今回は昨晩に行われたPL第12節アーセナル対トッテナムの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
アーセナル:4-3-3
アーセナルはいつも通りの4−3−3の布陣。
ディフェンスラインは左からカラフィオーリ、インカピエ、サリバ、ティンバー。
中盤はアンカーにスビメンディ、その前にライス、エゼ。前線は右にサカ、左にトロサール、トップにはメリーノが入った。
今日の試合に怪我から復帰する可能性があった数選手からはノニ・マドゥエケとガブリエル・マルティネリが復帰!ヨケレスとウーデゴールはまだ復帰できずですが、少なくとも攻撃のバリエーションは増えるので朗報ですね!
また、ガブリエルの不在で左CBが誰になるのか注目されていたのですが、今日は予想通りインカピエが起用されています。
トッテナム:3−4−2−1
対するトッテナムは3−4−2−1の布陣。
彼らは普段4バックの布陣で戦っているので、今節はアーセナル対策として3バックを採用しており、この決断がどう影響するのか注目です。
要注意選手はモハメド・クドゥスで、彼は単独で突破できる力のある選手で、今のアーセナルはディフェンスが硬いがゆえにそういった独力の打開で変化を起こす選手が嫌だったりするので何も起こさせないように注意が必要。
あとはプロ喧嘩師のリシャルリソンをキッカケに乱闘が起きないと良いなあ。
試合内容
キックオフ直後の3分、アーセナルがいきなりビッグチャンスを創出する。ライスがペナルティエリア内でボレーシュートを放つが、コースが甘く、GKヴィカーリオにセーブされる。
序盤から押し込むホームチームは36分に先制に成功。メリーノのパスをエリア内で受けたトロサールが、反転から上手く左足で流し込んだ。
さらに41分、エゼが強烈なシュートを叩き込み、あっという間にリードを広げる。後半に入ってもアーセナルの勢いは止まらない。ハーフタイム明けの直後の46分にエゼが今度は左足で打ち抜き、3-0にする。
厳しい展開になったトッテナムは、55分にショートカウンターを発動。リシャルリソンが敵陣中央からロングシュートを放つと、前に出ていたGKラヤの頭上を越えてゴールに吸い込まれ、ようやく1点を返す。
ただ、首位を走るチームは流れを決して引き渡さず。76分に絶好調の10番エゼが右足で鮮やかにゴールネットを揺らし、プロキャリア初のハットトリックを達成した。
このまま4-1でタイムアップの笛が吹かれた。アルテタ体制7年目で、2003-04シーズン以来のリーグ制覇を目指すアーセナルが、宿敵を粉砕。伝統のノースロンドンダービーを圧勝で制した。
簡単なスタッツ等↓
スーパーエゼがトッテナムを突き放す!
いやー、祝杯上げたい!笑
インターナショナルブレイク明けでガブリエル不在&スタメンに怪我から復帰選手なしということで、手詰まりな試合になる可能性も予想されていた中、スーパーエゼの大活躍でアーセナルが4対1の勝利!
言わずもがな、今日のヒーローはハットトリックを決めたエベレチ・エゼ。彼はアーセナルへ移籍する直前までトッテナム移籍がほぼ決定していたという経緯があるので、今日の試合でキャリア初のハットトリックでトッテナム粉砕というのはなんたるストーリーかと。
試合後に同じことを思った方が多いようですが、今夏にアーセナルがエゼを獲得したのは今日のような試合でスペシャルなプレーが出来るからであって、逆に言えば今日の活躍がエゼに求められているもの。クリスタル・パレス戦でのゴール同様に、試合を決定づけるプレーが求められているので、残りシーズンもこういった活躍がみたいですね!ただ、ハットトリックは出来すぎと言うか、これまで何度も惜しいシュートが決まらなかった分、ストーリーのあるトッテナム相手にケチャドバ。カルマ。
トッテナムはエゼを取り逃がした後に獲得したシャビ・シモンズがベンチスタートだった一方、エゼはスタメンでハットトリック。最高ですね。
それにしても今日のトッテナムは非常に消極的でしたね。アーセナルはストライカー不在でメリーノがトップを務めていることもあり、ある程度守る時間もあるのかと思っていたのですごい拍子抜けと言うか。
あとは、このところずっと思っていたのですが、ここ最近のノースロンドンダービーは行儀が良いですよね。一応揉めるシーンはあるけど、収まりも早いし、観ている側からすればもう少しエキサイトしても…と思ったり。怪我しない程度にですけどね!
まあ、最近のアーセナルがトッテナムと差をつけすぎてエキサイト出来ないのもありますか。ノースロンドンダービー4連勝ですもんね!
ベテラン2選手の活躍
さて、エゼの大活躍が注目されている一方で、忘れてはいけないのがミケル・メリーノ&レアンドロ・トロサールのベテラン2選手の活躍。
彼らはしっかりと結果を出すタイプの選手たちではあるのですが、今日の試合でもいつも通りチームの勝利に貢献。
先制点となったトロサールのゴールは2人でゴールを完結させていて、試合の動きが止まっている時間帯にメリーノのスーパーなパスからトロサールの技ありゴール。ああいったプレーはやはりベテランならではで、色んなポジションをやりながらスーパーなパスを出せるメリーノにも脱帽ですね。
また、メリーノに関しては前線でずっとプレスを掛け続けていて、ああいった努力がアーセナルが終始優勢に試合を進められた要因かと。終盤まで体を張って次のゴールを狙う姿勢も見せていましたし、ベテラン選手がああいったギラつきを持ってプレーしている姿は痺れますよ!
アーセナルに必要な選手たちです!
良すぎるインカピエ
ベテラン2選手と同様に今日の試合で称賛されるべきなのがピエロ・インカピエ。
これまでガブリエルやカラフィオーリの存在からそこまでプレータイムを得られていなかった中、ガブリエルの怪我によってスタメンでプレー。
今シーズンここまでのインカピエのプレーを見ていれば、今日の試合が心配になるような選手ではないことはすでにわかっていたものの、改めて彼が素晴らしい選手だということがわかった試合になりましたね。
積極性のバランスもそうですし、なによりパスが美しい。ガブリエルとはまた違うタイプで、機動力があってミスも少ない感じ。サリバとガブリエルをハイブリッドさせたような安定感マシマシな選手。
今日のような一方的な試合というのはディフェンスの選手が逆に難しいと感じる試合で、カウンターやロングボールの対処を少しでも間違えると失点のリスクが激増する中、冷静でしたよ。
ガブリエルは数週間離脱することになると報じられていますが、インカピエがこの調子で好プレーを続けていればガブリエルがしっかりと怪我を治して戻れると思いますし、なんならポジションを奪うくらいの感じですよね。ハーランドやサラーのような選手とどうやって対峙するのかも見てみたいです。
良い選手獲得したなー!
最高な勝利!ビール飲みたいです。
アーセナルはこの後、ミッドウィークにバイエルン・ミュンヘンと対戦した後、来週末はチェルシー戦。チェルシーはアーセナルに6ポイント差の2位に付けている状況で、いわゆるシックスポインター。
しっかり勝ちきってさらにシーズンの後押しとなる試合にしたいですね!
今日はこんなところで
COYG!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!
それでは
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