アルバレスへの関心が再燃│「金銭+ヨケレス」で攻勢か
一度は「本人がバルサ志向」として沈静化していたフリアン・アルバレスの件が、再び動き出しているようです。スペイン紙Marca(The Timesの報道をもとに)によれば、アーセナルが「金銭+ヨケレス」という大胆なパッケージで、アルゼンチン代表FWの獲得に本腰を入れ始め模様。
アルテタの最優先希望、バルサ拒否の隙を突く狙い
発端はThe Timesで、ロンドンのクラブ(アーセナル)がアルバレス獲得に本気で勝負をかける意向だと報じ、複数の英メディアもこれを後追いしています。アーセナルは、質の高い金銭に加えてヴィクトル・ヨケレスを差し出す用意があるとのこと。ヨケレスは2シーズン前にそのゴールで欧州を沸かせた選手で、現在の市場価値は約6500万ユーロ。この金額を上乗せしたオファー総額なら、アトレティコの首脳陣の関心を引ける可能性がある、という見立てです。
アルバレスはアルゼンチン代表活動時に「自分の夢を叶えたい」と発言し、退団への意思を語ったものの、これがアトレティコを苛立たせ、クラブは即座に「アルバレスは非売品だ」と反応。バルセロナが最後に提示した1億ユーロのオファーは拒否されています。アトレティコの実質オーナーであるミゲル・アンヘル・ヒル氏は売却に強硬に反対する一方、バルサのラポルタ会長は獲得に執着しており、この構図の中に、アーセナルが「第三の contender(競争者)」として割って入ったようです。
そしてMarcaによれば、アルバレスはアルテタが最優先で欲しがる標的だとされ「アトレティコがバルサには売らない」という頑なな姿勢を逆手に取る作戦があるのだとか。アトレティコの基本方針は「売らない」ですが、もし売るとしても、それは「スペイン国外へ、かつ相当な金額のオファーであれば」という条件付きで交渉に応じる可能性がある模様。そのため、リーガのライバルであるバルサには絶対に売りたくないアトレティコの心理を突けば、プレミアのアーセナルにこそチャンスがある、という読みですね。
主要ターゲットだったモーガン・ロジャース獲得に失敗した以上、彼に使う予定だった資金は残されているでしょうし、本当にアルバレスが獲得できるのであれば、アーセナルが獲得へ動く可能性は高いかと。ヨケレスを交換で実質的なスワップというのもベルタ氏の過去の移籍の成立方法を鑑みればあり得る選択肢のように思えます。ただ、昨夏にすべてをなげうってアーセナルへ加入したヨケレスを1年でスワップに含めるというのはアーセナルサポとして評価が分かれる行為だと思いますし、実際に検討しているのかはどうなんでしょうか。今後の進展が気になるところです。
(引用:Marca)
ヴィエイラの現状│HSVと具体的な金額を交換、決着に近づく
膠着していたファビオ・ヴィエイラの完全移籍問題が、最終局面に入ってきたようです。Skyのプレッテンベルグ記者によれば、アーセナルとハンブルガーSV(HSV)は具体的な金額のやり取りを始めた段階とのこと。決着が近づいています。
「具体的な数字を交換」、本人はHSV残留を強く希望
プレッテンベルグ記者の報道を整理します。HSVとアーセナルは、ヴィエイラの移籍をめぐって直接の接触を続けているとのこと。そして注目すべきは、両クラブの間で「具体的な金額(concrete figures)」がすでに交換されたという点です。これまで「€20m以下では売らないアーセナル」と「€10m超は出せないHSV」という大きな隔たりで長く膠着してきましたが、ついに実際の数字を突き合わせる交渉のテーブルについた、というわけです。
あわせて重要な情報として、HSVが今夏進めているすべての新規補強は、このヴィエイラ獲得とは別枠で行われているとのこと。つまり、後任候補(先日報じられたアデリーヌら)を確保したからといって、ヴィエイラを諦めたわけではない、という明確なメッセージです。そして本人の意思も改めて示されています。ヴィエイラは合意の成立を強く望んでおり、クラブ、街、そして監督を愛していて、完全移籍こそが本人の最優先の選択肢だとのこと。すでにアーセナルのプレシーズン・キャンプには合流しているものの、すべての関係者が解決策を見つけるべく動いている、と伝えられています。
先日はHSVのCFOフーヴァー氏が「毎日、彼のために戦っている」「アーセナルがイエスと言えば喜んで迎える」と公言し、決断のボールがアーセナル側にあることを示していました。今回の「具体的な金額を交換」という続報は、その言葉どおり、HSVが数字を提示し、アーセナルがそれに応じる形で交渉が前進したことを裏付けています。本人がここまで「HSVを愛している、残りたい」と明言し、HSVも本気、あとはアーセナルが求める金額との折り合いだけという状況ですね。
ここまで来ると、あとは着地点の問題だけという気がします。€35Mで獲得した選手だけに、アーセナルとしては簡単に安売りしたくない一方、フリーで失う前に現金化したい事情もある。本人がこれだけ強くHSV残留を望んでいて、しかも新天地で公式戦31試合7ゴール5アシストと結果を出した選手が、心から行きたい場所へ行けるなら、それが一番幸せな移籍ですよね。金額さえ折り合えば、合意は近い可能性がありますね。ヴィエイラの新たな門出に向けて、続報を待ちたいと思います。
(引用:Florian Plettenberg)
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