今回は昨晩行われたCLリーグフェーズ第5節アーセナル対スポルティング・リスボンの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
アーセナル:4-3-3
アーセナルはいつも通りの4−3−3の布陣。
ディフェンスラインは左からカラフィオーリ、ガブリエル、サリバ、ティンバー。
中盤はアンカーにパーティ、その前にライス、ウーデゴール。前線は右にサカ、左にマルティネリ、トップにはハフェルツが起用された。
週末に続いて勝利を収めたいアーセナルはノッティンガム・フォレスト戦でベンチスタートになっていた選手たちがスタートから起用され、現状のフルメンバーを起用。
ハフェルツやマルティネリはフレッシュな状態でプレーできると思うので、勝利につながるプレーを見せてほしいところ。
スポルティング・リスボン:3−4−2−1
対するスポルティング・リスボンは3−4−2−1の布陣。
今シーズンのポルトガルリーグで負け無しの11連勝と好調を続けるスポルティング・リスボン。アーセナルは過去の対戦で苦い思い出があるため、戦い辛い印象ですが、しっかりと結果を残したいところ。
要注意選手はアーセナルもリストアップしていると報じられているヴィクトル・ギョケレス。彼はスポルティングの好調を牽引する存在で、独力の高いだけでなく、チームプレーも得意な選手。彼に翻弄されて他の選手に意表を突かれるようなことは阻止したいところですね。
試合内容
試合の均衡は立ち上がりの7分に破れる。敵陣右サイドでのスローインから、アーセナルが細かくパスを回すと、ウーデゴール、ライスと繋いでティンバーが大外を破る。グラウンダーのアーリークロスをマルティネッリがダイレクトで押し込み、見事な崩しからアーセナルが先手を取った。
その後もアーセナルが試合の主導権を握り、サカとウーデゴールが絡む右サイドを起点にしてチャンスの数を増やしていく。
22分には敵陣中央で顔を上げたトーマス・パーティが背後のスペースめがけて浮き球のスルーパスを供給すると、抜け出したサカはGKフランコ・イスラエルの股下を通してラストパス。最後はカイ・ハフェルツが無人のゴールに流し込み、アーセナルがリードを広げた。
2点ビハインドとなったスポルティングは、自陣から積極的なビルドアップで、クリーンな前進を試みるも、アーセナルの陣形を崩すことはできない。結果として最前線のギェケレシュにも良い形がボールが入らず、決定的なシーンも作り出すことはできない。
それでも、前半終了間際に差し掛かった44分、自陣左サイドから敵陣中央をめがけてドリブルで持ち運んだマクシミリアーノ・アラウホが、右サイドへ渡すと、縦へ破ったジオバニー・クエンダが右足を振り抜く。強烈なシュートは枠を捉えたが、ここはGKダビド・ラヤに阻まれた。
このままアーセナルの2点リードでハーフタイムに突入するかと思われたが、前半アディショナルタイムには得意のセットプレーが炸裂する。左コーナーキックを獲得したアーセナルは、ファーサイドに固まっていた面々がライスのキックに合わせて動き出し、相手の動きを制限。ピンポイントのボールはフリーになったガブリエウ・マガリャンイスの頭にピタリと合い、見事な連携から3点目を記録した。
後半に入るとスポルティングが反撃をスタート。敵陣左サイドで相手のパスをインターセプトした守田が右サイドへ展開し、ペナルティエリア手前でリターンパスを受けてミドルシュートを狙う。守田が中心となった攻撃はGKラヤに防がれたが、このプレーでスポルティングは右コーナーキックを獲得。フランシスコ・トリンコンのボールをゴンサロ・イナシオがボレーで沈め、1点を返す。
素晴らしい後半の入りを見せたスポルティングは、その後10分間ほど流れを引き寄せ、攻撃に転じる時間を増やす。
だが、63分にはアーセナルにとって決定的な出来事が発生。ハヴァーツからの落としを受けてボックス内に侵入したウーデゴーアが、ウスマン・ディオマンデに倒され、アーセナルにPKが与えられた。このPKをサカがゴール右下隅に蹴り込み、アーセナルが再びリードを3点に広げた。
このゴールで勝利を決定づけたアーセナルは、83分には途中出場の2人が絡んで追加点。ペナルティエリア手前で顔上げたミケル・メリーノが左足で強烈なミドルシュートを放つと、GKイスラエルが弾き出したセカンドボールをトロサールが押し込んだ。
試合はこのままタイムアップ。アーセナルはアウェイの環境下で、後半頭には難しい展開を強いられながら、終わってみれば5ゴールを奪って大勝を記録した。
簡単なスタッツ等↓
アウェイの地で大量得点!
さてさて、今日は5得点快勝と気持ちの良い目覚めですね!
アーセナルはインターナショナルブレイク前まで”今シーズンは創造性がない”と得点力を問題視されていたのですが、シーズン再開後2試合で8得点。再び強力なアーセナルが帰ってきました!
まあこの結果から鑑みると全てはウーデゴール不在の影響だったことが明白になりましたが、、、ひとまずはキャプテンの復帰後のパフォーマンスが最高だということをお伝えしておきたいですね。笑
どうやらアーセナルはこの試合に望むまで約1年間CLのアウェイマッチで得点できていなかったようで、そういった観点からも非常にポジティブな結果になったかと。
また、対戦相手のスポルティング・リスボンはポルトガルリーグのチームだとはいえ、今シーズンここまで公式戦でほぼ負けていない(負けたのはポルトガルのスーパーカップのみ)チームで、ここまでの結果を残せたことは今後の自信にも繋がりそうですね。
彼らはマンチェスターCを粉砕したことも話題になっていたチームだったので、そんなチームに対してここまでの力の差を見せつけられたことが素晴らしかったです。
ここまでのシーズンは無難に過ごしてきていたものの、満足する試合は少なかったかと思うので、ノッティンガム・フォレスト戦に引き続いて気持ちの良い勝利が続きました!この調子で週末のウエストハム、来週のマンチェスターU戦も勝利を収めてほしいところです!
右サイドのコンビネーション
ノッティンガム・フォレスト戦でも感じていたのですが、ウーデゴールが復帰してからの右サイドのコンビネーション素晴らしくないですか?
サカ、ウーデゴールの個人技はもちろんのこと、ティンバーの右SBも彼らの能力を引き出す好影響を与えていて、ティンバー自身も快適にプレーしているように感じます。
また、右サイドでしっかり溜めを作ってチャンスクリエイトまで持っていけることで、左サイドの選手にスペースが生まれ、今日のようにマルティネリが得点するというのは理想の得点だと思いますし、逆に左サイドをケアするとシンプルにサカ、ウーデゴールがゴールに襲いかかってくるという。
さらに、アンカーにパーティが居ることで、コンビネーションで相手のプレス回避も可能にしていて、チームとして洗練されている印象を受けました。ここ最近のパーティの安定感は素晴らしく、右サイドのコンビネーションに好影響を与えているし、彼自身も恩恵を受けているはず。素晴らしいチームですね!
ヴィクトル・ギョケレスあり?なし?
今日の試合で注目ポイントだったのがヴィクトル・ギョケレスの存在。
正直なところ、今日の試合に関しては彼の持ち味を全て発揮できたとは言い難く、サリバとガブリエルに完全に抑え込まれていた印象。
ただ、ポストプレーや試合終盤での独力の打開など、光るものは感じさせていますし、個人的にはかなり良い選手なのではないかと思いましたね。今日は彼がダメだったのではなく、サリバとガブリエルが良すぎたというのが正解かと。
なんというか、サリバとガブリエルは本当に素晴らしいですね←語彙力
彼らのようなCBがアーセナルに居てくれることをとても嬉しく感じた試合でもありましたよ。ちなみにガブリエルの今シーズンの得点数がソン・フンミンに並んだとか。
今日はこんなところで!
やっぱりシーズンは長いのでケチャドバな瞬間も訪れてくれますね!心地の良い朝を迎えることができて最高です!
それでは
COYG!!!
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