セスク率いるコモがヌワネリ獲得に本格参戦、PL5クラブも関心
以前から弊ブログでも幾度となく紹介してきたイーサン・ヌワネリの移籍問題。
マルセイユでのレンタルから戻ったものの今夏の去就が注目される中、今日の「TEAMtalk」のグレーム・ベイリー記者の独占記事によれば、セスク・ファブレガス率いるセリエAのコモがヌワネリ獲得に最も積極的なクラブの1つになっているとのこと。
同メディアによれば、コモは19歳のヌワネリに関して入念な調査を進めているそう。ヌワネリは2022年9月のブレントフォード戦に15歳181日でデビューしてアーセナル史上最年少出場記録を打ち立てた選手。ファブレガス監督はヨーロッパ出場権を獲得した好調なシーズンを経て、引き続きイタリアにエリート級の若い才能を集めようとしているそう。
コモは来シーズンチャンピオンズリーグでプレーできる立場を最大限に活用し、プレミアリーグの強豪との争奪戦に勝とうとしているとのこと。コモは買い取りオプション付きレンタル、あるいは完全移籍など、様々な契約スキームを議論する用意があるそうな。
興味深いのが、コモがニコ・パスの退団を見越して動いている点。同メディアによれば、レアル・マドリーがアルゼンチン代表MFニコ・パスの買い戻し条項を今夏に発動する可能性があるため、ヌワネリは内部的にパスの抜けた穴を埋められる選手の1人として位置付けられているとのこと。
プレミアリーグ5クラブも関心、ドルトムントとライプツィヒも参戦
ただし、ヌワネリ獲得に動いているのはコモだけではないようです。
どうやらニューカッスル・ユナイテッド、アストン・ヴィラ、エヴァートンを含むプレミアリーグの複数クラブも完全移籍での獲得を視野にヌワネリを追跡しているとのこと。ニューカッスルは長年彼の万能性と技術を評価しており、ヴィラとエヴァートンも来シーズンに向けた攻撃陣の補強候補としてリストアップしているそう。
加えて、レンタル獲得を希望するクラブも複数存在するそうで、昇格組のコヴェントリーとイプスウィッチがヌワネリの状況に注目しているとのこと。さらにブンデスリーガからボルシア・ドルトムントとRBライプツィヒも関心を示しているそうで、ドルトムントは特に数年前から彼を追跡しており、定期的なシニアレベルでの出場機会があれば「トップレベルの攻撃選手に成長する素質を備えている」と確信しているのだとか。
同メディアによれば、19歳という若さながら、ヌワネリはヨーロッパで最も才能のある若手攻撃選手の1人と多くのスカウトに評価されているそう。中央でもサイドでもプレーできる万能性、ボール保持時の落ち着き、最終局面での創造性が、今夏の「高い将来性を秘めた若手」を求めるクラブにとって魅力的なオプションになっているとのこと。
弊ブログでも以前から指摘してきたように、ヌワネリのマルセイユでのレンタルは期待通りには進まず、今夏の去就が焦点になっていました。先日の「caughtoffside」によれば、アーセナルは3500万〜4000万ポンドの範囲でオファーを受け付ける用意があるとされており、Hale End出身選手の売却はPSR上”純利益”として計上できる強みもあります。
元アーセナルレジェンドの下で、CL出場という確実な舞台で再出発できるなら、彼にとっても良い選択肢かもしれませんね。果たしてどうなるのか注目です。
カラフィオーリが古巣ローマ復帰願望を告白、ただし「今すぐではない」
CL決勝を直前に控えるアーセナルから、興味深いインタビューが飛び込んできました。
今日の「now.arsenal」によれば、リッカルド・カラフィオーリが古巣ローマへの復帰願望を認めたとのこと。ただし、北ロンドンでの生活に満足しており、プレミアリーグ王者として更なる成功を追求することに集中しているとも強調しているそう。
同メディアによれば、カラフィオーリは、コリエレ・デラ・セラ紙とのインタビューでローマへの未練を吐露したそう。「今はここで幸せだが、ローマに未完の仕事を残してきた。あのチームでは若い頃ほとんどプレーできなかった。戻りたいと思っている。今すぐではないが、いずれかは(I’d like to return. Not right away, but sooner or later)」とコメントしているとのこと。
カラフィオーリといえば、ローマのユースアカデミー出身。シニアチームでの出場機会は限られていたものの、ジェノア、バーゼル、ボローニャへのローンや完全移籍を経て、ボローニャでの活躍が認められて2024年夏に最大4200万ポンドでアーセナルに加入した経緯があります。最初の2シーズンは度重なる負傷に悩まされたものの、現在ではアルテタ監督のスカッドで重要なメンバーとして地位を確立していますね。
アーセナル退団は当面なし、トロフィー獲得を継続したい意向
ただし、ローマへの未練を認めつつも、同メディアによれば、カラフィオーリは現時点でアーセナルを離れる計画は一切ないと明言しているそう。
「アーセナルでとても幸せだし、ここでトロフィーを獲り続けたい(I’m so happy at Arsenal and I want to continue winning trophies here)」と別のインタビューでも語ったとのこと。イタリアやイギリスの報道によれば、カラフィオーリはガナーズに完全にコミットしており、アルテタの下でのトロフィー獲得を続けたい意欲を持っているそうな。
エミレーツに加入して以来、カラフィオーリはセンターバックと左サイドバックの両方をこなせる万能性で知られるようになり、その技術的な質、ボールプログレッション、守備での激しさは、アルテタにとって貴重なオプション。今シーズンは国内とヨーロッパの両方でゴールも記録しており、攻撃面でも貢献を見せている選手ですね。
また、カラフィオーリはアーセナルのディフェンス陣に新たな柔軟性をもたらした重要な選手の1人。サリバとガブリエウの強力なCBコンビを脅かす存在ではなく、むしろ左SBや3バック時のCBとして使い分けが効くという意味で、アルテタ戦術の幅を広げる役割を担っています。
ローマへの愛着を語ったとはいえ、本人がアーセナルでの成功に集中したいと明言している以上、ファンとしてはひとまず安心ですね。同メディアの指摘によれば、ローマへの思いはあくまで”心の中の話”であり、現実的な移籍話とはまったく別物。むしろイタリア人らしい古巣愛を素直に表現しただけと捉えるべきでしょう。
個人的にもカラフィオーリのプレーは大好きなので、長くアーセナルで活躍して欲しいところ。ローマ復帰は引退間際の華やかなフィナーレとして取っておいてもらえれば、ファンとしても受け入れやすいですね。果たしてどうなるのか、今後のキャリアに注目です。
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