢だということ。同メディアによれば、この資金は当然クラブに再投資される見込みで、大型補強にも充てられる可能性があるそう。現時点でアーセナルに最も強くリンクされている大物は、弊ブログでも紹介したアトレティコ・マドリーのフリアン・アルバレスですね。
弊ブログでも以前から触れてきたように、アーセナルはここ数年の移籍市場で大きな投資を続けてきました。昨年度はリヴァプールが優勝で1億7490万ポンド、アーセナルが2位で1億7150万ポンドを稼いでいましたが、今シーズンはそれを上回る史上最高額になる見込み。仮にマルティネッリやジェズス、ベン・ホワイトらの売却益も加われば、ベルタの手元にはかなりの資金が集まりそうです。
これだけの資金があれば派手な大型補強も可能なはずですが、アーセナルが採るとされる「的を絞った補強」という方針を考えると、闇雲な散財ではなく、本当に必要なポジションへの賢い投資を期待したいところ。CL決勝の結果次第では、さらに上乗せされる賞金がどう使われるのかも含めて、今夏の動向に注目です。
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