カイ・ハフェルツの成功により今夏の優先順位が変化?
シーズン中盤まで得点不足に悩まされていたことから、今夏の移籍市場でストライカー獲得に動くとされていたアーセナル。
そのため、これまでヴィクター・オシムヘン、ヴィクトル・ギョケレス、イヴァン・トニーなど、すでに各国リーグで実績を残しているストライカーの獲得へ動くことが予想されていたのだが、昨日の「Mirror」によれば、カイ・ハフェルツがストライカーとして機能していることで、補強の優先順位が変化した可能性があるとのこと。
同メディアによれば、アーセナルはこのところカイ・ハフェルツをNo.9のポジションでプレーさせているのだが、同選手がそこで大活躍しているため、依然としてストライカー獲得は目指しているものの、優先順位に変化があるかもしれないという。
前述した通り、これまではエースストライカー級の選手を探していたのだが、今ではクラブと共に成長できる若いストライカーにターゲットを変更した可能性がある模様。
そのため、夏に向けて注目していることが噂されていたイヴァン・トニー獲得の可能性はかなり低くなったと考えられている他、アーセナルはギョケレスに興味を示しているものの、同選手は昨夏にコベントリーから2000万ポンドでスポルティング・リスボンへ移籍していることを鑑みれば、適切な取引でなければならないと考えているそうな。
ちなみに新たな補強候補として挙げられているのはブライトンに所属するエヴァン・ファーガソンで、アーセナルは同選手を気に入っているようです。
また、アーセナルは現時点でストライカー補強よりも、ブカヨ・サカやガブリエル・マルティネリと競争できるウインガー補強の可能性の方が高くなっている模様。トロサールにはそういった役割も期待されているが、今夏にネルソン、スミス・ロウ、エンケティアらが売却される可能性があるため、新たに補強する可能性が高まっているようです。
ハフェルツが計算できる+ジェズスも在籍していることを鑑みれば、若手ストライカー補強に舵を切る選択肢は妥当かと。今後の続報が気になりますね。
ウスマン・ディオマンデはサリバとガブリエルをミックスしたような選手
今夏の移籍市場で新たなCB獲得へ動く可能性があると噂されるアーセナル。
中でも過去に何度かリンクされているのがスポルティング・リスボンに所属するウスマン・ディオマンデ。
アーセナルは昨年の1月からディオマンデとリンクされており、長期的なターゲットとして注目していることがレポートされているのだが、そんな中、昨日の「teamtalk」でディオマンデのコラムが挙がっていたのでご紹介。
同メディアによれば、ディオマンデはウィリアム・サリバとガブリエル・マガリャンイスをミックスさせたようなCBなんだとか。
現在スポルティング・リスボンの監督を務めるルベン・アモリム氏はバックからのプレーを思考しているのだが、ディオマンデはそのサッカーにおいて重要な役割を担っているそう。
そのプレーというのがサリバのようにバックから前線までボールを運ぶことや、両足が使えること、正確なロングパス、そして、ハードなプレッシャーを掛けられたときのプレス耐性などが挙げられています。ディオマンデもサリバと同様に両サイドのCBでプレー可能だそう。
また、それだけでなく、ガブリエルのようにグラウンドでも空中でもデュエルに強く、攻撃時のセットプレーや自陣でのクリア能力はサリバとレベルが違うと紹介されています。
これらの理由からアーセナルはディオマンデに注目しているようで、もしかするとアーセナルはディオマンデをCBのバックアップ兼競争相手として獲得を検討しているかもしれないですね。
今シーズン、CBのバックアップとしてプレーできるのはホワイト、冨安、キヴィオルですが、それぞれSBの方が選手としての優位性を見出しているところがあるので、サリバ&ガブリエルと入れ替えて起用できるCBは欲しいのかもしれないです。
ただ、ここまで評価の高い選手であれば、他のクラブも注目しているはずで、獲得レースになる可能性も高いのではないかと。今後も注目していたい選手の1人ですね。