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デッドラインデイ!アーセナルの最後の動きの総まとめ

デッドラインデイ!アーセナルの最後の動きを総まとめ


リヴァプールに敗れた後、最初はレベルの高い試合に満足感があったものの、時間差で悔しさがこみ上げてくる感じ(夏の甲子園みたいな遅効性笑)で昨日はなんだかぼんやりとした気持ちで1日を過ごしていたのですが、デッドラインデイだったことで夕方辺りからレポートが活性化!

その時点でレポートを更新するのは難しかったので、アーセナルの最終日の動きをまとめてレポートします!


ピエロ・インカピエ

すでにアーセナルへの加入が原則合意しており、レバークーゼンのサポーターに挨拶も済ませた後、アーセナル移籍に向けたメディカルチェックを受けていたピエロ・インカピエ。

こちらは問題なくチェックし、写真撮影も終えて獲得をOfficialがアナウンス!

https://twitter.com/Arsenal/status/1962592078698893445

各メディアやジャーナリストが伝えていた通り、インカピエは買い取りOP付きのレンタル移籍でアーセナルに加入。両クラブの帳簿上の理由から買い取り義務から買い取りOPに内容を変更された経緯があるため、これは実質的な完全移籍だと思われます。(簡単に到達できる条件が付いているのかな?)

というわけで、アーセナルの今夏における最後の補強はピエロ・インカピエ!Welcome to Arsenal!


ヤクブ・キヴィオル

インカピエの獲得と同時に進行していたのがヤクブ・キヴィオルのポルト移籍。

こちらもすでにメディカルチェックを済ませており、インカピエ獲得が実現した後、ポルト移籍が正式に決定することが報じられていたのですが、問題なくキヴィオルのポルト移籍も正式発表!

https://twitter.com/Arsenal/status/1962595425031999710

キヴィオルのポルト移籍は買い取り義務付きのレンタル移籍で、総額2700万ユーロほどと伝えられています。

キヴィオルにはPLクラブや5大リーグ内からの関心もあったものの、あえてポルト移籍を望んだとのことなので、ポルトガル後でしっかり結果を残してキャリアの再形成を狙っているのではないかと。

数年後にアーセナルが放出を悔やむくらいの選手になって欲しいところです!


リース・ネルソン

国内クラブを中心にいくつかのクラブと交渉を行ってきたリース・ネルソン。

最終的にどこへ移籍するのか注目されていた中、土壇場でブレントフォードへのシーズンローンが決定!

ネルソンにはフラムやクリスタル・パレスらが関心を抱いていたものの、最終日にウィッサがニューカッスルへ移籍したブレントフォードがアタッカー補強としてネルソンを指名。

どうやら買い取りOPが付いているようなので、今シーズンの結果次第でブレントフォードへ完全移籍する可能性があるようです。買い取りOPの金額は出ていないものの、先日クリスタルパレスが1500万ユーロで交渉していたようなので、恐らく1000〜2000万ユーロ辺りで落ち着いているような気がします。ウィッサ&エンベウモの売却資金があると踏んで3000万ユーロ近くに設定していたとしたらベルタ神になりそう。

ただ、アタッカーが手薄になっているブレントフォードにおいてネルソンにプレータイムは回ってくると思うので、しっかり結果を残して欲しいところですね。くれぐれも怪我には気をつけて。


ファビオ・ヴィエイラ

これまでシュツットガルトとの交渉が続いていたものの、中々移籍先が見つからなかったファビオ・ヴィエイラ。

シュツットガルトとは買い取りOPの金額で合意にたどり着かなかったとも伝えられていた後、リヴァプール戦前くらいに出てきたのがハンブルガーSVへの買い取りOP付きレンタル移籍。

https://twitter.com/Arsenal/status/1962587880481489081

ドイツ方面と交渉をしていたことはレポートされていたものの、ちょっと予想外のクラブだと思っていた中、順調に交渉が進んだようで買い取りOP付きのレンタル移籍でハンブルガーSVへ移籍。

こちらも買い取りOPの金額はまだ明かされていないものの、2000万ユーロほどで交渉していることが報じられていたので、おおよそそれくらいの金額になったのではないかと。

ヴィエイラは間違いなく能力は高い選手で、もしかするとPLの強度に合わなかっただけという選手かもしれないです。彼もレンタル先で結果を残して完全移籍を勝ち取って欲しいところです。


アルバート・サンビ・ロコンガ

ヴィエイラと一緒にハンブルガーSVと移籍交渉を行っていることが報じられたアルバート・サンビ・ロコンガ。

今夏は中々移籍先が見つからなかった後、最終的にヴィエイラと共にハンブルガーSVへの完全移籍が決定!

https://twitter.com/Arsenal/status/1962538603214447029

こちらも移籍金は明かされていないものの、昨シーズンレンタルしていたセビージャの買い取りOP金額が1000万ユーロほどだったことや今夏に移籍先が中々見つからなかったことを鑑みると、500万ユーロとかむしろそれ以下で売却していることもありえそうかなと。

ただ、ロコンガはまだまだキャリアの立て直しができる年齢だし、良い選手であることはアーセナルサポがわかっているはず。ドイツでもう一度結果を残してほしいです!


オレクサンドル・ジンチェンコ

今夏の移籍市場で退団の可能性が高いとされていたものの、給与の高さがネックとなって移籍先が決まらなかったオレクサンドル・ジンチェンコ。

そのため、今夏は残留になる可能性が高いとされていた中、なんと土壇場でノッティンガム・フォレストへのシーズンローンが決定!

https://twitter.com/Arsenal/status/1962625450414662043

この移籍はストレートローンのようで、シーズン終了後にアーセナルへ戻ってくることになりますが、ジンチェンコはアーセナルとの残り契約が1年となっていたため、そのままフリーで退団することになるのだろうか。

ネルソン、ヴィエイラ、ロコンガの移籍金と同様にジンチェンコの来夏以降の去就もそのうち解明されていくと思われますが、なんにせよフォレストでアーセナルのライバルを駆逐する活躍を見せて欲しいですよ!


今夏の移籍市場の総括


アーセナルは最終日にまとめて戦力整理を行った後、最終的な獲得選手は8名、放出選手は12名ということに。

今夏のアーセナルは獲得に対して選手放出で得た移籍金は壊滅的(笑)

もちろん、キヴィオルの移籍金やネルソン、ヴィエイラが完全移籍に切り替わる可能性もあるが、それにしてもとてつもない金額差。(ちなみにインカピエの移籍金は来夏に持ち越しのため入っていません)

ただ、先日どこかのメディアが伝えていたように、今夏のアーセナル、ベルタSDにおける至上命題は3億ユーロとも伝えられる予算を使ってタイトル獲得を実現できるチームを作ることで、その点は完璧に保管されているように感じます。

また、今夏に獲得した選手に加え、すでに契約延長を結んだ主力選手が在籍していることを鑑みれば、ここから数年は補強がなくとも強いチームが維持できるわけで。今後数年は退団したい選手が居た場合に入れ替えを行う感じになると思うので、そういう意味では今夏の赤字が来年以降も持ち越していくわけではなく、来年以降はそもそも選手の入れ替えで赤字にならないようになってくるのでは?

今夏は多くのクラブに選手の入れ替えが起こった移籍市場で、その中でもアーセナルは現有戦力を大事にしつつ各ポジションをアップデートするという、現実的にも道徳的にも正しいプロセスで補強を行ったと思います。これは他クラブのごちゃごちゃを考えるとかなり評価されて良い部分だと思いますし、個人的にはKSEのマネジメントは昨今のスポーツ界にとって正しいやり方かもしれないと思わざるを得ないです。正しい評価金額で選手を獲得し、選手の希望に沿った移籍先を探し、結果を残した選手にはそれ相応の給与条件を与える。しかも取引先のクラブとも良好な関係を築く。多分経営のプロなんだろうなあ(適当)

もちろん、見えていない部分は多いかと思うので、あくまで見えている範囲での推測ですが。

ただ、何が言いたいかというと、今シーズンから数年後に掛けてのアーセナルは超本気で、これから楽しみなシーズンが見れるってことです!インターナショナルブレイクを挟んだ後はフォレスト、シティ戦。勝つよ!


ここまで読んでくださってありがとうございます!!

それでは

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