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今回は先日アーセナルとリンクされたフィオレンティーナの若手FWドゥシャン・ヴラホビッチについてプレースタイル等まとめて紹介していきます!!!
ドゥシャン・ヴラホビッチとは?
ドゥシャン・ヴラホビッチはセルビア出身で190cmの大きな体格を持つストライカー。
ユースキャリアはパルチザンとそのライバルクラブであるレッドスターの両クラブを経験し、その後セルビアのパルチザン・ベオグラードでシニアキャリアをスタートさせた。
そして、15歳で最初のプロ契約を結んだヴラホビッチは16歳の時にファーストチームデビューを果たし、5回目の出場で得点。これは75年の歴史を持つパルチザン史上最年少記録となった。
その後、2017年にフィオレンティーナと18歳になったら移籍するという事前契約を交わし、2018年に約200万ユーロの移籍金で晴れて同クラブに移籍した。
これまでのキャリア
セルビアのスターダムをのし上がったヴラホビッチは、パルチザンとレッドスターの対戦のことを称する『エターナルダービー』でプレーする最年少の選手となり、今でもパルチザン史上最年少ゴールのスコアラーである。
ヴラホビッチはすでにセルビアのフル代表デビューを果たしゴールも決めており、現在6試合出場2ゴールを記録している
また、今シーズンはリーグ戦でも飛躍の年となっており、今シーズンは27試合に出場12ゴールを決め、セリエA通算では67試合出場18ゴールを記録している。
ズラタンとの比較
セルビア出身の大型ストライカーであるヴラホビッチは、その雰囲気からセルビアのイブラヒモビッチなんて言われることもあるそうだが、パルチザンで元チームメイトのヴァレリ・ボジノフは実際にヴラホビッチからズラタンの影を感じたそうな。
そして、フィオレンティーナにはボジノフが推薦したとのこと。
その時のことをこのように語っている↓
「(当時のフィオレンティーナの会長)コルヴィーノに、まだヴラホビッチが15歳か16歳の時にサインするように助言した!
ヴラホビッチはクレイジーで、本当にクレイジーだった。彼は私に『オレはベオグラードのズラタン・イブラヒモビッチだ。最強のクラブでプレーする』と言ってきた。
彼の生意気さが好きだった。彼は強いプレイヤーになると感じたよ!」
とのこと。
自身で『オレはズラタンだ!』との発言。面白い!
そんなヴラホビッチだが、SNSは非常に好青年感のあるタイプに見える!↓
大人になって少し丸くなったのだろうか!?
プレースタイル
気になるヴラホビッチのプレースタイルだが、まずは「whoscored」によるレーティングがこちら↓
そこも見ながら長所と短所を見つけていきます!
長所
いくつか動画を見た印象ではポジショニングと足の振りの速さが光っているように感じた。
大型ストライカーだが、以外にもヘディングからのゴールは少なく、ポジショニングありきのゴールが目立つ。
また、足の振りが早いことでディフェンスが詰めてくる前に振り切ってゴールを決めていたり、上手く枠内にシュートを打ち込んでいる様子が見受けられる。
短所
短所は「whoscored」にもあるように、ボールキープが得意ではないような気が。いくつか動画を見たが、あまりその辺りを取り上げているところが少なかった。
あとはパス。これも「whoscored」でweekポイントとされている。今シーズン2アシストを決めており、動画でもラストパスを出している様子が見受けられるが、基本的には得意ではないのだろう。
ただ、選手の特徴に『フリックしがち』と書かれているので、恐らくラストパスよりもフリックを選びがちで、それがパスが苦手と評価されているのだろうか?
あとはディフェンスの貢献が少ないと評価されているが、仮にアーセナルに加入したとしたら、そこはアルテタ監督にビシバシしごいてもらおう。
まとめ
あくまで動画を見た印象では、ドルトムントのハーランドのような現代型の大型ストライカーといったイメージ。
前述したように、あまりドリブルのテクニックが高くないようだが、ハーランドのように自身の体格とペースを上手く使って相手DFを振り切っている様子が見受けられる。
すでにセリエAで2桁ゴールを決められるポジショニングと決定力を備えているため、もう少し相手を振り切る能力やパスで周りを活かす技術が上がればハーランドのようにいきなり化けることも!?
また、個人的にポジショニングの良い選手はラウールやインザーギのように年齢関係なくゴールを決められると思っているので、大型ストライカーながらポジショニングの上手なヴラホビッチにはまだまだ成長の可能性を感じた!
プレー動画↓
移籍の可能性
移籍の可能性はあまり高くないと思われる。
現在アーセナルにはオーバメヤン、ラカゼット、マルティネリ、エンケティア、残留すればバロガンといった多くのストライカーを抱えており、何名か退団したとしても少なくともこの中で2〜3名は選手を残すと思われる。
また、現時点のヴラホビッチの評価額は2500万ユーロと評価されているが、フィオレンティーナは移籍金に4000万ポンド以上を求めると伝えられており、今夏の優先順位がウーデゴールの引き止めとCMF、右SB獲得と伝えられているアーセナルがそこに大金をつぎ込めるかは非常に不透明である。
現実的な話をすれば、FWが必要になったとしてもレンタル移籍や買取OPが付けられる選手を獲得するのが関の山かと。
そして、現在アーセナルのユースにはニコライ・モラーという若手大型FWが控えており、下部組織の充実を目指しているアーセナルが彼の存在を無視して獲得に動くとは思えない。
とはいえ、もし獲得できるチャンスがあるのであれば、現在のアーセナルにない高さと強さのあるFWは欲しいところ。
ラカゼットが残留する可能性があるので、未だ来シーズン以降のFW補強の方向性はわかっていない。
全てがわかるのは今シーズンが終了してからだろうかと。。。
続報が待たれます!!!
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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